※(再)表記について
この表記があるレビューは、以前に移転前の「これそれ」で一度レビューしたものです。
移転前サイトのレビューが回復不能のようなので、改めて書き起こしたものになります。
SHIROBAKOは、架空のアニメーション製作会社「武蔵野アニメーション」を舞台にした
お仕事系アニメです。(製作はP.A.WORKS)
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製作業務に新人が加わることになり、この回は、新人へ業務をレクチャーするという形で
A/Bパート共にアニメが出来るまでに通過する、多くの会議を紹介している。
Aパート>>
結構盛大な入社式の場面からスタートします。
入社式の場にてこの14話から正式に製作に加わることになる、佐藤 沙羅声と安藤 つばきの
人物像が軽く紹介される。
続いて場面はシナリオ会議。さっそく安藤のアニオタぶりが発揮される。
その後、ロケハン(ロケーションハンティング)を経て1話目の絵コンテがあがる。
絵コンテをみて、安藤達が驚く「こんな絵でいいんですか?」と。
(タイトル回収)
原作者と合えないまま、スケジュールの関係でやむなく、作画打ち合わせにはいる。
ここでは、アニメータ初挑戦の久乃木 愛が登場する。
Bパート>>
新人製作2人をつれて、タローの外回りの説明からBパートスタート。
自宅で描いている原画マン達から原画を回収する。
社内に戻ると「作画監督打ち合わせ」「美術ボード打ち」「色彩決定打ち」
「CG打ち合わせ」と打ち合わせが続く。
また、CG打ち合わせにて作業量が多いと言うことで外注することになる。
外注先は、主人公の後輩(藤堂 美沙)が在籍するスタジオ カナブンとなる。
その後「撮影打ち合わせ」「劇伴打ち合わせ」と一連の打ち合わせが終わる。
順調かに思えた製作作業だが、ここにきて原作者からキャラにリテイクが出る。
「宮森、全作業ストップだ。全部やりなおしだ」とシリアスな渡辺プロデューサが
主人公(宮森)に告げるシーンで次回へ続く。
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王道実直な「お仕事紹介回」となりました。製作に新人が入ることで相対的に
宮森の成長も感じることが出来ました。
Aパート>>
「シナリオ会議」「ロケハン」「作打ち」をメインに紹介していました。
主人公の宮森が会議に出席しているため、宮森視点で物語を進めるとどうしても
リアルになりすぎて物語が単調になるからか、宮森の妄想上のキャラクターである
ミムジーとロロがとても活躍していました(笑)
シナリオ会議では「雑談みたい」とかロケハンでは「この後の宴会がメイン」とか
毒が多いミムジー。宮森の妄想だとすれば「黒宮森」といった感じです。
そしてロケハンでは必死に雲を撮影する美術の渥美。いや、雲はロケハン関係ないだろと
突っ込みたくなる描写でした(笑)
Bパート>>
「作画監督打ち合わせ」「美術ボード打ち」「色彩決定打ち」
「CG打ち合わせ」「撮影打ち合わせ」「劇伴打ち合わせ」と一気に来ました。
この情報量。打ち合わせという地味な作業を面白く見せるためのテンポのよさ。
さすがSHIROBAKO。
それぞれの打ち合わせは、「こんなこと決めてますよ」程度に抑えておきつつ
「でもこんなに作業はあるんでよ」と大変さを視聴者に理解させたうえで
一連の作業も順調だ!・・・からの
「宮森、全作業ストップだ。全部やりなおしだ」・・・ナベP(驚愕)
という次回への強い引っ張りを残して終わりました。
総括>>
Bパートは次回への「引き」の要素が強かったにも拘らず、それを感じさせないように
きちんと物語は進めつつ、情報量も減らさず、というのが凄いと思います。
そしてココから「仁義なき原作者との戦い」が始まるわけですが…結局のところ
障害は「原作者」ではなく「編集者(茶沢)」なのですが(笑)
あと9話、合間を見つけてレビューできればと思いますので、よかったら読んで下さいm(_ _)m
動画は↓で見ることが出来ます。
http://ch.nicovideo.jp/shirobako-anime
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