2021年1月17日日曜日

はたらく細胞BLACK (一部レビュー)

はたらく細胞シリーズのスピオフ作品で、本作とは違う体(世界)の中で巻き起こる超ブラックな細胞たちの日常を描く作品です。

 


本編のはたらく細胞も過激な描写が多い作品ですが、さらにその上を行く作風になっており、まさにBLACKです。

 

この作品の舞台となっているからだは、暴飲暴食・飲酒・喫煙ととにかく体に負担のかかることばかりを行ってきます。

 

主人公たちは、その過酷な環境の中で先輩細胞たちの死にざまをみて、必死にはたらくようになっていきます。

 

この作品の面白さは、飲酒など「体に悪い」とされている行為が、どのように体に作用して体調を崩すのか、という部分を分かりやすく表現している部分です。

 

難解な専門用語の多い作品なので、見せ方を間違えると視聴者が付いてこなくなりそうですが、この作品は言葉の意味よりも「言葉がさす物質の働き」を視覚的に見せることで非常に分かりやすい内容になっています。

 

BLACKな体で働く細胞たちの涙ぐましい日常を見ていると、現実の自分の体をいたわろうというと思えてきます。


見るだけで健康意識が高くなる。そんなアニメは珍しいですね。

 

自分の体の細胞はホワイトな環境で働いてもらえるよう、意識したいと思いました。


作画的にはお色気や過激描写が、本編よりも強めですので、そのような表現が苦手では無ければ是非オススメしたいアニメです。

 

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まさにこのコロナ禍において、絶妙なタイミングで放送されていますので、健康意識の改革になるといいですね。


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