2017年1月31日火曜日

火曜は本(ほん)の日 ~2話 怠惰な運転手 後編~

こんばんは!管理人の緑茶です。当サイトでは火曜は本の日ということで
6回に分けて全3本の短編小説を掲載します。

 
本日は第4回目ということで、2話目の後編になります。
1話目とはまったく独立した別のお話なので、この話からでも是非!


では、よろしければご贔屓によろしくお願いします。



※前編を読んでいない方向けに↓に全編バージョンも用意しました。

 ~怠惰な運転手~ (たいだなうんてんしゅ)(前編・後編一気読み)
 

後編のみはこちらからー↓

  
 
~怠惰な運転手~ (たいだなうんてんしゅ) 後編



「おいおい、あなたは客を待たせてメシなんぞ食っていたのかい?」
 
 
 
運転手は一瞬「しまった」という表情を致しますが、直ぐに強気に戻りまして
 

「お客さん、ちょっとタバコいいですか。メシを食ったら眠くなってきちまって」
 
 

「タバコ?私も吸うから構わないけれど、今時禁煙車じゃないなんて珍しいねぇ」
 
 

「いえ。禁煙車ですぁ」
 

そういうと、運転手は路肩で車を降りまして、プーカプカといっぷくし始めました。
タクシーのメーターは、その間もドンドン増えて参ります。
 
 

やっと走り出したと持ったら、トロトロトロトロ運転をして信号があろうものなら
赤になるまで待つ始末。
 

男は痺れを切らしまして
 

「ちょいと、あんたは真面目に仕事をする気があるのかい!」
 
 

と身を乗り出しますと、運転手はふて腐れたような顔をして
 
 

「嫌なら他の車に乗り換えて下さいな。この早朝にこのあたりで回している車なんて
 ないと思いますがねぇ。」
 

と信じられない言葉を口にしたかと思えば、突然グィっとハンドルを切ったので
ございます。
 

「ちょっと。どこへ行くんだい?」
 

客が驚いて、問いかけますと
 
 

「ああ便所でさぁ。私だって人間ですから、寒空の下でタバコをすえば冷えますよ」
 
 

小さな公園に立ち寄ると、客を車に乗せたまま公衆トイレに行ってしまいます。
もちろんメーターは信じられない金額でドンドン増えて参ります。
 

やがて男が便所から帰ってくると、今度はスマートフォンを取り出して何やらメール
のようなものを読み始めました。
 
 
 
 

すでに空は薄っすら明るくなり、新聞配達のバイクの音がジーコ・ジーコと響いて
おります。
 
 
 

こりゃぁハズレを引いてしまったと男が大きく肩を落としておりますと。
 

突然、運転手が上機嫌になりまして。
 

「お客さん!ツレが産気付いたと連絡がありましたよ!」
 

どうやら運転手の嫁の出産が始まった模様です。客はそれを聞くと、この不愉快な
タクシーから降りる良い口実だと思いまして
 

「それなら、すぐに行ってあげないといけないね。そこの大道りまで乗せて貰えれ
 ば、あとは裏道を歩いて行くから、そこで停めておくれ」
 

と3つほど先の角を指差しました。しかし運転手は
 
 

「いえいえ、中央病院に行くのでしょう。それならついでだ、乗っていきな!」
 

「ついで?あんたの奥さんは中央病院に入院しているのかい?」
 
 
「へぇ。奇遇ですねぇ。どちらが先に生まれるのか楽しみですねぇ!」
 
 

客はハッとして、助手席の前にある運転手の名札に目を向けます。そして小声で

「なるほどねぇ。これは、なるほどだねぇ」

と何やら納得した様子。
 
 

急に客が一人で納得しているのを見た運転手は、また威圧的な態度に戻りまして

「なんでぇお客さん!私なんかと同じ病院じゃ不満とでも言うのかい!」

と食ってかかります。
 
 
 
 
 

「違うよ。」

 
 
 
 
客は先ほどまでの、呆れた表情ではなく薄っすら笑みを浮かべながらこう言います。

 
 
 
「あんたに一ついいことを教えてあげよう。」

 
 
 
「小言かい?本当に無粋な客だねぇ!」

 
 
 
「いいから聞きな、今日、この時間、中央病院で生まれる予定の子供はね・・・」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 客はバックミラーごしに写る運転手の目をじっと見つめながら
 

「田中さん、あなたの子供一人だよ」
 

 そういうと、客はバックから何かを取り出して運転手に見せました。

 
「そ、それは、医師免許!」

「そうだとも、私はね、あなたの子供を取り上げるために病院から呼び出されたのさ」
 
 

運転手が金魚のように口をパクパクさせておりますと、客は悪魔のような顔つきで

「そうだねぇ。私も人間だから、お産の前にメシも食わないといけないねぇ」
 
 
 
 

「それから、服がお産をするわけではないのだから、白衣は要らないねぇ」
 
 
 

「ああ、そうだ。私も人間だからお産の最中にタバコぐらいは吸うかもねぇ」
 
 
 
 

「おっと。そいや、あなた。へその緒は自分で切れると言っていたねぇ。それなら
 自分でやってもらおうか」
 
 
 
 

「私が切ってもいいんだけれど、私も人間ですから筋の一つや二つ間違えて赤子の
 大切な部分をチョキーンとしてしまうかも知れないからねぇ」 

と、指を運転手の股間に向けました。

運転手はイチモツが「キューッ」っと小さくなりまして、病院に着くなり土下座を
することになったのでございます。
 

この後、無事に生まれた可愛い「女の子」の股間を見た運転手が卒倒したとか、しない
とか後日談がございますが、それはまた別のお話。
 

2017年1月29日日曜日

かるい日記的なモノ ~部屋と音楽と眠り~

こんばんわ!
 
 管理人の緑茶です!
 
 
 さて、本日の日記記事のテーマは「音楽」です。
 


 その中でも、睡眠時に音楽を活用しましょうというお話です。 
 
 
 といっても難しい研究のようなお話ではなく、くだけた軽いお話です。
 
 
 
 
 さて、寝るときに「寝つきが悪い」ことはありませんか?
 
 なにか、翌日にイベントがあったりすると興奮して寝れない・・・そういう
 経験なら誰しも一度はあると思います。
 
 
 そこで、私が実践しているのが「パブロフの犬、睡眠法(緑茶命名)」です。
 
 
 寝るときに下記のポイントを抑えた曲を、毎日聴きながら寝ます。
 そうすると、その曲を聞くと「反射的に寝むくなる」という自己暗示をかけると
 いう方法です。
 
  
 
 曲を選ぶポイントは
 
 1)テンポが心音(心臓の音)に近い 
 
 2)抑揚が少なく単調な曲 

 3)日中でも聞いてしまうような曲ではなく、クラシックなどの特別な曲
 
 4)歌詞はないほうが良い。あっても日本語でないほうが良い
 
 5)音階があまり高すぎない曲
  
 

 理由ですが
 
 
 1~5ともに脳に刺激を与えないことを意識しています。
 
 眠っていても抑揚や高音、歌詞などは情報として脳に入ってくるのでこれらの
 刺激は多すぎると眠った後の「眠りの質」を悪化させてしまいます。 
  
 

 
 曲が決まったら次は聞き方です。
 
 
 イヤホン・ヘッドホンはダメです。理由は簡単です。危険です。
 
 
 コードが首に巻きついたり「火事」や「地震」といった災害時に気がつかない
 可能性もあります。
 
 
 
 スピーカーで出来るだけ音を小さくして聞きましょう。耳を澄ませば聞こえる
 程度で十分です。
 
 
 
 基本的に同じ曲のループでかまいませんが、1時間くらいで切れるようにタイマー
 をセットしておきましょう。
 
 
 
 オススメはスマホと無線(bluetooth)スピーカーの組み合わせです。
 
 
 これなら枕元においても邪魔になりませんし、無線なのでコードが邪魔に
 なりません。
 
 
 
 1年くらい習慣にして寝ていれば、寝付けない夜に役に立つかも知れません!
 私も実践中ですが、試してみては如何でしょうか~。
 
 
 

2017年1月27日金曜日

亜人ちゃんは語りたい 第3話「サキュバスさんはいい大人」

文化も文明も現実の日本にとてもよく似た異世界のお話です。

現実との違いは「亜人」とよばれる「人」以外の「人類」が存在し、
彼らは端的に言えば「吸血鬼」や「雪女」である。

しかしこの世界では日常に溶け込み「ちょっととがった個性的な人」程度の
認識で普通に暮らしており、その日常を描いた作品です。
 
 
アニメ公式ページは↓
 
 http://demichan.com/
 
 
ネット配信は↓
 
 Amazonプライム・ビデオにて毎週土曜深夜より独占配信(予定)
 
 
--- 4行で読む この回のあらすじ --- ※3話目
 
 
 ・佐藤 早紀絵は亜人である。サキュバスという異性を誘惑してしまう亜人
  であり、成人した大人であり、数学の教師である。
 
 
 ・亜人の特性は様々である。バンパイアのように定期的に血を摂取すれば
  「多少日光に弱い」程度の特性ですむ。しかしサキュバスの催淫効果は
  自制することはできても「無効にはできない」
  
  
 ・見ただけで、触れただけで異性を誘惑してしまう特性は佐藤教諭を恋愛
  から遠ざけていた。
 
 
 ・ある日、寝不足による不注意で転倒しそうになった佐藤教諭を、高橋教諭が
  触れて助ける。しかし「サキュバスの特性」を予め知っていた高橋は催淫を
  受けながらも平然と振舞う。このことが切欠で佐藤教諭は高橋教諭に恋心を
  抱くようになる。
 
 
   
--- レビュー ---
 
 
 亜人ちゃんは語りたい3話目になります。
 
 
 
 今回の語り手は「サキュバス」の佐藤 早紀絵先生でした。

 
 1話・2話までは語り手の亜人が生徒でしたので、高橋先生がいわゆる
 「聞き役」になって、物語進行する展開でした。
 
 
  
 今回は成人した亜人が語り手ということで、ペラペラと高橋先生にプライベート
 を話すようなことはせず、独り言をベースに物語が語られていきました。
 
  
 強力な特性「催淫」が常に発動している状態なので、なるべく周囲を誘惑
 してしまわないように、地味な服装を好み、ド田舎に住み、始発・終電という
 すいている電車に乗るようにしているようです。
 
 
 今まで「地味キャラ」に徹していた早紀絵先生ですが、実は結構人間味の
 あるキャラクターで、勤めて「地味」にしているだけで根は明るく楽しい
 性格が描写されていました。
 
   
 シーンとしては、早紀絵先生が転んで高橋先生が手を貸すシーンが面白いシーン
 でした。
 
 サキュバスなので、触れたら特性が発揮されてしまうのです。
 
 しかし高橋先生は平静を装ってその場を離れます。そのときのキャラの芝居が
 管理人的にとてもハマりました。
 
 
 どのような芝居かというと「白衣のポケットに手を突っ込んで誤魔化す」
 からの「気がつかないかも知れない程度の微妙な前かがみで立ち去る」といった
 芝居でキャラの心の声で動揺を表現せず、次のシーンに切り替わるまでは
 芝居だけでキャラの心情を表現しようとする演出的な拘りがグッと来ました。
 
 
 見逃した方、もう一度このシーンをじっくり見ると作り手の拘りがあって
 面白いと思います。
 
 
 
 
 
 
  
--- 総括 ---
 
  
 冬アニメレビュー、レギュラーアニメ「亜人ちゃんは語りたい」の3話です。
 
 
 現行最新が3話なので、これでリアルタイムに追いつきました。
 ここからは週1ペースで掲載していこうと思います。
 
 
 
 さて今回ですが、相変わらず丁寧な作画&シナリオでした。
 
 
 サキュバスの先生も、バンパイアの生徒も表情がとても豊かに描かれていて
 会話のシーンなど動きが少ないカットでは、体全体を動かして感情を表現したり
 と「ヌルヌル動かさなくても、満足度の高いアニメは作れる」と再認識できる
 いい作品です。
 
 次回は雪女の亜人ちゃん(デミちゃん)の話のようですが、タイトルが
 「まもりたい」となっていました。
 
 コレまでと少し趣の変わったエピソードなのでしょうか。楽しみです!

 
  

2017年1月26日木曜日

ニコ生・ドラゴンクエストX初心者大使企画 ミニレビューという名前の感想集 その30

こんばんわ!
 
 

 管理人の緑茶です。
  
 気温の上下が激しく体調管理に気を使う時期になりました。
 
 しかも乾燥が続くので保湿が大切ですね!
 

 
 本日はDQXのニコ生配信2つのレビューというか感想です。


 
 例のごとく激しく私見を含みます。また基本的に敬称略とさせて頂きます。
 

 では、さっそく!
 
  
 

・初心者大使関連(2期、4期)
 
 
 【DQX】第2期初心者大使インコさんの生放送
    【インコ&ゆうじ もっとも真災厄の王フォーエバー】
 
 
  以前、期を越えた集合配信で「真災厄の王を倒そう」企画がありました。


  
  しかし、ゆうじは参加できず、インコさんは集合したもののログインが
  できず大使の中で「真災厄を倒していない残留組」になっていました。
 
  
  この配信では、今となってはプレーヤーも相当強くなっているので
 
  「いっそ二人だけで(サポート仲間もなしで)真災厄を倒しましょうか」
  
  という企画です。
 
 
  無理だろうなぁ・・・正直な最初の感想です(笑)
  
  
  
  さて、インコさん恒例のあらましも手短に、さっそく災厄の王を倒しに
  向かうのですが、そういえば旧災厄から倒さないといけないんですね。
 
  
  新災厄は「サポ抜き・2人だけ」でいくので、テンポを重視してこちらは
  仲間モンスター2匹を入れて旧災厄に挑みます。
  
  ドラキーがザオを持っているのですが、それでも結構苦戦していました。
 
  構成が、インコさん(スパ)とゆうじ(占い)なので回復職がいないので
  死ぬとドラキーのザオかゆうじの「審判」のカード、もしくは世界樹の葉
  しかありません。
 
  そのため、一旦崩れると建て直しに時間がかかり、立て直している最中に
  また味方が死んでしまうという連鎖になっていました。
  
    
  真災厄よりも弱い旧災厄で「苦戦」だったのです。
  
  しかも真災厄ではザオもちだったドラキーもいなくなりました。
 
 
  「絶望」
    
 
  そんな言葉がよぎる戦いになりましたが、ふたを開けてみたら2人でも
  何とかなる・・・というか、この構成だからこそ二人でもいけるみたいな
 
  意外な展開になりました。
  
  
  インコさんがスパスタのボディーガードでダメージを引き受けて、後ろから
  占いゆうじが攻撃するという戦法ですが、通常この手の戦い方はターゲット
  された人が変わるタイミングで、壁が外れてしまったりするのです。
 
  しかしそもそも二人しかいないので、壁役のインコさんがターゲットなら
  ボディーガードで無効化。攻撃役のゆうじがターゲットならインコさんを
  壁にすればいいと、とてもシンプル。
  
  変な不安定要素がないので、火力不足のため時間はかかりますが、なんと
  真災厄二人討伐達成となりました。
  
  中々手に汗握る熱い戦いでした。
   
 
   
  最新ボスで緊迫感のあるゲーム実況も良いですが、古いボスでも戦い方次第で
  面白い配信になるのだと改めて感じました。
  
 
      
・初心者大使関連(初代)
  
 
  ドラゴンクエストX初代初心者大使 初美メアリの生放送【ぷち復活】
  
  
  唯一の「配信継続中の初代初心者大使」、メアリさんの配信です。 
  
 
   
  普段ラジオ的な配信が多いインコさんが珍しくバトル系の配信をしていた
  ので、メアリさんのラジオ風配信はありがたい配信でした。
 
  ゲーム的には「旬のまぐろ釣り」や「竜王討伐」など軽めのコンテンツで
  トークメインの配信になりました。
 
   
   
  内容もドラクエ話から日常、結婚観など非常に豊富でドラクエをプレーしな
  がら見るには最高のでした。
  
  しかも今回は、視聴者のコメントから膨らむネタをうまいこと拾って話を
  広げていたので、ニコ生のシステムが「いい方向に」噛み合った配信で
  あったと思います。
  
  
  ガッツリ腰を据えてみなくても楽しめるので、未視聴の方は日課や週課の
  お供にTSで視聴をしてみては如何でしょうか!
 
  
 
 
  途中のトークで「面白い話をしている途中に落ちを忘れてしまう」という
  あるあるネタを話していました。
 
  

  この話題は非常に共感できました(汗)
 
  
  なにか面白い光景があると「事象そのもの」ではなく「面白かった」という
  体験だけが強く残ってしまって後から活かせないという。
 
  
  私も何度も経験して、今では手帳にメモするようになりました。たまに手帳を
  見返すと、完全に忘れていたわり「結構面白いエピソード」が書いてあったり
  して良い資料になります。

 
   
  こういうラジオ的な配信は、時間を縛られないのでとてもありがたいです。
  また配信してくれるのを楽しみにしていようと思います!
  

  (なんて書いていたら坂口さんの配信が始まりました。ラッキー(^^))

  
-------------
 
 今回のレビューは以上です。
 
 明日も更新しますので、よろしければ是非お願いします!
 


 
 

2017年1月24日火曜日

火曜は本(ほん)の日 ~2話 『怠惰な運転手』 前編~

こんばんは!管理人の緑茶です。

当サイトでは火曜は本の日ということで6回に分けて
全3本の短編小説を掲載します。

 
本日は第3回目ということで、2話目の前編になります。

1話目とはまったく独立した別のお話なので、この話からでも是非!



では、よろしければご贔屓によろしくお願いします。

  
 
~怠惰な運転手~ (たいだなうんてんしゅ) 前編
 
 
 
真冬の朝方、タクシーを呼んだ客が日も上がらない暗闇の中、歩道で震えて
おりました。
 
 
 
芯からキーンと冷えるような寒い朝で、自然と目線は道路のずーっと先を
見つめておりました。
 
 

客は寒さで耳を真っ赤にして、今か今かとタクシーを待っておりますと
 
 
 

随分たった頃に、一台のタクシーがやって参りました。
 
 

「おいおい遅かったじゃないか。直ぐそばにいるって言うから、外で待って
 いたのにこんなに待つなら家の中に居れば良かったよ」
 
 

そんな愚痴をこぼしますと、運転手は不機嫌そうな面持ちで
 
 
 
「はぁ。直ぐそばにいるとは言いましたが、すぐに行くとは言ってませんよ。」
 
 
 
随分と失礼な運転手のようで、客のほうは相手にするのも面倒に思いまして
 
 
 
 
「屁理屈だねぇ。まぁいい。中央病院まで行っておくれ。」
 
 
 

すぐに話題を切り替えて、淡々と行き先を伝えますと、運転手は急には愛想が
良くなりまして
 
 
 
 
「この時間に病院へ行くなんて、もしかしてオメデタかい?」
 
などと話しかけて参りました。
 
 

「おや。するどいね。」
 
 

「へへぇ。実は私のツレもオメデタでして、明日・・・いや今日にでも生まれて
 いい頃合なんですわ。」
 
 

「ほう。それはメデタイねぇ。だったら病院にいてやらなくていいのかい?」
 
 
「それが、看護師が頑固な女でして、産気付いたら連絡すると帰れ帰れの
 一点張り。しまいにゃ、背中を押されて追い出されちまいました。」
 
 
 
運転手は、元々医者に良い印象がない様子で、聞いてもいないのにベラベラと
持論を語りだしました。
 
 

 
「大体、医者だの看護師だのあいつらは客より自分の方が偉いと思ってやがる。
 先生だ恩人だと煽(おだ)てられて調子にのってやがるんでさぁ」
 
 
「そうかねぇ。仕事とはいえ面倒を見てくれるんだから感謝するんじゃないの
 かい?」
 
 

客が少々たしなめますと
 
 

 
「面倒?それは違いますわ。あいつらは金の亡者ですわ。」
 
と息を荒げます。
 
 

「例えば、歯医者に行ったことはございますかい?あいつらは虫歯1本治すの
 に何度も何度も通わせやがって。
 やぁと終わったと思ったらケアが足りないとか歯石が何とかと文句を付けて
 ケツの毛までむしろうとしやがる」
 
 
 
「それは、あんたの口が汚いんだよ。でも医者っていうのは普通、内科医を指す
 だろう」
 
 

「内科ねぇ、内科の医者なんてものは、少々体が火照るといやぁ。やれ発熱だ
 解熱だと騒ぎ立て訳のわからないクスリを売りつけやがる」
 
 

「なら外科ならいいのかい?」
 
 
 

「外科?外科なんてトンでもねえ。ツバでも付けとけば治るものを、消毒だ
 感染症だと傷口をなんどもチョコチョコ触りやがって痛いだけじゃないか」
 
 
 

「屁理屈だねぇ。そうだ、子供を生むのに産婦人科は必要だろう」
 
 

「駄目駄目。あんなものは医者ですらねぇ。大体人間なんてものは大昔から
 勝手にオギャーと生まれてきてるんで。それを無駄に神々しくとりあえげて
 医者はただ「へその緒」を切ってるだけじゃねえか。私にだってできますぁ」
 
 

この運転手の偏見だらけの力説に、男がため息をついて外を眺めますと
 
運転手が道を間違えたことに気がつきます。
 
 

「おいおい。今の角は曲がらなくていいのかい?」
 
 
「細かい客だなぁ。私も人間ですから筋の1本や2本間違えることもありますよ」
 
 

とまた不機嫌そうな面持ちに戻ります。これには客もカチンときまして
 
 

「あなたも人の親になるようなら、ちっとはシャンとした方がいいと思うがねぇ」
 
 

ついつい嫌味の一つも言いますと、運転手はますます不機嫌になりまして

「お客さん、言ってくれるじゃないですかい。私のどこがシャンとしてないと
 言うんだい?」
 
と少々威圧的に問い詰めて参りました。
 
 

「それなら言わせて貰おうか。そもそも寒空で客を待たせるんじゃないよ。」
 

「それはお客さん、あなたが勝手に待ったのでしょう」
 

「近くにいるって言うから、待ってたんだろう。それにねぇ。その制服。
 しわだらけのカスまみれでとても客商売とは思えないよ」
 
 
 

客が運転手の胸元を指差しますと
 
 

「制服ねぇ。たしかにツレがいないもんで少しばかり汚れてはいますがね。
 別に服が運転するわけでもナシ、迷惑にならんでしょう」
 
 
 

「あきれた・・・。客商売は清潔感が大切なんだよ。まぁ100歩譲って制服は
 見逃しても、あなたの口臭は酷いねぇ。鼻が曲がりそうで迷惑だよ」
 
 

段々とケンカ腰になってまいりますが、運転手は気にするそぶりもなく
 
 
 
「口臭?そりゃぁ、ついさっきまで餃子を食っていましたから。でもお客さんが
 待っていると思ったから、歯も磨かずに来たんですよ」
 
「おいおい、あなたは客を待たせてメシなんぞ食っていたのかい?」
 
 
 
運転手は一瞬「しまった」という表情を致しますが、直ぐに強気に戻りまして
 

「私も人間ですから、メシぐらい頂きますよ」
 

と、居直ります。この頃から運転手の様子がおかしくなりまして・・・



----- 後編へ(1/31) 続く ---

2017年1月22日日曜日

亜人ちゃんは語りたい 第2話「デュラハンちゃんは甘えたい」

文化も文明も現実の日本にとてもよく似た異世界のお話です。

現実との違いは「亜人」とよばれる「人」以外の「人類」が存在し、
彼らは端的に言えば「吸血鬼」や「雪女」である。

しかしこの世界では日常に溶け込み「ちょっととがった個性的な人」程度の
認識で普通に暮らしており、その日常を描いた作品です。
 
   
 
アニメ公式ページは↓
 
 http://demichan.com/
 
 
ネット配信は↓
 
 Amazonプライム・ビデオにて毎週土曜深夜より独占配信(予定)
 
 
--- 4行で読む この回のあらすじ --- ※2話目
 
 
 ・町 京子は亜人である。デュラハンという頭部と体が離れた亜人である。
  多種多様な亜人の中でも外見的に「亜人」とわかりやすい彼女は
  悩んでいた。
 
 
 ・おなじ亜人の友人である小鳥遊に悩みを相談する。いわゆる恋の相談で
  あった。自分がデュラハンということで踏みだす勇気がない彼女。
  その恋の相手は小鳥遊の紹介した生物教師の高橋であった。
  
  
 ・積極的な小鳥遊はすぐに高橋に連絡し「今後の実験」と称して二人を
  休日デートへと導いた。体は小鳥遊の家に預け、頭部だけで高橋と
  実験というなのデートを楽しむ京子。
 
 
 ・多少トラブル(トイレに行く時に不便だったり、体のほうを小鳥遊が
  ふざけで触ったり)はあったものの、実験は無事終了し京子は亜人で
  あっても恋はできると勇気をもらうのであった。
 
 
 
   
--- レビュー ---
 
 
 亜人ちゃんは語りたい2話目になります。
 
 
 
 今回の語り手は「デュラハン」の町京子でした。前回の吸血鬼、小鳥遊ひかり
 と違い「一目でわかる亜人」です。
 
 
 
 前回のお話で高橋と出会った京子はどうやら、亜人に対して好意的な高橋に
 恋をしてしまったようです。
 
 
 
 
 京子が高橋を回想するシーンが何度かあるのですが、どうも目線が彼の
 二の腕に集中しています。
 
 たぶんデュラハンにとって頭部を支える腕というのは、特別な(ある種
 フェチズムに近い)体の部位なのでしょう。
 
 
 前回に引き続き、そういったキャラクターの心情を丁寧に描いているシーン
 が多く、作品的にはクオリティの高い作品でした。
 
 
 
  
 また、2話目まで視聴して感じたこととして「視聴者の期待を汲み取る力」に
 優れたシナリオだと思いました。
 
 
 前回の吸血鬼が「ふざけて高橋に噛み付いたら面白いのに」とか今回の
 「京子の体の方に悪ふざけしたら面白いのに」と視聴者がパッと思いつきそう
 なネタをちゃんと想定してシナリオに入れてくれています。
 
 
 この配慮がとても爽快で、製作がただアニメを作っているのではなく、視聴者
 目線に降りてきて丁寧に作っている感じがします。
 
 
 これも作品に引き込まれる要因のひとつなのではないでしょうか。
 
 
  
--- 総括 ---
 
  
 冬アニメレビュー、レギュラーアニメ「亜人ちゃんは語りたい」の2話です。
 
 
 現行最新が3話なので、ちょっと今回だけ掲載間隔がみじかくなりますが
 ご容赦ください。
 
 
 
 
 さて、町京子ですがデュラハンという個性的な亜人なのですが・・・

 まず世界観としてそれを特別視していません。
 
 そして演じる側も「普通の女子生徒」風に演じているので、思春期の女の子らしい
 かわいらしいキャラクターでした。
  
 
 

 吸血鬼の小鳥遊もそうでしたが、亜人云々のまえに「人物の性格」が前面に
 描かれているので、現実では絶対に「ありえない」光景なのに「ありかな?」
 と思わせるほど強い世界観を表現している部分が凄い作品だと思います。
 
 
 さて、次回は初の「大人の」亜人。サキュバスの佐藤 早紀絵(さとう さきえ)
 がメインの模様。これはどういうシナリオになるのか楽しみです。
 
  

2017年1月20日金曜日

政宗くんのリベンジ 第1話「豚足と呼ばれた男」

主人公の真壁 政宗(まかべ まさむね)はイケメン高校生。しかし幼少時代に
出会った少女「安達垣 愛姫(あだがき あき)」に告白しこっぴどくあしらわ
れトラウマになっていた。

そんな彼は鍛えた体と頭脳を武器に再び安達垣に接近し、彼女を恋に
落としてから振るというリベンジを決行する。
 
   
 
アニメ公式ページは↓
 
 http://masamune-tv.com/
 
 
 
ネット配信は↓
 
 ニコニコ動画:http://ch.nicovideo.jp/masamune-tv
 フジテレビオンデマンド:http://fod.fujitv.co.jp/s/genre/anime/ser5461/
 
 
  
--- 5行で読む この回のあらすじ --- ※1話目
 
 
 ・幼少期の主人公「真壁 政宗」はポッチャリ体型で伏し目がちと内向的な
  男の子。そのせいで友達からイジメを受けるなど辛い幼少期だったのだが
  唯一の救いはイジメから救ってくれる少女「安達垣 愛姫」であった。
 
 
  
 ・彼は幼いがならも勇気を出して彼女に告白するが「豚足」と呼ばれ一蹴さ
  れてしまった。この出来事を経て唯一の救いも失った彼は一念発起を
  する。
 
 
 
 ・体を鍛え、勉学に励み、自分をガムシャラに磨き続けた。その結果、高校
  生になった彼は頭脳・体型ともに優秀のイケメン男子になっていた。
 
 
 
 ・すべては自分を「豚足」と一蹴した安達垣を恋に落とし、改めて自分から
  ふってやろうというリベンジのためである。
 
 
 
 ・満を持して安達垣の学校に転入した真壁は、高校生になった安達垣を見て
  驚愕する。彼女は告白してきた男子生徒を片っ端から酷いあだ名をつけて
  フリまくる「残虐姫」と呼ばれるまでになっていたのだ。
 
 
 
   
 
--- レビュー ---
 
 
 政宗くんのリベンジの1話目になります。
 
 
 
 
 シナリオ的な話として「安達垣へのリベンジ」が話の骨格になっているので
 すが、主人公の真壁もさわやか系イケメンなのでドロドロした感じでは
 全然ありませんでした。
 
 
 
 一話時点で、おもな登場人物の紹介と「安達垣」の秘密をいきなり暴露
 し、さらには安達垣のピンチを真壁が救うという王道ラブコメ展開まで
 盛り込まれたテンポの良い作品です。
 
 
 
 
 なにより主人公=視聴者視点がイケメンのモテまくり男子なので、女子からの
 熱い視線やセリフが心地よく自分がイケメンなったような疑似体験が
 楽しめる作品です(笑)
 
 
 
 しかもイケメンとして「顔がいい」「スタイルがいい」だけではなく、性格的にも
 良いイケメンなので、女子にモテまくる状況が「ウソくさくない」のも良いところ
 です。
 
 

もっとも、性格に関しては対外的に装っているだけで、心の声は人間くさい
 「普通の高校生」なのですが、それもまたギャップがあって良いところです。
 
 
 
 
 1話目にして、クラスの委員長(女子)に好意をもたれているようで、もし
 かするとハーレムアニメなのかも知れません。
 
 
 物語の軸が「リベンジ」からぶれないのか「ハーレム」方向にブレていくのか
 その辺も次回以降が楽しみなアニメです。 
  
 
  
 
--- 総括 ---
 
 
  
 冬アニメレビュー、アニメ「政宗くんのリベンジ」の1話です。
 
 
 さて、本作ですが作画的にはとても安定していて、ムリのない範囲にうまく
 納めている印象です。
 
 
 シナリオ的にはタイトルに「リベンジ」とありますが、あまりネガティブな
 要素はなくライトなギャグ風味です。
 
 
 良い意味で「なんとなく落ちが読める」作風になっていて、あまり意味深な
 (ムダに興味だけ引くような)伏線もなく素直に視聴できるのがとても
 好印象な作品です。
 
 
 
 そんなわけで軽めのアニメがお好みの方には、この冬オススメの作品だと思います!
 
 
 
 
--- 編集後記

 
 本作のレビューの頻度(レギュラーor一部)に関しては現在検討中です。
 もう1,2話視聴してから決めたいと思います。

2017年1月19日木曜日

亜人ちゃんは語りたい 第1話「高橋鉄男は語りたい」

文化も文明も現実の日本にとてもよく似た異世界のお話です。
 
現実との違いは「亜人」とよばれる「人」以外の「人類」が存在し、彼らは
端的に言えば「吸血鬼」や「雪女」である。
 
しかしこの世界では日常に溶け込み「ちょっととがった個性的な人」程度の
認識で普通に暮らしており、その日常を描いた作品です。
 
   
 
 
アニメ公式ページは↓
 
 http://demichan.com/
 
 
ネット配信は↓
 
 Amazonプライム・ビデオにて毎週土曜深夜より独占配信(予定)
 
 
 
--- 5行で読む この回のあらすじ --- ※1話目
 
 
 ・亜人。吸血鬼や雪女といった「人っぽいけど人類ではない」存在。
  この世界では亜人も「人」として扱われ、亜人特有の問題(例えば
  吸血鬼が本能的に血を欲する)などにも政府レベルで支援を行い
  人と同じように平和に暮らしている。
 
 
 
 ・高校教師「高橋鉄男」は生物教師であり、亜人ではない。だが亜人に
  強い興味を持ち「高橋鉄男は亜人と語りたかった」
 
 
 
 ・だが亜人の人口比率は少なく、また一見すると「亜人とわからない亜人」
  も多いため、この春まで一度も「亜人」に出会うことはなかった。
 
 
 ・新学期、新人教師が高校にやってくる。その女教師は亜人「サキュバス」
  だった。亜人との初対面に嬉しさよりも「驚き」が大きかった高橋に
  さらなる亜人が現れる。
 
 ・新入生の「小鳥遊ひかり」は吸血鬼。しかも「小鳥遊ひかりは亜人の
  事を語りたかった」奇跡の出会いによって「聞きたい高橋」と「語りたい
  亜人」の新学期が始まる。
 
   
--- レビュー ---
 
 
 

 亜人ちゃんは語りたい1話目になります。
 
 
 
 「亜人」ですが一般的には「あじん」と読み、若い人は「でみ」と愛称で
 読むようです。
 
  
 そのため、タイトルも「あじんちゃんはかたりたい」と書いているますが
 ルビで「デミちゃんはかたりたい」としています。
  
 
 

 
 基本的には亜人ちゃん(デミちゃん)が、色々悩みを持っていて、それを
 高橋先生が聞いていくスタイルの模様です。 
 
 
 1話時点での印象は「とても表情を丁寧に描いた作品」であると思います。
 
 
 中盤で突然色々な亜人に出会って、ショックを受けている高橋先生に
 ひかりが話しかけるシーンがあります。
  
 

 高橋先生のさえない顔を見て「先生って亜人嫌いなの?」というセリフが
 あるのですが、不安や軽蔑、トラウマのようなものまで感じさせる秀逸な
 表情でした。
 
 
 
 そこから一転して「先生は亜人が好き」とわかると晴れるように明るく
 なる表情の変化も非常に良いシーンでした。
 
 
 
 
 
 後半でも亜人「町京子」が自分の亜人である部分にクラスメイトが気を
 使って触れないようにしてくれることに対して、逆に疎外感を持つシーンが
 あります。
 
 
 このシーンも目線や表情をわかりやすく丁寧に描いており表情による
 内面の表現を大切にした作品なのだろうと思いました。
 
 
 
 
  
--- 総括 ---
 
  
 冬アニメレビュー、レギュラーアニメ「亜人ちゃんは語りたい」の1話です。
 
 
 レビューでは表情について触れましたが、表情以外にもこのアニメの
 作画はとても丁寧です。
 
 
 
 カロリー高めの作画でヌルヌル動かすタイプではなく、丁寧に描いて作画量を
 抑えつつも視聴者に満足感を与えるタイプの作品です。
 
 
 
 基本的に「日常系」に近い学園アニメなので、激しいアクションシーンなどが
 ないので芝居の部分に作画の気合が集中されているのだと思います。
 
 
 今回はバンパイア(吸血鬼)の小鳥遊ひかりが中心に描かれましたが、毎回
 中心になる亜人(デミ)は違う模様ですので、こちらはアイディア的な視点
 でも楽しみな作品です。
 
 
 次回は「デュラハンちゃんは甘えたい」ということで、今回少しだけ登場した
 亜人「町京子」が中心になるようで、楽しみです!
 
 
 
 
  
 差別的な表現が少なく、基本ギャグ路線なのでとても気軽に視聴できる作品
 ですので、ライトなアニメがお好みの方には特にオススメします!!

 
 

2017年1月17日火曜日

火曜は本(ほん)の日 ~1話 『名前百景』 後編~

こんばんは!管理人の緑茶です。当サイトでは火曜は本の日ということで
6回に分けて全3本の短編小説を掲載します。
 
本日は第2回目ということで、前回のお話の後編になります。

よろしければご贔屓によろしくお願いします。


※前編を読んでいない方向けに↓に全編バージョンも用意しました。

 ~名前百景~ (なまえひゃっけい)(前編・後編一気読み)
 

後編のみはこちらからー

  
 
~名前百景~ (なまえひゃっけい) 後編
 
 
 
 教師の箸がポロリと落ちる。
 

 「名前の話をしているんだよ。お前さんは子供に「ナベ太郎」とか「ナベ助」なんて
  名前を付くけるのかい!」
  
 
 
 「おおっと先生!それはありませんわ、女の子なんでぇ」
 
 
 「それは失礼。じゃぁ「ナベ子」に「ナベ美」で決まり・・・なわけがないだろう。
  お前さんちゃんと考えなさいな。ナベが付く女性の名前なんてあるわけないだろう」
 
 

 すると男は待ってましたとばかりに即答します。

 「いえいえ、先生。「真ナベ(鍋) かをり」なんてぇ芸能人もいますから。」
 

 教師は一瞬考えますが直ぐに反論いたします。

 「お前さんは苗字を変えたいのかい?そんなダジャレを考えている前に、いい名前の
  ひとつふたつでも思いつくだろう」
 
 
 
 
 教師は呆れて個人授業を始めます。
 
 
 「いいかいお前さん。生まれてくる子供が女の子なら、苗字が変わることもちゃ~ん
  と考えてあげないといけないよ。」
 

 「たとえば、さっき言った雪だって嫁ぎ先によっちゃぁおかしなことになるよ」
 
 
 「へぇ。雪なんてイイ名前だとおもいますが、おかしなことと申しますと?」
 
 

 教師は箸を拾って再び男を箸先でスイッと指すと
 

 「南さんに嫁いだらどうなる」
 

 「へぇ。南 雪ですねぇ」
 
 
 「西さんに嫁いだら?」
 
 
 「西 雪ですねぇ」
 
 
 「北さんに嫁いだら」
 
 
 「北 雪ですねぇ」
 

  
 「それみろ、「みなみゆき」とか「にしゆき」とか電車の案内板みたいじゃないかい」
 
 
 若い男はビールジョッキを机に強く置くと

 「ああ、たしかに!苗字によってはおかしなことになりますね。さすが先生だ」
 
 
 教師は自慢げに箸を自分の鼻に持っていくと声を一段と大きくして
 

 「しかも今の社会はぐろーばるだよ。いんたーねっとだ、ついったーだと世界はどん
  どん狭くなって国際結婚も考えないといけないよ」
 
 
 「国際結婚ですか。」
 

 「そうだよ。特に気をつけなくちゃいけないのは中国人だ」
  
 
 「ほうほう。何でですか?」
 
 
 
 「そりゃぁ、「珍」だ「金」だと名前を滅茶苦茶にするような苗字が沢山あるからねぇ」
 
 
 教師は再び箸先を男に向けると
 
 「長子さんが、珍の家に嫁いだら?」
 

 「へぇ。珍 長子ですねぇ」
 

 「生(せい)さんが金の家に嫁いだら?」
 

 「金 生(金星)ですねぇ・・・むりがないですか?」
 
  
 少しばかり例えが無理やりなことを男が教師にチクリと言いますと、教師は真っ赤に
 なりまして

 
 
 特別に大きな声を張り上げまして

 
 
 「ならば、玉子(たまこ)が金の家に嫁いだら!」
 
 
 と男にまくし立てますと、教師のそばに座っていた知らない客が、肘でチョイチョイと
 何やら教師にボソボソと声をかけてまいりました。

 「ちょいと、お二人方。ここは「金さん」のお店だよ・・・」
 
 
 教師が火照った体を一気に冷まして、厨房を覗きますと烈火のごとく怒りの形相で
 店主がまっすぐに教師を見ておりました。
 

 二人はイチモツが「キュッー」と小さくなりまして、逃げるように金さんに金を払って
 店を去ったのでございます。
 
 
 子供の名前も大切ですが、既に「その名前」で人生を過ごしている人もおります。
 酔った勢いで名前遊びをするときは周りにご用心。
 
 

2017年1月15日日曜日

【お知らせ】臨時休載のおしらせ

こんばんわ緑茶です!
 
 本日の更新ですが、都合により「臨時休載」とさせてください。
 
 すみません!(土下座)この埋め合わせは必ず!


2017年1月13日金曜日

かるい日記的なモノ ~未来の自分に贈る小ネタ集~

こんばんわ!
 
 管理人の緑茶です!
 
 アニメ改変期につき日記記事多めになると思います
 
 
 
 さて、本日の日記記事は日記というよりも、ネタ帳(手帳)に書き出した情報を
 未来の自分へまとめてお伝えするという記事です。
 

 目的というか趣旨としては
 
 
 管理人は昨年から「お手伝い」を始めてほぼ毎日外出しています。
  
 
 外出すれば色々な刺激を受けます。その中でコレは小説に使えそう!と思った情景は
 手帳に書き出して忘れないようにしています。
 
 
 
 ただ、手帳は紙媒体なので電子媒体に整理して書き残しておこうというのが
 趣旨です。
 
 
 では、早速

 
 
----電車の中の出来事 まとめ----

 
 
 ・中年サラリーマン。電車内で取引先と通話。何やらお怒りのご様子。
 
  「・・・というわけで、そもそも常識的に考えて御社の対応が非常識で・・・」
  
  取引先の非常識を責める中年サラリーマン。車内での冷たい視線に気がついて
  いない。

  おそらく車内は満場一致で同意見「非常識なのはアンタだよ!」
 
  
 
 
 ・女子高生5人組。キャイキャイ楽しそうに喋りながら乗車してくる。
 
  車内でも一角を占領して盛り上がる。
  
  そのとき、LINE(メール?)の着信音。4人同時に携帯見て爆笑。
 
  一人だけ着信なし。闇。
 
 
 
 
 ・となりの席のおばさん、やたらと揺れる。
 
  しかも不規則。突然左右に揺れたりハッとか小声で言う。
 
  恐る恐る隣をチラ見したらスマホゲーム(アクション系?)に夢中。
 
 
 
 
 ・おじいさんが優先席で読む「少年ジャンプ」
 
 
 
 
 ・満員電車に駅員が客を押し込む。一人入れたら隣のドアから一人出た。
 
 
 
 
 ・満員電車で「ブリッ!」と屁らしき音。斜め前の女性が嫌そうな顔で
  横を向いた。
  
  しかし向かれたほうの男は知らん顔。
  
  むしろ「え?何?」的な雰囲気。
  
  あの女性、反応が早すぎる。冤罪のにおいがする。
 
 
 
  
 ・つり革にぶら下がるマナーの悪い小学生。調子に乗って輪の部分に腕を
  通して昇り始めた。
 
  しばらくすると様子が変。
 
  どうやら服のボタンか何かで腕が抜けず、宙ぶらりん。まるで火星人。
 

 
 
 ・ヤンチャ系の若い男が満員電車に乗ってきた。
  
  すぐ横に来たのでイヤホンからもれるシャカシャカ音が超苦痛。
  
  あれ?これアニソン・・・萌えた。
 
 
 
   
 ・急いでいるときに電車が「緊急停車」
  
  「車両点検の確認のため・・・」とアナウンス。
  
  点検の確認・・・そんなのは「あとでやれ!」

 
 
 
 ・急いでいるときに電車が止まる。
 
  「事故のため、しばらく停車します。お急ぎの方は違う路線へ乗り換えて」
  といわれたので降りた。
 
  3分後に運転再開。こちらは遠回りで20分ロス。
  
  罠だった。

 
 
 
 ・「電車が満員で遅刻しました」は漫画(アニメ)でお約束の冗談だと
  思っていた。
 
  満員で電車に乗れず遅刻した。
 
 
  
 
 ・先頭車両で運転席越しの風景を楽しんでいた。
 
  ブラインドを閉められた。
  
 
 
 
 ・深夜の車内。
  
  泥酔したおじさんがドアに持たれて立っている。
  
  数分おきに意識が飛んで崩れ落ちて両膝を壁に強打。悶絶するのに
  なぜか立つ。
  
 (もう座っとけ・・・)
 
 
 
 
 ・泥酔した中年男性と若い男性が乗ってきた。
 
  二人とも酔っていて声がでかい。
 
  中年男性が隣に座っている若い男に「○○○駅まで寝るから起こして」と
  言って寝た。
  
  若い男は「○○○駅」より手前で降りた。
 
 
 
 
 ・早朝の車内。
 
  ボックス席で化粧を始める30代後半くらいの女性。
  
  すいてるし「まぁいいか」と無視していたら
  
  揺れる車内で驚愕の化粧技術。10歳は若返った。
  
 
 
 
 ・鉄道オタクが二人で盛り上がり、車内アナウンスよりも同じ内容を先に
  喋って超得意げ
  
  からの
 
  痛恨の駅名ミス。顔真っ赤。
 
 
 
----------
 
 以上です。ネタの覚書なので文章的に稚拙なのはご容赦ください(汗)
 
 私の今後の創作活動でこの手のネタが出てきたら「ああ、あのときのネタを使ったな」
 と暖かく見守ってください。
 
 
 ではでは次回日曜日の更新は、冬アニメレビュー第1弾です!
 
  
 こちらも是非ご贔屓にお願いします!!

2017年1月12日木曜日

ニコ生・ドラゴンクエストX初心者大使企画 ミニレビューという名前の感想集 その28

こんばんわ!
 
 
 管理人の緑茶です。
  
 寒いですねぇ


 気温だけではなく色々と寒くて凍えそうです。



 
 さて、ニコ生ではそんな寒い日に熱い長時間配信などがありました。


 
 本日はそんなDQX初心者大使の配信をミニレビューで掲載します。

 
 例のごとく激しく私見を含みます。また基本的に敬称略とさせて頂きます。
 
 では、さっそく!
 
  
 
・初心者大使関連(2期、3期、4期、5期)
 
 
 【DQX】第2期初心者大使ほりゆうこの生放送 【アクセ、再び。】
 【DQX】第4期初心者大使大山雄史の生放送です【アクセ隊 会議】
 【DQX】第4期初心者大使大山雄史の生放送です【アクセ完成させ隊3~4】
 
 


 アクセサリを強化するためにDQX関係者でパーティーを組んでコインボスを
 倒して回ろうという企画です。



 
 参加者は以下(カッコ内は任期)


 ・ほりゆうこ(2)
 ・阿見201(3)
 ・大山雄史 (4)
 ・上原りゆき(5)
 
 ・サイトーブイ(V)
 



 何枠にもリレーされた長時間深夜配信です。
 


 お笑い目的なら前半がお勧めです。ラジオ替わりに聞く場合は後半がお勧めです。
 
 初戦は上原りゆきが合流するまでサイトーブイが参加、お笑い要素が強くボスに
 負け続ける展開。


 
 阿見201の滑りネタ、自虐ネタが猛威を振るいますが、ほりがシッカリと笑いに
 収めるので痛々しい感じではなくコントのようで面白い配信でした。
 


 中盤から上原が合流しサイトーブイが抜けるころになると、笑いもひと段落して
 いい具合にボスにも慣れてバトルにも勝てるようになります。
 

 後半になるとスライムジェネルなど、最新のボスにも勝利を収めテンプレ構成から
 テンプレ外構成まで色々と変えながらアクセを獲得しまくって合成していきます。
 

 この辺になると(たぶん疲労もあって)声のトーンがかなり落ち着くのでラジオ的に
 聞くのに丁度良い感じになります。
 

 
  
 人間観察的な視点では、大山と上原の「ブレないキャラ」が印象的でした。
 

 
 どんなに周囲が笑いに走ったりトークに気を取られてしまっていても、ボスを倒す
 という姿勢を一切崩さず、淡々と指示だし(大山)指示受け(上原)の関係を
 崩さないのがある意味(いい意味で)凄いと思いました。
 
 
 上原が僧侶を(スキル的に)切って、踊り子にチャレンジしていたという話が
 出ていて意外でした。
 
 
 あんまりアタッカー的な役割は好まないのかと思っていましたが、そうでもない
 ようです。
  
  
 時間的には(途中休憩を挟みながらも)23:00~翌日13:00までという
 脅威の10時間企画でした。
 
 
  
 期を越えた大使パーティーでしたが、トークとプレイスキルのバランスもよく
 長時間視聴していても飽きない組み合わせでした。
  


 また配信を期待したいものですね。
   
  
  
-------------


 対象1本すみません(涙)今回のレビューは以上です。

 
 明日も更新しますので、よろしければ是非お願いします!
 

2017年1月10日火曜日

火曜は本(ほん)の日 ~1話 『名前百景』 前編~




こんばんは!管理人の緑茶です。


当サイトでは「火曜は本(ほん)の日」ということで
本日から6回に分けて全3本の短編小説を掲載します。
 

本日は第1回目ということで、よろしければご贔屓によろしくお願いします。
 
  

~名前百景~ (なまえひゃっけい) 前編
 
 
 秋も終わり肌寒い季節のお話で御座います。
 
 
 夜も更けた頃、ガード下の小汚い中華屋で40代後半の男性教師が一人
 酒を飲んでおりました。
 

 酔いも回って良い頃合になっていると、一回り若い男が何やら難しい面持ちで
 店に入って参りました。

 
 この男、実は教師の昔の教え子なのですが、同じ街に住んでいるからか年に
 数回程、このように鉢合わせになるのでございます。
 
  
 
 教え子を見つけた教師が箸を片手に声をかけます。
 
 
 「おや、久しぶりじゃないか。なんだい難しい顔をして。」
 
 そう言うと手招きをして、自分の席へと招きました。
 
 
 
 「あ、これは先生。お久しぶりです。いやぁ実はこの度、子供が出来まして
 名前なんぞ考えていたのですが、これが難しくて気分転換にきたんでやす」
 
 
 どうやら、男は子供の名前をウンウンと考えている様子。
 
 
 「そうかい。それはおめでたいねえ。名前ねぇ。昔は生まれた順に一郎、次郎
  三郎なんて付けたものだけれど今は色々考えるからねぇ」
 
 「そうなんです。煌人(きらと)とか湊(みなと)とか難しい名前が増えちまって
 全然決まらねえんです。どうしたもんですか。」
 
 
 そういうと若い男はタオルで顔と首筋をふき、一気にビールを飲み干しました。
 
 
 「そうだねぇ。名前の中に生まれた季節の季語を入れるなんて、どうだい。」

 
 若い男は季語という言葉にピンと来ないのか、天井をふわっと眺めております。
 暫くすると教師に視線を戻し
 
 
  
 「なるほどいいですね。予定日は2月なんですが、どんな言葉がありますか。」
 
 
 「2月かい!もうすぐじゃないか。そうだねぇ2月と言えば「雪」とか「花」なん
  てどうだい。」
 
 
 「花ですか?花は春ではないんですか?」
 
 
 「相変わらずだねぇ。花は梅の事だよ。でも梅は「松竹梅」で一番粗末って意味
  だろう。だから梅って言わずに花って言うんだよ。」
 
 
  やれやれと教師はため息をつきまして、箸の先を男に向けてこう言います。
  

 「お前さんは、冬と言えば何が思い浮かぶんだい?」
  
  
  若い男は再び天井をふわっと眺めると、何かを思いついたようで、自信満々に
  こう答えます。 
 
 「そりゃぁ先生、ナベですよ。仕事で冷え切った体に染みる暖かい汁が最高ですわ」
 


  教師の箸がポロリと落ちる。
 
 




----- 後編へ(1/17) 続く ---

2017年1月8日日曜日

かるい日記的なモノ ~冬アニメどれにしようかな~


こんばんわ!
 
 管理人の緑茶です!
 
 アニメ改変期につき日記記事多めになると思います
 
 
 
 さて、2017年冬アニメの話題です。
 
 
 新作が次々と1話放映を迎えております。「これはそれ」の今シーズンの
 レビュー対象作品を探しています。
 
 
 恒例の各作品の1話目視聴しまくり実施中です。
 
 
 今のところレビュー対象は下記の4作品。
 
 ・亜人ちゃんは語りたい
 
 ・幼女戦記
 
 ・昭和元禄落語心中〜助六再び篇〜
 
 ・政宗くんのリベンジ
 

 
 レギュラーレビューですが「幼女戦記」は前期のイゼッタと時代や地域設定が
 かぶっているようなので、はずそうと思います。
 
 ただ、内容的には面白そうなので一部レビューで扱おうと考えています。
 
 
 候補として有力なのは 
 
 「亜人ちゃんは語りたい」か「政宗くんのリベンジ」です。
 
 
 個人的には昭和元禄落語心中で書きたいところですが、ちょっと内容的にシリアスに
 よりすぎています。
 
 前回のイゼッタで重い話をレビューしているのもあって、今回は軽いお話を
 レギュラーレビューにしようと思っています。
 
 
 
 もしこのほかに、お勧めの作品があれば是非下記メールへ教えてください。
 
 捨てアカからでも構いません(^^)
 
 メールアドレス:ryokutyablog#gmail.com (#を@に読み替えて下さい)
 
 できれば関西圏でも視聴可能な作品(ニコ生などのネット媒体で配信しているもの)
 だとうれしいです。
 
 
 再放送もこの冬は良作が多く、楽しみな冬になりそうです。
 
 皆さんは何を見るか決めました?ドラマ好きなら落語がおすすめですし
 日常ものなら亜人あたりがよさそうですよ!
 
 
 
 では、アニメの話は以上になりますが・・・
  
 
 
 次回の更新、1月10日は遂に「これはそれ、火曜は本(ほん)の日」の第一回です。
 
 
 今まで書いた短編小説のなかでも、シンプルに楽しいお話をセレクトしました。
  
 あんまりハードルを上げすぎても怖いのですが、読んで頂けたら嬉しい限りです。
  
 
 なにとぞよろしくお願いいたします。

2017年1月6日金曜日

活動レポート 2016年12月

管理人の緑茶です。こんばんわ!
 
 先月の活動レポートとなります。
 
 
 【実績】
 
 文書のお仕事は・・・・0(ZERO!)
 構成作家のお仕事は・・0(ZERO!)
 
 いえーい。安定のZERO!(ZERO!)(WOW)
 
 
 【雑感】
 
 
 実績は毎月のテンプレ状態です。
 
 
 
 毎年思うことがひとつあります。
 
 
 1月に掲載する活動レポートは、12月の年間振り返り記事と内容がかぶるので
 どういう記事を書こうか悩みます。
 
 
 毎年色々振り絞って「活動レポート」を書いているのですが、案の定今回の
 活動レポートも大変でした(笑)
 
 
 さて、12月の話題ですが某火曜ドラマにハマって時間的にも非常に厳しかった
 印象です。
 
 
 
 週に1回1時間の放送ですが、たかが1回。されど1回・・・。
 
 
 
 あの独特と世界観を視聴した跡に、他作品のレビュー記事を書こうとすると中々
 気持ちが切り替わらないと言いますか、、、
 
 
 レビュー作品がどれも「最終回間際」で「ど」シリアスなだけに落差が激しくて
 書きにくいのでドラマの視聴前に創作・レビュー系はすべて終わらせておき、
 ドラマの後は、ゲームか他のアニメ視聴(含むニコ生)をするようにスケジュール
 して書いていました。
  
  
 
 
 『レビューの話題』--------------------
   
 
 イゼッタは引き続き展開が重く、どこまで踏み込んだ表現にしようか苦戦しました。
  
 
 結果的にはとても綺麗に終わってくれたので、レビューをしてい良かったと
 思える作品でした。
 
 
 他のアニメレビューとしては「灼熱の卓球娘」と「競女」が予想以上に面白く
 これらはもっとレビューを書きたかったと悔いの残る作品でした。
 
 
 競女などは毎回爆笑しながら視聴していたので、ネタは一杯拾ってあっただけに
 残念です。
  
 
 また、ニコ生系のレビューが1回しか掲載できませんでした。こちらも視聴は
 していて結構ネタを拾っていたのに、TSが7日間で消えてしまうので記事として
 掲載するタイミングを逃してしまうことが多く無念でした。
 
 
 (坂口の日課配信など、大使の配信をラジオ替わりに付けて置くとちょいちょい
  面白いネタ話しているんです。で、メモっているんですが結局記事にできない
  のがニコ生の難しいところですね)
  
 
  
    
 『DQXの話題』------------------------------
 

 個人的な「地味チャレ(地味なチャレンジ)」として、課金が切れているアカウントを
 使ってキッズタイムだけでVer3までクリアできるのか挑戦してみよう!
 
 続報です。
 
 ついに氷の領海をクリアしました!ボスを「弱い」にしているのにメチャクチャ強くて
 非常に苦労しました。実装当初と比べればサポート仲間も自分自身も良い装備でレベル
 も高いはずなのに、アノ強さ。ドラクエとは思えない衝撃でした(笑)
 
 とはいえ、何日かトライして無事に「あたりパターン」を引いてクリアできました。
 
 ボスの難易度選択が実装されていて本当に良かった思えた瞬間でした。
  
  
   
 『MHFZ(MHFG)の話題』-----------------------
  
 ログインするのも苦労した11月に比べてサーバが増えたことでだいぶ混雑が緩和
 されました。
 
  
 G1でやめていたフレも何人か復帰してくれてホクホクしています。
 
  
 ただG1でやめた状態だと、GR(レベル)が足りなくて抜刀ダッシュができない
 のでやはり野良ではPTを組みにくいそうです。
 
 
 あまり気にせず、普通に参加して良いと思うのですが何か「引け目」を感じるみたい
 です。
 
 
 というわけで、野良でPTを組めないなら一緒に遊ぼう!ということで久しぶりに
 旧友と狩を満喫しました。最新のモンスなどではなくG1前後のルコやポカラドンに
 行きましたが、久しぶりで楽しいひと時でした。
 
 
 モンハンは古いモンスでも普通に楽しく遊べるのが良いところだと思います。
 
 
 またスクエア・エニックスのNieR:Automataとコラボ企画が進行中との発表もあり
 MHF側は結構凝った内容とのことでしたので、ニーア側のコラボも楽しみです。  
 
  
 
 
  
 『その他の話題』------------------------------
    

 ザ・師走という感じでした。
 

 年末の企画記事を書きながら、Blenderの3DCG企画も進行するという状態で
 した。
 

 その状態にプラスで通常の「お手伝い」「創作活動」「レビュー記事」といった
 活動もしているので、ひいひい言ってました(笑)
 

 ちなみに、3DCGの雪だるまですが企画では書ききれませんでしたが、作品として
 はもう少しクオリティを上げています。




 ↓こんな感じです。
 

 
 
   
 

-----
 

 以上で今回の活動レポートは終わりです。
 

 今年の年末年始も齊藤Pの配信があり、本当にありがたい限りでした。
 

 クリスマスSPのレビューも書いているのですが、スケジュール的に1月中旬以降の
 掲載になりそうです。楽しみにしている方すみません m(_ _)m 

 

 それでは長文お付き合いありがとうございました!


 
 今月も引き続き更新しますのでズズズイッとよろしくお願いします!!
  


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2017年1月5日木曜日

ニコ生・ドラゴンクエストX初心者大使企画 ミニレビューという名前の感想集 その27

こんばんわ!
 
 改めまして新年明けましておめでとうございます。



 
 本年も本日より更新を更新を再開致しますので、よろしくお願いいたします!
 





 本日はDQX初心者大使の配信3つをミニレビューで掲載します。
 
 企画自体は終了してしまいましたが、こうして卒業した大使の方々が配信してくれるのは
 とてもうれしいですね。
 例のごとく激しく私見を含みます。また基本的に敬称略とさせて頂きます。
 
 では、さっそく!
 
 



・初代初心者大使関連
 
 
 ドラゴンクエストX☆初代☆初心者大使河嶋まいこ『ニコ生でお世話になった方々へ』
 

 1月3日で出産のため芸能活動を休止される、おかん~こと
 河嶋まいこの配信です。
 

 休止にあたり最後に配信を(しかも夫婦で)してくれるなんてなんて律儀な人なの
 でしょう。
 

 
 配信は「振り返り話」や「近況」、「夫婦漫才風なトーク」「結婚式の話」などなど
 盛りだくさんで、しばらく配信がなかった分大量の笑いを最後に提供して下さいました。
 



 特に結婚式の話は面白いのでとてもお勧めです。タイムシフトでは37:00~です。
 

 実際に結婚式を終えたばかりの二人だからこそ語れる、臨場感といいますか実体験から
 くるリアリティ?といいますか「事実は小説よりも奇なり」とはまさにこの感じだと
 おもいます。

  
 また、ネタバレになるので内容は伏せますが、最後の3分間に面白いアンケートが
 行われています。こちらも中々レアな動画なので未視聴の方は是非(笑)
 

 (独り言)
 
 おかん~がついに本物のおかんに・・・。ついこの間ローソン企画でメアリとじゃれ合って
 いたはずなのに。光陰矢の如し・・・
 
 
 
  
・初代初心者大使関連2

 
 ドラゴンクエストX初代初心者大使 初美メアリの生放送【2017年こんにちは!¥¥¥¥】
 

 ドラハからのスライムレース配信でした。前回のスライムレースではあまり稼げなかった
 ということで、ガッツリ稼ぎたいという配信です

 
 ゲーム前に「今年は占い?的名ものではとても運気がいい」とか「自分の誕生日の人は
 今年2番目に運気がいいらしい」などとハードルを上げまくってからのチャレンジ
 となりました。

 
 メアリさんのキャラから察すると、上げたハードルを超えきれず「ズコーッ」と
 終わるのかと思いきや、まさかの連戦連勝。称号がもらえる150万ポイントぴったり
 まで稼ぎまくります。

 
 どうやら、本当に運気が高い模様
 
 ちなみに管理人は100万ちょっとが限界でした(笑)
 
 スライムレース参加前の人は、配信を見ておくとちょっと傾向がわかるのでちょっと
 勝ちやすくなるかも知れませんね
  
 



 
 
・第2期初心者大使関連
 

 ドラゴンクエストX第二期初心者大使インコさんの生放送【新年。攻略の原点】
 

 2期大使のインコさんの配信です。
 

 インコさんにしては珍しく戦闘系コンテンツの練習配信です。
 

 ニコニキ(二期大使)の3月の目標が「ニコニキでフィルグレア討伐」という
 ことで、新職業占い師にも慣れておこうじゃないかという配信。
  

 冒頭で新年の目標は「先送りをやめる」との決意表明があるのですが、その動画の
 タイトルで既に「諸々は後ほど!」と先送り画像になっているあたり新年早々面白い
 話でした(笑)
 

 トークも終わり、占い師のパートになると占い師初心者のインコさんが色々リスナーに
 聞きながら試していくという流れになり、その後タロットが足りないということで
 リスナーとタロット魔人撃破に行く展開になります。
 

 占い師をあまり触っていない方が見るにはちょうど良い配信だと思います。
 

 新年早々2時間近い配信でありがたい限りですね!
 
 
 
 
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 今回のレビューは以上です。
 

 大使の河嶋まいこさんか休業に入りましたので、人物カテゴリの紹介のコメントも
 修正致しました。

 
 今年はニコ生のレビューからスタートです。本年もよろしくお願いいたします!

 
 

2017年1月3日火曜日

年始企画【その3】 ■るは恥だ□立つの感想など(■=逃げ、□=が役に)

 こんばんわ!管理人の緑茶です。
 
 本日の記事は年末年始・特別企画の第6弾です!
 
 本記事は年末年始・特別企画の第2弾の続きになります。
 
 
 

 ■はじめに■
 
 前回はプロモーションや演出など作品のシナリオ以外にフォーカスを当てて感想を書き
 未視聴の方に「ぜひお勧めです」という形で掲載しました。

 
 そのため、ネタバレになりそうな表現は避けて掲載しましたが、今回は視聴した方と
 感想を共有したいというのがテーマです。
  

  
 TBS系列の火曜ドラマ(■るは恥だ□立つの感想でも(■=逃げ、□=が役に))の
 感想記事になりますが、全11話をすべて振り返るのは(字数的に)不可能ですので
 管理人が好きなシーン・ベスト5を紹介する形式で掲載します。
 
 
 

 ■ 配慮 ■

 
 前回同様、通常の「これはそれ」の内容に興味のない方がググってヒットしてしまわない
 ように配慮を行います。

 
 具体的には、タイトルや登場人物を一部伏字にします。大変申し訳ないのですが脳内補間で
 お願いします。



 
 タイトル:■るは恥だ□立つ(■=逃げ、□=が役に)
 略称:逃げ○(○=恥)
 



 主な登場人物
 
 森山みく○(○=り)
 津崎平○ (○=匡)
  
   
  
  
  
 ■ ここからが本文です ■
  
 

 緑茶的ヒットシーン①
 

 第2話:みく○と平○が両親顔合わせの打ち合わせをしているシーン
 

 二人が喫茶店で「結婚式をしない」という方針を両親顔合わせの席でどう切り出すか
 相談するシーンです。

 
 理論的に説明しようとする平○に対して、みく○が心理的アプローチを提案します。
 この短いシーンですが、心理学を学んでいたみく○の経験が見え隠れする良いシーンと
 いうだけではなく、どうやって両親を誤魔化すのかという結構くだらない話を
 いい大人が真剣に話し合っているところがコミカルで好きです。
 





 
 
 緑茶的ヒットシーン②

 

 第4話:みく○の「平○さん私の恋人になってもらえませんか?」のシーン
 

 話の流れ的には、すれ違った二人の心が離れてみく○から別れ話を持ち出されそうな
 展開でした。そこから一転して「雇用関係ですが、恋人になってください」と
 平○に逆告白するシーンです。草食系男子にグイグイ迫っていく感じもいいですし
 追い詰めておきながら、最後の最後は「平○さんの自由意志です」と男性に決断させる
 小賢しさ!萌えます。

 
 ここのみく○のセリフの表現も好きです。「どうする?どうする?」と心の中の声が
 ナレーションであたっているのですが、それがどこか平○を追い込んで楽しんでいる
 ような小悪魔的な言い回しでグッときます。
 





 
 
 緑茶的ヒットシーン③
 

 第6話:温泉旅行でのマムシドリンクをめぐるシーン
  

 同僚から渡された手土産がマムシドリンクだった平○。みく○に見られてしまっては
 一大事とベットの下やタンスの下に隠して乗り切ろうとします。普段の平○はクールで
 あまり人間的な部分を見せないのですが、このシーンではベットに隠したマムシドリンク
 をみく○に感ずかれると「(マ)ムシ!」と後先を考える余裕のない嘘をつきます。
 

 その後もマムシドリンクを隠すために、飛んだり跳ねたり完全にキャラ崩壊なのですが
 それがメチャクチャ面白かったです。
 

 そして、結局みく○は発見してしまいます。
 

 このシーンも大好きです。コミカルに「なんじゃこりゃー」という表現で落ちがつくかと
 思っていたら、逆にシリアスに「新しい下着を・・・」なんてちょっとドキドキする
 ような展開に。
 

 このジェットコースターのような緩急は作品全体でもいえるのですが、このシーンそれを
 凝縮したような感じで好きです。
  
  



 
 緑茶的ヒットシーン④

 
 第8話:実家に帰ってしまったみく○に平○が電話をかけるシーン
 

 完全に騙されました(笑)

 シーンとしては実家に帰ったみく○が、心機一転し平○の住むマンションに戻ろうと
 しているところに平○から電話がかかってきます。
 「あなたの気持ちを考える余裕がなかった」と謝罪する平○に、みく○も「このままで
 終わりたくないので戻ります」と答えます。



 
 すると平○は「今、近くにいます!」とみく○の実家に走り始めます。「あって火曜の分
 のハグを!」と盛り上がり走る二人。



 
 ところがみく○は既にマンションの前。一方平○は館山のみく○の実家の前。完全に
 すれ違って火曜日の分のハグをみく○の父親にされてしまう平○。落胆するみく○。
 



 このシーンの最中、不自然に背景がボケていて、視聴者には「平○が館山に来ているのを
 隠しているかのような演出」でした。
 

 しかし、実際は二人がすれ違って別々の場所にいて会えないという落ちへの伏線でした。
 騙されたー。このときのみく○「えーっ」っていう顔も、シリアスともコミカルとも
 違うナチュラルな表情で好きです。
 

 
 
 緑茶的ヒットシーン⑤

 
 第10話:誕生日の朝、出勤した平○と同僚との会話のシーン
 

 誕生日に卒業し、ニコニコ顔で出勤する平○。しかし上司は彼にリストラを宣告しないと
 ならない。一方もと恋敵の同僚は新しい恋の悩みで上の空。そんなシーンです。
 

 このシーンはコミカルでとにかく芝居が面白かった印象です。上司は平○が誕生日だと
 わかると「いえない!誕生日のたびに思い出してしまう!」と葛藤するのですが
 リストラ候補に選んだのはその上司なんです。
 

 それでも相手のことを思いやり、妙なポーズで硬直してしまう感じがコミカルの中に
 人間くささを感じてジワリとくる面白さでした。
 

 また、平○、上司、元恋敵の同僚みんなそれぞれ別の想いで上の空なので、これまで
 場を和ませていたテンション高めの同僚を完全無視。
 

 「なんだよ!」って去っていくシーンも(キャラクターの)扱いの不遇さにクスリと
 面白いシーンでした。
 

 
  
 以上で感想は終了です。

 
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 やはりアニメではないので上手く書けませんでした(笑)
 

 一応結末には触れないように書きました。もし未視聴でご興味がありましたら
 良い作品ですので下記でぜひ!
 

 TBSオンデマンド

 ttps://tod.tbs.co.jp/program/12445
  

 登録すると2週間無料です。 (登録方法にご注意ください)

 その後月額900円で全話視聴することができます。1月の連休のお供に如何で
 しょうか!
 
  

----おまけ

 
 緑茶的ヒットシーン(おまけ)
 



 第10話:初めての夜を迎える直前のみく○
 
 
 性的な表現を避けるために、輪ゴムを使って「もってるいるとは思えない」と
 考えるみく○を描写するシーン。そのシーンよーく見ると・・・
 

 輪ゴムでバチンと止めているのは「生そば」
 

 生(そば)を(輪)ゴムでとめる。うまいこと表現したなぁと思いました(笑)
 

2017年1月2日月曜日

年始企画【その2】 勝手に!一問一答

こんばんわ!管理人の緑茶です!
 
 本日の記事は、2016年にメール・SNS・INゲームチャットで頂いたご意見を
勝手に一問一答形式にして掲載したいと思います。
 
 なお、それぞれのご意見に対する回答は個別にお答えした内容と同じ
内容になります(なっているはずです(汗))
 
 
 それでは早速!
 


 
 Q1)ホームページが突然「お茶の販売会社」みたいなページになってる
 

 A1)割と最近のご意見です。

   
    本ページを閲覧したときに「緑茶の紹介ページ」が表示されたとしたら
    非常にレアなので是非ご覧ください。
  
    このページは、いわゆる「ボスがきた画面」です。パニック画面とも
    いいます。

    サイトに対して一定期間内に一定以上のアクセスが発生した場合や
    メンテナンスの都合でどうしてもトップ画面が表示できない時に現れます。 
   
    なお、一旦この画面になってしまうと、管理人が手動で解除しない限り
    元に戻りませんので、暫く時間を置いてからアクセスしてみて下さい。
 
    12月に某国から大量アクセスをもらったときに、何度か発動しました。
     
  


 
 Q2)初心者大使の石川竜太郎がアニメブログ始めたよ
 

 A2)私も拝見しています。

   
    自分と違う視点、表現なので勉強になります。
  
    自分で「あらすじ」を書かないスタイルは「いいなぁ」と思いながらも
    私の場合はそれでは「文章力を鍛える」という目的から外れてしまうので
    マネできないところです。
  
    石川さんのページの他にも色々アニメの感想(もしくはレビュー)サイトを
    見ています。
  
    私のように「自分の感想」を書いているページが好みですが、結構閲覧範囲
    は広いと思います(笑)
 


 
 
 Q3)小説書いてる?

 
 A3)書いてます!

 
    と言っても「○○○してる?」という問いに「してます」というのは簡単で
    すが、質問の本質に答えていないと思います。
  
    「○○○してる?」の問いの本質は「○○○の成果を見せて」だと思います。
   
    去年は一段とこの手のご意見を多く頂きました。
  
    というわけで、1月~2月は「毎週火曜日を小説の日」としたいと思います。
   
    前後編の2回で収まる程度の小説を、1月10日から掲載していこうと思います。
    全6回合計3話を掲載しますので、緑茶の短編小説にご興味があれば是非
    ご覧いただけると嬉しいです。
 
    「火曜は本(小説)の日」という感じです。好評なら、3話以降も
    (少し執筆時間を要しますが)掲載しようと思います。
 
 
 


 Q4)記事に動画を使っていくって話はどうなったの
 

 A4)頓挫中です。



    状況としては 
   
    ホームページにHTML5を利用した動画を掲載することは成功しました。
   
    しかし、この「これはそれ」のサーバーには動画が置けません。
   
    動画が置ける外部のサーバーを探しています。
    動画だけ置くという形になると、ブログサービスではなくストレージサービスに
    なってしまうので無料で提供しているサイトが見つからないというのが現状です。
  
    どこかに無料でかつ、こちらのサイトから動画部分だけ参照できるような
    サイトがあればいいのですが…
  
  

 
 Q5)攻略系の記事をもっと増やさない?
 


 A5)増やしません。


  
    餅は餅屋といいますか、攻略系のサイトのクオリティで攻略記事を書ける気が
    しません(笑)
  
    ドラクエやモンハンの攻略系サイトが高い集客力を持っているのは知ってい
    ますが、攻略情報を目的にしている人は、すでに存在する有名どころを見ると
    思います。
 
    なので今まで通り、日記や企画の一部として取り上げる程度の頻度にしたいと
    思っています。
       
      
 
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 以上で一問一答を終わります。
  

 私の場合は、特にゲーム内(DQXやMHF)でご意見を頂くことが多いので回答が
 記録に残らないのです。(メールなら返信メールなどが残りますが…)ということも
 踏まえて、改めて回答を掲載しました。

 
 結構重複するご意見を頂くことも多いので、定期的にこういった記事も掲載できれば
 いいのかな?などと思っています。
       

2017年1月1日日曜日

年始企画【その1】 新年のご挨拶

 
新年あけましておめでとうございます!

管理人の緑茶です。
 
昨年はご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。




さて、新年最初の記事は毎年恒例の干支話から始めます。


  
 
サルは去り、干支は「酉(とり)」になりました。とりと言えば空を自由に
飛び回るイメージです。



  
私もそろそろ作家として離陸したいところです。ところが最近は小説を書いても
文学賞に出してしまうので本サイトにあまり掲載していませんでした。

 
今年は皆様にも私の小説をもっと読んで頂きたいので、積極的に掲載をしていくことを
抱負にしたい
と思います。
  
 

一方でレビュー対象の作品数は2016年秋アニメと同じ位の作品数に絞っていこうと
考えています。

お手伝いを始めて自宅にいる時間が大幅に減ってしまったので暫くは、この位のペースに
絞っておかないと書き切れそうにありません。


従いまして、恐らく2017冬アニメは「レギュラー1本、一部レビュー2本」の
3本体制になると思います。
 
 
その分、ニコ生のレビューに関しては増やしたいと思います。いつ配信があるのか
分からないのでスケジュールの調整が難しいコンテンツではありますが、できるだけ
タイムシフトが残っている状態ものを優先して掲載していきたいと思います。
 
 



次に昨年後半に「企画」として掲載した「Blender」という3DCGの記事ですが
新しい読者の開拓に大きく貢献してくれました。

 
その反面「3DCGに興味がないし難しい」とのご意見も頂きました。


 
総合的に検討した結果、Blenderは「だいたい月1連載」の企画記事としてアニメや
ニコ生、小説の合間にたまーに掲載される記事として今後も継続しようと思います。


 
折角ですので「無料でこんなことまで出来るのか!」と今までCGに興味がなかった
人からも興味を引き出せたらいいなぁと思います。

 
そしてなにより管理人的にも非常に興味深い世界でしたので、今後も続けたいという
のが本音だったります。



 
最後に2017年の目標を掲載して終わろうと思います。



目標はズバリ!

小説家として(商業的に)仕事を1件でも行なう」です。



昨年も本当にありがとうございました。本年も何卒ご贔屓にお願いします。


2017年1月1日 「これはそれ」管理人、緑茶 拝