※本記事は離婚理由を断定するものではなく、カップルチャンネルという構造上そう見えやすい、という個人的な仮説です。
これはそれ
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2026年5月7日木曜日
2026年5月5日火曜日
人類アンチ種族神Ⅴ《ターニングポイント⑭_2/2_断罪》
この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは一切関係ありません。
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「人間よ、お前はこの件で、多くの苦しい判断を迫られたのだろう。よかろう、ついて来い」
そういうと光が強くなり、場面は見たこともない城の玉座へ移る。大種族神から大仲に知識が流れてくる。
この玉座に座りうな垂れている男が「種族神」であることも即座に理解できた。
種族神はゆっくり顔をあげると、落ち着いた声で大仲に向かって声をかける。いや、正確には大仲の隣に立つ見慣れぬ大柄な老人「大種族神」に向けた言葉だ。
「大種族神様。用件は察しております。やはり、私はどうしてもこの醜い種族に加護を与える気にはなれません。ご自由に処分してください」
大仲から見た、種族神の表情、所作は永田町で何度見た引責辞任を決意した議員の姿に重なった。そのうえで「処分を任せる」という全面降伏は議員生命の進退を任せる硬い決意を感じざるを得なかった。
ーー神もまたルールに縛られる。ルールを逸脱してまで、何を成そうとしたのか
大仲の脳裏に、一つの疑問がよぎった。
大種族神は長髭を撫でながら一歩前にでる。
「そう焦るでない。まずは、眷属共を戻してやろう」
そういうと、髭を一本抜いて息を吹きかけた。髭は青白く強烈に発光し、すぐに消えてしまう。だが次の瞬間、そこには人型へ戻った三体のUFBが立っていた。
立ち上る粉塵。まとわりつく熱。焦げた匂い。
それらが、三体を戦場から強制的にこの場へ引き戻したことを物語っていた。
髭をたくわえた個体は無傷に近かった。不思議と知るはずのない名が浮かぶ。彼はヴァロンというらしい。
女性型の個体――サーチは無数の細かい怪我を負っていた。
そして何度もR連隊と交戦した筋肉質の個体――名はベルガン。片翼を大きく損傷し、よく見れば腕や足にも深い傷を負っている。
突然の転移、そして人型への強制変形の影響なのか、三体とも四肢の感覚を調整するようにぎこちなく体勢を立て直す。
数十秒かけてようやく動きを取り戻す。動くようになった首を左右に振って状況を確認する。まるで敵を捜すような殺気だった動作。
だが、そこが居城であると確認すると、三体のUFBはお互いを見つめ合い、自分の体を見回して暫く無言で立ち尽くしていた。
そして女性型の個体がベルガンの深い傷を見つけると、慌てて肩を貸し怪我を気遣うような表情を見せた。
やがて三体は、自然と種族神の元へ集まってゆく。
「ヴァロン、サーチ、ベルガン。すまなかった。人間時代の感情に流され、気がついたらここに座っていた。大種族神様の御前だ膝をつけ」
その言葉で初めて大種族神に気付く三体は慌てて膝をつき頭を下げる。
種族神が三体に手のひらを向けると、彼らの傷は瞬時に回復した。
三体に対して大種族神はこう話しかける。
「お前達から見た、この行動をどう見る?審判か?天罰か?それとも別の何かか?」
ヴァロンはサーチを見つめ、サーチとベルガンは互いを見つめ合い、すぐに答えは出さない。転移の際に連れてきた焦げた匂いが次第に弱まっていく。
大種族神は三体に視線を送るが、決して急かすような視線ではない。むしろ、いくらでも待つ。そういった面持ちだ。
大仲はこの時確信した。UFBは単純な怪物ではない。複雑な関係と、感情を持った生物なのだと。返答次第では創造主たる種族神の進退が決まる。
それを察して最適な返答をアイコンタクトで相談しているのだ。
口火を切ったのは意外にも種族神だった。彼はあきらめたように言う。
「この三体に、竜化中の明確な記憶はありません。私が竜化させる際に知性を奪ってしまいました。正気を失い、殺戮衝動に駆られただけです」
するとベルガンが咄嗟に声を上げた。
「ちがいます!確かに衝動はあった。抗えないほどに。しかし、神は俺たちのコアを汚していない。ですから、進言します。今回の件は人間が神の眷属であるサーチを傷つけたことによります。これは天罰であります」
サーチとヴァロンが続いた。
「私のコアに残った記録を共有いたします。私は鉛の船と戦いました。しかし、仲間を思う人間の強い意志に私のコアは共感し、行動を変えました。これが証拠です」
「大種族神様。軍師ヴァロンと申します。種族神のルールでは虐殺は大罪。今回の騒動は虐殺。これは事実かもしれません。ですが、神は人間時代に同族から受けた深い傷を再び刺激されたのです。それゆえの激昂です。まだ誕生して間もない神の失態。これこそが次なる成功への体験であると確信しています」
ーーかばっている。まるでR連隊の連中が記者や野党議員からの追及から私を守ってくれた時のようだ。
ーー筋肉質の男、あれは足立だな。感情的でありながら、論点をずらすことで救う。よく似ている。
ーー女型、あれがサーチか。防雷が九死に一生を得たのは事実。都合の悪い部分はあえて言わないところは、仲原そっくりだな。
ーー軍師ヴァロン。あれは津田さんに近い。すべてを見込んだうえで、それを反転させる話題の誘導力。正論だが答えを決めた上手い言い回しだ。
それぞれの意見が出揃ったところで、大種族神は審議を始める。
大仲の横にいた大種族神が語る。
「虐殺。守護すべき種族への行為としては最悪です。解任すべき」
すると、全く同じ姿の大種族神がベルガンの横にフワリ現れた。大仲の横にいる大種族神は消えていない。
ベルガンの横に現れた大種族神はこう語る。
「だが、人は神の眷属を傷つけた。これは種族神に対する冒とく。天罰としてとらえるべきであろう」
続いてサーチの後ろにも大種族神が現れる。
「ふむ。人から見れば虐殺。だが、見逃した例もある。神が悪に落ちたとは早計ではないか?」
そしてヴァロンの前に現れた大種族神も続く
「虐殺は事実。天罰としても殺しすぎである。だが、この種族神のコアには大きな傷がある。どうみるか?」
最後に種族神の後ろに大種族神が現れた。
「まだ若い神だ。過ちも犯すだろう。だが虐殺は許されぬ。コアの傷がある限りまた繰り返すであろう」
大仲の横にいた大種族神がそれぞれの意見をまとめ、髭を撫でる。
何人もの大種族神の分身はそれぞれに主張を展開し、その議論での役割を終えると消えていく。
一つ、また一つ、大種族神の分身は消え、最後に本体が残った。
「結論が出た」
「消滅だ。多角的に考慮をしても虐殺は相殺しきれぬ。ゆえにルールに則り種族神は消滅とする。」
その時、大仲の隣にもう一人の大種族神が現れた。
「待て、その権力の執行に対して是正の意図が明確であるか。」
大仲の心の代弁者である。大仲は感じていた。この事件で死んだ人々の犠牲。これは活かされなければならない。
種族神が消えてしまえば、犠牲は種族神を交代させるための数字になってしまう。
「結論が出てから、もう一人の私が出てくることは珍しい。強い思い……再考に値しよう」
すると二人の大種族神は少し離れたところで議論を交わすと、一人が消え、残った一人が種族神の前に立った。
「下す。二百年の眠りにつけ。執行は7日後。二百年眠れ。さすればコアは癒え、再発もあるまい。異論はあるか?」
神はうつむいたまま、絞り出す声で訴えた。
「二百年、承知しました。ですが、その間、種族神が不在になってしまいます。代行者を立ててもよろしいでしょうか」
「好きにせい」
そういうと、裁きのために顕現していた大種族神そのものが、ゆらりと光へ溶けた。
その瞬間に張りつめていた空気が弛緩した。
「神様!!」
飛びついたのはサーチだった。ベルガンが慌ててサーチを抑止する。ヴァロンは穏やかな表情でやり取りを見つめていた。
大仲は複雑だった。今の政治家でこれほどのカリスマ性をもつ人物がいただろうか。腹を探り合い、損得を計算し、そのうえで感情で衝突する。
永田町はそういう場所だった。どちらが良いか悪いか大仲にも分からない。だが、この光景をみて羨ましいと思う気持ちは本物であった。
その気持ちを反すうしていると、少しずつ思考が鈍くなるのを感じた。
自分の手足がさらに薄くなり、意識も鮮明さを失っていく。
ーーこれが本当の死なのか。
ーー思い残すことは沢山あるが、あとは託して休ませてもらおう。なんだかとても疲れた……。
大仲は眠るように瞳を閉じると体は完全に消え、その魂は天界へと昇って行った。
2026年5月3日日曜日
2026年4月30日木曜日
ポーション、わが身を助ける(終)
普通の女子高生・カエデは、見覚えのない路地裏で目を覚ました。
そこは獣人やエルフ、ドラゴンのいる不思議な異世界。
カエデは持っていたリュックサックに見覚えのない本があることに気がつく。
それは「生成」と唱えるだけでポーションが出来てしまう不思議な本だった!
2026年4月28日火曜日
人類アンチ種族神Ⅴ《ターニングポイント⑭_1/2_境界線》
この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは一切関係ありません。
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「……ここは?」
大仲が目を覚ますと、そこは不思議な光に包まれた、暖かく、どこか満たされた空間だった。
遠くから初めて聞くメロディなのに、なぜか懐かしいクラシックが聞こえてくる。
「竜は?R連隊の状態は?国民の退避状態は?」
我に返ると、多くの想いが心の中から湧き上がる。
しかし、それは声にする必要がない。とても不思議な現象で思考がそのまま空間に放たれるのだ。
この時初めて大仲は、自分の肉体の変化に気が付いた。
「なんだこれは、透けている?怪我も治っているし、体も軽い、まるで二十代の頃のような――」
その時、老人と思われる声がどこからともなく、聞こえてくる。
「…お前は死んだのだ」
「私が?ここはどこですか?」
大仲は内心察していた。TNTを体に巻いて竜へ飛び込んだ。それで生きているはずもない。
「ふむ。ここは人間界と神の世界の境界線。お前に分かりやすく例えると三途の川というらしいな」
「それで、竜はどうなりましたか?国民の避難は?」
光の空間に渦のような鏡が現れ、片翼を負傷し、重い足取りで埼玉へ戻る赤い竜の姿。そして津田が陣頭に立ち避難民の指示を
警察・自衛隊・ボランティアなど彼が使える人脈を活用して必死に行う姿が映し出される。
「被害は最小限に。篠原はやはり天才だった。竜の首は取り損ねたか、だが、私の命は届いたようだ…うん」
大仲はやっと腰を下ろし、声の主に問う。
「私は死んだのだろう。あなたはエンマ大王か何かだろうか。地獄行は覚悟の上だ。手早く願いたい」
すると、声の主は軽く笑うと語り掛ける。
「ほっほっほ。天国や地獄という概念は人間が作り上げたもの、この先にあるのは天界のみだ。そこでの過ごしかた次第でどちらにもなり得る世界だよ」
「それよりも、ひとつ尋ねたい」
「この未曽有の事件。この事件を起こしたのは、人間の種族神だ。そして私は彼の上位の存在である大種族神。すべての種族神を束ねるものだ」
大仲の理解を待たず、大種族神は続ける。
「お前から見た、この事件を"神が起こしたもの"とした場合、お前はこれをどう見る?審判か?天罰か?それとも別の何かか?」
15秒ほどの沈黙。
この間、大仲はどこか懐かしさを感じていた。自衛隊から転身し若手議員の頃、同じような場面があった。
面識もないが、権威だけは感じ取れる上層部からの突発的な質問。
意図も、正解も、相手の思考もわからない。だが、間違えば大きな代償を負う。
大仲は、こういう場面での立ち振る舞いは決めていた。
ーー正確に、そして冷静に、要点だけではなく自分の考えを素直に答える。
その経験から、大仲の答えは意外と早く出た。
「これは虐殺です。私は政治に生きた人間です。人間基準になりますが、全体としてこの事象は2つに分けて考えられます」
「1、これは竜が出現する前です。都外は安全という暗黙のルールがあり、許される行動ではありませんが、神による事象ということを勘案しますと、腐敗した人間政治に対する問い、もしくは試練とも取れます」
「2、竜が出たあとです。私から見た竜の行動は無差別に人類を殺すことを目的とした殺戮行為です。問いや試練といった領域は逸脱しており、一言で言えば虐殺。これが私の結論です」
ここまで淡々と話していた大仲だが、最後に少し語気を強める。
「政治に生きた人間として、私はこの一点で判断しました。権力の執行に、是正の意図があるか。竜の行動には殺戮以外の意図がない」
声の主は納得したような声で続けた。
「そうか。私は大種族神として本件で死んだ全ての人物に同じ質問をしてきた。竜が出る前は人間側の社会に対する不満もあった。だが、竜に殺された人々は多くが虐殺・理不尽と嘆く。分かった。もういいだろう。仕方がない介入を行うか」
「人間よ、お前はこの件で、多くの苦しい判断を迫られたのだろう。よかろう、ついて来い」
2026年4月26日日曜日
転生したらスライムだった件 4期(新)
種族の壁を越え、手を取り合い、繁栄していく魔国連邦テンペスト。
しかし、その裏で魔王リムルの台頭を危険視する者たちがいた。
シルトロッゾ王国五大老の長である
元〝勇者〟グランベル・ロッゾとその孫娘、マリアベル・ロッゾ。
支配による人類守護を掲げるグランベルとマリアベルは策謀を巡らせ、リムルと激突する。
2026年4月23日木曜日
オタクに優しいギャルはいない!?(新)
<あらすじ>
陰キャで目立たないオタクな男子高校生・瀬尾卓也 は、
ひょんなことからクラスメイトのギャル・天音 慶 と 伊地知琴子 に話しかけられる。
クールだがどこか抜けていて同じオタクの匂いがする 天音 と、
座席に加えて距離感も近い陽気な 伊地知。
<レビュー>
オタクとギャルの関係性を描いたイチャラブコメディ作品です。
自分の趣味を隠しつつも濃いオタク気質を持つ天音と、天真爛漫で距離感の近い伊地知。この二人が、主人公に自然と好意を寄せていく構図になっています。
主人公は無意識のうちに二人を惹きつけていきますが、特別な努力をしているわけではありません。あくまで「趣味を共有できる友人」として接している点が特徴です。
この設定は非常にエンタメ性が高く、構造的には異世界転生作品に多い「無自覚無双主人公」と近いものがあります。努力に対して過剰なリターンが得られる、いわば“特別報酬”的な面白さが魅力です。
本作はその基本構造を踏襲しつつ、二人のギャルを丁寧に描き分けることで、ダブルヒロインとしての魅力を強化しています。この描写の細やかさにより、新しいエピソードを見るたびにキャラクターの新たな一面が見えてくるという、知的好奇心を刺激する要素も備えています。
ハーレム系の作品ではありますが、過度にエロに寄ることなく、キャラクターの内面やシナリオの面白さで成立している点も好印象です。単なる無自覚ハーレムではなく、しっかりと工夫が感じられる作品に仕上がっています。
一見するとテンプレ的な設定に見えるため敬遠されがちですが、1~2話を視聴すると印象が変わるタイプの作品です。まずは1話、気軽に視聴してみてはいかがでしょうか。