2018年6月29日金曜日

スペシャルミニ日記 ~予言者育成学園 Fortune Tellers Academy~ (終)

スクエニのスマホゲーム「予言者育成学園 Fortune Tellers Academy」

ついにサービス終了です。残念。

とても面白いゲームでした。毎日問題が出題され続けるって凄い事だったと思います。

運営おつかれさまでした!

2018年6月27日水曜日

軽い日記的なお知らせ ~月末恒例の~

こんばんわ!管理人の緑茶です。

さて、タイトルどおりのお知らせです。

6月28日(木)の更新は休載となります。

できるだけ日曜日は更新できるように気合いを入れて作業してきます。

毎月の事ながら月末はヘビーです。新人たちも今月から一緒に作業をしてくれる
らしいので、彼らの若さに期待したいところです。

ところで・・・

7月6日からMHFでミニゲーム祭りが開催されます。
7つのミニゲームが(一部)日替わりで遊べるみたいです。メチャメチャおもしろ
そうで期待しています。

MHFといえば、オンライン解放当初「歌姫(劇場)」とか「射的」みたいなミニ
コンテンツがありました。

ライト勢は結構楽しんでいたのですが、声の大きい廃勢に圧されたのか廃止され
MHFの主力コンテンツである「モンスター討伐」部分のみ力を入れる形になりました。

それから数年。ライト向けコンテンツが復活しました!

超ライトハンターとしてはとても嬉しいです。運営グッジョブです。
もう縦方向への拡張(モンスターを強くする、多くする、ハンターを強化する)は
十分だとおもいます。

ネトゲとしてのバランスが縦軸ばかりが突出していてバランスが良くない状態だと
思ってました。(それでもガンランスは強くしない芯の強さは流石だと思います)

今回は横方向(世界観を広くする、遊べる幅を広げる)なので、新規や復帰勢が
見込める良アプデの予感です。

あとは、PC版のインストールに30分くらいかかってしまうのと、ノートン先生に
時折ウイルス疑惑をかけられることがなくなればいう事なしだと思います。

始めるのにちょっと面倒ですが、面白そうなアプデです。是非復帰、新規参加を
検討してみて下さい!!

いまどきのPCならソコソコでもちゃんと動きますよ!

アプデ特設ページ:ttp://members.mhf-z.jp/contents/regular_event/mezefes/

では、次回は休載ですが来月もヨロシクお願いします!

頑張ってきます!





2018年6月24日日曜日

軽い日記的なもの ~懐かしすぎるゲストキャラ~

こんばんわ!管理人の緑茶です。
 
本日の記事はアニメ系ですが、深夜枠ではなく完全子供向け「HUGとプリ○○ア」の
話題です。

なので、レビューとか感想というよりも日記に近いと思うので、日記記事として
掲載します。

さて、プリ○○アシリーズも初代(2004年放送)から現在のHUGっと続くロングシリーズ
です。登場する○○キュアも50人を超えたようです。

初代が白(ホワイト)・黒(ブラック)だったので、戦隊物のように色で識別していくの
かと思いましたが、夢(ドリーム)やパイン(果物)などイメージ先行で命名されて
いくようです。

そのうちキュア緑茶★なんてのもあり得なくもないラインナップです。


それはさておき、ウ○トラマンや戦隊物の場合は「番外編」的なエピソードで他の
シリーズの主人公が登場することがありました。

シリーズをずっと見ている大人はテンションが上がるのですが、初見の子供には
「突然湧いたヒーロー(ヒロイン)」なので、本編に絡ませるのが難しいことから
このような番外編で扱うのだろうと思います。

しかし、今週の○○キュアのラスト(通常回)のラストになんと初代○○キュア
白と黒が懐かしのアクションと共に登場。

次回、現在のプリ○○アのエピソードにゲスト枠で絡んでいくようです。これは
アツイです。というのも、HUGっとの○○キュアは新プリ○○アが2人増えたばかり
なのです。
 
ここで、さらに(ゲスト枠といえど)2人投入して物語が収集できるのか。子供が
混乱しないのか?!

作家のウデが問われるエピソードになりそうです。そして懐かしの肉弾系○○キュアも
参戦するのか?楽しみです。

----
※ 初代○○キュアは基本武器を使わないというコンセプトの○○キュアで拳と拳で
  語り合うドラゴ○ボールみたいな○○キュアです。
 
  あの迫力のバトルシーンが再び蘇るのならさらに胸が高鳴ります。





2018年6月21日木曜日

かるい日記的なもの ~ 大丈夫?なぁんだワハハハ ~

こんばんわ!
 
管理人の緑茶です。
 
 本日は日記記事となります。今日はとあるサイトで読んだ小説の話です。
 
 
 いわゆる素人の投稿作なんですが、凄いんです。なにが凄いって作者の
 長期記憶のヤバさが(笑)
 
 ※ネガティブな記事ではありません。最後にオチがあるので最後まで
  お付き合い頂けると嬉しいです。
 
 
 週1位で更新されていたのですが、3話前に婚約者として登場した女が
 主人公の叔父役になっていたり、2話前に自転車に乗れるように特訓した
 主人公が今週自転車を見て「なんだこのキテレツな乗り物は!」みたいな
 反応をしたりします。
 
 前回の最後から今回に繋がっていないことなんてザラで、先週殴り合いの
 ケンカを始めるところで終わり、今週、一緒にプールで泳いでたりします。
 
 
 読んでいる方が心配になるレベルの支離滅裂なシナリオ。でもなぜか
 各1話の中は結構面白いのです。
 
 その面白さもパロディ要素だったり、恋愛だったりバトルだったりさまざまで
 作者の引き出しの多さで注目していた作品です。
 
 
 その作品が今年の春に終わりネタばらしがありました。
 
 
 なんと、その作品は学生が部活で各話バラバラに書いていたのです。
 
 どうりで夏ごろ始まって春ごろ終わるわけです。
 
 完全にスクールカレンダーでした。夏の初めまでに設定を持ち寄ってその
 設定で部員各員で読み切りを1話づつ書いたらしいです。
 
 その読み切りを冗談で連載のように繋いで更新したら、読者が付いたので
 大慌て。
 
 
 急いで2話目も持ち寄ってまた読み切りなのに数珠つなぎ。これを繰り返した
 結果、展開の読めない。むしろ設定すら守れていないトンデモ作品が完成
 したという話でした。
 
 
 創作好きの学生が自分の好きなジャンルで好きなように書いたら、それは
 どこかで見たことがあるような、でもそれなりに面白さを備えている
 作品ができるという実験のようなエピソードです。
 
 ネタばらしの感想の中にはキツい内容もありました。
 
 しかし緑茶は思います。
 
 
 モノを作り、世に放ち、続きを作り、再び世に放ち、終わるときにはネタ晴らし。
 
 学生の仕業なら合格点じゃないですか。
 
 
 むしろ最後に「本気で記憶を心配する読者」に向けて「ごめんね」ってネタ
 ばらしができる優しさは学生らしいピュアな反応で素晴らしいと思います。
 
 懲りずにまた創作を続けて欲しいですね!
 
 トンデモ作品でも読者が付いたということは、秘める何かがあるのだと思います。

 

2018年6月20日水曜日

ウマ娘(一部レビュー)(終)

異世界から受け継いだ競争能力を持つウマ娘。彼女(スペシャルウィーク)も
 ウマ娘。生みの母親は他界しており育ての親から独学でレースの訓練を受けて
 きた彼女がウマ娘の集まる「トレセン学園」に転入し物語が始まる。

 
 公式サイトは↓
 http://anime-umamusume.jp/
 
 
--- 2行で読む ここまでのあらすじ --- ~最終話

 ・遂にスペシャルウイークは世界の覇者「ブロワイエ」との対決を迎える。
  今まで積み重ねてきた努力を出し切ってスペシャルウイークは夢の
  「世界一のウマ娘」に挑む。
 
 ・世界一のウマ娘になったスペシャルウイーク。だがライバルは多く
  彼女たちの戦いと友情は続く。
 
--- レビュー ---
 
  今期のP.A.WORKS制作のアニメーションです。
  
  競走馬を擬人化したウマ娘たちが、ウマ娘の頂点を目指して切磋琢磨
  するスポコンアニメです。
 
 
  全12話+おまけ1話。一度も緩むことなく疾走して終わってしまい
  ました。
  
  まさに主人公のスペシャルウイークの走りのごとく、テンポのよい爽やか
  アニメです。
 
  設定上色々謎な部分はありますが、独特の世界感で展開するアニメですので
  さほど気にはなりません。
 
  むしろ作り手の拘りの方が気になって、うーん凄いなぁ。と感心して
  やまないアニメでした。
 
  12話でほぼ完結し、13話はおまけ(アフターシナリオ)となっています。
  12話のブロワイエ戦は競馬を知らなくても熱くなれる良いレースなので
  そこだけでも是非。    
  
--- 総括 ---
    
  13話目は作者を含めた競馬好き(ウマ娘好き?)がその夢を存分に解放
  したシナリオとなっています。
 
  推しのウマ娘たちが一つのレースに出走する設定で、サイレントスズカvs
  スペシャルウイークの夢の対決も描かれています。
 
  そして結果は全員1着。全員でステージに立って某ア●マス顔負けの
  ダンスシーンに突入します。
  
  このシーンも各キャラへの愛が詰まっていて見ごたえのあるシーンですので
  お勧めです!
 
  全話通しての感想は恒例の春アニメ総括で書こうと思いますが、間違いなく
  お勧めのアニメでした。

-------
 
  アニメ放映中に主人公のモチーフとなった競走馬「スペシャルウィーク」が
  他界しました。
 
  凄い運命だと思いました。ご冥福をお祈りします。

2018年6月17日日曜日

グランクレスト戦記(一部レビュー)~23話

 剣と魔法のファンタジー作品です。魔法師シルーカは魔法大学を卒業し
 君主と契約するために都へ向かう。そこへ別の若い君主が現れる。
 熱い思いに心を惹かれたシルーカは領土もない若き君主テオと契約する
 ことにしたのであった。

 
 公式サイトは↓
 http://grancrest-anime.jp/
 
 
--- 2行で読む ここまでのあらすじ --- ~23話目

 ・君主を束ね「皇帝」となった主人公テオ。しかし平和は訪れず混沌の世界を
  望む勢力「魔法師協会」と対峙することになった。

 ・魔法師協会の働きかけによって、聖印教団が皇帝軍に対して戦意を高める。
  しかし「人民の味方」として「皇帝」になったテオにとって、聖印教団軍は
  いわば民衆そのものであり、戦ってしまえば勝ち負けに関わらずテオの
  実質的な失脚を意味するものであった。その危機をプリシラは命を捧げて
  回避したのであった。  
 
--- レビュー ---
  
 
  最終回直前の2クールファンタジーアニメ作品です。
 
  14話以降テンポアップした物語は、あっという間に主人公テオと
  ヒロインシルーカを婚約まで進め、テオは一介の君主から皇帝に
  なりました。
  
  はやい。兎に角1話が早いです。
 
  しかしスケールの大きいテーマを扱った作品なので、これくらいのテンポで
  書ききからないとシナリオ的に収まらないのだろうと思います。
  
  細かいエピソードはほぼ省略して重要事項のみピックアップしたような
  進め方ですが悪い感じになっていないのは「重要事項」は詳細に丁寧に
  描写されているからだと思います。
 
  戦を好まない主人公を皇帝に導くヒロイン。まさに今風の王道ファンタジー
  といった作風です。
      
  一昔前なら「主人公が好戦的でヒロインが支え」みたいなものが王道でしたが
  これも時代の変化なのだろうと思います。
 
 
--- 総括 ---
 
   
  視聴者に対して唐突に「衝撃」を与えるのがとても巧みな作品だと思います。
  
  行き成り野エロ展開になったり、敵軍を内紛させるために女君主が下着も
  付けずに敵軍に対して演説をしたり。
 
  聖女が愚かな聖王に刺されて死んだり、直近ではいきなりサイクロプスが
  主人公達に襲い掛かりました。
 
  ちょっと展開にアクセントを入れたいタイミングでドカンと前触れもなく
  入れてくるわけです。いえ、実際は伏線は無くはないのですが、視聴者から
  「そこまではやらないだろう」みたいなミスリードを含ませておいて
  一気にやるみたいな緩急を巧く使っているのだと思います。
 
  最終回。どうなるのか楽しみです!

-----------------おまけ------
 
  サイクロプス戦ですが、巨人と人が戦う構図をみると「うなじを狙え!」と
  思ってしまうのは某他作品に毒されすぎでしょうか(笑)
  
  この作品では人なんか埋まってないし、弱点でもなんでもないのは十分
  理解しているつもりなのですが…


2018年6月15日金曜日

活動レポート 2018年5月

管理人の緑茶です。こんばんわ!
 
 今回は先月の活動レポートとなります。
 
 【実績】
 
 作家関連のお仕事は・・・・0(ZERO!)
 
 今月も安定の0!(ZERO!)でした。
  

 【雑感】
 
 実績は毎月のテンプレ状態です。
  
 もう5月も終わりました。早いですねー。毎月「はやい」と書いているような
 気もしますが本当に早いです。
 
 6月になり、もう春アニメが終わろうとしています。アニメを見続けていると
 アニメの残話数で四季を感じるようになるようです。
 
 5月はゴールデンウイークのおかげでリアルが大変忙しく慌ただしかった
 印象です。その分レビュー記事が少なく休載が多くなってしまいました。
 
 
『レビューの話題』--------------------
    
 久々にニコ生のレビューを書けました。行き帰りにTSは見ていたのですが
 なかなか記事に起こせなくて、もやもやしていましたので丁度良い感じです。
 
 またウマ娘や食戟のソーマのように、1度レビューした作品の続きの
 レビューを書けたのも満足でした。こちらも前回からの差分補正をお届け
 したいと常々感じていたので、伝わっていたら嬉しいです。
   
  
『DQXの話題』---------------------
  
  レベル解放です。といってもLv5分なので、そこまで大変ではありません
 でした。

  もちろん全職105にしようと思えば大変ですが、自分の職業と武器スキル
 関連の職業に限定すればもう少し110位まで解放されてもよかった
 気がします。
 
  現状のDQXのバランスですと、Lvが100→105になってもあまり実感が
 なくもうちょっと「大変だったけど強くなったぜ!」という達成感が
 欲しい気がしました。
 
  それでもLv解放は活気が付いて良いですね。試練の門とかメタキンとか
 誘ったり誘われたりでフレとの交流の切っ掛けにもなりますね。
 
 しかも来月(7月)にオールインワン(Ver4まで)が発売されるそうです。
 密林でポチってしまいそうです。

   
『MHFZ(MHFG)の話題』---------------  
 
 DQXのレベル上げに集中していたのでコチラは小休止となりました。
 
 ここ数か月結構楽しんだので、休憩も兼ねて丁度良い期間でした。
 
      
『その他の話題』----------------------- 
 
 前回の活動レポートで「最近小説書いてる?」との問いに答えました。
 
 「書いてます」と言うだけでは回答とになっていないと感じていました
 ので、掲載は6月になってしまいましたが短編を1つ書きました。
 
 出来と評判はイマイチ、いや全没レベルでしたがそれでも作品を出せた
 ことを評価いただけたら嬉しいと思います。
 
 最近思うのですが、いわゆる「なろう系」を筆頭にプロアマ問わずラノベを
 簡単に世に出せるようになりました。 
  
 ただ長編作品の「未完結率」の高さはよろしくないと思います。
 
 盛大に風呂敷を広げて読者を誘っておいて収集できずに放棄するパターンです。
 
 これを繰り返すと「どうせ終わらないだろ?」とラノベ全体への失望感みたい
 なものが広がってしまうと思います。
 
 勢いも大事ですが、終わってこそ「物語」ですから最期まで「語って」頂き
 たいところです。
 
 
-----
 
 以上で今回の活動レポートは終わりです。
 
 
 それでは長文お付き合いありがとうございました!
 
 今月も引き続き更新しますのでズズズイッとよろしくお願いします!!

2018年6月12日火曜日

軽い日記的なモノ ~小説の裏話やら~

こんばんわ!管理人の緑茶です。
 
休載明け初回、なんの説明もなく小説回の掲載となりました。
 
今回はいつもの私の小説とは少し作風を変えてみました。
なんというかラノベ風にかなり寄せてみた作品です。
 
ところが反響は悪くて
①「世界の終りまであと5分と言う設定を全く活かせていない」
②「救いがない」
③「のこり5分を何とかするのかと思ったら死に戻りかよ」

とまぁ散々でした。

確かにオチが弱かったですね。

「社畜が果てたら社畜が対応してくれました」という「老老介護」みたいな
テーマで書いたのですが、もうちょっと伏線やギャグ要素を入れてちゃんと
落ちを着けることを意識すべき作品でした。
 
プロットの段階ではもう少しマシだったのですが、ラノベっぽくするために
推敲回数を減らしたのがさらに悪化させた原因だと分析します。
 
 
 
もう一つ大事なのは「救い」の表現が弱かったことです。
 
主人公は何度か死に戻って結局「天国のイイところ」というVIP待遇を受ける
ラストなのですが、その部分を丸々カットして「自我が薄れていった=消えた」
と終わらせたのが原因です。
 
作者的には「イイ所に行くために最初に主人公が望んだ穏やかに眠れる状態」に
なりました。と書いたつもりで、そのあとのイイ所の描写は読者の想像に
ゆだねる手法を使ったつもりでした。
 
ただ、そうであるならば自我が消えた後に楽園に飛び込む「新たな人格」位は
描写すべきでした。
 
読者に委ねるラストなら導線までは書くべきだったと反省しています。
 
 
結局ラストへの導線もないまま「消えて終了」だったので後味の悪い
救いのない作品という印象を与えてしまったのでしょう。
 
次回はこの点も配慮して作品を作ろうと思います。
 
 
最期のオチとか救いの大切さを学んだ作品でした。

----

皆様は如何でしたでしょうか?とりあえず私のリアフレには、タイトル以外
全没との酷評を頂きました。
 
また機会があれば懲りずに掲載していこうと思いますので、是非ご贔屓に
よろしくお願いします。

-----

【お知らせ】

5月の活動レポートは次回掲載です!すみません、先に小説の説明をしたくて
掲載順位を入れ替えてしまいました。

2018年6月10日日曜日

異世界転生 ~転生したら世界の終りまで残り5分でした~

働き方改革。素晴らしい制度だった。会社に残ることを規制され
自宅で自由に好きなだけ仕事ができる。

素晴らしき世界。しかし私は死んだ。寝食を忘れ趣味である仕事に
没頭し倒れて果てた。

悔いはない。

ふと、神の啓示を受ける。

神の声「転生しますか?」

俺は首を横に振る。いやだねめんどくさい。生きるなんて本当に
めんどくさい。静かに穏やかに眠れるのならそれがいい。

仕事なら生前十分にやったじゃないか。もう悔いはない。

神の声「そんな事を言ってはなりません!転生しますか?」

しつこい神様だ。

睨みつけてやろうと思ったが、あたり一面真っ白で何もない。いや
これは白という色でもないただの光の塊だ。

とりあえず、自分の意思はハッキリ言う。それが信条だ。
例え相手が上司でも、取引先でも俺はNoと言える人間なのだ。

ハッキリと示す「NO」であると。

だがその意思は神には聞こえてもいないらしい。

神の声「では、転生するという事でよろしいでしょうか?」

何が何でも転生させたいらしい。
ならば問わなければよい。命令すればよい。社畜に対して絶対的な
効力を持つ「業務命令」で「転生しろ」と言えばよい。

神ならば命令したらどうですか?神に暴言を吐くように挑発してみた。
 
これで「業務命令」となれば断るのは容易い「退職」すればよいのだ。
業務命令は雇用関係によって成立する。ならば関係を絶てば命令は無効
であるとスジが通る。

神の声「自分の意思で転生するのです。では転生しますか?」

しつこい。なんだこいつ。

もう一度声を大にして答える「NOである」

神の声「では、転生するという事でよろしいでしょうか?」

先ほどと全く同じ質問に違和感を覚える。気がかりを解消すべく言い方を
変えてみた。

物腰柔らかく、神を敬う感じにしてみた。
「俺は転生はしません。他を当たってください。」

間髪入れずに返答が帰ってきた。

神の声「そんな事を言ってはなりません!転生しますか?」

これは間違いない。この神。いやポンコツはバグっていやがる。
なんて答えても絶対に転生以外のルートを選べないこれは交渉の方向を
変えたほうが良さそうだ。

転生してもいいけど、直ぐに終わる人生でお願いします。

神の声「よかった。これでノルマが達成できる。」

え? ノルマ?

まさかのノルマ制に驚く間もなく俺は異世界に生まれ落ちた。
空には赤く染まる大きな太陽。

どうみても、誰が見ても世界の終りだ。

5分後。一言「オギャー」と泣いて再び果てた。
 
ふと、神の啓示を受ける。

神の声「転生しますか?」

嘘だろ…こいつ、もしかして俺を転生させて点数を稼ぎ速攻で
殺してまた転生させる気なのか・・・・?

面白い。その業務受けてやろう。

直ぐに転生した。目の前には巨大な蟲。5分ほど父らしき人物に抱えられ
逃げまどい父ごと食われた。
 
ふと、神の啓示を受ける。

神の声「転生しますか?」

受けて立つ。

気が付くと空を舞っていた。5分ほど落下を続けてペシャンと果てた。

こうなったら神の持つ終焉のバリエーションを視させてもらおうと
ちょっとやる気になった。

ところが・・・

神の声「定時になりました。本日の業務は終了です。」

は?なにそれ?

神の声「いやー。働き方改革で神様も残業禁止でさ、それでもノルマは
減るわけじゃないから、今日は助かったよ。お礼に天国のイイところに
飛ばしてあげよう。ホィ」

ホィじゃねーよー!お前も社畜かよー!と俺は最期の言葉を神に投げつけた。
ま、寿命5分の永久ループよりはマシか。天国のイイ所とやらが楽しみに
なったところで俺の自我は薄れて消えた。

ー完ー

2018年6月8日金曜日

休載のお知らせ ~続報~

こんばんわ。管理人の緑茶です。

やっと回復してきましたが、まだ再開は難しい状況です。

体調的に戻っても休んでいた間に溜まった作業があるので、そちらの消化に
追われている感じです。

再開の目途ですが、次回

6/10(日)から掲載を再開します。

暫く空いてしまいますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いします。


緑茶 拝

2018年6月5日火曜日

休載のお知らせ ~再び~

こんばんわ!管理人の緑茶です。

本日の更新ですが、ふたたび体調を崩したため休載となります。
加齢と共に無理がきかないのか、39度の熱でバタンきゅーです。

折角来て頂いたのにすみません。養生します。

緑茶 拝

2018年6月3日日曜日

斉木楠雄のΨ難(一部レビュー)

 超能力を持った主人公が超能力を隠しつつ、様々な問題を超能力で解決して
 いく少年ジャンプの連載漫画原作のギャグアニメです。本作は2期目に
 なります。(原作完結済み)

 
 公式サイトは↓
 ttp://www.saikikusuo.com/
 
 
--- 2行で読む ここまでのあらすじ ---
 
 ・超能力者の斉木君。超能力がバレない様に平凡で目立たない日常を送りたい。
  しかし類は友よぶのか周囲には個性豊かな同級生が取り巻いて、毎日
  騒がしい日々を送る。
 
 
 ・どんどん増える個性の強い友達中に、ついに「霊能力者」「超能力者」が
  登場する。さすがに隠しきれずに超能力者とバレてしまうが、彼らを上手く
  利用することで何とか日常は保たれている。
  

--- レビュー ---
 
  主人公を中心に、物凄い勢いで登場人物が増えていくギャグ漫画です。
 
  それぞれのキャラが立ち過ぎていて主張が激しく、よくシナリオに内に
  纏めているなぁと感心する程です。
 
  学園ものでキャラを増やすと、いつのまにか青春群像劇みたいになりがち
  ですが、本作は主人公を中心にドンと据えてギャグ漫画としてブレない
  内容になっています。
  
  かなり恋愛要素の強いキャラも多い中、学園ラブコメにもならない芯の
  強さが作品の魅力だと思います。
  
  毎回、30分枠の中に複数のエピソードが入っていますが、大体1枠の中で
  完結しているので途中から見ても普通に面白いと思います。
  
      
  
--- 総括 ---
    
  最強の超能力者という破天荒な設定です。普通のアニメであれば相当設定や
  伏線を張らないと「最強なのに何か微妙」な主人公になってしまいます。
 
  その「何か」の正体は「設定の間違い」や「能力の整合性のなさ」が
  原因です。
  
  簡単に書くと
 
  「俺なら一瞬で南極にテレポートできるぜ!」⇒「通学は電車」
  (テレポートで行けばいいのに・・・と視聴者が感じてしまう)
 
  「ちょっと本気を出せば日本を粉微塵にできるぜ!」⇒「転んで骨折」
  (本当に粉微塵にできるのか?・・・と能力に疑問を持ってしまう)
 
  このアニメの凄いところは、そういう設定的に後から面倒になりそうな
  能力にはあらかじめ「使用後、●分は使えない」「●を身に着けてると能力が
  消える」のように後から申し開きが出来るように制限をつけている部分です。
  
  そのせい不自然なネタでも多少であれば「ギャグ漫画特有のご都合主義的な
  世界感」も相まって気にならない仕上がりになっています。  
   
  原作の話ですが、脇役を出し続ければいつまでも続けられそうな作品にも
  関わらずしっかりと完結した決断力も凄いと思います。