2015年8月26日水曜日

(再)SHIROBAKO #14「仁義なきオーディション会議!」

※(再)表記について
 この表記があるレビューは、以前に移転前の「これそれ」で一度レビューしたものです。
 移転前サイトのレビューが回復不能のようなので、改めて書き起こしたものになります。

 SHIROBAKOは、架空のアニメーション製作会社「武蔵野アニメーション」を舞台にした
 お仕事系アニメです。(製作はP.A.WORKS)
 
 
 前回で声優に対して、オファーされていたオーディション回 


Aパート>>

 オーディションにて、色々な声優が同じ役を演じている。
 何回も聞いていると「耳がウニウニしてくる」と嘆く木下監督。

 場面は変わって、喫茶店で美術の「渥美」と再度打ち合わせ。
 オファーを受けるといい返事をもらう。

 事務所に戻った宮森の前に、新しく製作として業界歴5年の平岡が
 現れる。(このときに、業界歴のわりに経歴社数が異様に多いのが地雷臭…)

 ここから、会議室に場面が変わり仁義なきオーディション会議が始まる。
 (タイトル回収)

 紛糾する会議に音響監督が、「政治的なキャスティング臭がする。」と事態収拾した。



Bパート>>

 主人公の声優が決まったものの、他のレギュラー陣について紛糾しまくる
 白熱するオーディション会議。

 時間はAM2:30。全員脱力の中やっと会議は終わる。

 翌朝、ストーリーに関して打ち合わせ。

 その際に、設定製作が不足していると言う認識から、前回の調べぶりが
 評価されて、今井が正式に設定製作として武蔵野アニメーションに参加する。

 ストーリーも固まってくると、自社だけではスケジュール的に裁ききれないことが
 判明し、平岡の進めるスタジオ「タイタニック」に外注することとなる。
 (↑名前からしてやばいが、その通りだった)


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 タイトル道り、仁義なき声優オーディション会議

 普通声優のお仕事アニメを作ろうとすると、アフレコの現場やオーディションの様子などが
 かかれそうなものですが、そこはSHIROBAKO。
 
 オーディションの結果を決める会議に着目した回でした。


Aパート>>

 主役を決める会議。

 色々な立場の人が、それぞれの利害関係をぶつけ合う。まさに仁義なき。

 こういう場面を見ると、声優に限らず俳優でも「演技」が全てではないのだと
 感じます。

 やはり、演技が注目されるのは当然ですが、それ+アルファがある人が
 生き残って行くんだなぁと。

 さすがにアニメではそこまでシビアな現実は描かず、多数決となりましたが。


Bパート>>

 引き続き会議。

 ですが、子安・・・いや、枕田のトンデモ発言がすべてかっさらって行った印象。

 この声優さん(子安さん)は、こういう役をやらせると本当にうまいです。
 リアルよりリアルにいそうな、脇役でした>枕田

 そして出ましたタイタニック。名前からして放映当時も「いやな予感しかしない」と
 言われていましたが、結構登場は早かったんですね。

 時間をかけて沈没したのでしょうか(笑)


総括>>

 前回のロケーションをハイテンポで変えて行く構成から一転して、1つの場面を
 じっくりとにみせる形に。

 作り手から、ここはちゃんと見て欲しいとメッセージが強く感じられます。
 
 現実では、もっと強く利害関係がからんでいると思うので、会議を纏めるのが
 本当に大変そうです。 


 あと10話、合間を見つけてレビューできればと思いますので、よかったら読んで下さいm(_ _)m
 動画は↓で見ることが出来ます。
 http://ch.nicovideo.jp/shirobako-anime 

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