2015年12月31日木曜日

【年末企画】 2015年 ふりかえり ランキング

こんばんわ 緑茶です。

 この記事が皆様の目にふれているのであれば、きっと31日に緑茶が少しだけ
頑張ったのだと思います。未来の緑茶に現在の緑茶から拍手。

 31日の記事ですので月並みですが、2015年を振り返って最後の記事に
したいと思います。
 
 【閲覧回数について】

 閲覧回数はサイトを「会員登録制」から「一般公開」に切り替えた時期を境に
大幅に上昇しました。2015年の1月を100ポイントとした場合の閲覧回数は
下のグラフです。

なお

 8月はサイトの移動があったので、すこし実態と違うかもしれません。
12月はまだ終わっていないので予測を含んでいます。

グラフ:閲覧ポイント













   やはり「会員登録」という行為は敷居が高いようです。旧サイトでの会員登録に
必要な情報はニックネーム・ID・パスワードの3点だけでした。個人情報に
つながるような情報が一切なくても登録は抵抗がある。ということでしょう。


 【カテゴリ別表示数】

カテゴリで表示した回数を比較してみると
 
1位:アニメ
2位:ニコ生(DQX)
3位:人物カテゴリ
4位:小説
5位:日記

 小説が始めてベスト5に残りました。以前は殆ど放置カテゴリだったので、今年は
大分健闘しました。


 【アニメ別表示数】

アニメカテゴリのベスト5です。
 
1位:ルパン三世2015
2位:がっこうぐらし
3位:ゆるゆり
4位:SHIROBAKO
5位:食戟のソーマ
 
 1位と2位がダントツです。管理人(緑茶)がレビューに苦労した。GATEが
まさかのランク外。面白いアニメですが、うまくレビューできていなかったのかも
知れません。

 【各カテゴリ、人気記事】 右の数字は掲載日です

■アニメ■

 ルパン三世 第10話「恋煩いのブタ」 12/10

■ニコ生■
 
 ニコ生・ドラゴンクエストⅩTV ver.3 秋の大運動会10時間スペシャル(3) 10/26

■人物■
 
 人物・DQX初心者大使 8/23

■小説■
 
 DQXのギャグ4コマ コンテスト 11/16
 
■日記■
 
 続・かるい日記的なモノ 11/19
 
 小説カテゴリの人気No1が4コマ・・・。来年は執筆した小説の方が1位に
なるように頑張ります。人物のカテゴリは、DQX初心者大使(とりまとめ)が
1位でした。驚きなのはタレントが多いカテゴリの中、「開発者側」の人物の人気で
した。
 
 6位:齊藤陽介 (DQXプロデューサ)
 8位:宮下輝樹 (MHFプロデューサ)
 
 日記関連は、単純に掲載から日数が経過しているものが、順当にランクに反映
されたようです。

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 2015年総括
 
 開設から数年間、会員限定で公開を行なってきましたが、移転を機会に一般公開
に切り替えました。臆病な管理人としては非常に大きな一歩を踏み出した年と
なりました。
 
 閲覧回数も倍以上に一気に増えました。嬉しい反面、もっと面白い文章を掲載して
いきたいと考えております。(真面目か!)
 
 今年も残すところ、あと15分。今年はありがとうございました。
 
 来年もズズズィっと更新していくつもりですので、よろしければ、お付き合い
下さい。それではよいお年を!!
 

2015年12月30日水曜日

【年末企画】 食材を育ててみませんか?!

こんばんわ!緑茶です。
 
本日の記事は「おうちの中で育てられる簡単食材2つ!」です。
  
もう少し説明しますとポイントが5つあります。
 
1:家の中で作れるもの
2:食べられるもの
3:殆ど世話をしなくてよいもの
4:コストパフォーマンスが良いもの
5:日当たりに左右されないもの
 
つまり、日当たりの良い庭がなくても室内で手軽に簡単に育てらる
食料をご紹介します。(何故植物と書かないかと言うと菌類もあるので^^;)
では、1つめのご紹介です。

超簡単野菜の「もやし」です。買っても安いのですが実は作るのも簡単で
安いのです。
 
種の入手は通販で業務用のものを買うとコストパフォーマンスがいいのですが
尋常な量ではないのでホームセンターなどのタネ売り場で普通に売っています。
  
それでも650粒入りで150円前後という値段です。
 
収穫までは5日~7日です。
手間は、準備に15分程度、あとは1日1分×日数です。
 
用意するものは「種」「コップ」「水」です。
では、栽培法です。(簡単すぎるので種袋の裏に書いてあることが全てですが)

【1日目】 

 ・準備

 ①種をコップに入れます。コップ3分の1程度が目安です。
 ②上から水をコップ8分目位まで水を入れます。
 ③5時間放置します。
 これで準備は終わりです。

【1日目~収穫まで】

 ・水換え

 ①準備5時間後、あとは翌日以降いつでもいいので1日1回水を替えます。
 ②普段は暗い場所においておきましょう。
  帝王「G」が出没する家(部屋)の方は餌にならないように、コップにラップ
  をして針なり楊枝なりで沢山空気穴をあけて上げて下さい。
  
【収穫】
 
 ・もやしは発芽した根の部分なので根が5cmくらい伸びたら収穫です。
 ・水を抜いて発芽しなかった種を適当に除去したら、普通に水洗いして
  食べられます。
 
【マメ知識】
 
 ・以上でも簡単につくれのですが、根が1-2cm伸びたら明るい場所に出すと
  光を求めて育成が進み、収穫速度がアップします。
 
 ・7日以上たつと、発芽の行程から外れてしまい、「もやしの草」が育って
  しまうので8日目までには捨てるなり食べるなりしましょう。

 ・ほぼ同じ育て方で「スプラウト」「カイワレ大根」も作れます。興味があれば
  種を買うときに一緒に種袋の裏を見てみて下さい。
  (種袋の裏には、大抵の場合育て方、種を撒く時期などが記載されています。
   もやしの場合は、いつでも作れるので撒く時期はありません)

2015年12月29日火曜日

2015年12月28日月曜日

【年末企画】 お料理レシピ - 茶碗蒸し -

長すぎるとのご指摘によりページを分けました。

【年末企画】 お料理レシピ - 茶碗蒸し -
http://koresore.blogspot.jp/p/blog-page_4.html

2015年12月26日土曜日

人物・ほりゆうこ

*はじめに*
 
 人物カテゴリは、管理人が気になった人物のレビュー(失礼)をしているものです。
 激しく私見を含みます。正しい経歴、肩書きなどはWikiなどを見てください。
 敬称略です。
 ドラゴンクエストX第2期初心者大使です。
 
 <ステータス> 

※このグラフは管理人のイメージをグラフ化したものです。
 人によって1マスの尺度は違うので他の方と優劣を表記したものではありません。
 
 ・企画   ■■■■■■■■□□
 ・体力   ■■■■□□□□□□
 ・話術   ■■■■■■■■□□
 ・戦闘前衛 ■■■■■□□□□□
 ・戦闘中衛 ■■■■■■■■□□
 ・戦闘後衛 ■■■■■■■■□□
 ・物語   ■■■■■■■■■□
 ・職人   ■■■■■■■■■■(+3)


<固有スキル>

 ・どわ子時かわいさ上昇+50  種族ドワーフ(女)の魅力を巧みに表現できる 

 ・職人マイスター           色々な職人を経験している珍しい大使。しかもそれぞれの
                      職人をかなり極めている。

 ・本気のネタ見せ   (専)   実際にコントライブなどで披露しているネタの一部
                     (ほんの一部)を披露してくれる。その際には衣装も
                    本番同様のものを着用し、相方の宍倉まで登場し本気で
                    ネタを見せる。

<私見>

  初心者大使企画の第2期のメンバーである。キャッチコピーは「ドワ子のぬのこの中の人
 ほりゆうこです」である。キャラ名もそのままで自身の「由布子(ゆうこ)」から「由」をとって「布子」
 としている。

  公開オーディションにて当時放映されいたCM「消臭力」(エステー株式会社)のパロディーで
 「消臭力」にあたる部分を「こういうひじ」と置き換えた一発芸を披露し、視聴者にインパクト
 を残した。

  初代初心者大使のおかんこと「河嶋 まいこ」と同じ事務所(松竹芸能)に所属している。大使
 就任前に河嶋が携帯を変えても、その番号すら教えないという裏話(?)もあるが、就任後は
 配信内外で一緒にドラクエをプレイするなど良好な関係のようである。
 
  実はかなりの高学歴の持ち主で、頭の回転がよくゲーム内では裁縫の場面(現在は転職して
 壷職人から木工職人になっている。)やゲーム外でもツッコミの早さが印象的である。
  
  配信では声質が高すぎず低すぎずとても聞きやすい。大使の中でもめずらく関西弁であるため
 大勢で話していても声を拾いやすい。
 
  個人配信時は視聴者対話型の配信をする場合や、事前にやることを決めて準備してから行
 なうプレゼン型の配信、また両者をミックスさせたような配信など幅広い多彩な配信スタイルを
 持っている。(時にはパワーポイントを使用したり、ゲーム画面を複数表示したりと様々な
 試作も披露している)
 
  また企画力に溢れ、木工職人に転職した際にはリアル木工配信としてドラクエの版画を作る
 配信を行うなど企画の幅が広い。

  個人的には最近配信量が減ってしまい、是非また配信をして欲しい大使である。
  
  DQXでは、盗賊・旅芸人・賢者など中衛職を好む模様。第2期初心者大使はバラエティ色が
 強く、いわゆる「戦闘系ハードコンテンツ」に弱い傾向があるが、その中で中衛としてパーティ
 をバックアップして支えてくれる縁の下の力持ちのような存在である。

  仕事では「たぬきごはん」というコンビを宍倉 孝雄と組んでいる。ちなみに宍倉もDQXを
 プレイしており非常に稀に配信に登場する。また、河嶋との交流も増えたせいか、共演する場面
 もあるようだ。

  プロフィールにPVに出たいと書いているためか、「ツメがアマイ」というショート映画の
 作品に出演されている。「松竹芸能×CREATORS ツメがアマイ」で検索するとまだ見れます
  ので興味がある方はどうぞ。

  2016/3/17に30歳を迎えた。3/15のUstREAMでサプライズ誕生会がおこなわれ、今年の
 抱負は英会話をネイティブに話せるようになることとのことだが、結果ははたして。


<かるい紹介>
 
 生年月日:1986年3月17日
 職業  :タレント・若手お笑い「たぬきごはん(相方:宍倉 孝雄)」 
 サイズ :T.163
 

続・超かるい日記的なモノ

こんばんわ!管理人の緑茶です。
 
 たった今、今日の記事を書き終えました。このあと23:45頃掲載予定です。
 
 最後は人物カテゴリの更新で、2015年のリアルタイム更新は最後となりました。明日は定休日ですのであさってからは、書置き記事による更新となります。
 
 それでは本年も「これはそれ」を閲覧いただきまして、本当にありがとうございました。
来年は1月4日からリアルタイム更新始動となります。

 よい年末年始をお過ごしください!(書置き更新も、よかったら是非!)


 
 

2015年12月25日金曜日

ルパン三世 第13話「ルパン三世の最期」

30年ぶりのルパン3世のTVシリーズです。世界の大泥棒ルパンの末裔
ルパン3世の物語です。何とTVシリーズ第1回1話目は1971年の作品です。
 
本シリーズの公式サイトはコチラ↓
http://lupin-new-season.jp/
 
作品総合公式は↓
http://www.lupin-3rd.net/
1月の特番のお知らせは↓
https://kinro.jointv.jp/lineup/160108
 
 
---
 
13話
【あらすじ】
 
 
 Aパート>>
   
  ICPO(インターポール)とMI6(イギリス秘密情報部)との取引によって銭型に身柄を
 引き渡されたルパン。

    投獄された刑務所で特別警戒で収監される。だが床を壊して排気口を潜って脱獄したり、監視
 カメラを壊して様子を確認に来た看守を人質に取ったり、祈りをささげる為に刑務所を出入りす
 る神父と入れ替わったりと何度も脱獄未遂を繰り返す。
 
  監視体制に不満を持った銭形は、イタリア国内の孤島にルパン専用の監獄を作った。全面鋼鉄
 で、窓もなし。常に銭形本人が扉の前で監視し、その扉も厚さが数十センチもある鋼鉄製で
 銭型の手形認証とカギがないとあけられない徹底したモノだった。
  
  
 Bパート>>
  
  完璧な監視体制。それでも銭型は警戒を忘れない。部下を使ってルパン一味の尾行を行い
救出に来るような動きがないか逐一確認していた。
 
  ルパン一味は救出に動くようなことはなく、時間は流れていった。この刑務所に入ってから
 一切食事に手をつけないルパンは、やせ細りひげも伸び放題で日増しに弱っていった。
  
  その姿をみた銭型は、何度か助けに入ろうと思うが、その行動こそルパンの狙いなのでは
 ないかという猜疑心(さいぎしん)に悩み、思いとどまるのだった。
  
  ある日物音がしたので、監獄を覗いた銭形の移ったものは、完全に動かなくなったルパン
 だった。「死」を直感した銭型はついに扉を開けてしまう。

  しかし、そのルパンはルパンが描いた「絵」であった。監視が入り口側の小窓からしか出来
 ないことを逆手に、その小窓から見ると立体的に見えるように描かれていたのだ。

  立場は逆転。銭型を監獄に閉じ込めたルパンはまんまと脱獄に成功するのだった。
 
---
 
【感想】
 
   
 Aパート>>
 
  なつかしの雰囲気のある脚本です。脱獄を計画するルパンと阻止をする銭形との攻防。旧
 シリーズでも何度か描かれたシーンでした。大抵はあっさりルパンに脱獄されて、銭形が
 悔しがるスタイルです。
 
  今回も一般的な刑務所では何度も脱獄未遂を繰り返されて、刑務所長らしき人物が自分の
 施設に対してどんどん自信を失っていく様子がコミカルでした。
 
  銭型は手馴れたものでルパンの行動を読み脱獄を阻止します。しかし銭型は過去の経験から
 ルパンを拘束するには「プラスしていく監視」ではなく「引き算していく監視」が効果的
 だと考えたようです。
  
  つまり何か監視装置や監視員を「プラス」して、拘束を強化してもルパンにつけいるスキを
 与えるだけなので、徹底した「引き算」でシンプルな監獄に自分自身だけが監視するという
 方法をとりました。  
  
   
 Bパート>>
 
  こちらのパートもルパンの世界観をうまく表現した脚本です。銭型とルパンは常に追うものと
 追われるものであり正反対の立場にあります。しかし両者は互いに認め合う「何か」を持って
 おり、友情のような感情も共有しています。
  
  この微妙なニュアンスを作中ではルパンと銭型が厚い扉越しに会話するシーンなどを使って
 改めて旧シリーズを見ていない視聴者にも分かるように描かれていました。
  
  警戒という「てい」で、部下にルパン一味が助けに動かないかを確認して、動いていないと
 わかると明らかに焦りを覚えるのです。その焦りの表現が、落ちていた巨大な岩を突然持ち上げ
 て地面に投げつけるというもの。この分かりやい演技が昭和テイストに溢れており、非常に
 懐かしい気分になりました。
  
  銭型が自分で完璧に閉じ込めておきながら、心のどこかでルパンの脱獄を期待している心情が
 直球で視聴者伝わる良い演出でした。
   
            
総括>>
  
  話数的には、2クール目1話という感じです。CM前のアイキャッチも旧ルパン風から2015風
 にかわりました。11話12話とシナリオ的に一山越えたので、13話は一段落して、じっくりと腰を
 すえて落ち着いた雰囲気となりました。
 
  次回からは2クール目の新キャラが動き出す模様。年明けのSP番組同様に楽しみです!
  
  
  

2015年12月24日木曜日

DQX初心者大使企画 第4期(終)


7ヶ月続きました本企画の4期目も終了となりました。最後なのでそれぞれの配信全体を通した
レビューをしたいと思います。

なお、企画としての全体レビューは他の秋アニメと同様にまとめて行ないますので
ここでは各人の配信の総括レビューにしようと思います。

掲載順番は公式サイトにあわせました。配信者の横のカッコは4期終了時の
コミュニティーレベルです。2期・3期のときと同様に管理人のその配信全体をイメージした
「イメージタイトル」も勝手につけています。例のごとく激しく私見を含みます。
 
では、さっそく!
 
【太田裕二】(95)
 
 イメージタイトルとしては「東大卒業生が本気でドラクエをやってみたSP」といった
 感じです。
 
 見所は東大生の分析能力と吸収のよさをゲームに活かすと「恐ろしく強くなる」ところで
 した。配信冒頭に「前回のおさらい」と称して自分で描いた1枚絵をみせながら説明します。
 そして今回何をするのか説明するので、動機と目的がシッカリとしていて分かりやすい
 配信でした。
 
 ゲラゲラと笑う面白味ではなく、オオオオォと唸りたくなるような熱量のある配信でした。
 
 
【大山雄史】(98)
 
 イメージタイトルとしては「ゲーマーによるゲーマーの為の初心者ゲーマーまとめ上げ術
 といった感じです。
 
 見所はゲーマー視点でドラクエを楽しみながらも、初心者ゲーマーを自分(ゲーマー)と
 遊べるレベルまで引き上げて自分も全力で楽しめる環境にするところでした。各配信では
 常に現在のプレイ状況を説明しながらプレイしてくれるので「ながら見」にとてもよく
 合う配信となっていました。
 
 視聴者がドラクエをしながら、ラジオのように流しておける安定感のある配信でした。
 
 
【内藤小也華】(104)

 イメージタイトルはしては「内藤小也華とゆかいな仲間たち!」といった感じです。
 
 見所はドラクエのプレーヤー層とは対角線上にいそうな、今時の若い娘がドラクエを通して
 オンラインゲームの魅力に触れて行くところでした。配信では視聴者と会話するような
 ノリのよさで親しみやすい配信者でした。管理人的には今の20代の「ノリ」や考え方
 まとう空気のようなものを勉強できる貴重な配信でした。
 
 ドラクエXがオンラインゲームでありながら、敷居の低いことが実感できる初心者大使
 らしい配信でした。
 
   
【八幡カオル】(96)
 
 イメージタイトルとしては「これがプロ!!実録芸人魂!!」といった感じです。
 
 見所は「ドラクエのゲーム内に留まらない」プロの芸人としてのサービス精神が手軽に視聴
 できるところでした。毎回(似てるかどうかは別にして)モノマネを披露し、酒を飲んだり
 出前をとったりと視聴者が望めば「まずやってみる」というスタイルにはプロは凄いなぁと
 非常に感銘できる配信でした。
 
 ドラクエを知らない人でも興味を持つことが出来る、トークスキルと芸人魂に溢れる
 バラエティ番組のような配信でした。

-----

 以上になります。下書き当初(むしろ昨日時点)では2倍近かった文字数を削って削って
 要点を絞ったレビューにしたつもりですが、如何でしょうか。

 あっという間に卒業を迎えてしまった4期でしたが、これからも機会があれば配信して欲しい
 ものです。
 
 って、もう太田裕二さんが配信している!(驚)
 
   

超かるい日記的なモノ

こんばんわ!管理人の緑茶です!
 
 メリークリスマス?はい?それの催し物は昨日のうちに、画面越しですが斉藤Pや椿姫彩菜
扮するサンタクロースと祝って終わりました。今日はただの平日です。平日!

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「爆ぜろリア充!」

などと、あらぶるネットの神々よ静まりたまえ。静まりたまえ~

世間一般には、恋人達の宴のように扱われている節のあるクリスマスですが、そんなに
盛り上がっているのなら、結果(?)が出ているだろう。ということで、気になりましたので
厚生労働省のHPで調査してみました。(直リンクは避けます)

トップページ↓
 ttp://www.mhlw.go.jp/

該当調査結果↓
 ttp://www1.mhlw.go.jp/toukei/10nengai_8/hikaku.html

出産は十月十日(とつきとおか)と言われますから、出生月から逆算すると妊娠月が分かります。
12月24日の場合ですと11月生まれが該当するはずです。

さぞかし多いのだろうと思っていたら、なんと平成10年では1日平均の出生率ワースト1
平成9年でもワースト4と言う結果でした。

意外と少なかったリア充。そんなに少ないなら優しく見守ってあげようじゃありませんか

メリークリスマス!

2015年12月23日水曜日

続新・軽い日記的なモノ

こんばんわ!管理人の緑茶です。
 
本日の記事はレビューではなく、軽い日記的なものを掲載しようと思います。

まずは、DQX第4期初心者大使のみなさま終業お疲れ様ですね。
あっという間に管理人は抜かされましたが(笑)

まず第一部を見ましたが、今日のDQXTVクリスマスSPは、昨年よりも更に面白いです。
是非見ていない方はTSなどで見てみて下さい。よくある地上波のバラエティTVとは違った趣も
あって、とても楽しい放送です。
 
さて、近況など。

現在は、3本柱で作業中です。
1つ目は、日々のレビュー(今回はここが落ちた(書ききれなかった)ので日記に・・・)
2つ目は、2次創作。(ちょっと遅れが目立ってきました。ネタを盛りすぎな気がしてきました。)
3つ目は、年末年始用記事の執筆(折角なので、チャレンジングな記事を書きたいと思います)

作業量的には2>3>1という感じなのですが、一番作業量が少ないレビューが落ちました(涙)
一応書くには書いたのですが、もう1回推敲させてください。明日には掲載します。

さっしのよい方は、昨日の「ゆるゆり」のレビューが遅くなった時点で今日は落ちるだろうと予測
されたようです。某ゲーム内のグループチャットで「緑茶がずっと離席マークだし、今晩の記事は
間に合わないねw」と囁かれていたログが残っているのを見ました。正解!
 
年末年始の記事ですが、ちょっと変わった書き方をしたいと思っています。なので、このブログの
フォーマットでは、かけない記事になる可能性もあります。そのときは、外部リンクで公開するかも
知れませんのでご容赦ください。(過度な期待はしないで下さい^^;)

では、本日は簡単な日記ですがコレにて終わろうと思います。

閲覧頂いてありがとうございます!!!



 

ゆるゆり さん☆ハイ! 第12話「満開桜に浪漫の嵐」(終)

ほぼ女子しか出てこない、ゆるい百合がテーマの日常系アニメです。百合要素よりも
ギャグ要素がつよい話もあります。3期になって百合成分が増量中です。
 
本作品は、ゆるゆりシリーズの3期となります。
 
作品総合公式は↓
http://ch.nicovideo.jp/3hai
 
---
 
12話
【あらすじ】
 
 Aパート>>
  
  お花見を始めるごらく部と生徒会メンバー。京子の進行であかりと櫻子が漫才を披露して
 場を盛り上げる。

  その後、ちなつと綾乃とちとせが買ってきたパーティグッズのお披露目となるが、ちなつ
 いわく「考えすぎちゃって冷静さを欠いていた」ということで、これまたゆるい感じになる。
 だが買ってきた「桜アフロ」は意外にメンバーに好評であった。
  
  つづいて櫻子がダーツ方式の占いボードを取り出して、メンバーに石を投げて見て欲しいと
 薦めてくる。あかりが大吉をだして対抗心を出した櫻子が応戦し、石を強く投げたことで石が
 跳ね返りちなつを直撃したことで占いは終了となる。
  
  そのまま用意した杯(さかずき)を出して、みんなで(ジュースを)飲み交わしお花見は
 幕を閉じたのだった。  
  
 
 Bパート>>
  
  場面はごらく部の部室に変わる。ごらく部の4人が学校に泊り込んで京子の同人誌の手伝いを
 する。原稿を進めながら、時には脱線して合作ロボット絵をつくったりしていると、あかりが
 電池切れ(寝落ち)して早々に離脱してしまう。
  
  3人になったごらく部だが、着実に作業は進む。そのうちにちなつも力尽き、京子と結衣の
 2年生組みだけが残ってしまう。だが睡魔は京子にも襲い掛かり、謎の爆発音(作中には説明
 がないが恐らくは宿直の教師が起こしたモノ)で目覚めたあかりと入れ替わりで京子もふとんへ
 と入っていった。
  
  結衣とあかりはごらく部創設の話をしながら頑張って作業を進めた結果、無事に原稿は仕上
 がった。朝焼けを背に京子は日ごろのお礼をあかり達に伝えたのであった。
   
         
---
 
【感想】
 
 Aパート>>
  
  お花見開始となりました。背景の桜と木々が凄く綺麗に描かれています。どのキャラも綺麗に
 動き普段以上に気合を感じます。通常回なら止め絵もしくは止め口パク程度で済ませそうな
 カットでも、キャラクターの体全体が動き迫力があります。
 
  その凝り様は、まったくちなつが絡まないカットで、そもそもフレームからも切れている
 ちなつが「料理を取る」という仕草(この動作もそのカットでは必要がない)で普通にカットイン
 し、誰もそこに触れることもなくアウトしていくなどもありました。
  
  こういうリアル感が大好物な管理人は製作側の熱を感じて非常に楽しめるパートとなりました。

 やはりこのような一見無駄にみえる動画があると、そのキャラクターが本当に存在しているよう
 な生活感を感じられて好印象です。

  もちろん動画もですが、最初に書いたように背景がどのシーンも本当に綺麗です。

  生徒会を含めたゆるゆり3期レギュラー陣全員集合はこのパートで最後となりました。もっと
 準レギュラーを絡めて最後は派手に〆るのかと思っていましたが、予想外に絞ったメンバーで
 尺もAパートのみに凝縮して丁寧に書かれたシナリオでした。          
  
  
 Bパート>>
 
  先生は一瞬出てくるものの、元祖ゆるゆりレギュラーとなるごらく部4人だけのパートです。
 しかも場所も部室。原点回帰のBパートとなりました。
   
  Aパートが美術のパートだとすれば、こちらはシナリオのパートと言ったところでしょうか。
 ごらく部の4人がワイワイと騒ぐ日常的なシーンも入れつつ、「寝落ち」という設定を活かして
 メンバーをさらに絞る事で、よけいな茶々が入らない最終回らしい落ち着いた脚本に仕上がって
 いました。
 
  内容もごらく部創設の回想やあかりに対する結衣や京子の想い、そして今の楽しいごらく部に
 幸せを感じる京子とシリアスよりの内容です。
 
  人気シリーズの最終回最終パートとしては満点の内容だったと思います。日常系アニメらしく
 派手に「終わり」を演出せず、それでも最終回として満足できるお話でした。
 
  このBパートなら4期やOVAもまだまだ期待が出来て今期で撒いた準レギュラーのキャラの
 掘り下げという「種」を回収できるかも知れません。
 
  
総括>>
   
  あっという間に駆け抜けて行ってしまった「ゆるゆり3期」

  楽しかったです。短いギャグをテンポよく入れてくる感じが大好きでした。主人公の持ち芸で
 ある「あっかり~ん」が見れなかったのは残念ですが、もうそこに頼らなくてもお話を盛り上げ
 られるキャラクターに各キャラが成長したということだと思います。

  ゆるゆりに限らず秋アニメが続々終了となって参りました。1クール通しての総括は、通例
 どおりまとめて掲載しようと思います。

  4期も期待!(あるといいな)   

2015年12月21日月曜日

ノラガミ ARAGOTO 第11話「黄泉返り」

無名の神様「夜ト神」がメジャーな神様になることを目指して様々騒動を巻き起こす、ファンタジー
アニメです。本サイトでのレビューは8話からですので、それ以前のお話や登場人物に関しては
Wikiや、公式、当サイトの11/28の記事「ノラガミ ARAGOTO ~レビュー前の予備知識~」を
参考にして下さい。
 
本作品は、ノラガミシリーズの2期となります。
 
視聴はコチラ↓1話目のみ無料のようです。(ニコニコ動画)
http://ch.nicovideo.jp/noragami-anime2
最新話の無料放送は↓(YAHOO/GYAO!)
http://gyao.yahoo.co.jp/special/noragami/
公式はコチラ↓
http://noragami-anime.net/index.php
 
---
 
11話
【あらすじ】
 
 Aパート>>
  
  黄泉に風穴をあけて脱出を試みる夜トと恵比寿。その頃、人間界ではひよりと夜トの神器で
 ある雪音が、風穴を見つけ現場へ急いでいた。
  
  そこに突然現われる陸巴(くぐは)。陸巴は元は毘沙門の神器であったが、神よりも神器の
 方が優れているという持論を持って離反。離反の際には毘沙門の配下の(力の弱い)神器を
 大量に殺めており、その戦いで夜トに破れて行方が分からなくなっていた。
 
  夜トへの復讐のためか、ひよりと雪音を襲う陸巴だが、「雪音は夜トの唯一無二である」と
 ひよりに力づけられた雪音によって撃退される。
 
 Bパート>>
    
  風穴付近では、毘沙門が恵比寿の介護を行なっていた。瀕死の恵比寿は黄泉に残してきた
 夜ト神の救出を恵比寿に懇願する。
  
  その現場に、陸巴を退けたひよりと雪音も合流。おくれて小福(貧乏神)と大黒(小福の
 神器)も到着する。
  
  毘沙門は小福と大黒の力を借りて再び風穴を開く。そして夜トの助けになりたいひよりと    
 雪音を残し、自身の少数の神器だけ連れて毘沙門は風穴に飛び込んだ。
   
  黄泉では夜トが囚われ危機に瀕していた。希望を失いかけていた夜トの元に駆けつけた
 毘沙門は夜トを勇気付けイザナギとの戦闘に突入した。
           
 
---
                                          
【感想】
 
 Aパート>>
  
  陸巴の再登場となりましたが、毘沙門編の「裏ボス感」は既になく「負け犬感」漂うイイ感じの
 「よく喋る小物」で一生懸命に持論を展開して、説明が終わったら雪音に一撃でKOされました。
 倒されるの際の「コイツ急に強く…」は相手が成長したことを示す良いセリフです。
 結果的に修行による雪音の成長を表現する上で、ちょうど良い物差しになりました。   
  
  陸巴のそのさまは、まさに没落者といった様相でした。恵比寿編は最終的に夜トと雪音の
 力で毘沙門が勝利したものの、首謀者不明、実行者(陸巴)は逃亡して行方不明。毘沙門の
 多数の神器が妖(あやかし)に食われて死亡という後味でしたので、ちゃんと再登場して
 (陸巴が自分より格下だと見下していた)雪音に瞬殺されるのは視聴者へのうれしい配慮だと
 思いました。
 
  
 Bパート>>
  
  場面は風穴周辺と黄泉になるBパート。風穴周辺には夜トの仲間たちが続々と集結して
    きます。
 ノラガミの1期で張った「小福は貧乏神で風穴あけることが出来る」をここに来て回収となり
 ました。
  
  神の世界でも実力者である恵比寿と同等の力を持っている、やはり小福と大黒も実力のある
 神様と神器のようです。
  (ただ実際の恵比寿の場合は、イザナギの道具を使い中から無理やりこじ開けたのであって
 苦もなく自分の神器だけで風穴をあけることが出来る小福は、その点において恵比寿以上の
 実力があるといえます。)
  
  黄泉の世界に突入した毘沙門は戦闘仕様で格好良く、いつもの露出多め系の戦闘服ではなく
 ガチガチのプレートメイルを着込んだ装いでした。他作品ですがFateのセイバーのような
 イメージでした。
  
  戦闘の演出は派手すぎず、物語を進めながらも戦っている緊張感は表現するいいさじ加減で    
 非常に好感が持てました。毘沙門のメイン武器が鞭なので作画は大変だったと思います…
 
  
総括>>
  
  最後の最後で恵比寿が「ひより」なら夜トを助けられるといいました。次回はひよりも黄泉へ
 行くのでしょうか。生身の人間がいけるのでしょうか…
 
  クライマックスに向けて盛り上がって来ましたね!wikiによると次回の作画監督の人数が
 8人とかメチャクチャ多いので、どのような仕上がりになるのかも楽しみです!

 ※遂に最新話にレビューが追いつきました!

2015年12月19日土曜日

人物・河内愛稀

*はじめに*

 人物カテゴリは、管理人が気になった人物のレビュー(失礼)をしているものです。
 激しく私見を含みます。正しい経歴、肩書きなどはWikiなどを見てください。
 敬称略です。

 ドラゴンクエストX第3期初心者大使です。

 <ステータス> 

※このグラフは管理人のイメージをグラフ化したものです。
 人によって1マスの尺度は違うので他の方と優劣を表記したものではありません。
 
 ・企画   ■■■■□□□□□□
 ・体力   ■■■■■■■■□□
 ・話術   ■■■■■■□□□□
 ・戦闘前衛 ■■■■■■■■□□
 ・戦闘中衛 ■□□□□□□□□□
 ・戦闘後衛 ■□□□□□□□□□
 ・物語   ■■■■□□□□□□
 ・職人   ■■■□□□□□□□



<固有スキル>

 ・どええい!             細かいことを考えずに先ずは戦ってみる勇気 

 ・大使呼び(専)           他の初心者大使と期に縛られず誘いあい楽しむ心

 ・なるほど!わかりました!(専)   実は分かっていない。    


<私見>

 初心者大使企画の3代目です。企画当初、操作すら怪しく色々視聴者に聞きながら任期を
 終えました。任期中の配信的なスキルの向上は大使の中でも上位に入ると思います。

 配信スタイルは、他の大使と絡むことが多く、阿見201や初美メアリとは特に絡むことが
 多い印象です。絡んだ際には、いじられると良さを発揮するキャラクターです。

 3期は任期終了後、あまり互いに絡むことが少なくなってしまったが、それでも集合配信や
 オンライン集合配信などで視聴者を楽しませてくれます。

 DQXでは、前衛を好み特にバトルマスターを得意としているので徹底したアタッカー
 (火力枠)である。一方で中後衛はあまり好まないようであまり見かけない。

 そういった意味合いでは、主に後衛に徹することの多い坂口(同じ3期初心者大使)や
 魔法使いをメイン職にしている初美(初代初心者大使)とのキャラクター的な相性は良い。

 直感的なプレイスタイルなのでプレイを見ていても、色々考え込まずいさぎよい。その為
 自分(管理人)と同じクエストでハマったり、同じような強敵に勝てなかったりと目線が
 割りと管理人に近い配信者です。

 仕事では舞台などを中心に活動中。一度見てみたいものであります。

 2016年11月には大使仲間の石川竜太郎、インコさんなどと舞台で共演するなど徐々に
 仕事の幅が広がっている模様。


<かるい紹介>
 
 生年月日:1993年8月19日
 職業  :役者 
 サイズ :T.155㎝ B.75 W.56 H.80 
 

2015年12月18日金曜日

ルパン三世 第12話「イタリアの夢 後編」

30年ぶりのルパン3世のTVシリーズです。世界の大泥棒ルパンの末裔
ルパン3世の物語です。何とTVシリーズ第1回1話目は1971年の作品です。
 
本シリーズの公式サイトはコチラ↓
http://lupin-new-season.jp/
 
作品総合公式は↓
http://www.lupin-3rd.net/

1月の特番のお知らせは↓
https://kinro.jointv.jp/lineup/160108
 
 
---
 
12話
【あらすじ】
 
 
 Aパート>>
  
  天才科学者の浦賀が残した謎の本。レベッカの願いを叶えるためルパンは本の解読に
挑戦する。様々な知識を必要とする本であった。しかしルパンは一晩で本の謎に迫ることが
出来た。

  ルパンが解き明かした最後のキーワードは「イタリアの夢へようこそ」

  そのキーワードを解き明かしたとき、ルパンは浦賀の作った世界(浦賀の人格の世界)に迷い
 込むのだった。
  謎の世界は時間的には少しだけ過去。若き日のレベッカも登場した。現実離れした巨大な
  昆虫が闊歩する不思議な空間で散りゆく浦賀から「同じ女を愛した男」としてひとつの依頼を
  受けるルパン。
 
  現実の世界に戻ったルパンはレベッカと共にサンマリノへ向かうのだった。  
 
 Bパート>>
  
  サンマリノの廃墟に来たルパンとレベッカ。ここはかつてレベッカが単独で訪れてMI6に
 捕縛された場所だった。
  天才科学者の浦賀からの依頼は「廃墟の隠し部屋に残された自分の研究資料を燃やして欲しい」
 というもの。研究内容は文章による他者の脳への介入。つまり洗脳術だった。
  火をつけるために燃料を撒くルパン。そこへニクスが現われてルパンを殺害しようと試みる。
 ルパンは機転を利かせ、MI6が欲しがっている浦賀の研究資料に火をつけることでニクスを
 かわして逃げるのだった。
 
  燃え上がる廃墟で資料を凝視するニクス。しばらくすると直ぐにルパンの追跡に戻った。
 ニクスに追い詰められるルパンだったが、ニクスにトドメを刺される寸前にニクスの隠された
 能力を逆手に取った「高周波発生装置」で彼の動きを止め、形勢逆転することが出来た。
 
  だが、隠れて包囲していたMi6にニクス共々捕獲されてしまうルパン。絶体絶命かと思われた
 が、銭型が現われてMI6と交渉し、救い出されるのだった。     
   
---
 
【感想】
 
   
 Aパート>>
 
  レベッカの過去を浦賀の記憶という形で表現したファンタジー色の強いパートです。背景の書
 き込みが半端なく、美術の腕前が一際輝くパートとなりました。
  
  若い頃のレベッカの作画が、所々ですが宮崎アニメ風になっており宮崎アニメの懐かしい雰囲
 気も味わえていい作画でした。
 
  世界観も宮崎アニメ映画の「風の谷のナウシカ」を連想させる要素が多く入っています。
 視聴者の年齢層をかなり狭めに絞っており、旧ルパン世代には「懐かしい旧ルパンと、名作
 カリオストロの城(宮崎アニメ)」を感じさせて引きつけます。
 
  それでも脚本がしっかりと「説明」してくれので、新しい世代には「最近のアニメでは見ない
 新鮮な作画や脚本」にとれ、それが魅力になるようです。
  
  本当に熟考されたルパン2015ですが、その評価は管理人だけではないらしく、gooランキング
 編集部による「2015年最も良かったと思う地上波「深夜アニメ」ランキング」で堂々の一位に
 輝いていました。
 
   
 Bパート>>
   
  ニクスとの決戦パートです。色々とニクスの能力が明かされました。彼はエコーロケーション
 だけではなく、超短期記憶や超高精度射撃計算能力を持っていました。何度かレビューにも掲載
 しましたが、管理人から見ると殆ど「エージェントスミス」(映画:マトリクス)です(笑)
  
  ニクスは血管が浮き出たり、激高したりと生物的な部分もあります。最後に仲間の狙撃で捕獲
 されたところを見ても、機械ではないようです。ルパンの推理が正しければ「マウス」のように
 世界をスローで感じることのできる超人間というところでしょうか。
  
  管理人的には衝撃だったのはレベッカがルパンとの婚姻届を出していなかった事実です。
   ミセスルパンという一番のアイデンティティ(identity)を失ったレベッカはやはり2015シリーズ
  専用のキャラクターのようです。(がっくり)
  
  それでも、最後に過去に囚われず前を向いていこうと決意するレベッカに期待をする懲りない
 管理人でした。  
   
            
総括>>
  
  物語として綺麗に収まっていましたが、ルパン2015は2クールです。つまり全24話なの
 です。折り返しの時点でレベッカ、ニクスといった新キャラクターを登場させるだけではなく
 設定に変化もつけきました。
  
  後半12話に向けて、この変化がどのような化学反応を起こしていくのか、1月の特別編も
 含めて今後も楽しみです!

2015年12月17日木曜日

ノラガミ ARAGOTO 第10話「斯(か)く在りし望み」

無名の神様「夜ト神」がメジャーな神様になることを目指して様々騒動を巻き起こす、ファンタジー
アニメです。本サイトでのレビューは8話からですので、それ以前のお話や登場人物に関しては
Wikiや、公式、当サイトの11/28の記事「ノラガミ ARAGOTO ~レビュー前の予備知識~」を
参考にして下さい。
 
本作品は、ノラガミシリーズの2期となります。
 
視聴はコチラ↓1話目のみ無料のようです。(ニコニコ動画)
http://ch.nicovideo.jp/noragami-anime2
最新話の無料放送は↓(YAHOO/GYAO!)
http://gyao.yahoo.co.jp/special/noragami/
公式はコチラ↓
http://noragami-anime.net/index.php
 
---
 
10話
【あらすじ】
 
 Aパート>>
  
  遊園地で青年にキスをされた「ひより」だが、深く悲しんでいた。自分自身でも判らないが
 涙が出てくるのだった。そんなとき、高天原で修行の休息で人間界に戻ってきた雪音がひよりに
 声をかける。

  最初は雪音の声しか認識できない「ひより」だったが、やがて全てを思い出し雪音を強く
 抱きしめるのだった。

  その頃夜トはイザナミの追跡に苦戦。黄泉を出ようと恵比寿と退却するものの、恵比寿の
 神器を身代わりにしながらの、ジリ賓の戦いだった。
 
 Bパート>>
    
  夜トは恵比寿の「人の世を少しでも良いモノにしたい」という神として純潔な願いに心を
 打たれる。

  決意した夜トは、恵比寿を先にいかせ自身がしんがり(追っ手を食い止める捨て駒)をかって
 出た。ノラ(夜トが使っている神器)の力を攻撃ではなく防御に振り向けて時間稼ぎに徹する
 夜トの協力もあり、恵比寿は黄泉との出口へとたどり着く。
 
  だが、イザナミによって全ての出入り口は封鎖されており、追っ手に捕まってしまった。
 あきらめかけていたイザナミを夜トが勇気付け、恵比寿は黄泉に風穴をあけることで脱出を
 図るのだった。    
          
---
 
【感想】
 
 Aパート>>
  
  前回の後半で夜トのことを忘れかけたひよりですが、ギリギリのところで雪音が接触し夜トの
 記憶を取り戻しました。作中で雪音が高天原に修行に出ていた期間が1ヶ月というセリフが
 ありました。
 
  ということは「ひより」の記憶は1月も持たないということなんですね。そういうことだと
 夜トが毎日のようにひよりに会いに行った事が非常に理解できます。管理人が思っていた
 「神が人から忘れられる速度」よりも作中では何倍も速かったようです。
 
  そう言った意味で前回Bパートと今回のAパートでのエピソードを通して、視聴者によって
 バラバラだった「記憶の喪失の速度感」が統一され、作者の狙いどおりになったと思います。 
    
 
 Bパート>>
  
  「天」という存在がクローズアップされてきました。どうやら「天」とは「神」を束ねる存在
 であり、いままでは恵比寿の代替わりの多さには目をつぶってきたのに今回は恵比寿の討伐を
 行なうようです。
 
  「天」「神」「神器」「妖」の関係が微妙に変わってきました。
 
  「天」(の一部)は「神」を「神器を持たぬ神など無力」と見下した思想をもつ。
  「神」は一枚岩ではなく「神」(の一部)は「天」と争ったことがある。
  「神器」は神に仕えるものだが、代替わりした「幼い神」の親代わりにもなる。
  「妖」は無秩序にあばられだけでは無く、「神」によって使役されえると飼いならすことが
     可能であり、その場合は「神」の力にもなる。

  まとめると、神が妖(あやかし)を使役できるようになると、神は今よりも力を増す。力を
 増すと「天」は統率が取れなくなるので困る。その為、「天」は妖の使役に半ば成功した恵比寿を
 討伐することにした。

  こんなストーリーでしょうか。それぞれの立場があってなかなか面白い展開になってきました。
 ノラガミもあと3話なのでこの関係がどう変わっていくのか、とても気になります! 
     
   
総括>>
  
  なんとか誤操作で消してしまった幻の10話の再レビューが終わりました。一度レビューを
 書いている経験なのか、あらすじが物凄く簡潔に書くことが出来ました。
 
  物語は最終回に向けて新事実が次々に判明してきました。8話あたりで張られた伏線も丁寧に
 回収されてきています。あと3話だと思われますが、楽しみにして行きたいと思います!  
 
  最新話に追いつくように、ちょいちょいノラガミのレビューを入れて行こうと思っていますので
 よろしければコレを機会に是非見てみて下さい。面白いお話ですよ! 
 

2015年12月16日水曜日

年末年始のお知らせなどです。

こんばんは!管理人の緑茶です。

 本日の更新はレビューではなく、年末年始の更新についてのお知らせとなります。

 けっして一度書いたノラガミのレビューをもう一度書き直すのが辛いわけではありません
今週どこかでお知らせしようと思っていましたので、そのタイミングが今日だった。そう
そういうことにして下さい。m(_ _)m
 
 ではお知らせです。

 年末年始の更新ですが、今年は通常通り更新する予定です。ですが、アニメが年末年始特番で
潰れてしまいます。そしてニートな管理人(緑茶)は働いている家族が休日で家庭にいると部屋に
引きこもりにくいのです。

 その為、年末年始(28日~3日)までの期間は、事前に書いておいた記事を順次アップ
していく形態にします。従いまして、時事的なレビューは出来ませんので普段のアニメレビュー
はお休みします。期間中は、普段取り扱わないような話題を(レビューに限らず)掲載
していく予定です。
 
 去年、一昨年と年末年始はお休みでしたが、今年は「収録」に近い形になりますがアップします
ので、お仕事が休みでお時間があるかたが覗いていただけると嬉しいです。

 ただ、先に言い訳を一つだけさせてください><

 31日と1日だけはもしかすると更新できないかも知れません。そのときはご容赦ください。
 
  
 ということで、まとめます。

 26日(土曜日):2015年通常更新最終日
 27日(日曜日):定例更新休
 28日(月曜日):-年末年始 特別更新ー
 29日(火曜日):-年末年始 特別更新ー
 30日(水曜日):-年末年始 特別更新ー
 31日(木曜日):-年末年始 特別更新ー(もしかすると更新できず
 01日(金曜日):-年末年始 特別更新ー(もしかすると更新できず
 02日(土曜日):-年末年始 特別更新ー
 03日(日曜日):定例更新休
 04日(月曜日):2016年通常更新初日

 このような予定で掲載していこうと思います。本年も残りわずか!そして来年も本サイトを
 よろしくお願いします。
 
 ・・・と、お知らせはここまでです。ここでDQX関連のミニレビューを風化前に投下します。
 
 【おはようインコさん(まったり編)】
 
 クリスマスと忘年会話でした。立ち見Aの*061番の方の尻の話、良いタイミングで最良の
 ネタを投下してくれました。やめる上司の最後の願いが「尻触らせろ」これは今までの築き
 上げてきた上司のイメージが最後の最後で覆るという、面白いネタでした。爆笑(汗)

 七面鳥の話とLEDの話は、日常の細かい場面をよく観察していてプロはやっぱり違いますね
 私のように引きこもっているとこういう外の世界の話が観察できないので、やっぱり少しは
 出歩かないと面白いネタにもめぐり合わないのだなぁと実感です。
 
 インコさんは、年内にもう一度トーク配信として「2015年振り返り配信」を実施して
 下さる模様です。コチラも楽しみにしておこうと思います。
 
 1月8日~12日にインコさん主演舞台があるそうです。リンクを張ろうか迷いましたが
 「これそれ」の年末年始お知らせからリンクを張るのも変なので、当サイトの人物カテゴリの
 人物・インコさんの方に張っておきます。

 では、本日はこんな形ですが更新は以上です。見に来て頂きありがとうございます。 

2015年12月15日火曜日

ゆるゆり さん☆ハイ! 第11話「どうあがいても土壺」

ほぼ女子しか出てこない、ゆるい百合がテーマの日常系アニメです。百合要素よりも
ギャグ要素がつよい話もあります。3期になって百合成分が増量中です。
 
本作品は、ゆるゆりシリーズの3期となります。
 
作品総合公式は↓
http://ch.nicovideo.jp/3hai
 
---
 
11話
【あらすじ】
 
 Aパート>>
  
  学校の体育にて後片付けの当番になった京子と千歳。二人が当番で先に着替える事になった
 結衣と綾乃。結衣と綾乃は普段は京子を介してコミュニケーションをとることが多く、二人
 だけで会話をすることに緊張する。
  
  とにかく場を和ませようとする二人だったが、互いの気心がわからずにすれ違う。綾乃の
 オヤジギャグも結衣には十分伝わっているのだが、伝わったことが逆に結衣に変な気を
 使わせることになり、悪循環な二人。

  なんとか京子が合流することで、長かった5分間が幕を閉じるのだった。

  放課後、ごらく部の部室でお茶を飲んでいる。いつものお茶より今日のはおいしいと喜ぶ
 結衣。その姿を見て翌日もおいしいお茶をいれようと気合を入れる、ちなつだったが風邪を
 引いて高熱が出てしまう。   
 
  熱があっても結衣にお茶を入れるに無理をするちなつ。だが、高熱のちなつは普段よりも
 高性能でクラスメイトを驚かせるのであった。 
 
 Bパート>>
  
  ちなつは結局寝込んでしまい、ごらく部のメンバーが看病に訪れる。結衣や京子の優しい
 言葉もあって、翌日には回復するちなつ。
  
  ちなつの回復を祝ってお花見をしようと提案する京子。結衣と向日葵が料理、綾乃とちとせと
 ちなつがパーティグッズ、櫻子とあかりが出し物、そして京子が場所取りと分担して準備する
 あかり達。

  当日は快晴、京子が前日から陣取っていた穴場でお花見が始まるのだった!   
         
---
 
【感想】
 
 Aパート>>
  
  ゆるゆり3期の残り話数も減ってきました。あまりからみが無かった結衣と綾乃の組み合わせ
 など、やり残しがないように工夫が入ってきました。
  
  この二人は登場当初から、綾乃のオヤジギャグは結衣にうける。しかし京子がオヤジギャグを
 言っても結衣にはうけない。そんな設定でつながりはあったものの、ある意味大人しい性格の
 二人だけに、二人だけのシーンはこれまでほぼ無かったのです。

  そこに3期のうちにやれる事として、この二人の直接コミュニケーションを描いた挑戦色に
 あふれるストーリーでした。

  ゆるゆりらしいギャグを連発するスタイルでありながら、お互いの表情を探りあうような構成で
 見ている視聴者がこそばゆいような「ういういしい」空気感がよく表現されてました。

  パート後半はちなつネタです。いつもは暴走気味のちなつですが、高熱でテンションが押さえ
 られると意外な高性能ぶりを発揮するあらたな一面も。
       
 
 Bパート>>
 
  Aパートが物凄く長かったので、短めのBパートです。(実質、A(OP前)、B(OP後)
 C(CM後)になっていて、ここで扱うBパートはCに当たります)

  次回で最終回となる3期。どうやら最後はお花見で終わる模様です。そのお花見に向けて
 ごらく部や生徒会のメンバーが色々と準備をするシーンとなりました。あかりの姉がお花見での
 あかりの出し物に興味を持っていたので、準レギュラーキャラも混ざって、最後の大騒ぎを
 するのでしょうか。
  
  最終回に向けて、期待の膨らむシーンとなりました。
 
  
総括>>
   
   日常系ゆるい百合ギャグアニメとして最後はどうなるのか非常に楽しみであります。、やはり
  日常系のアニメが終わってしまう寂しさは当然ありますね。 
 
   次回最終回!楽しみです!  

2015年12月14日月曜日

ルパン三世 第11話「イタリアの夢 前編」

30年ぶりのルパン3世のTVシリーズです。世界の大泥棒ルパンの末裔
ルパン3世の物語です。何とTVシリーズ第1回1話目は1971年の作品です。
 
本シリーズの公式サイトはコチラ↓
http://lupin-new-season.jp/
 
作品総合公式は↓
http://www.lupin-3rd.net/
 
 
---
 
11話
【あらすじ】
 
 
 Aパート>>
  
  前回のラストに眺めていた恋人と思われる写真。その写真を横に何かを調べているレベッカ。
 しかし思ったような収穫が無く、あきらめかけた時にふと何かに気がつく。
 すぐに地図をみて、現地赴くレベッカだった。そこは小汚い小屋で車が一台と待っていた。
 
  レベッカが中を調べようと入り口に近づいたときに、小屋の中からMI6(イギリス諜報部)の
 メンバーと思わしき人物と鉢合わせし、MI6に身柄を拘束されてしまう。
 
  ルパンはレベッカの執事に、拘束されてしまったレベッカの救出を依頼される。だが、彼女が
 拘束されている場所は超高レベルのセキュリティに守られている。それも13人ものMI6の
 凄腕のエージェントに警備されていた。
  
 
 Bパート>>
  
  ルパンは警備のほころびを作るために、意図的に予告状を出す。その予告状の効果は
てきめんで警備に一段と緊張感がはびこる。やがて、警備に当たっていたMI6のニクスに
本部から極秘の指示が入る。

  「昨日のうちにルパンの一味がMi6潜入した。他のメンバーに化けている可能性がある。
   他の誰も信用なら無い状況になったので、ひとりでレベッカをつれて大使館へ移動しろ


  この極秘任務をうけたニクスは、同僚(ニクスから見ると同僚に化けたルパンかもしれない)を
 なぎ払い、無事にレベッカを大使館まで連れてきた。
 
  だが、この極秘任務こそルパンの罠であり、本部とエージェントの通信網を盗んで本部になり
 すまして、偽の指示を出したのだ。
  
  無事にレベッカを保護したルパンだったが、駆けつけたMI6に包囲されてしまう。窮地に
 現われたのはレベッカの執事だった。執事はニクスの自宅に爆薬を仕掛けた。それを理由に
ニクスに手を引くようにと脅迫したのだ。
  
  家族を人質にされたニクスは豹変する。通信が回復したMI6の本部はこの事態を最優先事項
 として、ニクスの拘束を命令する。激しい内部争いになるMI6。その隙を突いてルパンはレベッカ
 を連れてアジトへ逃げたのだった。   
  
  
---
 
【感想】
 
   
 Aパート>>
 
  レベッカの過去が徐々に明らかになってきました。彼女が愛した男性は、日本人で天才的な
学者 だった。しかし、彼は遺書も書かずに自殺してしまった。その真相を知るためにレベッカは様々な騒動を起こしていたのだ。
  
  ルパンと等しい身体能力と頭脳を持つレベッカでも、MI6を2人相手にするのは難しく容易に
 拘束されてしまった。

  劇画調の作画なので拷問のシーンがかなりグロくなりそうで怖かったのですが、拷問器具で
 表現 するに留めておき、レベッカ自身はかすり傷程度の描写でした。
他作品の「シャーロット」にも似たようなシーンがありましたが、ルパンはさらにライトな表現です。
物語に置ける拷問の意味 からすればこの程度が適切な表現だったと思います。
   
   
 Bパート>>
   
  厳重な警備をどう掻い潜るのかと思いました。しかしルパンはルパンらしく、正攻法ではなく
 邪道で状況を回避します。銭形も登場しますが、こちらはミスリードで銭形に化けたルパンかと
 視聴者に思わせるためのフェイクです。ただ、もしかすると後半への伏線にもなっていのかも
 知れません。
 
  無類の強さでレベッカを大使館まで連れて行くニクス。この時点で同僚のMI6エージェントの
 なかでも桁違いに強いようです。奥の手のエコーロケーションを使うまでも無く、同僚達を次々に
 倒して回避し任務を遂行しました。
  
  ルパンにレベッカを奪われた後、家族に危険が及んでいると知ったニクスは激変します。
 人というより野獣のようでした。もしくは映画マトリクスにでてくる「ネオ」のようでした。
 
  MI6エージェント12人がかりで拘束できないということは、ニクスにはエコーロケーション
 の他にも何か秘められた能力があるのでしょう。
 
             
総括>>
  
  レベッカの過去が明らかになるにつれ、レベッカはルパンシリーズの新レギュラーというよりは
 この2015シリーズのみのレギュラーキャラクターという色が強くなってしまい、レベッカ
 好きの管理人(緑茶)としては寂しいところです。
  
  物語はルパン2015初の前後編モノです。ただ、この1話だけでも起承転結はちゃんと出来て
 おり、脚本のクオリティの高さを感じます。

  後半はどうなるのでしょうか。次回も楽しみです。

2015年12月12日土曜日

(再)SHIROBAKO #24「遠すぎた納品」(終)

※(再)表記について

 この表記があるレビューは、以前に移転前の「これそれ」で一度レビューしたものです。
 移転前サイトのレビューが回復不能のようなので、改めて書き起こしたものになります。

 SHIROBAKOは、架空のアニメーション製作会社「武蔵野アニメーション」を舞台にした
 お仕事系アニメです。(製作はP.A.WORKS)
 
--
 
 
Aパート>>
 
  最終話の完成に向けて一丸となる武蔵野アニメーションのメンバー。木下監督渾身の最終話は
 動画枚数10000枚の超力作となっていた。そのボリュームでも製作の宮森だけではなく、今まで
 非協力的だった平岡も前向きに取り組んだおかげで製作は順調。

  各セクションがそれぞれ「プロ」としての最大限の力を発揮した。CGは美沙、原画と動画は
 絵麻と新人の久乃木、そしてベテランの杉江や瀬川まで結集し「総力戦」と表現するのに
 ふさわしい面々が揃った。
  
  その努力の結晶として、木下監督も納得する作品が続々と仕上がってくる。
  
 
Bパート>>
  
   ついに納品当日。夕方の納品に対して全ての工程が終わったのが昼前。製作陣最後の
   ミッションはオンエアテープを各放送局に届けることだった。渡辺・葛城・宮森・矢野といった
  メンバーはもちろんだが、総務の興津まで加わり、ギリギリの納品を間に合わせようと苦闘する。
  
  納品は無事に全局完了する。帰りの新幹線で宮森は思いにふける。自分はこの先どうして
 行きたいのかと。この問いは何度も宮森自身で答えがでない問いであったが、今回の経験をした
 ことで、宮森は「アニメを作ることが、アニメを作る人たちが私は好きだからアニメの仕事を
 これからも続けていく」と答えを出したのだった。
  
  宮森はそのまま完成パーティーに出席、木下監督から指名されて乾杯のスピーチをする。
 色々な人に支えられ、教わったこと。アニメという文化が過去から受け継がれてきた努力の
 リレーであることに触れ、自分もこれからも頑張っていくことを宣言したのだった。
  
  
Cパート>>
  
  偶然にも5人(宮森、絵麻、しずか、美沙、みどり)が同じ作品に携わったことに不思議な
 縁を感じた面々だった。そしていつか…学生時代に5人で作ったアニメ「七福神」をもう一度
 プロとして作りたいと「夢」を共有しあうのだった。
 
      
-----
  
Aパート>>
 
  万難を排した製作陣の奮闘を描いています。構成としては短いシーンを次々につなぐ形です。
 出来るだけ沢山の登場キャラクターが出来ることを精一杯実行している姿を描写するのには
 最適の構成ですね。
  
  このパートでは、今までの視聴者のストレスを次々に解消していきます。
 未熟な部分が多く表現されていた、平岡や久乃木も最終話では違います。アニメへの熱を取り
 戻した平岡は製作の先輩として頼もしく描かれました。殆のコミュニケーションに絵麻の力を
 借りていた久乃木も、自分の意見を相手に伝えることが出来るようになり、描き上げたシーンも
 木下監督に一目置かれました。
 
  もちろん準レギュラーキャラだけではなく、主人公キャラたちについても解消しています。
 ここまで不遇が続いた新人声優の「しずか」も別の現場(作品)で活躍しているシーンがあり
 声優として着実に前進している表現が描写されました。CG担当の美沙も脚本家のみどりも
  短いシーンですが、誰かに必要とされているシーンが差し込まれています。  
  
  最終回のAパートとしては満点の伏線(この場合は登場人物の成長)回収だったと思います。    
  
   
Bパート>>
  
  パート後半にある宮森のスピーチを際立たせるために、動きのあるシーンを入れています。 
 オンエアテープを届けに行くということで、電車、車、船、飛行機、バイクとあらゆる交通
 手段が登場します。
  
  それぞれのシーンが躍動的でスピード感があります。その忙しいシーンから一転してオンエア
 テープ納品後になると、宮森の仕事への思いに場面が変わり一気にじっくり尺を取るシーン
  作りに転じます。
 
  Aパートがほぼ仕事のシーンで物語として「控えめなシーン」が多かった。そこにカウンターを
 入れる形で動きの多い「派手なアクションシーン」を入れたのでしょう。
 このBパート前半があることで、視聴者は飽きずにBパート後半の宮森に注目できるのだと
 思います。 
 
  宮森のスピーチで作中で宮森が抱えていた悩みが解消されます。かなりの長いセリフでしたが
 宮森が悩んでいた仕事に対する答えを全て吐き出すことでSHIROBAKOは終わっても
 作中のキャラクターはこれからも成長していくような期待感を視聴者に与えてくれます。
  
 
Cパート>>

  物語の始まりはこの「七福神」でした。プロとしてもう一度という部分は作中では実現途中
 という形でしたが、視聴者としては完成形を見てみたかったという気持ちはあったと思います。
 
  その視聴者目線を汲んで、出来上がりを感じさせるようなシーンを最後に見せてくれるあたり
 脚本の出来のよさと視聴者へのとても強い配慮を感じました。
 
      
総括>>
  
  ついにSHIROBAKOの再レビューはこれで終了です。最後のレビューは消えてしまった
 最初のレビューと全く違うものになりました。とても良い作品でしたので、折角再レビューする
 のなら、最終回は緑茶渾身のレビューにしてみたつもりです。
 
  費やした時間はおそらく15時間位でしょうか、5000文字を超える「あらすじ」と
 「レビュー」を一旦書いて、添削・圧縮・推敲を繰り返し2000文字まで減らして読みやすく
 内容の濃いレビューにしたつもりです。
  如何でしたでしょうか、興味を持って視聴してみて頂けたら嬉しい限りです。
  
 
 動画は↓で見ることが出来ます。
 
 http://ch.nicovideo.jp/shirobako-anime 

2015年12月11日金曜日

新・軽い日記的なモノ

こんばんは!管理人の緑茶です。
 本日の更新はレビューではなく、日記です。すいません。
 
 軽く近況など。

  今日の予定していた記事を誤って削除しました。ダメージが凄まじいです。

  記事の仕上げに入ったときでした。普段は右下に通知だけにしているメーラーをポップアップに
 したまま忘れていたのが全ての原因です。メールを着信してポップしたメーラーを閉じようとして
 誤操作しました。
 
  一瞬何が起きたか理解出来ず…。私は旧サイトではWEBサイト上に直接書き込んでました。
 そして、サイトごと全データが消えた苦い経験をしています。
 
  新サイトに移設してからは、メモ帳に記事を書いて、それをコピペでサイトにアップする方式
 に改めました。なので、メモ張を保存しないで閉じたらダメなのです。ダメなのです!
 ダメナノデス!ダメナンデス!(パクリのセルフエコー・・・・)
 
  WEBサイトだと一定間隔で自動保存してくれています。その恩恵になれすぎて安易に
 ウインドウを閉じたということです。自爆です。 
  
  書いていたのがSHIROBAKOの記事だったら途中保存があったのに。ノラガミだったの
で跡形もなくなりました。
  
  そんな自責の念ばかり書いても仕方が無いので、閑話休題。
  
  ニコニコ動画でGATE1期の全話一挙放送があります!2期が1月から始まります。
 とても楽しいお話なので1期を見逃した方、このチャンスに是非如何でしょうか!
  
  視聴はコチラ↓(12月19日19:00~)
 http://live.nicovideo.jp/gate/lv244039972
 
  この機会なので、レビューはしていないモノの視聴はしている「おそ松さん」ですが
 全力で後ろに向いてみた中々の意欲作です。残念ながら某人気作を模倣しまくった第1話は
 ニコニコ動画でも見れなくなってしまったようです。
 
  実施2話が通常回の1話なので、なつかしの昭和テイストを感じたい方はコチラも是非。
 
  最新話の視聴はコチラ↓
 http://gyao.yahoo.co.jp/p/00173/v12110/
 
  それでは、私は現実にもどります。自動でバックアップしてくれるメモ帳ってないかなぁ。
  
 

2015年12月10日木曜日

ルパン三世 第10話「恋煩いのブタ」

30年ぶりのルパン3世のTVシリーズです。世界の大泥棒ルパンの末裔
ルパン3世の物語です。何とTVシリーズ第1回1話目は1971年の作品です。
 
本シリーズの公式サイトはコチラ↓
http://lupin-new-season.jp/
 
作品総合公式は↓
http://www.lupin-3rd.net/
 
 
---
 
10話
【あらすじ】
 
 
 Aパート>>
  
  ワイン収集家が亡くなり、その集めていたワインをオークションに出すという。目玉は
 「恋煩いのブタ」という高価なワインだった。そのワインを狙った不二子とレベッカ(
 ミセス・ルパン)はルパンと共にオークション会場に潜入した。
 
  オークション会場では多数のヴィンテージワインが振舞われており、多数の来賓が故人の
 ワインのオークションを楽しみにしていた。ルパンはワインに興味は無かったが、不二子と
 レベッカという美女に囲まれてご満悦であった。
 
 
 Bパート>>
  
  不二子とレベッカは「恋わずらいのブタ」を狙うライバル同士。しかもルパンを奪いあう
 中でもあることから、終始険悪なムードで共闘ではなく、競ってワインを盗むことになる。
  
  不二子とレベッカ双方が譲らずワインまで後一歩というところで異変が起こる。不二子や
 レベッカを含む来場客全員に強い媚薬効果が出始めたのだ。カップルだけではなく、男性の
 単独客までルパンに求愛を始める騒ぎになり、不二子とレベッカはワインを盗み損ねてしまう。
  
  その時、タキシードを着た老人が颯爽と現われて、ワインをタルごと盗んでいく。
 すぐに後を追う不二子とレベッカ。老人を追い詰めたとき、ルパンによって衝撃の真相が  
 暴かれるのだった。
  
 
---
 
【感想】
 
   
 Aパート>>
   
  来ましたレベッカ(ミセス・ルパン)メイン回。このキャラクターは躍動感があります。
 さらに旧ルパン一味にはない現代風な性格も魅力的で、管理人(緑茶)のお気に入りです。
 
  脚本も高級なワイン「恋煩いのブタ」を盗みあうというシチュエーションで、実際はルパンを
 不二子とレベッカが奪い合うもの。ルパンシリーズには珍しいルパンハーレムです。
 普段のルパンならば、ヒロインが1名でそのヒロインとは別格に不二子がいる。最終的には
 ヒロインは振られて不二子が勝つ。そんなストーリーですが、この脚本では不二子とレベッカは
 同じ土俵に立っていて、そのシチュエーションが新鮮で面白い脚本でした。
 
  うらやましい状況のルパンでしたが、二股をかけようとしてバレてしまいます。管理人と
 してはレベッカ(ミセス・ルパン)を取るか、もう少し頭脳派ルパンらしく小器用にふるまって
 も良かった気がしています。
 
  でも、それではただのハーレムラノベになってしまいますね(笑) 
    
  
 Bパート>>
   
  ただの痴話ゲンカでは終わらないのがルパン2015。ワイン「恋煩いのブタ」には、本当に
 媚薬効果があり、その効果が不二子とレベッカにも発揮されます。この設定は非常に良い
 アイディアです。不二子もレベッカも決してルパンに恋心を見せて近づく性格ではないのです。
 そこに、媚薬の効果という設定を入れて、素直に気持ちを表現しても違和感が無い空間を
 作り出しています。
 
  当然、最終的には正気になった不二子からもレベッカからもルパンは振られて、終幕となる
 わけです。これも一話完結型のルパン2015らしい。後味の良いお話でした。
  
  最後にルパンが「やれやれ、女のプライドを保つのも大変だぜ」と言ってパンツまるだしで
 格好をつけます。これがまたコケティッシュなセリフなのにカッコ良くないのがルパンらしく
 面白いシーンでした。
   
            
総括>>
  
  一度は見てみたかった不二子とレベッカの新旧ヒロインの直接対決でした。勝敗こそ着きま
 せんでしたが、最後のシーンでレベッカには過去に心から愛していた相手がいたような描写が
 ありました。

  コレは最後にルパンから離れてしまうフラグともとれて、2015のオリジナルキャラは
 やはり2015で完結してしまう運命なのでしょうか。
 
  それでもレギュラー入りしてくれたら嬉しい管理人(緑茶)でした。  
  毎回1話完結型ながら、濃密なシナリオのルパン2015。次回も楽しみです。

2015年12月9日水曜日

ノラガミ ARAGOTO 第9話「糸の切れる音」

無名の神様「夜ト神」がメジャーな神様になることを目指して様々騒動を巻き起こす、ファンタジー
アニメです。本サイトでのレビューは8話からですので、それ以前のお話や登場人物に関しては
Wikiや、公式、当サイトの11/28の記事「ノラガミ ARAGOTO ~レビュー前の予備知識~」を
参考にして下さい。
 
本作品は、ノラガミシリーズの2期となります。
 
視聴はコチラ↓1話目のみ無料のようです。(ニコニコ動画)
http://ch.nicovideo.jp/noragami-anime2
最新話の無料放送は↓(YAHOO/GYAO!)
http://gyao.yahoo.co.jp/special/noragami/
公式はコチラ↓
http://noragami-anime.net/index.php
 
---
 
9話
【あらすじ】
 
 Aパート>>
  
  夜トとノラは謎の人物「ととさま」の依頼で、黄泉にいる術師を助けに来ていた。黄泉とは
 妖(あやかし)が多数住む洞窟のような場所で、時間の進み方ですら人間界と違う世界らしい。
  
  なるべく妖(あやかし)に見つからないように目を合わせず(どうやら、妖と目を合わせて
 しまうと察知されてしまうらしい)、下水を浴びて臭いも消して術師を追う夜ト。
  
  なんとか術師に追いつくと、その正体が恵比寿(七福神の1人。メジャー神)であることが
 判明する。恵比寿を連れて黄泉から出ようとする夜トに対して、恵比寿は黄泉の奥に住まう
 イザナミから「黄泉の言の葉」を貰わなければ帰らないと拒絶する。
  
  なんとか説得を試みる夜トであった。しかし口論の最中に突然イザナミに襲われ、イザナミの
 住まう黄泉の奥地へと連れ込まれてしまった。   
  
 
 Bパート>>
  
  イザナミを眼前に、夜トは目を疑う。そこに立っていたのは会いたかった「ひより」であった
 しかし、恵比寿には「ひより」には見えず、別の人物に見えているようだった。
 
  恵比寿は状況を直ぐに分析し、イザナミの能力は「見る側にとって身近な人に見える能力で
 その能力で相手に油断させる」ということだった。イザナミは夜トに「ひより」の姿のまま
 黄泉の食べ物を薦める。黄泉の食べ物を食べてしまえば黄泉から出られなくなるからだ。
  
  警戒している夜トと恵比寿に「幻術による魅了」が無効だと感じたイザナミは、作戦を変えて
 「どちらか1人が残ってくれれば、もう一人に言の葉をあげる」と仲間割れを誘発するのだった
  
  言の葉を求める恵比寿は、躊躇なく夜トと戦闘に突入する。そして、勝負の分かれ目で奥の手
 として、夜トの武器(神器)である「ノラ」を自分の神器として呼び出してしまう。まさかの
 「ノラ」は恵比寿の神器でもあるという真実だった。
  勝負がついたと思い、イザナミが油断した瞬間に恵比寿は自分の他の神器に「言の葉」を
 盗ませて、夜トとの勝負を放棄し、黄泉からの脱出を図るのだった。
 
  そのころ、人間界では「ひより」が夜ト神のことを忘れかけ、大切な何かを失ってしまった
 喪失感にさいなまれているのだった。
  
          
---
 
【感想】
 
 Aパート>>
  
  黄泉でのバトル満載パートです。普段は性格が悪く夜トに対して敵対的な「ノラ」ですが
 協力する立場になるとかなり優秀で頼りになる神器のようです。よくよく考えて見れば
 野良神器として数々の神から名を貰っている訳ですから、それ相応の実力があるということ
 なのだと思います。
  
  ただ、このパートはバトルパートだけに留めず、ひよりの日常を合間に挟むことで少しずつ
 ひよりが夜トの存在を失っていく時間の経過も表現しています。
  
  しかも意外に忘却の進行が速いようです。あれだけ思いを詰めていた夜トの事ですらあっと
 いう間に忘れられてしまうのですから、神というのは存在し続けるだけでも相当大変なので
 しょう。
    
 
 Bパート>>
  
  恵比寿の捕らえ所のない性格が、うまく作画・声に表現されていて敵か味方かもよくわからず
 興味深い展開になりました。ここまでのストーリーを振り返ると、突然神々を召集し、七福神
 を拘束した「神々の統括者」的な存在の方が暴力的で横暴にも思えます。
  
  そして野良神器の野良の部分を上手く活かした、夜トと恵比寿の決着シーンは「なるほど」と
 思えて予想外でした。戦闘シーンは派手に動く系の作画ではありませんでしたが、引き絵と
 バストアップを上手く活用した良いシーンでした。
  
  もともとノラガミはバトル系アニメではないので、バトルはこの位にしておいてストーリーを
 進ませる今のスタイルの方がテンポが良いのでしょう。
 
  物語としては「ひより」が遂に夜トをほぼ忘れており、喪失感だけが残っている状態になって
 しまいました。夜トは黄泉から脱出してひよりに会えるのか、楽しみな展開です。
   
   
総括>>
  
  2期から見始めた視聴者にとっては、「ひより」が忘れていくのがあまり衝撃的ではないかも
 しれないので補足させて頂くと、1期で「ひより」は誘拐されて「夜ト」に命を懸けて救って
 貰ったという過去があります。その命を懸けた絆ですら、数週間で消えていくというのが衝撃的
 な部分だという感じです。  

  最新話に追いつくように、ちょいちょいノラガミのレビューを入れて行こうと思っていますので
 よろしければコレを機会に是非見てみて下さい。面白いお話ですよ! 
 

2015年12月8日火曜日

ゆるゆり さん☆ハイ! 第10話「君とならいつまでも。」

ほぼ女子しか出てこない、ゆるい百合がテーマの日常系アニメです。百合要素よりも
ギャグ要素がつよい話もあります。3期になって百合成分が増量中です。
 
本作品は、ゆるゆりシリーズの3期となります。
 
作品総合公式は↓
http://ch.nicovideo.jp/3hai
 
---
 
10話
【あらすじ】
 
 Aパート>>
  
  親戚のまりの家の雪かきをしている結衣。そこにあかりが通りかかる。ちなつや京子も
 あつまって、みんなでまりの希望するかまくらを作ることになった。
  
  ある程度かまくらができたところで、まりが寒がっていることに気がついた結衣等は
 かまくらをあきらめて、屋内に入ることにした。
  
  結衣とまりは風呂へ、ちなつはコンビニへ、あかりはトイレに行ってしまい、一人だけ居間に
 一足先に来た京子だった。しかし期待していたコタツが動かず、遅れてきたあかりに抱きついて
 暖をとっていたが、やがてあかりも体が冷えてしまい、二人で凍えることになった。
  
  やがてちなつが、コンビニから戻ってくると今度は,ちなつに抱きついて暖を取る京子と
 あかり。そこへ結衣が戻ってきてアサッリコタツを直すのだった。
 
 
 Bパート>>
  
  コタツで暖まる娯楽部のメンバー。体が温まった京子はアイスが食べたいといい始め
 コンビニへ行くと言って部屋を出て行った。京子がいなくなり静かになった居間で、残った
 メンバーがウトウトしていると、結衣が随分長い間、京子が戻っていないことに気がつく。
  
  外に出てみると、京子は何と一人でかまくらを完成させていたのだ。大喜びするまりと
 それを見たごらく部のメンバーから褒められて上機嫌の京子だったが、雪の中で動きまわった
 結果として風邪を引いてしまう。
  
  次の日、京子は学校を休み結衣が一人でいると、陸上部から声を掛けられる。これまでも
 度々結衣は陸上部に入部しないかと誘われていたのだが、この日は顧問の先生まで加わって
 強く勧誘されたものの回答は保留とした。
 
  翌日、この話を聞いた京子は即お断りしなかった事に腹を立て、一足先に帰宅してしまう。
 仕方なく結衣はあかりとちなつに相談し、うまいこと陸上部の誘いを断ることに成功した。
   
         
---
 
【感想】
 
 Aパート>>
 
  ひさしぶりのごらく部メイン回となりました。脚本もギャグを連発するようなものではなくて
 すこし日常を意識した、落ち着いた感じの物語になっていました。3期特有の百合成分やエロ
 成分も控えめになっており、落ちついたゆるゆりといった面持ちです。
 
  シーンも雪の日のシーンにほぼ集中していて、いつものゆるゆりよりも時間がゆっくり流れ
 るような演出でした。その分、各キャラのキャラらしさや、ごらく部の仲の良さみたいなものが
 丁寧に書かれているパートです。
  
  また、久しぶりに京子やあかりの小さい頃の回想もありました。昔から仲が良かったという
 描写ですが、個人的には、こういうキャラクターの関係を強調する回想は、アニメのキャラクター
 に対して、これまでの人生が吹き込まれていくようでとても楽しいシーンです。
     
 
 Bパート>>
 
  前半は引き続き雪の日のエピソードです。体が温まった京子がまりのために頑張るという
 エピソードを通して、いつもはハプニングメーカの京子だが、やさしくてイイ良い所もあり
 ますよと言わんばかりで、残り2話に向けてレギュラーキャラの地盤をガッチリかためて行く
 ようなそんなエピソードでした。
 
  後半は、結衣と京子の関係を百合的ではなく友情的に表現したストーリーで、端的に書いて
 しまえば、京子は結衣が陸上部に誘われた事を知って、ごらく部の日常が失われてしまう危機を
 感じて怒った。というものですが、こちらもゆるゆりにしては珍しくストーリーにちゃんと
 尺を使って表現しているので、日常系らしい何と言うか微笑ましいエピソードになりました。
  
  むしろ尺をきちんと使いすぎて、若干ですが最終回のようなムードすら漂っていたように
 思えます。(笑) 
  
 
総括>>
   
  気がつけばもう10話。最終回を除けば通常回は次で最後なんですね。毎週楽しみにしてた 
 アニメだけに、かなり寂しいものです。

  しかしこの3期でかなり脇役の地固めは出来ているので、残り2話、そしてスピンオフなど
 に期待が高まります!
  

2015年12月7日月曜日

活動レポート 2015年11月

 管理人です。こんばんわ!
 
 先月の活動レポートとなります。
 
 【実績】
 
 文書のお仕事は・・・・0(ZERO!)
 構成作家のお仕事は・・0(ZERO!)

 いえーい。安定のZERO!(涙)

 【雑感】
 
 実績は毎月のテンプレ状態です(笑)
 
  さてもう12月。12月は師走とも言い、昔から師も走るほど忙しい時期ということ
 ですが、相変わらず仕事はありません。いえーい(涙)

  この時点でもう今年も残り20数日(24日?)です。社会人の方からすると、あと
 15営業日とか言うみたいですね。つまり今年もあと15回出勤すれば仕事納めという
 事のようです。
  
  今年中と期限を切られた仕事などを抱えている人には、この15営業日という響きが
 脅迫のように迫り来るカウントダウンなのでしょう。
  
  管理人(緑茶)としては、10月の時点で冬コミは間に合わないと宣言していただけ
 あって、予定通り間に合ってません。スケジュールどおりです(汗)

  このサイトも移転してからソコソコ安定してきました。ありがたい事にアクセス数は
 増加傾向にあって、本当にうれしい限りです。最近のページアクセスを見ていると
 ルパンとDQX関連が人気のようです。ルパンはかなりの良作ですから、その勢いに
 少しだけ便乗している感じでしょう。  
 
  DQX配信のレビューは個別レビューができず、ミニレビューばかりで楽しみにしていた
 方が、もしいらしたら本当にすみません。ネタ帳替わりのメモ帳に書き込まれた、記事ネタ的
 なものは圧倒的にDQXが多いのですが、TS(タイムシフト)が7日で消えるという
 風化の速さになかなか追いつきません。
  
  個別にレビューできませんでしたが、ゲスト多数の27時間配信や、鍛冶が40になる
 まで終われまてんモドキは面白かったので、レビューに落としたかった配信でした。
  
  ただDQX関連レビューは先月の活動レポートで反省しました。完全風化させて記事に
 ならずに終わることのないように、ミニレビューでもいいので履きだそうとした結果
 少しは記事として日の目をみるネタも増えました。今後もこの傾向でもいいので記事にして
 行きたいと思っています。
 
  さて、アニメに関してはノラガミを8話からレビュー対象にいれました。SHIROBAKOの
 レビューがあと1話なので、ちょうどいい増減になると思います。

  あとSHIROBAKOに関しては、24話の下書きが終わりました。この後、見直して加筆修正
 してアップなので、今週には終わると思います。こちら、大変お待たせしてすみません
 でした。
  
  先月のレビューではルパンが熱かったです。ルパン三世のシナリオは内容が濃すぎて
 レビューにあたって情報過多になり、あらすじを書き起こしただけで800文字とか・・・・。
 それを添削して圧縮して感想を書くという工程を毎週していたのですが、1話あたり4時間位
 費やしました。オリジナル創作と日程が被った期間はDQXの日課とMHFの週課を削って
 レビューを書いていました。
  
  もともと脚本がかなり濃密で無駄がないだけに、これを纏める作業は簡潔な文章を書くために
 とてもよい勉強になりました。
  
  MHFは少しサボリ気味です。来年からフレンドが復帰するらしいので、その辺からまた
 ボチボチやっていこうかと思っています。
  
  DQXは強敵コンテンツとコロシアムに全然ついていけず、改めて加齢をかみ締めております。
 反射神経を要求されると途端にボロがでますね(笑)
 といっても、ムリに強敵やコロシアムに行かなくても良いのがDQXのいいところです。チーム
 の人達が、コロシアムなどに行っているときは、足手まといにならぬよう、ひっそりと魔塔に
 こもって目立たないようにしています。 
    
  という事でもう直ぐ年明けです!紅白に「ももクロ」は出ませんが、今月も更新しますので
 ズズズイッとよろしくお願いします!
 

2015年12月5日土曜日

ノラガミ ARAGOTO 第8話「禍津神」

無名の神様「夜ト神」がメジャーな神様になることを目指して様々騒動を巻き起こす、ファンタジー
アニメです。本サイトでのレビューは8話からですので、それ以前のお話や登場人物に関しては
Wikiや、公式、当サイトの11/28の記事「ノラガミ ARAGOTO ~レビュー前の予備知識~」を
参考にして下さい。
 
本作品は、ノラガミシリーズの2期となります。
 
視聴はコチラ↓1話目のみ無料のようです。(ニコニコ動画)
http://ch.nicovideo.jp/noragami-anime2
最新話の無料放送は↓(YAHOO/GYAO!)
http://gyao.yahoo.co.jp/special/noragami/
公式はコチラ↓
http://noragami-anime.net/index.php
 
---
 
8話
【あらすじ】
 
 Aパート>>
  
  今までお社(神様を祭るもの。作品では神様が人に敬われる象徴のような建造物)を持って
 いなかった夜トだったが、毘沙門との和解(1期~2期7話)をきっかけに、ひよりから
 手の平サイズの置物だが、お社をプレゼントされ舞い上がる。
  
  神はお社を持つことで、神の住処として高天原と人間界を自由に行き来できるようになり
 更には高天原に自分の所有地を持つことが許される。
  
  浮かれる夜トだったが、その晩、昔共に汚れ仕事をこなして来た「ノラ(野良の神器)」から
 呼び出しがあり早朝に出かけていく夜トであった。 
     
  
 Bパート>>
  
  お社を持った夜トは、これを契機に汚れ仕事から足を洗おうと、ノラに対して決別の意志を
 示す。だが、ノラはこの申し出を拒否し、使役する妖(あやかし)で夜トを傷つけ、連れ去って
 しまうのだった。
 
  何日も夜トは戻らず、ひよりは夜トを探し続けるのだが、夜トはその間、ノラに脅され
 人間を殺すような(対象は極悪人)汚れた仕事をこなしていた。
  
  その頃、妖(あやかし)を神器として使役する実験を行なっていた恵比寿(七福神の一人)は
 妖に刺され床に伏せていた。見舞いに来る大黒・毘沙門だが恵比寿の容態が悪く、直ぐに追い
 帰らされてしまう。

  誰もいなくなった病室に、謎の人物が現われ「言の葉のありかがわかった」と告げていく
 その後、夜トのもとにも謎の人物「ととさま」が現われ、黄泉での仕事を完遂すれば
 元の場所に返してやると告げたのだった。  
         
---
 
【感想】
 
 Aパート>>
  
  神様の世界の(一部おもしろ)ルールが情報解禁となったパートです。まず、お社が持てると
 高天原に住所が貰え、神として住民登録される。ちなみに夜トの土地は、わずか6.6平米の
 2年間の借地権である。
 
  住民登録には役所の許可が必要で、夜トは役所が閉まる寸前に何度もゴネに行き、無理やり
 登録許可をさせた模様。また、神の世界でもご近所付き合いがあり、引越しの挨拶で近所を
 回ったりもする。
  
  その他、公式グッズが販売可能になったりと、(とりあえず)一人前の神様として扱われる
 ようになるみたいです。
  
  管理人としては、こういう世界観の設定公開パートは想像力を掻き立てられるので非常に
 好んでおり、今回のAパートもとても楽しく視聴できました。
 
  こういう世界観の設定は一度公開してしまうと、後から訂正することが中々大変なので
 一番最初に公開する前に行なう、設定の詰めの作業がとても労力、時間を費やす作業なの
  です。

 そういう苦労する作業の「出来上がり」を見られるのが楽しいという一面もあります。    
   
 
 Bパート>>
  
  ノラガミ2期も後半へ向けて、伏線の増強となりました。時期的に大掛かりな伏線は、全13話
 いわゆる1クールものではこの、8話~9話位までに撒いておかないと「物語として」回収する
 のが中々大変になります。
  
  「物語として」と書いたのは、伏線の中には物語として回収しない伏線もあります。
 視聴者の想像にまかせて各々で楽しんでもらう「回収しない伏線」やキャラクター(もしくは
 ナレーション)が物語とは関係なく答えを言ってしまう「事務的な伏線回収」などが
 物語として回収しない伏線としてあります。
  
  もちろん、尺や脚本の都合で回収できない「放置されてしまった伏線」も物語ではありませんが
 放置だけはあまり歓迎された伏線の処理方法ではないと思っています。
  
  話がそれましたので、Bパートに戻ります。前回(7話)までで毘沙門との因縁が解消された
 夜トですが、後半に向けて新たな仕込みにはいりました。まず、神キャラクターから。
 
  恵比寿・謎の男・謎の男「とと様」・ひよりに近づく茶髪の男性の4人。謎の男が二人とも
 「とと様」であるかはまだ判明していません。恵比寿が妖を神器としたい理由も明確に判って
 いません。茶髪の男性もただのモブなのか意味を持つのかは今後判明すると思います。
  
  そして、夜トの過去と黄泉での仕事。仕事の内容も詳細には判っていません。
 
  このような感じで、大量の仕込みパートでした。回収は次回以降というところでしょう。
 
   
総括>>
  
  2期の折り返しとしては、とても視聴しやすい内容になっています。ここまで視聴していない
 方で、興味があるようであれば、この8話から見始めると入り込みやすいと思いまして
 レビューも8話からとさせていただきました。

  最新話に追いつくように、ちょいちょいノラガミのレビューを入れて行こうと思っていますので
 よろしければコレを機会に是非見てみて下さい。面白いお話ですよ! 
 
独り言>>
  SHIROBAKOの最終話レビュー忘れてないです。大丈夫です(笑)

2015年12月4日金曜日

人物・八幡カオル

*はじめに*

 人物カテゴリは、管理人が気になった人物のレビュー(失礼)をしているものです。
 激しく私見を含みます。正しい経歴、肩書きなどはWikiなどを見てください。
 敬称略です。

 ドラゴンクエストX第4期初心者大使です。
 
 <ステータス> 

※このグラフは管理人のイメージをグラフ化したものです。
 人によって1マスの尺度は違うので他の方と優劣を表記したものではありません。

 ・企画   ■■■■■■■■□□
 ・体力   ■■■■■■■■■■■■■■■
 ・話術   ■■■■■■□□□□
 ・戦闘前衛 ■■□□□□□□□□
 ・戦闘中衛 ■■■■■■■■□□
 ・戦闘後衛 ■■■■■□□□□□
 ・物語   ■■■■■■■■□□
 ・職人   ■■■■■■□□□□



<固有スキル>

 ・圧勝の出落ち    配信開始5分で物まねネタを消化してしまう。 
 ・安定のコメ拾い   視聴者のコメントを積極的拾って広げてくれる。
 ・あらぶる体力(専) 27時間配信し続けることが出来る驚愕の体力。   


<私見>

  初心者大使企画の4代目です。就任当初最年長での参加となりました。もともと芸人の方
 なのでトーク力は安定していますが、DQXTVなどで収録が押してくるとドンドン眠そう
 になる。本当に眠いのか、眠そうに見えるだけのかは謎である。

  配信のスタイルも安定していて、すでに自身のリアルでのキャラクターが出来上がっている
 ので安心してみていられる…が、配信中の行動は大使の中でもかなりのフリーダムで
 決して配信が単調なわけではない。

  じつは物凄い体力の持ち主らしく、運動会企画でエアロバイクを漕いだ場面では、年下の
 女性陣や男性陣を押しのけて走行距離2kmで2位にランクインした。ちなみに1位は
 サッカーをやっていた男性俳優の坂口である。
 
  その持ち前の体力を活かして、27時間配信を企画。見事に達成した。まさに年長者らしい
 プロ魂を垣間見ることができる配信者です。 
 
  DQXでは、旅芸人などの中衛職をプレーしている。DQXの中衛職は非常に忙しく、特に
 旅芸人は前に出すぎても、後ろに下がりすぎても戦闘に影響が出てしまうので攻守の
 バランスが問われる場面が多い。

  プレイスキルは大使の中では普通だが、年齢を考えると同年齢層の一般プレーヤよりは
 相当にやりこんでいると思われます。


  仕事ではDQX関連の他、芸人としてライブなどで幅広く活躍されている模様。
 特に某人気アイドルのモノマネは秀逸である。また、2016年には某知事のモノマネが
 大変似ていると話題になり地上波への露出が増え多忙のようだが、それでも配信は
 続けてくれている。


<かるい紹介>
 
 生年月日:1975年5月20日
 職業  :芸人

2015年12月3日木曜日

ルパン三世 第9話「殺し屋たちの鎮魂歌」

30年ぶりのルパン3世のTVシリーズです。世界の大泥棒ルパンの末裔
ルパン3世の物語です。何とTVシリーズ第1回1話目は1971年の作品です。
 
本シリーズの公式サイトはコチラ↓
http://lupin-new-season.jp/
 
作品総合公式は↓
http://www.lupin-3rd.net/
 
 
---
 
9話
【あらすじ】
 
 
 Aパート>>
  
  ある日、名うての殺し屋達が次々と、遠距離から狙撃されて殺される事件が発生する。
 殺された殺し屋たちの共通点は、過去の仕事にあった。
 
  その仕事とは、西アフリカ小国の独裁者の暗殺だった。五エ門を含む12人もの暗殺者が
 独裁者1人を対称にするという大掛かりなプロジェクトだったのだが、その理由は独裁者
 本人ではなく、彼を警護する超一流の狙撃手である「ゾラ」の存在であった。
 
  五右衛門達は多数の犠牲を払いながらも、ゾラと独裁者を仕留めた。そのはずだった。
 しかし、復讐としか思えない今回の事件により、ゾラが生きているのではないかという疑念が
 湧き、生き残った殺し屋ベラドンナと共に事件の真相に迫るのだった。
 
 
 Bパート>>
  
  五エ門、べラドンナ以外の生き残った殺し屋達は、次々と暗殺されていく。ゾラを捜索する
 五エ門達だったが、中々足取りが掴めずに苦戦する。
 
  だが、当時の独裁者暗殺計画の首謀者である、レオポルド(彼は暗殺者ではなく政治家)が
 演説することになり、ゾラには絶好の復讐のチャンスが与えられる。
 
  五右衛門達は演説会場に赴いてゾラを探したが、彼のアジトしか判らなかった。生き残った
 暗殺者は既に五エ門とベラドンナの2名になっていたが、二人でアジトを襲撃する作戦を
 遂行する。 
  
  ゾラのアジトで彼を見つけたものの、かれは狙撃を出来るような体ではなく、五エ門が
 問い詰める前にベラドンナに殺害されてしまった。
  
  実は、彼女(ベラドンナ)こそこの暗殺者狙撃事件の犯人で、レオポルドの直属の殺し屋
 だったのだ。過去の事件を闇に消すために、彼女を使って暗殺者全員の抹殺を目論んだのだ。
 
  そんな彼女もレオポルドに弱みを握られており、意に反して仲間を殺していた。五エ門は
 その事を知ると、神業のような刀さばきで彼女を救うのだった。  
 
 
---
 
【感想】
  
 Aパート>>
   
  過去の話を中心に、久々の五エ門登場です。ルパン一味(ルパン・次元・五エ門・不二子)は
 常に行動を共にしているわけではなく、次元は頻繁にルパンといるものの、五エ門に関しては
 殆ど登場しないという旧作に忠実なところも好印象の2015版ルパンです。
 
  多数の殺し屋と共に、独裁者を暗殺する五エ門。しかも、独裁者本人を仕留めたのは五エ門
 だったが、警護のゾラを倒したのがベラドンナだったというところが、今回のお話のキモに
 なっていたようです。
  
  五エ門が直接ゾラを倒していないことで、視聴者にゾラを仕留め損ねて復讐されているという
 ミスリードを与えています。
    
 Bパート>>
  
  Bパート。上記のあらすじでは、あえて核心を直接書くことは避けました。短いパートに
 物語をこんなに綺麗に配置する脚本はとても勉強になります。管理人もモノ書きとして
 このような起承転結のあるエッジの効いた物語を書いてみたいものです。
  
  内容的には、BパートからはAパートのミスリードを活かしつつも、視聴者に徐々に気づかせる
 演出が挟まれており、どこで真実に気がつくのかは視聴者次第の面白いシナリオでした。
 (もちろんAパートで気がついた方もいると思います)

  しかし、ミスリードを回収してレオポルドが黒幕でした!で終わらせず、ベラドンナに対して
 しっかりヘイトを回避しつつ、ルパンらしく彼女の元を去っていく五エ門を書くことで
 とても後味のよい物語になっていたと思います。
  
             
総括>>
  
  ついに五エ門無双回となりました。テイスト的には銭形回に近い演出になっていましたが
 とにかく止め絵(キャラクターの動かないカット)を効果的にうまく使っていた印象でした。
 
  表現も旧作を思わせる昭和世代のアニメの表現が多様されていて、これもイイ意味で五エ門
 らしい、古風なキャラクターイメージを上手く作画に反映しているモノだったと思います。

  毎回1話完結型ながら、濃密なシナリオのルパン2015。次回も楽しみです。

2015年12月2日水曜日

ゆるゆり さん☆ハイ! 第9話「それは、小さな愛と、少しの勇気の物語。」

ほぼ女子しか出てこない、ゆるい百合がテーマの日常系アニメです。百合要素よりも
ギャグ要素がつよい話もあります。3期になって百合成分が増量中です。
 
本作品は、ゆるゆりシリーズの3期となります。
 
作品総合公式は↓
http://ch.nicovideo.jp/3hai
 
---
 
9話
【あらすじ】
 
 Aパート>>
  
  先日、公園で楓に「笑顔の方が良いよ」的なコメントを受けて、少し周囲とコミュニ
 ケーションをとってみようと考え、色々と悩む千鶴(千歳の双子の妹。顔はほぼ一緒なので
 ビジュアル的には瞳の色で見分ける。青=姉の千歳、緑=妹の千鶴)

  一方教室では結衣、京子、綾乃の一人っ子3人組が姉妹がいたら、どんな感じになるのかと
 色々な妄想話で盛り上がっている。京子は結衣と綾乃に姉妹設定の小芝居などをさせて喜んで
 いる。

  何から変えていけば良いのかわからない千鶴だったが千鶴なりに努力して、クラスメイトが
 授業のノートを回収に来たときに笑顔を見せて反応を伺ってみた。
  
  しかし千鶴としては、芳しい反応は得られず、しかたなく京子に、「どうやったら友達が
 出来るのか」とアドバイスを求める、すると京子は「アタックあるのみだよ!」と笑顔で
 答えるのだった。
 
  そんな努力のかいがあってか、体育の授業でもクラスメイトの方から話しかけてもらえる
 ようになり、少しだけ周囲が賑やかになる千鶴だった。 
 
 
 Bパート>>
  
  場面は替わり、まり(結衣の親戚の子供)と楓(向日葵の妹)がお使いに行く途中に
 バッタリと出会う。二人で仲良く買い物をしているのだが、その後ろを心配して尾行する
 結衣&京子と、櫻子&向日葵の姿が会った。
 
  結衣達と向日葵たちはお互いに、相手を不審者だと思い込み、意を決した櫻子が茂みから
 結衣達に突進したことで誤解が解ける。
 
  再び場面は替わり、千歳の家に泊まりに来た綾乃。友達が出来始めたせいか少し変わった
 千鶴の話などをしながら仲良く眠りにつくのだった。
 
 
 Cパート>>
  
  夕暮れの公園。ブランコに乗る「あかり」と「ちなつ」 
  
  あかり(主人公)「なんだか寂しいね…」
  ちなつ「私まで道連れ…」
         
---
 
【感想】
 
 Aパート>>
 
   千鶴のキャラクター強化回となりました。普段は姉である千歳の出番が多く、モブになる
 ことの多いキャラでしたが、今回はスポットを浴びることになりました。
  
  8話と同じ脚本家なので、8話での公園エピソードを前ぶりにして今回の9話で千鶴が
 努力していくという構成です。

  千鶴というキャラクターは普段から無口なだけに、友達を作るという脚本にはどうして
 も周囲の協力的なものが必要で、その点、今回の脚本は、「事務的に会話する」⇒「笑顔で
 接する」⇒「周囲の誤解が少し解ける」⇒「体育の授業で打解ける」と判りやすく描かれて
 いたと思います。
    
 
 Bパート>>
 
  初めてのお使い風のお話。千鶴も相当の脇役ですが、楓・まりまで来ると、ライトな視聴者には
 人物相関図が複雑すぎて判りにくいかも知れませんので、あらすじの方に軽く、レギュラー
 メンバーとの関係を補記しておきました。
    
  Aパートで少し成長した千鶴と同様に、その切欠をくれた楓も少し成長したというお話ですが
 エピソードの〆として、京子を不審者と勘違いした櫻子が京子に突進した際に、京子がコートを
 広げて変質者のようなポーズをとると、櫻子が驚いて「不審者!」と叫ぶシーンで終わるのですが
 一体何を見たのでしょうか(笑)

  3期になって、脇役のバックボーンの強化及び脇役同士の交流の強化が顕著に現われています。 これが3期の後半でどのようにお話にフィードバックしてくるのか楽しみです。
  
     
 Cパート>>
  
  数秒のCパート。あえてのほぼ静止画(かろうじてクチパク)ED後なので、EDのキャスト
 に赤座あかりの名前があったので、見逃したかと思えばまさかのCパートの1カットのみ。
 
  登場人物が増え、結果として出番が減ってしまったキャラクターにちゃんとフォローを入れる
 こういう脚本は愛があっていいですね。
   
 
総括>>
 
  前回、花子と楓と書いてしまいましたが、まりと楓でした(汗)管理人も顔とキャラ名が一致
 していないと指摘されそうなので先に白状しておきます。
 
  あらすじでは割愛し増したが、風呂のシーンなどがあり、珍しく百合成分にかなりの
 エロ要素を加味した作画でした。(それでもゆるゆりとしてですが)
 
  次回はまったく予測できない予告だったので、どういうエピソードになるのか楽しみです。  

2015年12月1日火曜日

(再)キャラクターメイキング  -兄妹編ー (後編) Bパート(完結)

こんばんわ!管理人の緑茶です。

 長くなってしまったメイキング兄妹編も、これで完結です。アニメとニコニコのレビューが
かなり溜まってきました。

 作品に登場する鮎川姉妹ですが、旧サイト(掲載当初)は姉妹でのキャラメイク小説を載せた
上で、この兄妹編を掲載しました。
  
 今回は、鮎川姉妹のキャラメイクは掲載予定がありませんので、少しエピソードを修正して
鮎川姉妹を知らない読者様にも何となく性格が伝わるようにしたつもりです。


--- 本編 ---

 そして、作戦当日。

 「こんばんわー。」

   鮎川よりも少しトーンの高い、かわいらしい声の挨拶が玄関から聞こえてきた。
 ハルと二人で玄関に行ってみると、鮎川とミニ鮎川が並んで立っていた。どうやらこの
 小さいほうが妹の小夏ちゃんらしい。
 
   ハルと小夏ちゃんは本当に仲が良いらしく、まるで数年ぶりに再開した外国人のように
 ハグをしてはしゃいでいる。
 
   鮎川(姉)は、しばらく目線を伏せていたが、俺に目線を合わせると
 
 「こんばんわ。今日は夕食に誘って下さってありがとう。ハルちゃん」
 
   俺のほうを向いて、にこやかに笑ってはいるが、完璧に俺ではなくてハルに御礼を
 言っている。
  
 「鮎川姉ちゃん、小夏ちゃん、さぁあがって!お鍋できてるよ!」
 
 「おじゃましまーす!」「お邪魔します。」
  
 「お、おう。どうぞ」
 
  テンションが高いハルと小夏ちゃんとは対照的に、事務的な挨拶しかしていない俺と
 鮎川(姉)。はぁ。本当に幼馴染としてやっていけるのだろうか。
  
  やがて俺達は鍋を囲んで、ハル手料理を楽しんだ。ハルの画策でウチの両親は出かけて
 おり鮎川姉妹も少し緊張がほぐれた様子だった。
 
  「あら、このつみれ団子おいしいわね。今度ウチでも作ってみようかしら。」
  
  おお、鮎川(姉)が珍しく自然な発言をしている!でかしたぞハル!っと、その時に
 小夏ちゃんの表情が少し強張っている事に気が付く。
  
  「お、お姉ちゃんは、部活で忙しいでしょ!私が作ってみるからお姉ちゃんは味見してよ!」
 
  「え?ええ、味見はいいけれど、別にそこまで忙しくないわよ?」
   
  こんな他愛もない会話をしている内に、鍋も食べ終わり本題のゲームに話題を移す。
 
  「ごちそうさま」
 
  「おそまつさまでした!ではハルが後片付けをしておきますので、少しくつろいで
   いて下さいですっ、後でお茶を出しますのでっ」
   
  「片づけなら私が・・・」
  
  立ち上がろうとした鮎川(姉)を制止するように小夏ちゃんが立ち上がる。
  
  「あ!ハルちゃん、後片付けなら私も手伝うよ!」
  
  「ありがとう小夏ちゃん!それでは、台所には3人も立てないので、鮎川姉ちゃんは
   お兄ちゃんとその最新型WIL-YOUでもやってて下さい!」
  
  鮎川(姉)の目線が、新品のWIL-YOUに移る。
 
  「こ、これは、ポリティテニス同梱版じゃない?」
  
   すごい。本体を見ただけで同梱版とか判るなんて、ハルのリサーチ通り、このポリティって
  キャラクターが相当に好きらしい。しかも、テニスゲームだったのか。鮎川がやりたがるのも
  うなづける。
 
  「そ、そんならやってみようか、俺も初めてだけど」
 
  「そう、別に構わないわ。幼馴染らしくやりましょうか。」
 
   やった。俺は心の中で大きくガッツポーズした。いや、もしかしたら現実でも小さく
  ガッツポーズをしていたかも知れない。
  
   だが、テニスのルールすら知らない俺は、このゲームに中々苦戦した。このテニスゲームは
  基本的にコンピュータの相手を2人でタッグを組んで倒す形式になっている。(これをダブルス
  というらしい)
  
   序盤こそ、コンピュータが自爆して勝てたものの、4,5戦目になると中々勝てなくなってくる。
  
  「ちょっと、私が前衛なんだから、下がってちょうだい」
  
  「ストロークは、ボールがワンバウンドしたら頂点になる前に打ち返して」
  
   こんな感じで、テニス部の鮎川(姉)から厳しいご指導が増えてきた。それでも、7,8戦目に
  なるとまったく勝てなくなってくる。
 
   鮎川的には歯がゆいようで、指導にも熱が入ってくる。
  
  「打ち終わったら、元の位置に戻りなさい!」
  
  「何度も言わせないで頂戴!不器用ね!そんなに高いボールを打ったらスマッシュを
   打たれるでしょう!」
  
  「何でこの場面でロブなの?あなたはネット際にいるんでしょ?」
  
   さすが体育会系・・・。偏見かも知れないが勝負事に並々ならぬこだわりがあるの
  だろうか・・・。
  いや、楽しんでくれているようで何よりなんだが。
  
  「いい加減に覚えて頂戴、サーブはラインを狙ってとお願いしているでしょう!」
  
  「どうして、そこに立っているの?相手のコースを読んで頂戴!」
  
  「あなたは何も考えていないの?相手の正面にボールを返してどうするの!」
  
   語気が段々強くなってくる、というか、相手のコースを読めとか、対角線を狙って打てとか
  初心者にはハードル高いだろ。
  
  「遅い!ドンくさい!」
  
  「またそこにいるの?学習できないの?」
  
   やばい段々、指導が怒りになっているような…。その時、突然ゲーム画面に
  「挑戦者 登場!」の文字が現われた。
   
  「鮎川姉ちゃん!コンピュータ相手もいいけど、ハルと小夏ちゃんも入れて4人でやろうよ!」

   どうやら、後片付けを終えたハルと小夏ちゃんが来てくれたようだ。ナイスだハル。
  いいアシスト。
  
   少し興奮気味だった鮎川(姉)も気を取り直したようで
  
  「そうね。コントローラが4つあるのならダブルスで勝負しましょう。」
  
   そう同意してくれた。ハルが相手なら、手加減してくれるだろうし、雰囲気も良くなるなるだ
  ろう。

  俺はかなりホッとしたが、ハルが予想外の提案を持ちかけた。
  
  「そしたら、ハルはお兄ちゃんとペアになるね!家族対抗戦にしたいです!」
  
   なんで、俺が鮎川(姉妹)の敵側にならなきゃならんのだ。だが、この提案も鮎川(姉)に
  アッサリ了承されてしまった。結局、そのあと1時間ほどテニスゲームで盛り上がり、お茶を
  飲んで鮎川姉妹は帰宅する時間になった。
  
   玄関先で、鮎川(姉)は少し肩を落として、ハルに言う。
  
  「ハルちゃん、今日は完敗だったけれど、今度は本物のテニスで勝負しましょう。」
  
  「ハルは体動かすのが苦手なので…ゲームでリベンジお待ちしております!」
   
   おいおい、玄関先で軽い挑発はやめてくれ…。
  
  「じゃ、帰るね!ハルちゃん!お兄さん!またね!」
  
   こうして、鮎川姉妹は帰っていった。作戦は成功か失敗か。ま、少しは距離も縮んだみたい
  だしほぼ成功と言ったところか。
  
  二人を見送った俺はハルに問う。
 
  「ところでハル。お前、何でさっきのゲームで鮎川(姉)にばっかり、消える魔球とか、
   バウンドしない秘球みたいな、ゲーマーじゃないと返せないような技を使ったの?
   大人げなさすぎだろ。」
 
   そう、さっきのゲームで俺とペアを組んだハルは、徹底して鮎川(姉)封じ込め作戦を
 展開した。
 
  小夏ちゃんには手加減したショットをしているのに、姉に対するときだけ深く速いボールを
 打って、しかもゲームにしか存在しないような必殺技まで多様してボロクソにしていたのだ。
  
  「さて、記憶にないですー」
  
   そう無邪気に笑うハルだったかが、ハルは俺の邪魔をしたいのか味方なのか
 よく判らなくなってきた。
  

  ・・・俺は、この妹とちゃんと小説に出れるのだろうか。

--- おわり ----



--- おまけ ----

  帰路につく鮎川姉妹。

  「小夏ー。お姉ちゃんまたやらかしてしまったわ・・・」
   
  フラフラと足取りの悪い鮎川(姉)

  「大丈夫だよ。お兄さん笑ってたし、少しずつ慣れていけば平気だよ。」
 
  姉の顔を覗き込むように声をかける小夏。それでも鮎川姉はがっくりと肩を落として呟いた。
  
  「折角、創造主から頂いたお金で、洋服まで新調して来たのに、私はまた真っ白に
   なってしまって・・・はぁ」

--- 本当におしまい ----