<あらすじ>
謎の創失という現象に巻き込まれてしまう主人公。Ver6の異世界人が残した異物を使うと事象の原因となる世界への扉が開かれた。
<レビュー>
まずはシナリオですが、3つのサブシナリオと1つのメインシナリオで構成されています。
まずはサブシナリオから
①アマラークのお話
・メレアーデとジーガンフがこのサブシナリオでは仲間になります。人間を食らう魔物がランダムポップする上に通常攻撃無効とかいう無理ゲーを強いられている国です。
ちょっと悪そうな汚いNPCは町を守る良い人でしたが、良くも悪くもドラクエらしいファンタジーでは定番のシナリオでした。
第二期初心者大使の磯部恵子がCVとして登場しますが、違和感もなく良いシナリオでした。
②メネトのお話
・ヒューザとアスバルが仲間になってくるサブシナリオです。Ver7の発表時にもすべての住人が眠り続ける村として紹介されていました。
凄く力が入っているシナリオで少しだけ謎解きがあったりしますが、そこまで難しくもなく良いスパイスになっていました。
村人が眠っているのでどうやってシナリオを進めるのかと思っていましたが、なんと寝言で会話をするという設定でした。
このバカバカしい設定を大真面目に作りこんでいる部分が如何にもドラクエらしいそんな印象のシナリオでした。
③ムニエカのお話
・やたらと気持ちの悪い人間男「エドアルド」としゃべりかたも特徴的なドロアテ(泥人形)が登場します。
こちらも町民全員が人形という独特な設定の町です。DQ9のベクセリアっぽい街並みも相まってとても妄想が広がるシナリオでした。
マップも小さめでシナリオもテンポよく進むので個人的には印象の良いシナリオです。
偽のナブレットとエステラとの戦闘シーンは味方キャラ同士の戦いになりますので、高揚感があってよいですね。この手のバトルをやってしまうと「敵の時には強かったのに味方になったら弱小かよ!」みたいな不満なでてしまうのですが、このシナリオでは、形を似せた人形という設定なのでそういった事後の不満対策まで盛り込まれていて、よくできていると思います。
長くなりましたので、メインシナリオのレビューは後日掲載しようと思います。
DQX Ver7ですが全体的に良いシナリオが多く冒険していて楽しい世界ですのでお勧めです!