DQX5.5前期のメインシナリオについてレビューを掲載します。
ネタバレを含むので、シナリオ未プレイの方はお気を付けください。
(見たくない人は次回の記事にご期待ください)
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ここからネタバレあり。
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前半がVer5.4から続く魔界の物語。後半は兄妹の過去を語る物語になっています。
全体的に移動が少なく、新マップも少なめですが、ムービーが多く挿し込まれているので非常に楽しめる作りになっています。
お使いクエストもなく、遠方まで歩かされることもなく、良くわからないパズルを強制されることもなく、シナリオに集中できる素晴らしい出来でした。
ムービーと移動、戦闘の時間配分もちょうど良いです。ボスは強めですが、ユシュカが同行してくれるのでそこまで苦戦しませんでした。
今回のボスは魔法系が多い気がするので、マジバリやマホステ、マホカンタがある職を入れていくと楽に進むかも知れません。
さて、シナリオですが
前半は巫女ヒメアがついに役目を終えたシーンが印象的でした。物語の中核に入っているキャラクターだけに思い入れがあり、恋人と共に天に召される場面では思わず涙腺が緩みました。
そして後半は兄妹の記憶をたどるわけですが、今までのストーリーで兄妹が行ってきた多くの謎行動や謎発言の回収が行われており、「なるほどなぁ」と思う一方で、何でもかんでも兄弟の手柄にしてしまう回想シーンは取って付けた感が強く、その設定は「後付けでしょ」とツッコミどころが少なからずありました。
そういったツッコミも含めて、楽しいと感じたので「後付け設定」自体には悪い印象はありません。
ちょっと面白かったのが、ラスボス戦、闇の根源の呪縛と兄妹二人だけで戦い、勝利したシーンで闇の根源の呪縛が倒されながら「私の契約がー消滅ーしたー!」と物凄く説明チックな断末魔を上げ、さらに念を押すように兄妹が「私の契約は、これで終わった」みたいなことを言うんです。
このシナリオにおいて、兄弟が闇の根源との契約から解放されることは、とても大切な情報なのでプレーヤーに「これでもか!」と説明してきたようです。
なんとなくシナリオライターの顔が見え隠れして、クスッと笑ってしまいました。(いい意味で)
(笑ってしまいましたが、大切な情報は伝わらないことが一番よくないことで、多少大げさでも伝えようとする努力は良い努力だと思います)
ユシュカが闇の根源に捕らえられ、決戦を残してVer5.5前期は終了となりました。後期が今から楽しみですね!
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【おまけ】
クリア後、ユシュカが「何かあったときの為に…」と主人公に経験値とお金を残すのですが…経験値はともかく、お金8万ゴールドって(笑)
日替わり討伐2回分のゴールドで何が出来ると思ったのか、ユシュカに聞いてみたい管理人でした。