日本にやってきた異世界からの来賓。彼らをめぐり日本と外国との
静かなる戦闘が始まりました。
Aパート>>
主人公(伊丹)の元嫁の家。漫画家である元嫁の家に一行全員が
宿泊することに。
その部屋で日本の文化の一旦である、薄い本を発見してしまう姫。
翌日は、少人数に分かれて買い物・図書館・秋葉原にそれぞれ繰り出す。
秋葉原に行った主人公には防衛大臣である嘉納との密会の意図があった。
その日、集合した一行は嘉納の指示で箱根の旅館に向かう。
旅館ではすでに、謎の組織と一行を警護する自衛隊が交戦状態になっている。
Bパート>>
旅館にて温泉を初体験する異世界の一行。女子トークが全快で盛り上がる
女風呂とは反対に男2人で葬式ムードの男風呂。
その間も謎の組織との交戦は続いているが、準備万端な迎撃戦のため自衛隊が
圧倒的に有利に進めている。
男二人が風呂上りに自室でくつろいでいると、栗林とロゥリィがほろ酔いで
呼び出しにくる。
その頃、自衛隊が戦っていた相手が合衆国の工作員であることが判明した。
同時刻、合衆国のトップから日本の首相に連絡があり
「日本の閣僚の汚職を手に入れた。友情としてマスコミにバレる前に抑えておいた」
「そういえば、日本に異世界の来賓がいるそうだね。わが国に招きたいがガードが
硬くてね。友情としてなんとかならんかね」と
一般的に言う恫喝である。
政権を投げ出すわけには行かない日本の首相は、自衛隊の護衛をやめる苦渋の決断をする。
場面は変わって、主人公は女性部屋で目を覚ます。
月夜に映るロゥリィに、近くで戦闘があるため眠れない。私も参加させるか、主人公に
(性的な意味で?)どうにかしろと言い寄ってくる。
次回へ続く
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姫が腐女子に…。そして明らかになる主人公の背後関係。まぁこれだけの任務を任されて
いるわけですから、それなりの身分とそれなり人脈はありそうでしたが大臣直属とな!
Aパート>>
伊丹が結婚した理由と分かれた理由は、まあ人物に厚みを出す効果はありましたが
大臣の件もそうですが、設定後付(もしくは後語り)が多くないですか(笑)
その都度、栗林がいいリアクションをしてお笑いとして成立しているので嫌いでは
ありませんが。
そしてゲイ術もとい、うすい本ネタに姫が投入されました。姫、そっちのルートに行きますか
しかもお供の(黄バラ様)までご一緒に…これは今後が楽しみですね。
Aパートの最大の情報解禁が主人公(伊丹)は防衛大臣の直属だったという事実。
しかも防衛大臣もオタク気質とは、この世界の日本は大丈夫なのか!もしや首相も…。
ロゥリィの脱衣所を覗く…監視する自衛隊隊員。当然察知されますよね。
生きてて良かったですね(笑)
Bパート>>
いわゆる温泉パートですが、温泉は日常を演出するためのオマケでしかなく、本質は
水面下での日本と合衆国のやり取りにあったと思います。
戦地は、完全に敵陣営を把握している自衛隊の一人勝ち状態で、司令室からオペレータが
冷静に的確な指示を出して、戦場を掌握しているしている様子は見ごたえがありました。
相手は合衆国とわかると嫌な予感しかしませんでしたが、的中でした。
友情と言う名前の恐ろしい猛毒を投げてきましたね。
こういう政治的な泥臭い駆け引きですが、表現がとても難しかったと思います。
何か色々大人の事情がありそうな話題なのに、程度よく「リアリティ」と「創作」の間でバランスを
取った表現をできたのは凄いと思います。
Bパートですが珍しく次回の「引き」に費やされることなく、物語も進展しつつ次回も気になる
いい構成だったと思います!
総括>>
要人を守る日本と、奪取したい合衆国の戦いは見ごたえがありました。
武器とは物質だけにあらず情報も駆使する近代戦の複雑さを感じました。
次回の予想ですが、まぁロゥリィですよね。
我慢できない→殺っておしまい!
そうなるのか!早く次回が見てみたいです。楽しみ。
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