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2021年9月26日日曜日

軽い日記的なモノ「ルパン3世 Part6が放送開始!」

こんばんわ。管理人の緑茶です。


ついにルパン三世の第6シリーズが始まります。


今回の舞台はロンドン。ロンドンという事でスコットランド・ヤードやMI6といった情報機関が登場するようです。


そして今回のライバルは名探偵シャーロック・ホームズ。


メインシナリオとオムニバスエピソードが絡み合うミステリ要素満載のシリーズになります。

 

個人的な注目は、次元大介の声優が大ベテランの小林清志さんから、これまたベテラン声優の大塚明夫さんに変わるところです。

 

ハードボイルドで口数も少ない次元は、少ないセリフで感情表現を行うためかなり難しい役だと思いますが、はた
して大塚さんの次元はどんな次元になるのでしょうか。


(豆知識:大塚明夫氏、バキの範馬勇次郎、ジョジョの奇妙な冒険のワムウ、ブラック・ジャック(2004)のブラック・ジャック役の声優さんです)


MI6が登場するので、PART4のキャラがゲストで出てくるかもしれませんね。個人的にはレベッカでないかなぁ。


作画はPart4から続く今風なタッチですので、ルパン三世なんて名前はしってるけど見たことが無いといった世代でも抵抗なく楽しめると思います。

 

Youtubeで公開されているPVも非常にカッコ良いので是非どうぞ。




2016年4月5日火曜日

■2016冬アニメ総括■(前編)

こんにちわ!管理人の緑茶です。
 
 まず最初に、一つやらかしました。
 
 本来創作は、7日公開予定でした。何を勘違いしたのか昨日公開してしまい
 昨日公開すべき、「2016冬アニメ総括(前)」が本日にズレ込みました。
 
 しかし、明日(4/6)は3月の活動レポートの日なので、この「2016冬アニメ総括」の
 後編も活動レポートをまたぐ形になることが確定で、こんご数日の間、連載記事の前後編が
 入れ子になって読みにくくなります。大変申し訳ないです m(_ _)m

---本題です。

 今回のレビューは、「これそれ」恒例の総括レビューです。
 今期はレビュー対象2本+未(一部)レビュー4本が対象です。
 総括レビューとは、各話レビューのまとめ的なレビューです。完結まで見て
 全体としてどういうアニメだったのかを纏めて書こうというモノです。
 
 通常のレビューで対象外にしていたものの視聴していたものも総括では
 レビューします。

 では、早速総括です。
 
 
 【おそ松さん】(一部レビュ)

  多方面で話題性の強い作品でした。
 
  作品自体は、おそ松くんの未来を舞台にした、ギャグ(コント)アニメです。 
  
  とても良い意味で傍若無人な脚本で、パロディー・女性化・ボーイズラブ・カーレース
  となんでもアリで、毎回視聴が楽しみになる作品でした。
  ときには、弱井トト子が6つ子と空を舞って、町中のラブホテルを破壊する話や
  6つ子が企業の面接に行って尻を見せる話など、次の展開が全く読めない独特の世界感
  が大きな魅力です。
 
  手放しで楽しめるギャグアニメとして、ここまで針を振り切った作品は久しぶりに
  みました。
   

 【ディバインゲート】(未レビュ)

  スマホゲームとのメディアミクス作品でした。
 
  作品は、辿り着けば「なんでも願いがかなう」という「ディバインゲート」を目指す
  少年少女の物語です。
 
  演出が独特で、小説のように主人公の他に、物語を進める語り手が別におり、ポエムの
  ような語りで作品を盛り上げていました。
 
  主人公等がゲートを目指す背景が丁寧にかかれているため、感情移入しやすい反面
  専門用語というか説明が足りていない描写がいくつかあり、アニメだけ視聴していても
  途中で理解が追いつかなくなってしまいます。
  それを補う為に、アニメ公式ページには「用語解説」というコンテンツが用意され
  アニメ視聴後にホームページを見て理解するという、新しいスタイルのアニメでした。
  ラストの結末には、賛否が分かれそうです。
  
 
 【ルパン3世2015】(レビュ)

  2クール目もついに終了。ルパン三世2015。
 
  ルパンTVシリーズに相応しい質の高い脚本、演出です。もちろん動画のクオリティも
  最高でした。
 
  作品のメインシナリオは、ダ・ヴィンチという歴史上の偉人を、MI6がクローン技術で
  現代に復活させてしまい、制御が出来なくなってしまうというモノ。
  
  しかし、ルパン2015はメインシナリオだけに留まらず、メインシナリオとは、関係の
  ない通常回を多く放映する方針のようでした。
  通常回は、一話完結方式になっており、一話ごとに対象視聴者年齢を変えたり
  登場するキャラクターも新キャラをゴリ押しせず、旧メンバーだけの通常回も多く用意
  するなど幅広い視聴者に作品を「ルパン」を知ってもらおうとする意気込みを感じました。
  「ルパン三世」というシリーズに対する深い愛情を感じる作品でした。
 
  最高のアニメーションでした。願わくばレベッカ(ミセス・ルパン)が今後もルパン一味
  として登場してほしい限りです。

***明日の後半に続く*** (明日ではなく明後日に変更になりました)

2016年3月24日木曜日

ルパン三世 第24話「世界解剖 後篇」 (終)


30年ぶりのルパン3世のTVシリーズです。世界の大泥棒ルパンの末裔
ルパン3世の物語です。何とTVシリーズ第1回1話目は1971年の作品です。
 
本シリーズの公式サイトはコチラ↓
http://lupin-new-season.jp/
 
作品総合公式は↓
http://www.lupin-3rd.net/
最新話は有料ですが↓(1話目は無料です)
http://ch.nicovideo.jp/lupin-new-season
第2クールの最終回です。(長いです)
 
 
---
 
24話
【あらすじ】
 
 ダ・ヴィンチによって封印されてしまったレベッカの人格を取り戻す為、ルパンは
 レベッカの夢の中に自分の人格を送り込んだ。
 
 夢のなかではレベッカの個性を生成している「記憶」が次々と失われ、ダ・ヴィンチの
 描く無機質な城のようなものに吸い込まれていった。
 
 ルパンはその城に侵入し、レベッカを追う。
 
 城に侵入したルパンは、レベッカとの結婚式の場面にいた。
 
 その場面は直ぐに崩れ落ち、レベッカとルパンは離れ離れになってしまう。
 
 ルパンは必死にレベッカを取り返そうとするが、レベッカの夢に入り込んでいる
 ダ・ヴィンチの人格が妨害する。
  
 やがて、ダ・ヴィンチによるレベッカの記憶の消去は進み、残す記憶はわずか1つと
 なる。
 
 しかし、最後の記憶はルパンが最初にレベッカと夢の中で出会ったときに、すでに
 レベッカから盗んでいた指輪であった。
 
 その指輪をレベッカに返すことで、レベッカの意識は戻りルパンのアドバイスを受けた
 レベッカは自分の想像力で夢の世界を書き換えて、ダ・ヴィンチの人格を追い詰めること
 に成功する。
 
 そこまで見届けたルパンは夢から去り、やがて現実のレベッカが目を覚ます。
 
 驚くダ・ヴィンチだったが、「レベッカ一人を救っても意味がない」とルパンに告げる。
 
 だが、ルパンは答える「レベッカの夢の中に入ったと言うことは、他の全ての夢に囚われた
 人々の中にもルパンの人格は入っている。」

 そう。ルパンはレベッカの人格だけではなく、全被害者の夢の中に入り人格を取り戻して
 いたのだ。
 
 敗北を知るダ・ヴィンチに「もう。お前は長くない」と、クローンであるダ・ヴィンチの
 体が死へ向かっていることを言い当てる。
 
 その言葉のとおり、ダ・ヴィンチは倒れ、ルパンはイタリア全土をダ・ヴィンチによる支配
 から救い出すことに成功する。
 
 ところが、イタリア全土の人々の夢の中に登場したルパンは、集団昏睡事件の首謀者とされ警察
 から総力をあげて追われることになる。
 
 去りどきを感じたルパンは、レベッカに「ミセス・ルパン」の名前を残してイタリアを
 去っていった。
  
    
---
 
【感想】
 
 ダ・ヴィンチ編の後編です。
 
 Aパートがレベッカ救出編、Bパートが大団円となりました。
 
 Aパートですが、ダ・ヴィンチとの対決を芸術家VS泥棒という形に抽象的な表現にして
 アニメとしても常識に囚われない「ものすごくルパンらしい」戦いの描写でした。
 
 その描写は芸術的すぎて、上記の「あらすじ」では旨く書ききれていません。
 
 文章では、その面白さを表現することがとても困難な描写でしたので、是非視聴して
 直接感じて欲しいと思います。
 
 よい意味でアニメならではの表現方法で「芸術家流の戦い方」を描いていて、アニメ風の
 「おふざけ」を使いつつ「シリアスなシナリオ」を進めていく演出も凄く勉強に
 なりました。
 
 Bパートで、ダ・ヴィンチとの現実での戦いを描かず、ダ・ヴィンチは芸術的に敗北して
 役目を終えてしまうところが、脚本の潔さと言うか無理に盛りあえげて終わるのではなく
 
 ルパンらしい最終話としての方向に尺を振り分けるルパンという作品への造けいの深さを
 感じました。
 
 最後はヒロインの心盗んで、颯爽と去っていく。
 
 ルパン2015の最終回は、原作ルパン世代の「美学」にピシャリと焦点を合わせて
 近年のアニメにはなかった、息を呑むほど良く出来た最終回となりました。
 
   
   
総括>>
  
 Aパートの内容がハードすぎて、あらすじを書くのにとても苦労しました。
 
 何度も書き直した結果、感想パートで「うまく書けてないので実際に視聴を・・」と
 書くしかなくなり、実力不足を思い知りました(^^;
 
 あのような「アニメだからこその面白さ」を引き出されてしまうと、文書だけで表現する
 側としては、安易に逃げるなら「漫画を張る」しかないような気がします。
 
 話は脚本に変わりますが、 15話で「ハイスクール潜入大作戦!」を書かれた脚本家の
 方なのですが、15話は結構低年齢層向けに書かれていました。
 
 しかし、今回は30代後半~50代のルパン世代をバッチリ狙い撃ちした脚本になっていて
 ハードボイルドを突き進む深い脚本でした。
 
 昔はこの手の作品も多く、「シティーハンター」なども有名ですが、昨今でココまで
 最終回で徹底した「大人のカッコよさ」を表現した作品は少ないと思います。
 
 しかもレベッカ(また管理人大好きレベッカの話)が、ルパンから「ミセス・ルパン」を
 名乗ることを許されました。
 
 これなら、次回作にも登場できるかも知れないという期待が持てて、個人的にも嬉しい
 最終回でした。
 
 ニクスは・・・銭型の部下Aになってしまったので、ちょっと再登場は厳しいかも
 知れませんね。強敵キャラはいつまでも居続けると、その世界のパワーバランスがインフレ
 してしまうので、仕方がないのでしょう。
  
 ※ニコニコ動画のリンクを追記しました。(本記事の上部にリンクしました)
  1話目のみ無料で以降のお話は有料となりますが、見逃し放送がある方はコチラをご利用
  されては如何でしょうか!
  
 

2016年3月17日木曜日

ルパン三世 第23話「世界解剖 前篇」

30年ぶりのルパン3世のTVシリーズです。世界の大泥棒ルパンの末裔
ルパン3世の物語です。何とTVシリーズ第1回1話目は1971年の作品です。
 
本シリーズの公式サイトはコチラ↓
http://lupin-new-season.jp/
 
作品総合公式は↓
http://www.lupin-3rd.net/
最新話は有料ですが↓(1話目は無料です)
http://ch.nicovideo.jp/lupin-new-season
第2クールに突入です。
 
 
---
 
23話
【あらすじ】
 
 ついにダ・ヴィンチが活動を開始した。彼は今の世界を作り変える為に、一度今の世界を
 分解して新たに作り直す計画を立てた。
 
 世界を作るのは人間。
 ダ・ヴィンチはイタリア中の人間を強制的に「眠り」に落とし、夢の中へ自分の人格を
 送り込む。
 
 そして、彼等に問う「お前が、私より優れている部分があれば、それを示せ」と。
 
 イタリアにいた、ルパン一家もダ・ヴィンチの「眠り」に巻き込まれていた。
 
 ルパンには洞察力、次元には銃、五エ門には刀、不二子にはギャンブル、ニクスには
 追跡能力、レベッカには格闘技で戦いを挑むダ・ヴィンチ。
 
 最初に抜け出したのはルパン。
 
 ルパンはダヴィンチに真意を見抜き、この夢の中の戦いで「ダ・ヴィンチに負けた人間」は
 彼の作る新世界には不要。つまり、夢の中のダヴィンチの人格に体を奪われて、もともと
 の人格は心の奥底に閉じ込められてしまうというだろうと、ダ・ヴィンチにつきつけた。
 
 その瞬間、夢の中のダ・ヴィンチは消え、ルパンは目覚める。ルパンは次元・五エ門を
 起こそうとするが、目覚める気配がないことからダ・ヴィンチの計画を阻止するために
 彼の元へと単身向かうのであった。
 
 ダ・ヴィンチと再会したルパン。程なくしてレベッカもやってくる。だが、レベッカは
 夢の中の戦いに敗れており、人格をダ・ヴィンチに奪われていた。
 
 そんなレベッカを見たルパンはダ・ヴィンチに予告する。
 
 レベッカの人格を盗み出してみせると・・・
   
---
 
【感想】
 
 ダ・ヴィンチ編の前編です。
 
 1クール目のメインシナリオを旨く伏線にしたてて、再び夢の中での戦いとなりました。
 
 それぞれの得意分野でダ・ヴィンチと1対1で戦うことになる人々ですが、武闘派の
 キャラクターは迫力なる戦闘シーンで物語を盛り上げてくれます。
 
 また、頭脳派のルパン・不二子や特殊能力を持つニクスは、その個性を存分に発揮して
 ダ・ヴィンチを打ち負かすのですが、主要人物の中で唯一、もっているスキルが
 1対1に向いていないのがレベッカです。
 
 レベッカの個性は「行動力と資産」つまり、資金を使って戦闘地域をまるごと買い取って
 しまったり、逃走用に飛行機を作ってしまったりと「行動力」にプラスして「資金」を
 投入することで真価を発揮します。

 また、レベッカは「ロブ」とペアを組むことで、その能力を何倍にも増加させているので
 いきなり単身で夢の中に連れてこられ、相手のフィールドで「かかってこい」と言われ
 ても、そのシチュエーションで発揮できない個性の持ち主なので太刀打ちできなかった
 ようです。
 
 しかし、そのおかげでレベッカはダ・ヴィンチ編で「姫ポジション」に収まる模様です。
 レベッカをイチオシにしている管理人的には、前回のシナリオでルパン2015での
 活躍は見納めかと思っていたので、嬉しい限りです!
 
 話を作品の脚本・演出に変えます。
 
 今回のシナリオは1パート(15分)に主要キャラ(ルパン・次元・五エ門・銭形・ニクス・
 レベッカ)の魅力を分かりやすく表現しているところが凄いです。レベッカは前述どおり
 魅力を発揮できませんでしたが(笑) 
 
 まるで、そのキャラクター専用の超ショートプロモーションビデオを繋げているような
 ルパン好きにはたまらない演出で、2015メインシナリオの前編としては120点満点の
 出来だと思いました!
 
 
                
総括>>
  
 次回はついに最終回!レベッカの夢の中に飛び込んだルパンが、レベッカの人格を盗む
 為に活躍するようです!
 
 レベッカの人格を盗んだだけでは、ダ・ヴィンチとの決戦に終止符が打てないので
 最後の30分にどうやって、レベッカ救出とダ・ヴィンチ撃退が描かれるのか
 楽しみです。
  
 個人的には、ダ・ヴィンチが一端引き下がって決戦は劇場版で!とかだったら
 引き続きルパン2015が楽しめるので嬉しいなぁとか思ってます(^^) 
 
  
 ※ニコニコ動画のリンクを追記しました。(本記事の上部にリンクしました)
  1話目のみ無料で以降のお話は有料となりますが、見逃し放送がある方はコチラをご利用
  されては如何でしょうか!
  
欄外コラム>>
 
 うちのパソコン様は「武闘派(ぶとうは)」という言葉を知らないご様子しきりに
 「武等は」を推してきます。本当に馬鹿なの・・・(加代風・・・)

 文章を書くという作業において、文字を打つ「テンポ」というか「リズム」のようなものは
 とても大切で、大抵いい文章をかけてるときは「テンポ」もよいものです。
 
 しかし、毎回誤変換されてしまうと、その度にテンポが乱れてストレスになってしまいます。
 
 管理人は2,3回訂正しても学習しないようなら、強制的にユーザ辞書に登録して最優先に
 出てくるように対策をしています。地味な活動ですが、モノ書きには結構有効ですので
 お勧めですよ!!
 

2016年3月10日木曜日

ルパン三世 第22話「ルパン、頂きに参ります」

30年ぶりのルパン3世のTVシリーズです。世界の大泥棒ルパンの末裔
ルパン3世の物語です。何とTVシリーズ第1回1話目は1971年の作品です。
 
本シリーズの公式サイトはコチラ↓
http://lupin-new-season.jp/
 
作品総合公式は↓
http://www.lupin-3rd.net/
最新話は有料ですが↓(1話目は無料です)
http://ch.nicovideo.jp/lupin-new-season
第2クールに突入です。
 
 
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22話
【あらすじ】
 
 レベッカは念願の赤ワインを完成させ、盛大な発表パーティーを開催した。
 
 こだわりの素材、最高の香り、渾身のワインに満足げなレベッカだったが、何かひとつ
 物足りないと感じでしまう。
 
 足りないものはワインではなく、ワインを楽しむ環境。つまり、一緒にワインを飲む
 相手が足りないと感じたのだ。
 
 もちろん、レベッカが相手に選んだのは、一度偽装結婚したことのある「ルパン3世」
 
 レベッカはルパンに「今夜ルパンを頂きに参ります」と予告状を出すと、ルパン捜索に
 乗り出した。
  
 その頃ルパンは、次元ととある賭けをしていた。
 
 次元が1枚の札にサインを書き何処かの銀行に預ける。そのたった一枚の札をルパンが
 見つけて盗み出せるかという、大泥棒らしいスケールの大きいお遊びだった。
 
 ルパンは、札を見つける為に町中の銀行の金庫を荒らして回る。それを嗅ぎ付けた
 レベッカが追い掛け回してルパンを捕らえようとする。
 
 もちろん警察は、町中の金庫を荒らしまわるルパンとレベッカを逮捕しようと追い回す
 ので、町中が大騒動になってしまう。
 
 ついに、レベッカはルパンに追いつく。そして自分のもになりなさい。とルパンに迫る。
 
 だがそこに、ルパンが誘導した警察が突入。二人は話をしながら逃走することになる。
 
 そこでルパンはハッキリという「俺は誰のものにもならない。俺を誰だと思ってるんだ」と。
 
 執事のロブが救出に来ていることに気が付いたルパンは、レベッカを置いて去ってしまう。
 
 すぐに到着したロブに救われたレベッカは思う。
 
 ルパンよりも、常に自分を思い助けてくれているロブという存在も、ワインを共にする
 相手として最高であるということに。 
   
---
 
【感想】
 
 私のルパン2105一押しキャラであった、レベッカがロブとくっついてしまいました。
 
 これはつまり、レベッカがルパンを追い回す理由の喪失。ひいては、ルパン三世正式
 レギュラーにはならないということになります。
 
 残念です!(大涙)。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
 
 ・・・今回のレビューはこれで終わりにしたい気分ですが、折角のレベッカメイン回ですから
 ちゃんと書きます!
 物語としては、ずっと伏線になっていた「レベッカは赤ワインを飲まない。なぜなら
 赤ワインは最高の相手と飲む約束をしているから」このお話の回収となりました。
 
 うすうす執事のロブと飲むんだろうなと、思っていましたがズバリでした。
 
 シリーズ序盤では、ルパンを出し抜くほどのレベッカでしたが、今回の物語では完全に
 ルパンが主導権を握り、レベッカは子ども扱いになっていました。 
 
 やはり、警戒したルパンとは泥棒としての「格」が違うのでしょう。そういった意味では
 毎度「警戒しているルパン」をあっさり手玉に取っている不二子は泥棒として、ルパンと
 「同格」なのかも知れません。
 
 活躍するレベッカとルパンの裏舞台で、それぞれを特別に思う、ロブと不二子の描写も
 なかなか粋な演出でした。
 
 ロブの特別な思いは、相手に盗聴器を仕掛けまくるというちょっと危ない感じも、しなく
 もない「重さ」ですが、天真爛漫で行動が読めないレベッカを守ろうと思えば、これくらいは
 用意しないと駄目なのかも知れません(笑)
 
 不二子は、レベッカのキスマークが付いた1枚のお札をルパンから、盗んで捨ててしまいます。
 こちらの特別な思いは相変わらず小悪魔的で、「私以外の女の思い出なんか全部盗んで
 捨ててしまうから」という泥棒らしい表現でした。
 
                
総括>>
  
 ルパン2015も、そろそろ終わりに近づいてきましたが、意外と日常回が多くダ・ヴィンチも
 数話に1回少しだけ登場する程度です。
 
 しかし、次回からはガッツリ「ダ・ヴィンチ編」となるもようで、まだレベッカも登場して
 くれるみたいです!
 
 2クール目のメインシナリオを楽しみにしたいと思います!!!
  
  
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2016年3月2日水曜日

ルパン三世 第21話「日本より愛をこめて」

30年ぶりのルパン3世のTVシリーズです。世界の大泥棒ルパンの末裔
ルパン3世の物語です。何とTVシリーズ第1回1話目は1971年の作品です。
 
本シリーズの公式サイトはコチラ↓
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第2クールに突入です。
 
 
---
 
21話
【あらすじ】
 
 特に狙った財宝もなく、日常を過していたルパンの元に、日本にいる峰不二子から
 助けて欲しいと連絡が入る。
 
 電話の向こう側には、不二子の他に変声器をつかった謎の人物がいるようである。
 
 変声器の人物は、「不二子を預かった。助けたければ平賀源内が愛したというカラクリ
 人形を盗み出して持って来い」という。
 ルパンはカラクリ人形のある屋敷に、銭型に変装し簡単に潜入してカラクリ人形を盗み出す。
 
 人形を持参して不二子を迎えにいったルパンの前には、不二子と五エ門の姿が。
 
 どうやら、不二子と五エ門が賭けをしたようで、ルパンは賭けのダシにされたようだった。
 
 だが、ルパンはすぐに五エ門がニセモノであることを見抜く。偽五エ門の正体は
 明智ホームズ耕助という日本の探偵。
 
 すぐに脱出を試みるルパンだったが、待ち伏せていたホームズと日本警察の包囲によって
 捕まってしまう。だがその騒動で、不二子だけは隙を見て逃げ延びることが出来た。
 
 ホームズは「不二子はルパンに取り入ることしか出来ない無能な女である」と決めつけて
 追跡すら行なわなかった。
 
 
 それを知った不二子は次元と結託。ルパンの回収にきた銭形を「ニセモノ銭形」と思わせる
 心理操作をホームズに仕掛ける。
 
 ホームズは見事に疑心暗鬼に陥り、「本物の銭型を”不二子の変装”」「”不二子の変装
 した銭形”を本物の銭形」だと勘違いし、結果的に不二子によるルパン救出作戦の手伝いを
 させられてしまう。
 
 プライドを踏みにじられたホームズは、防衛線を張って不二子とルパンの再逮捕を試みるが
 不二子の運転術と度胸によって、防衛線が突破されて二人を取り逃がしてしまうのであった。
 
 落胆するホームズに本物の銭型は言う「我々の敗因は峰不二子を甘く見すぎた所です」と。
 
  
   
---
 
【感想】
 
 ダ・ヴィンチ編は一休み。日常回ですが、不二子メインの物語となりました。
 
 やはりルパンに対抗できる、日本の名探偵は「体は子供、頭脳は大人」のコナン君くらい
 なのでしょう。
 
 お話の内容も「ルパンvsコナン」のようなルパン主観ではなく、不二子を中心とした
 不二子の実力と魅力を表現する物語になっており、普段はルパンの影で目立ちませんが
 彼女もまた「一流の泥棒」であることが再認識される内容でした。
 
 また今回は、舞台が日本ということで普段のイタリアとは雰囲気がガラリと変わった新鮮な
 世界観になっていました。
 
 現在のリアルな日本というよりも、「時代は少し前」でしかも「外人が想像しているような
 やや誇張が過ぎる間違った日本」が描かれており、雰囲気的には「千と千尋の神隠し」に
 登場する「湯屋」に近い形になっていました。
 
 前回のお話でカリオストロの名曲を使ったりと、ルパン3世2015は時々ジブリ作品の
 リスペクトを組み込んできて、リスペクトに気が付かなくても普通に楽しめますが
 気がつくと「一層楽しめる」というコアな視聴者へ向けての工夫が感じられて好感が
 もてます。
 
 物語としては、不二子の圧勝で、キャラとして中々よくたっていた3名
 ・明智ホームズ耕助
 ・大林ワトソン芳雄
 ・華崎マユ
 は頑張りましたが、完敗という結果に終わりました。
 
 ただ、この3人は不二子の引き立て役としては十分に活躍したと思います。
 
                
総括>>
 
 今回の背景と動画はいつにもまして、物凄く丁寧で綺麗です。もともと背景は絵画のような
 雰囲気がつよく、シンプルなのですがとても美しいルパン2015ですが、日本が舞台と
 言うことで、今回はさらに色味が派手になり、美術として際立っていました。
 
 ふと調べてみると、それもそのはず、今回の作品は「作画監督」が4人「原画」が19人
 「第2原画」が5人と実に力の入った回だったようです。
 
 巷の評判も上々のルパン2015です。コレだけの力作なので是非、未視聴のかたがおりま
 したら1度視聴されることを、大いにお勧めします!!
 
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  1話目のみ無料で以降のお話は有料となりますが、見逃し放送がある方はコチラをご利用
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2016年2月29日月曜日

ルパン三世 第20話「もう一度、君の歌声」

30年ぶりのルパン3世のTVシリーズです。世界の大泥棒ルパンの末裔
ルパン3世の物語です。何とTVシリーズ第1回1話目は1971年の作品です。
 
本シリーズの公式サイトはコチラ↓
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作品総合公式は↓
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第2クールに突入です。
 
 
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20話
【あらすじ】
 
 名シンガーのノラが半生を共に過ごした愛車が売りに出される。売主はノラの夫で
 もとマネージャのマーティンだった。
 
 マーティンは寿命を終えようとしているノラとの思い出を断ち切る為に、車を売りに
 出したのだ。しかし、その車をルパンが盗み出してしまう。
 
 ルパンは不二子と組んで、車をマーティンが「取り戻したくなるよう」に仕向け
 高額で売りつけようと企んでいた。
 
 だが、その計画は銭型の直感によって看破され、不二子との計画がバレてしまう。
 
 不二子との合流ポイントで待ち伏せする銭形。
 
 何も知らないルパンが、合流ポイントに向かおうとしたその時、車が勝手に動き出し
 ルパンを助けるのだった。
 
 驚いたルパンだったが、助手席にあった古い写真を見つけると「車の意思」を読み取って
 車を走らせる。
  
 ノラとマーティンの思い出の泉に向けて。
  
---
 
【感想】
 
 ダ・ヴィンチ編は一休み。日常回ですが、脚本と演出が非常に良く出来たアニメーション
 でした。
 
 昔元気だったノラを思い出して、現在(ノラは植物状態で瀕死)とのギャップに苦しむ
 マーティン。
 
 作品はノラの「愛車」が少しだけ不思議な現象を起こして「意思」を示す。
 そしてルパンと共に思い出の泉に向かう物語なのですが、愛車の起こす現象は
 「少々ハンドルが効かない」とか「少しスピードがでるようになる」程度のもので
 オドロオドロしい怖い感じではなく
 
 「もう一度、あの泉に行きたい」というノラの瀬戸際の思いが暗に伝わってくるような
 そんな表現になっていました。
 
 見所は最後のシーン。車が泉に到着しノラが絶命するシーンです。劇伴がルパン三世
 カリオストロの城で使われた名曲「炎のたからもの」です。
 
 これは感動しました。絶命したノラの横で若い頃のように夕日を浴びて彼女に口付けをする
 マーティン。そこには深い愛が描かれていて、このシーンにあう曲は他にはないと思います。
   
               
総括>>

 正直、ルパンである必要性があるかどうかは別にして、感動する良シナリオであったと
 思います。

 老夫婦が必ず迎えるであろう伴侶との別れのシーンをリアルに描いていて、視聴したあとに
 少し「やさしい気持ち」になれるシナリオでした。
 
 ルパン2015の脚本は恐ろしくどれも出来がよく、とても勉強になります。

 今回のお話は完全にシリーズから独立していますので、もし興味が湧きましたらこの回だけ
 でも楽しめます!
 
  

2016年2月18日木曜日

ルパン三世 第19話「龍は静かに眠る」

30年ぶりのルパン3世のTVシリーズです。世界の大泥棒ルパンの末裔
ルパン3世の物語です。何とTVシリーズ第1回1話目は1971年の作品です。
 
本シリーズの公式サイトはコチラ↓
http://lupin-new-season.jp/
 
作品総合公式は↓
http://www.lupin-3rd.net/
第2クールに突入です。
 
 
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19話
【あらすじ】
 
 MI6のエージェントの名簿が納められたCD。通称ドラゴンテイルがMI6
 から盗みだされた。
 
 盗んだのはフォックスという男で、傭兵集団を率いている悪党。かれはこの
 ドラゴンズ・テイルを売りさばいて大金をえようと考えていたのだ。
 
 この盗み出されたドラゴンズ・テイルに目を付けたルパンは、フォックスの
 アジトに早々に潜入し、CDを盗み出す。
 
 だが、ドラゴンズ・テイルを奪還に来た元MI6のニクスと鉢合わせ、二人とも
 フォックスにつかまってしまう。
 
 ニクスの忠告を無視してフォックスがドラゴンズ・テイルの暗号化を解除。すると
 MI6の自動防衛システムが作動し、ステルス戦闘機による空爆がフォックスの
 アジトに降り注ぐ。
 
 フォックスはこの空爆で絶命。そのあと、突入してきたMI6本体にフォックスの
 部下も皆殺しにされるなか、ルパンはニクスとともにMI6の部隊を撃退。
 
 ニクスは家族の命を盾にMI6に脅迫されて働かされていた。それを知ったルパンは
 ニクスが死んだことにして穏便に済まそうとするが、家族の危険を察知したニクス
 がパーシバル(MI6の上司)の元に向かう。
 
 パーシバルはニクスの予想通り、ニクスの家族を殺そうとした。激昂するニクス
 だが、そこにダ・ヴィンチが現われてニクスを追い返し、ダ・ヴィンチが
 パーシバルを殺めるのだった。
  
  
---
 
【感想】
 
 ダ・ヴィンチ編序章という感じです。
 まず注目はニクスVSパーシバルのアクションシーンです。
 
 劇画調のタッチを巧みに使用して、細かくヌルヌル動くアニメーションではなく
 迫力のある数秒のアクションカットを、いくつも連続でつなぎ合わせることで
 ルパンらしい芸術的なバトルシーンになっています。
 
 最近の多くのアニメのようにCGを使って、猛烈にヌルヌルそして精密に動く
 アクションシーンも好きなのですが、ルパンの作風を考えると、この演出方法が
 最高にマッチしていると思います。
 
 物語としては、MI6の上司であるパーシバルが退場となりました。パーシバルは
 ニクスとMI6をつなぎとめる存在であったので、彼の退場によりニクス=MI6
 の図式は崩れて、ニクスは晴れてフリーとなりました。
 
 今後、MI6を離れたニクスとルパンがどういう接点をもってダ・ヴィンチ編が
 完結に向かっていくのか、そして!
 
 今回は出番がなかったレベッカが、今後どのようにダビンチ編に絡んでくるのか
 楽しみにしたいと思います。
 
  
               
総括>>

 ルパン2015は基本的に脚本も作画も情熱のこもった良作なのですが、2クール目
 のメインシナリオである「ダ・ヴィンチ編」の回はさらに製作陣の気合を感じます。
 
 あのタッチをアレだけ動かすのですから、アニメーターの技術にも感服します。
 
 そして、次回予告はルパンが盗難車でドライブ?のようです。もしかすると日常回
 に見せかけたダ・ヴィンチ編かも知れませんし、熱い話のあとの箸休めとしての
 日常回なのかも知れません。・・・どちらにせよ、とても楽しみです!
  

2016年2月13日土曜日

ルパン三世 第18話「始まりの晩餐」

30年ぶりのルパン3世のTVシリーズです。世界の大泥棒ルパンの末裔
ルパン3世の物語です。何とTVシリーズ第1回1話目は1971年の作品です。
 
本シリーズの公式サイトはコチラ↓
http://lupin-new-season.jp/
 
作品総合公式は↓
http://www.lupin-3rd.net/
第2クールに突入です。
 
 
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18話
【あらすじ】
 
 ある日、ミラノの町中にルパン一味を描いた落書き事件が発生する。
 
 落書きは、ルパン・次元・五エ門・不二子・銭形・レベッカ(と執事)・ニクス・パーシバル
 (MI6の上長)のそれぞれの肖像画で、自宅など本人の馴染みの深い場所に書かれていた。

   犯人はルパン一味ではなく鏡文字で「レオナルド・ダ・ヴィチ」と署名されていた。
 
 ルパン達はその意図を読み取り、名画「最後の晩餐」が展示してある美術館に
 忍び込む。
 
 美術館には、招待客の名札が置かれたディナーテーブルが用意されていた。
 
 ルパンたち招待客は、真犯人の狙いを探るためにあえて誘いに応じテーブルに
 つく。
 全自動で配膳される料理に込められた真意をルパンは看破し、真犯人がMI6に
 よって蘇らされた「レオナルド・ダ・ヴィンチ」であることを見抜く。
 
 真実が露見してしまったため、MI6のロブソンはMI6に緊急突入を指示する。
 
 乱戦の中、ルパンは別室にいたダ・ヴィンチに出会い、直接目的を問う。
 
 ダ・ヴィンチはこう答えた

 「この世界を設計しなおす」と。
  
  
---
 
【感想】
 
 モナリザ編というより、ダ・ヴィンチ編とした方が正しいようなので、今後は
 ダ・ヴィンチ編と表記します。
 
 コレまでの一話完結型から一転し、シリーズモノのダ・ヴィンチ編は一話丸まる
 使って丁寧に、ダ・ヴィンチの復活の背景や、主要登場キャラクターの立場を
 説明する回になりました。
 
 最後の晩餐の構図にあわせてキャラクターたちを座らせて、ルパンが推理する形で
 進められるのですが、そのシーンは尺を長めに丁寧に書かれており、ダ・ヴィンチ編
 の導入部としては120点満点の出来栄えだとおもいました。
  
 脚本だけではなく、アニメの描画も丁寧でルパンたちの肖像画もアニメ的にシンボル
 化した表現ではなく、「アニメのキャラクターを作品の世界観の中で絵画にした」と
 感じられる良い出来栄えでした。
 
 ダ・ヴィンチがMI6から逃走するシーンも非常に良く出来た動画になっていて
 ホバークラフトのようなダ・ヴィンチの乗り物は細部まで良く作られています。
 
 また、その横を追走するルパンは躍動感のある、非常にルパンらしい良く出来た
 動画になっていました。
  
 新シリーズ突入となったルパン2015は、シナリオ・演出・アニメとあらゆる面で
 さらに力作になっていくようです!
 
               
総括>>

 1クール目の伏線を回収し、MI6が物語りの表舞台に戻ってきました。しかし
 どうやら「ニクス」は組織から脱退しているようで、今回の事件も「巻き込まれ」
 のようでした。
 
 次回もMi6を中心に事件が発生し、ニクスなどの新キャラも引き続き登場してい
 くようです。   
  
 このルパン2015の新キャラクターはとても魅力的なので活躍が非常に楽しみ
 です!

2016年2月2日火曜日

ルパン三世 第17話「皆殺しのマリオネット」


30年ぶりのルパン3世のTVシリーズです。世界の大泥棒ルパンの末裔
ルパン3世の物語です。何とTVシリーズ第1回1話目は1971年の作品です。
 
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第2クールに突入です。
 
 
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17話
【あらすじ】
 
 救世主と呼ばれる「グレコ」という男は、悪党たちを「仲間割れ」させる
 手口で次々に葬る。
 
 グレコはそれを中継することで、自分を神格化させ寄付巻き上げる手口で
 儲けていた。
 更ならる神格化を目指し、グレコが狙ったターゲットは「ルパン一味」だった。
 
 グレコはルパンに勝負を挑む。「ルパンが死ねば負け」「ルパンが盗めば勝ち」
 その勝負に乗ったルパンは、グレコの策略で迷路のような地下に落とされる。
 
 迷路の中で一時的に全員バラバラされ、グレコに「お前等の中に一人だけ俺の
 マリオネット(操り人形の意)がいる」と告げられたことで、互いに疑心暗鬼と
 なって、争うルパン一味。
 
 だが、それは芝居。ルパンはグレコの「麻薬を使った催眠術」というネタを暴き
 同士討ちをしているふりをしていただけだった。
 
 グレコはルパンの話術によって、逆に催眠術をかけられてしまい、勝負はルパン
 の勝利で幕を閉じた。
 
 
---
 
【感想】
 
 醍醐味はAパートです。だれが「マリオネット」なのか視聴者に予想させることで
 参加型のような推理パートとなりました。
 
 製作側の「隠そうとしている」意図がとても強く、不二子のイヤリングを光らせた
 り次元のタバコを封印したりと「怪しい感」を演出して視聴者をミスリードして
 いきます。
  
 ヒントになりそうな各々の特徴「頭脳」「美貌」「拳銃」「刀」も披露せず
 Bパートが始まるまでCM中も視聴者に推理させる作りになっています。
 
 唯一のヒントとしては「不二子」が殺される(実際は芝居)というシーンだけに
 なります。ただ、この演出をAパートに持ってくることで「逆に不二子説」が
 出てきそうな脚本になっていて、非常に良く出来ていました。
 
 Bパートの見せ場は「次元」Vs「五エ門」の一騎打ちになるのですが、ヌルヌル
 動くアクションアニメ風ではなく、昭和アニメのような芝居と表現で迫力を描く
 懐かしい作画でした。
 
 全体としては「細かい部分の最適化」と「見せたい部分の強調」が素晴らしく良く
 出来ているお話で、見事に30分という1枠で濃密な話を詰め込んでおりました。
              
総括>>
  
 次週はついにレベッカ再登場の模様!2クール目のメインシナリオであるモナリザ
 関連のお話が進みだすようです。
  
 次回もとても楽しみです!

2016年1月23日土曜日

ルパン三世 第16話「ルパンの休日」

30年ぶりのルパン3世のTVシリーズです。世界の大泥棒ルパンの末裔
ルパン3世の物語です。何とTVシリーズ第1回1話目は1971年の作品です。
 
本シリーズの公式サイトはコチラ↓
http://lupin-new-season.jp/
 
作品総合公式は↓
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第2クールに突入です。
 
 
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16話

【あらすじ】
 
 泥棒家業を1日休みにして、休暇を過すルパン一家。日本食レストランを予約し
 店に寿司を食いに行く一行。
 
 車の中には、ルパン、次元、五エ門と「犬」がいる。「犬」は客船でバカンス中の
 不二子からの依頼で港まで同行することになっていた。
 
 もちろん休日など関係なく、背後には追っての銭型がおり、幾度となく追跡を振り
 切ったルパンだった。
 
 しかし銭型の超人的な直感により、港で不二子と会うことを予測され待ち伏せを
 うける。
 
 仕方がなくルパンは港のはずれにある、灯台のある丘まで車を飛ばし車ごと客船に
 乗り込み、なんとか不二子に犬を渡すことが出来たのだった。
  
---
 
【感想】
 
 モナリザのエピソードは、まだまだお預けのようです。
 
 休日をテーマにしている今回の物語は、「物語を進める」ということよりも「人物を
 掘り下げる」を主眼にした構成になっていました。
  
 いつもは頭脳明晰なルパンは、休日モードということで常に半目で眠そうな表情に
 なっていたのも印象的です。
 
 物語の大筋はシンプルで「犬を不二子に渡しに行く、その道中のドタバタを描く」も
 のです。大筋の中に小芝居を随所にちりばめて、視聴者の笑いを誘いつつルパン一家
 の各々の性格がジワッと視聴者に入り込んでくる構成になっていました。
 
 特に五エ門の部分は秀逸で、犬を連れていた五右衛門に若い女性達が集まってきて
 「かわいい!なんてお名前ですが?!」と聞かれるシーン。五エ門が勘違いして
 「五エ門」と答えてしまうと、犬の名前が「五エ門」と勘違いされてしまい
 「五エ門お手!」とか「五エ門ふせ!」などと言われ(本物の)五エ門が頬を赤ら
 めるのは五エ門ならではの面白いシーンでした。 
  
             
総括>>
  
 1クール目で新キャラを含む、「各々のキャラクターの掘り下げ」の物語があった
 のですが、今回は新キャラを含まない「元祖ルパン一家」の「グループとしての
 掘り下げ」となりました。
 
 次回予告では、次回はルパン一家が互いに戦う内容のようなので、モナリザ編に突入
 するまえに、登場人物の特徴や背景といった「キャラクターの魅力」を数話使って
 表現していくようです。
 
 ということで次回はルパンvs次元vs不二子vs五エ門の内部バトルのようです。
 戦闘力なら五エ門が最強だと思いますが、どういう展開になるのか楽しみです!
 
  
おまけ>>
 
 というレビューを本日掲載しましたが、昨日掲載しようとしていた内容と大きく
 変えました。
 
 のりにのってバリバリ書いたレビューだったのですが、風呂に入って掲載前の
 誤字脱字をチェックしていたら、何が言いたいのか自分でも分からない不思議な
 文章になっていました。
 
 文章に限ったものではないのですが、のめり込みで書いたときは一度冷静になって
 客観的に見直すことの大切さを実感しました。
  
  
  

2016年1月19日火曜日

ルパン三世 第15話「ハイスクール潜入大作戦!」


30年ぶりのルパン3世のTVシリーズです。世界の大泥棒ルパンの末裔
ルパン3世の物語です。何とTVシリーズ第1回1話目は1971年の作品です。
 
本シリーズの公式サイトはコチラ↓
http://lupin-new-season.jp/
 
作品総合公式は↓
http://www.lupin-3rd.net/
第2クールに突入です。
 
 
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15話

【あらすじ】
 
 巨大なダイヤを手に入れたルパン。しかし、銭形の追跡によるドタバタ騒ぎに紛れ
 て紛失してしまう。ダイヤは近くのハイスクールにあることを掴んだルパンは
 教師に変装してハイスクール(学校)に潜入した。
 
 学校ではリッキーという生徒がチキンと呼ばれる教師に反目して荒れていた。
 理由は校外で暴行されていたリッキーをチキンが目撃したが、見捨てて逃げたため。
 
 その教師チキンを含む教師4人はマフィアに脅迫されて爆弾を作っていた。
 ダイヤは爆弾の絶縁体として使用されたのだった。
 
 事情を聞いたルパンだが、そこは泥棒としての流儀を通します。爆弾を準備できな
 かった教師達はマフィアに殺されそうになります。しかも処刑役は殺しの経験のない
 リッキーによるもの。
 
 だが、チキンが同じ失敗はしまいとマフィアに立ち向かいリッキーを救う。そこに
 ルパンに呼び出された銭形が現われ、マフィアは逮捕されてしまうのであった。 
---
 
【感想】
 
 モナリザのエピソードかと思いましたが、1話完結型の通常回でした。
 
 前回が旧ルパンを大人向けに作り直したルパン2015とするのならば、今回は
 旧ルパンを「現在の子供向け」に作り直したルパン2015というべき内容で
 今までの「大人向け」のように難しい「設定」や「脚本」はナシにしています。
  
 特に脚本は「シンプル」に作られています。例えば、ダイヤを絶縁体替りにする
 理由も「クォリティの為」とザックリと語られていて、それ以上は掘り下げて
 いません。
 
 大人の私が観察対象としてじっくり見てしまうと、少し物足りない感じは受けま
 したが、子供に見せるならコレくらい単純明快にしたほうがウケがいいのでは
 ないでしょうか。
   
             
総括>>
  
 物足りないと書きましたが、誤解のないようにお願いします。
 
 何を言いたいのかというと、シンプルな脚本がけして悪いということではない
 ということです。
  
 対象視聴者に向けて、分かりやすく単純にすることも重要だと思います。
 
 
 次回はルパンの休日を描くようですが、どんな展開になるのか次回も楽しみです!

2016年1月16日土曜日

ルパン三世 第14話「モナリザを動かすな」

30年ぶりのルパン3世のTVシリーズです。世界の大泥棒ルパンの末裔
ルパン3世の物語です。何とTVシリーズ第1回1話目は1971年の作品です。
 
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作品総合公式は↓
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第2クールに突入です。
 
 
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14話

【あらすじ】
 
 パリのザ・ミュージアムに保管されている「モナリザ」を盗むと予告状を出した
 ルパン3世。だがその会場の警備は鉄壁。銭型を始め、ICPO、フランス警察
 軍特殊部隊が強固な警備体制を引いていた
 
 ルパンは警備を混乱させる為に、次元に「ルパンの変装」させて会場に潜伏させ
 次元が警備を引きつけている間にモナリザを盗み出した。
 
 しかし、会場にあったモナリザは盗まれておらず、なにか裏があると思慮を重ねる
 銭形だった。

 実は会場にあったモナリザは既にニセモノで、文化省のフィリップが賄賂の着服の
 ために、「国外持ち出し禁止」のはずの名画を海外に無断で貸し出していた。
 
 公には出来ないため、フィリップは貸し出している間は「ニセモノ」を展示して
 誤魔化していたのだ。銭型が警備していたのは「貸し出し期間中のニセモノ」で
 ルパンが盗んだのは「返却された本物」というシナリオだった。
 
 だがホンモノを裏ルートで売却しようとしたルパンに誤算が生じる。不二子が裏切り
 フィリップに内通していたのだ。
 
 ルパンの計画を知ったフィルップは予め「返却された本物」を隠し、不二子が露天で
 調達した「ニセモノ」にすり替えていたのだ。つまり、展示物も隠していたモノも
 両方ニセモノだったのだ。
 
 ニセモノを売ろうとしたルパンは、「詐欺師」として命を狙われる。しかし
 念のためニセモノを鑑定した相手から実は本物だったと連絡をうけ、自体は思わぬ
 結末を迎えるのだった。
 
---
 
【感想】
 
 話数的には2クール目の2話目になりますが、内容をみると事実上の2クール目の
 第1話です。
 1クール目のレベッカのお話も決着し、原点回帰の回となりました。
 
 新キャラクターである「レベッカ」「ニクス」の露出もなく、ルパン2015の新
 要素を一端脇に置いた内容でした。イメージ的には旧ルパンTVシリーズを、その
 まま2015年に作り直したらこうなったという感じです。
 
 ルパンというアニメの「劇的ビフォーアフター」を見ているようでした。
 脚本もあらすじに書いたとおり、ルパン鉄板構成の「ルパンが予告」「銭形が警備する」
 「ルパンが銭型を出し抜く」「不二子が裏切る」と教科書のような脚本でした。
 
 もちろん今の視聴者層を考慮してか、物語を二転三転させて単純に不二子に裏切られて
 おしまいではなく、見ごたえのある内容になっていました。
 
 今回のお話は2クール目の導入部的な役割もあり、最終的に不二子が露天で買ってきた
 モナリザが「本物」として評価され、売った画家自身も「俺の落書きが・・・」と
 驚きを隠せない様子でした。
 
 オープニングも2クール目からモナリザが登場しています。ですので、この露天で
 調達したモナリザが何故本物と評価されたのか、その謎が2クール目のキモに
 なるのかも知れません。
 
             
総括>>
  
 ちょうどこのレビューを書いているあたりで、リアルで体調を崩し始め納得のいく
 レビューになっていなかったので、GATEと日程を入れ替えて本日掲載と
 なりました。(裏話)
 
 2016年の目標に「あらすじを短く」と掲げましたが、ルパンは脚本が濃縮されて
 いるので非常に難しいです。もともと2枠(60分)位で収まるような、脚本を
 煮詰めて成熟させて30分に収めているので無駄がなく、省略のしようがないのが
 原因です。
 
 だからといって、ダラダラと書くことのない様に精進して行こうとおもいます。
 
 非常に毎回勉強になる脚本の多いルパン2015。次回も楽しみです!
  
  
  

2016年1月13日水曜日

■2015秋アニメ総括■(前編)

 こんにちわ!管理人の緑茶です。
 
 今回のレビューは、「これそれ」恒例の総括レビューです。
 今期はレビュー対象2本+未(一部)レビュー5本が対象です。
 総括レビューとは、各話レビューのまとめ的なレビューです。完結まで見て
 全体としてどういうアニメだったのかを纏めて書こうというモノです。
 
 通常のレビューで対象外にしていたものの視聴していたものも総括では
 レビューします。

 では、早速総括です。
 
 
 【おそ松さん】(未レビュ)
 
  白黒テレビ時代のアニメ「おそ松くん」の続編です。前回のアニメは1988年度と
 いうことで実に26年ぶりのアニメです。内容も「大人になったおそ松達」を描いたも
 ので、アニメオリジナルストーリーとなっています。
  
  1話読み切りというか、1話に複数のエピソードを詰め込んだ「サザエさん方式」
 です。殆どの話が完全に独立しているので、どの話からみても楽しく視聴できます。
 
  パロディー色が強く、1話目はあまりのパロディの多さにニコニコ公開後、削除され
 2話からしか見れません。しかし1話目も導入部的な要素を冒頭だけで、あとは
 他作品のパロディーだったので2話目からみても十分視聴できます。
   
  
 【ノラガミ ARAGOTO】(一部レビュ)
 
  ノラガミの2期です。視点が1期のヒロイン目線から夜ト神目線に変わりました。
 物語りは前編「毘沙門編」後編「恵比寿編」と綺麗に分かれていて、物語の進行の
 テンポが非常に良い作品でした。
  
  物語がとてもよく出来ていて、伏線や次の話への「引き」なども勉強になりました。
 レビューとしては途中からになりましたが、是非1期から通してもう一度見たい作品
 です。
 
  2期で大きく成長した夜トと雪音ですので3期があるとすれば活躍が期待されます。
  

 【ルパン3世2015】(レビュ)

  ルパン3世TVシリーズ2015年版です。(異常なほど)丁寧な作画、凝った脚本
 昭和風味と平成風味を見事にマッチさせた演出など、今年度のアニメの中でも抜群の
 良作となっています。
 
  新キャラクターなどの要素を追加して新鮮味を出しつつも、旧ルパンシリーズを視聴
 していた今の40~50代が視聴して全く違和感がありません。この徹底したルパン風の
 脚本・作画には作り手のルパンへの情熱を感じます。
 
  管理人的には新キャラクター「レベッカ」がとても気に入りました。不二子と同じ
 ヒロインというポジションながら、不二子とは全く違う「現代風の小悪魔」になって
 います。この雰囲気が新しい世代でも古い世代でも楽しめる、本作品を象徴している
 ような所があって、そこがお気に入りです。 
 
***明日の後半に続く***

 追記(完全な感想):ルパンの特別番組を視聴しました。総集編的なものかと思えば
  総集編ではなく、多くの新カットを含むちゃんとした一つのお話になっていて驚き
  ました。TV放映時に尺の関係で割愛されたであろうシーンも多数追加されており
  非常に価値のあるいい番組でした。

2015年12月25日金曜日

ルパン三世 第13話「ルパン三世の最期」

30年ぶりのルパン3世のTVシリーズです。世界の大泥棒ルパンの末裔
ルパン3世の物語です。何とTVシリーズ第1回1話目は1971年の作品です。
 
本シリーズの公式サイトはコチラ↓
http://lupin-new-season.jp/
 
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1月の特番のお知らせは↓
https://kinro.jointv.jp/lineup/160108
 
 
---
 
13話
【あらすじ】
 
 
 Aパート>>
   
  ICPO(インターポール)とMI6(イギリス秘密情報部)との取引によって銭型に身柄を
 引き渡されたルパン。

    投獄された刑務所で特別警戒で収監される。だが床を壊して排気口を潜って脱獄したり、監視
 カメラを壊して様子を確認に来た看守を人質に取ったり、祈りをささげる為に刑務所を出入りす
 る神父と入れ替わったりと何度も脱獄未遂を繰り返す。
 
  監視体制に不満を持った銭形は、イタリア国内の孤島にルパン専用の監獄を作った。全面鋼鉄
 で、窓もなし。常に銭形本人が扉の前で監視し、その扉も厚さが数十センチもある鋼鉄製で
 銭型の手形認証とカギがないとあけられない徹底したモノだった。
  
  
 Bパート>>
  
  完璧な監視体制。それでも銭型は警戒を忘れない。部下を使ってルパン一味の尾行を行い
救出に来るような動きがないか逐一確認していた。
 
  ルパン一味は救出に動くようなことはなく、時間は流れていった。この刑務所に入ってから
 一切食事に手をつけないルパンは、やせ細りひげも伸び放題で日増しに弱っていった。
  
  その姿をみた銭型は、何度か助けに入ろうと思うが、その行動こそルパンの狙いなのでは
 ないかという猜疑心(さいぎしん)に悩み、思いとどまるのだった。
  
  ある日物音がしたので、監獄を覗いた銭形の移ったものは、完全に動かなくなったルパン
 だった。「死」を直感した銭型はついに扉を開けてしまう。

  しかし、そのルパンはルパンが描いた「絵」であった。監視が入り口側の小窓からしか出来
 ないことを逆手に、その小窓から見ると立体的に見えるように描かれていたのだ。

  立場は逆転。銭型を監獄に閉じ込めたルパンはまんまと脱獄に成功するのだった。
 
---
 
【感想】
 
   
 Aパート>>
 
  なつかしの雰囲気のある脚本です。脱獄を計画するルパンと阻止をする銭形との攻防。旧
 シリーズでも何度か描かれたシーンでした。大抵はあっさりルパンに脱獄されて、銭形が
 悔しがるスタイルです。
 
  今回も一般的な刑務所では何度も脱獄未遂を繰り返されて、刑務所長らしき人物が自分の
 施設に対してどんどん自信を失っていく様子がコミカルでした。
 
  銭型は手馴れたものでルパンの行動を読み脱獄を阻止します。しかし銭型は過去の経験から
 ルパンを拘束するには「プラスしていく監視」ではなく「引き算していく監視」が効果的
 だと考えたようです。
  
  つまり何か監視装置や監視員を「プラス」して、拘束を強化してもルパンにつけいるスキを
 与えるだけなので、徹底した「引き算」でシンプルな監獄に自分自身だけが監視するという
 方法をとりました。  
  
   
 Bパート>>
 
  こちらのパートもルパンの世界観をうまく表現した脚本です。銭型とルパンは常に追うものと
 追われるものであり正反対の立場にあります。しかし両者は互いに認め合う「何か」を持って
 おり、友情のような感情も共有しています。
  
  この微妙なニュアンスを作中ではルパンと銭型が厚い扉越しに会話するシーンなどを使って
 改めて旧シリーズを見ていない視聴者にも分かるように描かれていました。
  
  警戒という「てい」で、部下にルパン一味が助けに動かないかを確認して、動いていないと
 わかると明らかに焦りを覚えるのです。その焦りの表現が、落ちていた巨大な岩を突然持ち上げ
 て地面に投げつけるというもの。この分かりやい演技が昭和テイストに溢れており、非常に
 懐かしい気分になりました。
  
  銭型が自分で完璧に閉じ込めておきながら、心のどこかでルパンの脱獄を期待している心情が
 直球で視聴者伝わる良い演出でした。
   
            
総括>>
  
  話数的には、2クール目1話という感じです。CM前のアイキャッチも旧ルパン風から2015風
 にかわりました。11話12話とシナリオ的に一山越えたので、13話は一段落して、じっくりと腰を
 すえて落ち着いた雰囲気となりました。
 
  次回からは2クール目の新キャラが動き出す模様。年明けのSP番組同様に楽しみです!
  
  
  

2015年12月18日金曜日

ルパン三世 第12話「イタリアの夢 後編」

30年ぶりのルパン3世のTVシリーズです。世界の大泥棒ルパンの末裔
ルパン3世の物語です。何とTVシリーズ第1回1話目は1971年の作品です。
 
本シリーズの公式サイトはコチラ↓
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12話
【あらすじ】
 
 
 Aパート>>
  
  天才科学者の浦賀が残した謎の本。レベッカの願いを叶えるためルパンは本の解読に
挑戦する。様々な知識を必要とする本であった。しかしルパンは一晩で本の謎に迫ることが
出来た。

  ルパンが解き明かした最後のキーワードは「イタリアの夢へようこそ」

  そのキーワードを解き明かしたとき、ルパンは浦賀の作った世界(浦賀の人格の世界)に迷い
 込むのだった。
  謎の世界は時間的には少しだけ過去。若き日のレベッカも登場した。現実離れした巨大な
  昆虫が闊歩する不思議な空間で散りゆく浦賀から「同じ女を愛した男」としてひとつの依頼を
  受けるルパン。
 
  現実の世界に戻ったルパンはレベッカと共にサンマリノへ向かうのだった。  
 
 Bパート>>
  
  サンマリノの廃墟に来たルパンとレベッカ。ここはかつてレベッカが単独で訪れてMI6に
 捕縛された場所だった。
  天才科学者の浦賀からの依頼は「廃墟の隠し部屋に残された自分の研究資料を燃やして欲しい」
 というもの。研究内容は文章による他者の脳への介入。つまり洗脳術だった。
  火をつけるために燃料を撒くルパン。そこへニクスが現われてルパンを殺害しようと試みる。
 ルパンは機転を利かせ、MI6が欲しがっている浦賀の研究資料に火をつけることでニクスを
 かわして逃げるのだった。
 
  燃え上がる廃墟で資料を凝視するニクス。しばらくすると直ぐにルパンの追跡に戻った。
 ニクスに追い詰められるルパンだったが、ニクスにトドメを刺される寸前にニクスの隠された
 能力を逆手に取った「高周波発生装置」で彼の動きを止め、形勢逆転することが出来た。
 
  だが、隠れて包囲していたMi6にニクス共々捕獲されてしまうルパン。絶体絶命かと思われた
 が、銭型が現われてMI6と交渉し、救い出されるのだった。     
   
---
 
【感想】
 
   
 Aパート>>
 
  レベッカの過去を浦賀の記憶という形で表現したファンタジー色の強いパートです。背景の書
 き込みが半端なく、美術の腕前が一際輝くパートとなりました。
  
  若い頃のレベッカの作画が、所々ですが宮崎アニメ風になっており宮崎アニメの懐かしい雰囲
 気も味わえていい作画でした。
 
  世界観も宮崎アニメ映画の「風の谷のナウシカ」を連想させる要素が多く入っています。
 視聴者の年齢層をかなり狭めに絞っており、旧ルパン世代には「懐かしい旧ルパンと、名作
 カリオストロの城(宮崎アニメ)」を感じさせて引きつけます。
 
  それでも脚本がしっかりと「説明」してくれので、新しい世代には「最近のアニメでは見ない
 新鮮な作画や脚本」にとれ、それが魅力になるようです。
  
  本当に熟考されたルパン2015ですが、その評価は管理人だけではないらしく、gooランキング
 編集部による「2015年最も良かったと思う地上波「深夜アニメ」ランキング」で堂々の一位に
 輝いていました。
 
   
 Bパート>>
   
  ニクスとの決戦パートです。色々とニクスの能力が明かされました。彼はエコーロケーション
 だけではなく、超短期記憶や超高精度射撃計算能力を持っていました。何度かレビューにも掲載
 しましたが、管理人から見ると殆ど「エージェントスミス」(映画:マトリクス)です(笑)
  
  ニクスは血管が浮き出たり、激高したりと生物的な部分もあります。最後に仲間の狙撃で捕獲
 されたところを見ても、機械ではないようです。ルパンの推理が正しければ「マウス」のように
 世界をスローで感じることのできる超人間というところでしょうか。
  
  管理人的には衝撃だったのはレベッカがルパンとの婚姻届を出していなかった事実です。
   ミセスルパンという一番のアイデンティティ(identity)を失ったレベッカはやはり2015シリーズ
  専用のキャラクターのようです。(がっくり)
  
  それでも、最後に過去に囚われず前を向いていこうと決意するレベッカに期待をする懲りない
 管理人でした。  
   
            
総括>>
  
  物語として綺麗に収まっていましたが、ルパン2015は2クールです。つまり全24話なの
 です。折り返しの時点でレベッカ、ニクスといった新キャラクターを登場させるだけではなく
 設定に変化もつけきました。
  
  後半12話に向けて、この変化がどのような化学反応を起こしていくのか、1月の特別編も
 含めて今後も楽しみです!

2015年12月14日月曜日

ルパン三世 第11話「イタリアの夢 前編」

30年ぶりのルパン3世のTVシリーズです。世界の大泥棒ルパンの末裔
ルパン3世の物語です。何とTVシリーズ第1回1話目は1971年の作品です。
 
本シリーズの公式サイトはコチラ↓
http://lupin-new-season.jp/
 
作品総合公式は↓
http://www.lupin-3rd.net/
 
 
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11話
【あらすじ】
 
 
 Aパート>>
  
  前回のラストに眺めていた恋人と思われる写真。その写真を横に何かを調べているレベッカ。
 しかし思ったような収穫が無く、あきらめかけた時にふと何かに気がつく。
 すぐに地図をみて、現地赴くレベッカだった。そこは小汚い小屋で車が一台と待っていた。
 
  レベッカが中を調べようと入り口に近づいたときに、小屋の中からMI6(イギリス諜報部)の
 メンバーと思わしき人物と鉢合わせし、MI6に身柄を拘束されてしまう。
 
  ルパンはレベッカの執事に、拘束されてしまったレベッカの救出を依頼される。だが、彼女が
 拘束されている場所は超高レベルのセキュリティに守られている。それも13人ものMI6の
 凄腕のエージェントに警備されていた。
  
 
 Bパート>>
  
  ルパンは警備のほころびを作るために、意図的に予告状を出す。その予告状の効果は
てきめんで警備に一段と緊張感がはびこる。やがて、警備に当たっていたMI6のニクスに
本部から極秘の指示が入る。

  「昨日のうちにルパンの一味がMi6潜入した。他のメンバーに化けている可能性がある。
   他の誰も信用なら無い状況になったので、ひとりでレベッカをつれて大使館へ移動しろ


  この極秘任務をうけたニクスは、同僚(ニクスから見ると同僚に化けたルパンかもしれない)を
 なぎ払い、無事にレベッカを大使館まで連れてきた。
 
  だが、この極秘任務こそルパンの罠であり、本部とエージェントの通信網を盗んで本部になり
 すまして、偽の指示を出したのだ。
  
  無事にレベッカを保護したルパンだったが、駆けつけたMI6に包囲されてしまう。窮地に
 現われたのはレベッカの執事だった。執事はニクスの自宅に爆薬を仕掛けた。それを理由に
ニクスに手を引くようにと脅迫したのだ。
  
  家族を人質にされたニクスは豹変する。通信が回復したMI6の本部はこの事態を最優先事項
 として、ニクスの拘束を命令する。激しい内部争いになるMI6。その隙を突いてルパンはレベッカ
 を連れてアジトへ逃げたのだった。   
  
  
---
 
【感想】
 
   
 Aパート>>
 
  レベッカの過去が徐々に明らかになってきました。彼女が愛した男性は、日本人で天才的な
学者 だった。しかし、彼は遺書も書かずに自殺してしまった。その真相を知るためにレベッカは様々な騒動を起こしていたのだ。
  
  ルパンと等しい身体能力と頭脳を持つレベッカでも、MI6を2人相手にするのは難しく容易に
 拘束されてしまった。

  劇画調の作画なので拷問のシーンがかなりグロくなりそうで怖かったのですが、拷問器具で
 表現 するに留めておき、レベッカ自身はかすり傷程度の描写でした。
他作品の「シャーロット」にも似たようなシーンがありましたが、ルパンはさらにライトな表現です。
物語に置ける拷問の意味 からすればこの程度が適切な表現だったと思います。
   
   
 Bパート>>
   
  厳重な警備をどう掻い潜るのかと思いました。しかしルパンはルパンらしく、正攻法ではなく
 邪道で状況を回避します。銭形も登場しますが、こちらはミスリードで銭形に化けたルパンかと
 視聴者に思わせるためのフェイクです。ただ、もしかすると後半への伏線にもなっていのかも
 知れません。
 
  無類の強さでレベッカを大使館まで連れて行くニクス。この時点で同僚のMI6エージェントの
 なかでも桁違いに強いようです。奥の手のエコーロケーションを使うまでも無く、同僚達を次々に
 倒して回避し任務を遂行しました。
  
  ルパンにレベッカを奪われた後、家族に危険が及んでいると知ったニクスは激変します。
 人というより野獣のようでした。もしくは映画マトリクスにでてくる「ネオ」のようでした。
 
  MI6エージェント12人がかりで拘束できないということは、ニクスにはエコーロケーション
 の他にも何か秘められた能力があるのでしょう。
 
             
総括>>
  
  レベッカの過去が明らかになるにつれ、レベッカはルパンシリーズの新レギュラーというよりは
 この2015シリーズのみのレギュラーキャラクターという色が強くなってしまい、レベッカ
 好きの管理人(緑茶)としては寂しいところです。
  
  物語はルパン2015初の前後編モノです。ただ、この1話だけでも起承転結はちゃんと出来て
 おり、脚本のクオリティの高さを感じます。

  後半はどうなるのでしょうか。次回も楽しみです。

2015年12月10日木曜日

ルパン三世 第10話「恋煩いのブタ」

30年ぶりのルパン3世のTVシリーズです。世界の大泥棒ルパンの末裔
ルパン3世の物語です。何とTVシリーズ第1回1話目は1971年の作品です。
 
本シリーズの公式サイトはコチラ↓
http://lupin-new-season.jp/
 
作品総合公式は↓
http://www.lupin-3rd.net/
 
 
---
 
10話
【あらすじ】
 
 
 Aパート>>
  
  ワイン収集家が亡くなり、その集めていたワインをオークションに出すという。目玉は
 「恋煩いのブタ」という高価なワインだった。そのワインを狙った不二子とレベッカ(
 ミセス・ルパン)はルパンと共にオークション会場に潜入した。
 
  オークション会場では多数のヴィンテージワインが振舞われており、多数の来賓が故人の
 ワインのオークションを楽しみにしていた。ルパンはワインに興味は無かったが、不二子と
 レベッカという美女に囲まれてご満悦であった。
 
 
 Bパート>>
  
  不二子とレベッカは「恋わずらいのブタ」を狙うライバル同士。しかもルパンを奪いあう
 中でもあることから、終始険悪なムードで共闘ではなく、競ってワインを盗むことになる。
  
  不二子とレベッカ双方が譲らずワインまで後一歩というところで異変が起こる。不二子や
 レベッカを含む来場客全員に強い媚薬効果が出始めたのだ。カップルだけではなく、男性の
 単独客までルパンに求愛を始める騒ぎになり、不二子とレベッカはワインを盗み損ねてしまう。
  
  その時、タキシードを着た老人が颯爽と現われて、ワインをタルごと盗んでいく。
 すぐに後を追う不二子とレベッカ。老人を追い詰めたとき、ルパンによって衝撃の真相が  
 暴かれるのだった。
  
 
---
 
【感想】
 
   
 Aパート>>
   
  来ましたレベッカ(ミセス・ルパン)メイン回。このキャラクターは躍動感があります。
 さらに旧ルパン一味にはない現代風な性格も魅力的で、管理人(緑茶)のお気に入りです。
 
  脚本も高級なワイン「恋煩いのブタ」を盗みあうというシチュエーションで、実際はルパンを
 不二子とレベッカが奪い合うもの。ルパンシリーズには珍しいルパンハーレムです。
 普段のルパンならば、ヒロインが1名でそのヒロインとは別格に不二子がいる。最終的には
 ヒロインは振られて不二子が勝つ。そんなストーリーですが、この脚本では不二子とレベッカは
 同じ土俵に立っていて、そのシチュエーションが新鮮で面白い脚本でした。
 
  うらやましい状況のルパンでしたが、二股をかけようとしてバレてしまいます。管理人と
 してはレベッカ(ミセス・ルパン)を取るか、もう少し頭脳派ルパンらしく小器用にふるまって
 も良かった気がしています。
 
  でも、それではただのハーレムラノベになってしまいますね(笑) 
    
  
 Bパート>>
   
  ただの痴話ゲンカでは終わらないのがルパン2015。ワイン「恋煩いのブタ」には、本当に
 媚薬効果があり、その効果が不二子とレベッカにも発揮されます。この設定は非常に良い
 アイディアです。不二子もレベッカも決してルパンに恋心を見せて近づく性格ではないのです。
 そこに、媚薬の効果という設定を入れて、素直に気持ちを表現しても違和感が無い空間を
 作り出しています。
 
  当然、最終的には正気になった不二子からもレベッカからもルパンは振られて、終幕となる
 わけです。これも一話完結型のルパン2015らしい。後味の良いお話でした。
  
  最後にルパンが「やれやれ、女のプライドを保つのも大変だぜ」と言ってパンツまるだしで
 格好をつけます。これがまたコケティッシュなセリフなのにカッコ良くないのがルパンらしく
 面白いシーンでした。
   
            
総括>>
  
  一度は見てみたかった不二子とレベッカの新旧ヒロインの直接対決でした。勝敗こそ着きま
 せんでしたが、最後のシーンでレベッカには過去に心から愛していた相手がいたような描写が
 ありました。

  コレは最後にルパンから離れてしまうフラグともとれて、2015のオリジナルキャラは
 やはり2015で完結してしまう運命なのでしょうか。
 
  それでもレギュラー入りしてくれたら嬉しい管理人(緑茶)でした。  
  毎回1話完結型ながら、濃密なシナリオのルパン2015。次回も楽しみです。

2015年12月3日木曜日

ルパン三世 第9話「殺し屋たちの鎮魂歌」

30年ぶりのルパン3世のTVシリーズです。世界の大泥棒ルパンの末裔
ルパン3世の物語です。何とTVシリーズ第1回1話目は1971年の作品です。
 
本シリーズの公式サイトはコチラ↓
http://lupin-new-season.jp/
 
作品総合公式は↓
http://www.lupin-3rd.net/
 
 
---
 
9話
【あらすじ】
 
 
 Aパート>>
  
  ある日、名うての殺し屋達が次々と、遠距離から狙撃されて殺される事件が発生する。
 殺された殺し屋たちの共通点は、過去の仕事にあった。
 
  その仕事とは、西アフリカ小国の独裁者の暗殺だった。五エ門を含む12人もの暗殺者が
 独裁者1人を対称にするという大掛かりなプロジェクトだったのだが、その理由は独裁者
 本人ではなく、彼を警護する超一流の狙撃手である「ゾラ」の存在であった。
 
  五右衛門達は多数の犠牲を払いながらも、ゾラと独裁者を仕留めた。そのはずだった。
 しかし、復讐としか思えない今回の事件により、ゾラが生きているのではないかという疑念が
 湧き、生き残った殺し屋ベラドンナと共に事件の真相に迫るのだった。
 
 
 Bパート>>
  
  五エ門、べラドンナ以外の生き残った殺し屋達は、次々と暗殺されていく。ゾラを捜索する
 五エ門達だったが、中々足取りが掴めずに苦戦する。
 
  だが、当時の独裁者暗殺計画の首謀者である、レオポルド(彼は暗殺者ではなく政治家)が
 演説することになり、ゾラには絶好の復讐のチャンスが与えられる。
 
  五右衛門達は演説会場に赴いてゾラを探したが、彼のアジトしか判らなかった。生き残った
 暗殺者は既に五エ門とベラドンナの2名になっていたが、二人でアジトを襲撃する作戦を
 遂行する。 
  
  ゾラのアジトで彼を見つけたものの、かれは狙撃を出来るような体ではなく、五エ門が
 問い詰める前にベラドンナに殺害されてしまった。
  
  実は、彼女(ベラドンナ)こそこの暗殺者狙撃事件の犯人で、レオポルドの直属の殺し屋
 だったのだ。過去の事件を闇に消すために、彼女を使って暗殺者全員の抹殺を目論んだのだ。
 
  そんな彼女もレオポルドに弱みを握られており、意に反して仲間を殺していた。五エ門は
 その事を知ると、神業のような刀さばきで彼女を救うのだった。  
 
 
---
 
【感想】
  
 Aパート>>
   
  過去の話を中心に、久々の五エ門登場です。ルパン一味(ルパン・次元・五エ門・不二子)は
 常に行動を共にしているわけではなく、次元は頻繁にルパンといるものの、五エ門に関しては
 殆ど登場しないという旧作に忠実なところも好印象の2015版ルパンです。
 
  多数の殺し屋と共に、独裁者を暗殺する五エ門。しかも、独裁者本人を仕留めたのは五エ門
 だったが、警護のゾラを倒したのがベラドンナだったというところが、今回のお話のキモに
 なっていたようです。
  
  五エ門が直接ゾラを倒していないことで、視聴者にゾラを仕留め損ねて復讐されているという
 ミスリードを与えています。
    
 Bパート>>
  
  Bパート。上記のあらすじでは、あえて核心を直接書くことは避けました。短いパートに
 物語をこんなに綺麗に配置する脚本はとても勉強になります。管理人もモノ書きとして
 このような起承転結のあるエッジの効いた物語を書いてみたいものです。
  
  内容的には、BパートからはAパートのミスリードを活かしつつも、視聴者に徐々に気づかせる
 演出が挟まれており、どこで真実に気がつくのかは視聴者次第の面白いシナリオでした。
 (もちろんAパートで気がついた方もいると思います)

  しかし、ミスリードを回収してレオポルドが黒幕でした!で終わらせず、ベラドンナに対して
 しっかりヘイトを回避しつつ、ルパンらしく彼女の元を去っていく五エ門を書くことで
 とても後味のよい物語になっていたと思います。
  
             
総括>>
  
  ついに五エ門無双回となりました。テイスト的には銭形回に近い演出になっていましたが
 とにかく止め絵(キャラクターの動かないカット)を効果的にうまく使っていた印象でした。
 
  表現も旧作を思わせる昭和世代のアニメの表現が多様されていて、これもイイ意味で五エ門
 らしい、古風なキャラクターイメージを上手く作画に反映しているモノだったと思います。

  毎回1話完結型ながら、濃密なシナリオのルパン2015。次回も楽しみです。

2015年11月21日土曜日

ルパン三世 第8話「ホーンテッドホテルへようこそ」

30年ぶりのルパン3世のTVシリーズです。世界の大泥棒ルパンの末裔
ルパン3世の物語です。何とTVシリーズ第1回1話目は1971年の作品です。
 
本シリーズの公式サイトはコチラ↓
http://lupin-new-season.jp/
 
作品総合公式は↓
http://www.lupin-3rd.net/
 
 
---
 
8話
【あらすじ】
 
 
 Aパート>>
  
  ルパンは自分の盗品の中から、とあるホテルに更なる財宝が隠されているという文書を
 発見する。そのホテルとは「呪われた花嫁の館」とよばれ、訪れた客の中には幽霊を
 見たものや、動く甲冑に追いかけられた者もおり、恐怖度★5つの名が知れたホーンテッド
 ホテルだった。
 
  お宝を探すルパンと次元だったが、一向にお宝が見つかる気配も泣く。次元はタバコを
 買いに別行動をとる。ホテルのフロントにやってきた次元だが、残念なことにホテルは
 禁煙でタバコを買うことはできなかった。
 
  その帰り道、次元は少女の幽霊と遭遇し、ルパンの元へと逃げ帰ったのだった。その話を
 きいたルパンはこのホテルに財宝がまだ残っていると確信したのであった。 
  
 
 Bパート>>
  
  次元を脅した少女の幽霊の正体はホテルの支配人の娘で、経営が厳しいホテルに客を呼ぶ
 ために、元々話題になっていた幽霊騒ぎを、さらに意図的に演出して客を呼んでいることを
 ルパンから教えられた次元は、支配人の下へと向かう。
  
  一方で、ルパンは隠し通路を発見し、お宝へと近づいていくのだが、ルパンの行く手には
 次元のときとは違う、一回り幼い少女の幽霊だった。
  
  支配人の次女であると感ずいたルパンは、幼い次女に「お姉ちゃんから頼まれた」と財宝
 の場所に案内するように誘導する。数々の罠を掻い潜って塔の頂上にある宝物庫に入ったとき
 ルパンは悲しい物語に気が付いた。 
   
 
---
 
【感想】
  
 Aパート>>
   
  幽霊ホテルを舞台にした今回は、ルパンシリーズの名作、カリオストロの城を連想させる
 物語です。

   いかにも恐ろしいホテルの表現が旧ルパンに近い劇画的な作画になっており、旧シリーズ
 のファンには少し懐かしい感じの作りになっていました。
 
  あらすじでは割愛しましたが、今回の騒動の発端となった文書はそもそも別の泥棒が所持
 していたもので、その「マーマ」なる女性を中心とした悪党3人組も登場します。
  
  こちらは宮崎アニメの天空の城ラピュタに登場した、空中海賊ドーラ一家のようで何とも
 判りやすい上下関係と、小物感に溢れるキャラクターでした。  
 (ラピュタのドーラ一家は、この裏をかいて実は主人公を助ける味方だったのですが)
 
    
 Bパート>>
  
  シナリオとして普通に「呪われたホテルがありました」から「実は財宝を隠すためのデマで
 した」として「謎を解き明かして財宝を頂きました」と結ぶだけでも30分1話使い切りそう
 ですが、ルパンはそこにもう一つ、「少女の幽霊は実在しました」そして「その幽霊は何十年
 も姉の教えを守り続けた健気な妹でした」として「宝物庫には朽ち果てた財宝(のようなもの)
 と妹の遺体がありました」と悲しいエピソードまで盛り付けてきました。
  
  管理人(緑茶)もこのサイトをはじめ、モノを書くので思うのですが、面白いシナリオを
 ひねり出すだけでも相当の労力が必要ですが、それを文章に起こして今回のように短的にわか
 り易く纏めるのはさらに数倍の努力と、才能が必要だと思います。

  そうした観点でも、今回のルパンシリーズのシナリオは本当に出来がよく、毎回非常に勉強
 になると思っています。 
  
         
総括>>
  
  新キャラのマーマ、ブッチ、デールの3人組。憎めない感じで、なつかしの小悪党スタイル
 でしたが、登場範囲はかなりシナリオに限定されていて、キャラクター自身の掘り下げが
 なかったので、今回限りのゲストキャラなのでしょう(笑)
 
  しかし、この手のキャラクターは主人公のヒーロー感を出すには比較対象として非常に使い
 安いのでもしかするとまたヤラレ役で再登場したら面白いですね。
 
  次回は久々に登場の五エ門回でしょうか。これまた楽しみです!