こんばんわ!管理人の緑茶です!
本日の記事は、短めの日記記事になります。
近所に大きな病院が数年前にできました。地域に数件しかないような大きい病院なのですが
ここの設備は当然最先端です。
お会計・受付・再診予約の自動化はもちろんですが、お薬手帳もどきの自動発行まで。
患者は、自動受付機で診察券を入れると、患者スケジュールシートなるものがペロリと
出てきまして、そこには
09:50 内科 待合室 2番前
10:00 内科 2番診察室 OXOX医師
11:00 放射線科 1番窓口 △XX△医師
12:50 内科 待合室 2番前
13:00 内科 2番診察室 OXOX医師
13:30 薬局 お客様番号 123456
13:45 お会計 1F自動会計機
---以上にて本日の診察は全てとなりますーーー
とその日のスケジュールが印字されるわけです。
患者は書かれたとおりに、書かれた時間と場所に行けばよいので素晴らしいシステムだと
感心しました。
普通に考えれば10時前から受付をして、14時まで時間を奪われるわけですからイライラ
しそうなものですが、こういう風に「見える化」されていると不思議と待てるものです。
ただ、このスケジュールは「コンピュータ」が入力されたデータを元に、機械的に計算した
スケジュールですから、「急患」や「予約した患者が来ない」などの理由で時間が結構
実際の時間とはブレブレになってしまうのです。
いかに進歩しても所詮は機械。人間の曖昧さまで計算に入れるのは困難なようでした。
しかし、最近さらに進歩したようで、時間に誤差が生じると前後の患者の順番をコントロール
して「短い診察時間の患者を先に」や「過去の実績で時間通りに来ない患者は誤差を予測」
するような動きに変わったようで、時間のブレが大幅に減少しました。
よくよく考えてみれば、鉄道のスケジュールのアルゴリズムに似ているのかも知れません。
鉄道も事故や乗客の乗降時間の影響でダイヤ(スケジュール)が乱れることは日常茶飯事です。
しかし、日本の鉄道は恐ろしく正確でよほどの大事故(先日の脱線のような)でないかぎり
時間通りにやってきます。
時間にとても厳しい日本人だからこそ、こういった技術の進歩は格段に速く進んでいくので
しょう。
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そんなことを考えていたら、小説のネタが浮かびました。
遠い未来。あまりに時間を厳守することに拘った人類は、自身の行動を機械にスケジュール
させてそのスケジュールに沿って秒単位で行動しなければいけない社会になる。
スケジュールを守れなければ犯罪とされ、日本人は効率的で生産性の高い日常を送るため
日々機械に従うしかなかった。
どうでしょう。すこし面白そうな小説になりそうな予感がします。
ただ、実際そんな世界があったら怖いですよね…
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