<あらすじ>
令和の時代にハイテンションなギャグアニメ放送決定!
個性的なキャラ達と共に疲れを笑い飛ばそう
“奇面”を個性ととらえて、プラスに変えて引き伸ばしていく奇面組の5人。
さらに “色男組” “番組” “腕組” “御女組”などおなじみの個性豊かなキャラたちも登場。
『ハイスクール!奇面組』で笑って、日々の疲れを吹き飛ばしていこう!
<レビュー>
本作は昭和のギャグ漫画を原作としたアニメーションのリメイクで、いわゆる近年の「昭和名作掘り起こし枠」のひとつと位置づけられます。今回は第1話の感想ですが、まず一言、「面白い」と感じました。
キャラクターデザインは、最低限の現代的(令和)アレンジを施しつつも、基本的には原作に忠実なものとなっており、ノスタルジックな印象を強く受けました。作品の核である“変態ギャグ”、すなわち論理や常識を飛び越えたナンセンスな笑いも健在です。空間をワープして机の中から出てきたり、ロボットに変形して空を飛んだりと、まさに“発想の自由”の原点を見るような展開が詰まっています。
一方で懸念もあります。それは放送時間帯です。原作準拠であればターゲットは小学生寄り。しかし本作は深夜枠で放送されており、視聴者層は明らかに大人です。このミスマッチが気になる点ですが、配信サービスでの視聴が主と考えれば、土曜12時という配信タイミングはむしろベストかもしれません。
内容面では、令和の感覚で見てもなかなか“攻めた”部分が目立ちます。豪くんは「酒」とは言いませんが、それを匂わせる“魔法の水”を飲みまくり、7人乗りの改造自転車で街中を爆走。大くんの女性趣味も相変わらずの方向性です。現代ではやや問題視されそうな設定を、劇中で「個性を認めろ!」とキャラに叫ばせる演出で押し切っており、制作陣の本気が感じられました。
今後の展開も楽しみな点です。奇面組という作品は、漫画版とアニメ版で軸足が微妙に異なっていました。アニメは恋愛要素を強めた構成で、漫画は変態ギャグ中心。このリメイク版がどちらの軸に寄っていくのかが気になるところです。初代アニメは、おニャン子クラブによる恋愛ソング風の主題歌も印象的でしたが、今作ではオープニングがギャグ寄りの印象で、漫画版へのリスペクトを感じました。
初見の方にとっては、変態ギャグがやや分かりづらいかもしれませんが、理屈ではなく直感で笑い飛ばせる作品です。今期の注目作のひとつとして、ぜひ一緒に視聴して楽しんでみてください!
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