<あらすじ>
物語の舞台は漂流する宇宙船。
“人間に化けて人間を襲う未知の敵”――『グノーシア』が船内に紛れこんだことを受けて、
乗員たちは疑心暗鬼の中、毎日1人ずつ疑わしい者を投票で選び、コールドスリープさせることを決める。
グノーシアを全てコールドスリープさせることができれば人間の勝利。
なんと主人公・ユーリは、どのような選択をしても、最初の1日目にループする事態に。
わずかな時間を繰りかえす、一瞬にして永遠のような物語が、いま、幕を開ける。
<レビュー>
1期に続く形で2期が始まりました。基本的には人狼ゲームをベースとした会話主体のアニメ作品です。1期では世界観やゲームのルール、そして推理の導入部分が丁寧に描かれており、グノーシアの正体を巡る騙し合いの土台が築かれていました。
本作では、前期で培った視聴者の理解を前提に、より複雑なルールや人数を加えた本格的な人狼ゲームが展開されています。グノーシア側の戦略も高度化し、最大15人で行われる騙し合いは、推理ゲームとしてかなりの見応えがあります。
例えば、Aがグノーシアに見える。しかしBとCはAを人間だと主張し、A自身はBがグノーシアだと反論する――このように、表面上の情報だけでは真偽が判断できず、1日目からの発言内容や投票先、行動の流れを複合的に分析する必要があります。
それでも、グノーシア側は巧みに盤面を操作し、主人公の発言を「虚言」に見せかけようと流れをつくってきます。この駆け引きの緊張感がたまらず、視聴者も思わず一緒に頭を悩ませてしまいます。
会話中心で派手な演出こそ少ないですが、1期で情報が整理されているため、2期では知的興奮に満ちた頭脳戦を存分に楽しむことができます。
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