2026年10月25日日曜日

生徒会にも穴はある! (新)

 <あらすじ>(公式より引用)  

私立藤成学園高等部1年の水之江梅は国語の成績は抜群な一方、理系科目は進級に響くほど壊滅的。


内申点を上げるため生徒会の役員となるものの、そこにはカリスマむっつり、怖くて優しい清楚な会計、生意気可愛い男の子、小っちゃな捨て猫庶務など、何やら変わった子たちが勢揃いでドタバタな毎日が待ち受けていた!


<レビュー>  

今期の下ネタ・お色気ギャグ枠です。


原作は日常4コマで、非常識な言動や下ネタも深刻には扱わず、短いエピソードとしてテンポよくつないでいくタイプの作品です。


TV放送版では、下着や体型、水着といったネタをかなり積極的に扱う一方、映像そのものは露骨な方向へ振り切っておらず、性的な要素そのものより「それを使ってどう笑わせるか」に重心が置かれている印象です。


内容だけを見ると、体型をギャグにしたり、水着写真を生徒会活動のネタとして扱ったりと、今の時代にしてはかなり攻めています。


攻めてはいますが、個人的にはそこまで不快には感じませんでした。


理由の一つは、作画と演出がかなりギャグ寄りだからだと思います。

表情を大きく崩し、デフォルメを入れ、テンポよく次のネタへ進む。


扱っている題材だけなら少し危うく見える場面でも、画面側が常に「これはギャグですよ」と伝えているため、生々しさがかなり薄くなっています。

このバランス感覚は、本作の特徴の一つだと思います。


一方で、原作が日常4コマということもあり、アニメも短いエピソードをつなげる構成になっています。

第3話まで視聴した段階では、明確な長編ストーリーの縦軸はまだほとんど見えてきません。


ただ、ここは欠点というより、そもそも本作がそういうジャンルなのかもしれません。

大きな事件を解決して物語を前へ進めるのではなく、生徒会メンバーが毎日くだらないことをしながら、少しずつ互いのことを知り、関係性を積み重ねていく。


では、キャラものとしてすぐに強く刺さるかと言われると、個人的には第3話時点ではまだそこまでではありませんでした。

生徒会長、会計、たん、こまろと、それぞれ一目で分かる属性はかなり強く設定されています。


作画も良く、キャラクター自体は可愛い。


ただ、現時点では「このキャラクターを見るためだけに続きを見たい」というところまで、一人ひとりの人物像が深く見えてきたわけではありません。

もっとも、この手の日常4コマ系作品は、短いエピソードを何本も積み重ねることで少しずつキャラクターへ厚みが出てくるタイプでもあります。

最初は「変な生徒会長」「生意気な後輩」といった分かりやすい属性だった人物が、何話も見ているうちに、


「実はこういうところがある」と見えてくる。


そこからキャラクターへの愛着が生まれる作品なのだと思います。


その意味では、第3話時点で判断するにはまだ早そうなので、もう少し視聴を続けてみたいと思います。


また、日常系に下ネタやお色気ギャグを足したようなスタイルなので、長編シナリオの進行状況を細かく覚えていなくても視聴しやすいのは大きな長所です。

前回の話を忘れていても、それほど困らない。

疲れているときでも、短いエピソードを笑いながら見られる。


隙間時間に気軽に見る作品としてかなり相性が良いと思います。

地上波版では露骨な描写へ振り切っているわけでもないので、下ネタやお色気系のギャグに抵抗がなければ、比較的気軽に楽しめる作品です。


今後、短いエピソードの積み重ねによって、生徒会メンバーが単なる「面白い属性のキャラクター」から、どこまで愛着の持てる人物へ変わっていくのか。


そこを楽しみに視聴を続けたいと思います。

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