こんばんは。管理人の緑茶です。
さて、本日は現在推敲中の『人類アンチ種族神』を題材に、執筆作業で苦労している点や、1年間の執筆で得た経験をご紹介したいと思います。
目的は、これから小説を書こうと思っている方への参考資料です。
あくまで私が実際に書いてみて感じたことなので、すべての人に当てはまるわけではありません。
ただ、これから長編を書いてみたい方や、途中で筆が止まってしまった方の参考になれば幸いです。
では始めます。
① 初めての長編ほど、プロットがあると楽です。
まずこれです。
粗くてもいいので、起承転結を最初に書いておくとかなり楽です。
例)
起:朝起きたら幽体離脱ができるようになっていた。
承:幽体離脱を楽しんだ。
転:霊術師と出会い、悪霊退治をすることになる。
結:悪霊を倒したが、幽体離脱の力は失ってしまった。
このくらい粗くても、ないよりはずっと楽です。
物語を書いている途中で迷ったときに、
「今はどこへ向かっている話なのか」
を確認できるからです。
② 人物と世界をデザインします。
主人公、ヒロイン、住んでいる世界や時代などをここで決めます。
これは反省ですが、人物像を抽象的に作ってしまうと、執筆後半にかなり苦労します。
主要な登場人物は、できるだけ細かく設定しておいたほうが楽です。
脳内で主人公やヒロインがある程度会話できるくらいまで育てておくと、後半の執筆がかなり進めやすくなります。
この作業をしておくと、後半は登場人物が勝手に動くようになってくれます。
もちろん、本当に勝手に動くわけではありません。
ただ、「この人物ならこう言う」「この状況ならこう動く」という芯が作者の中にあるので、キャラクターがぶれにくくなります。
③ 結末は最初に考えておくと楽です。
多くのWEB小説が完結しません。
個人的な分析ですが、「見せたい場面」や「楽しそうな設定」から書き始めて、最後の着地を決めていないケースも多いのではないかと思います。
もちろん、書きながら終わりを決めていく方法もあります。
商業レベルの作家や、物語を走らせながら整えられる人なら、それでも十分可能だと思います。
ゴールのないマラソンは、やはり非常にハードです。
最終話の細部まで決める必要はありません。
しかし、「この物語はどこに着地するのか」というゴールだけは、ある程度決めておいたほうが楽だと思います。
『人類アンチ種族神』の場合は、すでに1話目の時点で最終話の結末は決まっていました。
④ スランプで書けなくても、物語との接点は切らさないほうがいいです。
長い執筆期間の作品では、どうしても筆が乗らない時期があります。
そのときに完全に筆を止めてしまうと、再開するときにかなりのパワーが必要でした。
1行でも2行でもいいので、執筆習慣は崩さない。
あるいは、本文が書けない日でも、次の展開のメモだけ残す。
キャラクターのセリフだけ書く。
設定を見直す。
それだけでも、物語との接点を保つことができます。
もちろん、無理をして壊れる必要はありません。
休むこと自体は悪いことではないと思います。
ただ、完全に離れてしまうと戻るのが大変なので、少しでも作品に触れておくことは大事だと感じました。
――――
終わりに。
長々と講釈できるほど売れているわけではないので、これはあくまで、実際に執筆してみた私の経験談です。
皆様には、皆様に合ったやり方が他にもあるかもしれません。
ただ、もしうまくいかなくてやり方を変えようと思ったときに、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
お互い、よい執筆活動ができるといいですね!
私も最終話の推敲作業を全力で行っています!

