乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です（一部レビュー）

＜あらすじ＞

とある乙女ゲーを妹に無理やりプレイさせられていた主人公。とある事故により死亡した彼が転生したのは、プレイしていた乙女ゲームの世界なのであった。しかも彼は主人公でも悪役でもなく、モブに転生してしまったのである！

＜レビュー＞

主人公最強系の異世界転生モノです。最近はやりのツイン・ヒロインを仲間に入れて超女尊男卑な世界を生き抜いていきます。

　

主人公が相当ひねくれた性格をしている本作。ヒーローというよりはダークヒーロー的な魅力を持っています。魅力・・・？魅力というか面白さと表現した方が的確かもしれません。

　

ゲーム系の異世界転生モノではありますが、現実世界でのゲーム知識を使ってスーパーハーレムを作るような展開ではなく、現実世界で嫌々プレイさせられていた乙女ゲームの主要キャラに私怨丸出しで叩きのめしていく構成です。

　

これが想像以上に爽快だと感じてしまう私も、性格的にひねくれているのかも知れませんが、王道ではないちょっと腐った感じの主人公が好きな人にはたまらない作品じゃないかと思います。

　

腐り具合もちょうどいいです。そして、登場するライバル（女）以外の脳みその軽さもゲーム風味が際立っていて良いと思います。ヒロインも含めみんなNPCっぽいというか、生い立ちが深堀されないので本当に乙女ゲームの登場人物みたいな距離感で視聴することが出来ます。

　

乙女ゲームを題材にしていますが、下ネタ方向の作品でもありませんし、女性向けの画風でもありません。（むしろ男性向けです）

　

ですので、一度視聴してみると意外とハマる人は多いのではないかと思う作品です。ＧＷの3連休に如何でしょう？