2016年5月20日金曜日

軽い日記的なモノ ~小説のネタになるといいな~

こんばんわ!管理人の緑茶です!

 本日の記事は、短めの日記記事になります。
 
 近所に大きな病院が数年前にできました。地域に数件しかないような大きい病院なのですが
 ここの設備は当然最先端です。
 
 お会計・受付・再診予約の自動化はもちろんですが、お薬手帳もどきの自動発行まで。
 患者は、自動受付機で診察券を入れると、患者スケジュールシートなるものがペロリと
 出てきまして、そこには

 09:50 内科   待合室     2番前
 10:00 内科   2番診察室   OXOX医師 
 11:00 放射線科 1番窓口    △XX△医師  
 12:50 内科   待合室     2番前
 13:00 内科   2番診察室   OXOX医師
 13:30 薬局   お客様番号   123456
 13:45 お会計  1F自動会計機
 
 ---以上にて本日の診察は全てとなりますーーー
 
 とその日のスケジュールが印字されるわけです。
 患者は書かれたとおりに、書かれた時間と場所に行けばよいので素晴らしいシステムだと
 感心しました。
 
 普通に考えれば10時前から受付をして、14時まで時間を奪われるわけですからイライラ
 しそうなものですが、こういう風に「見える化」されていると不思議と待てるものです。
 
 ただ、このスケジュールは「コンピュータ」が入力されたデータを元に、機械的に計算した
 スケジュールですから、「急患」や「予約した患者が来ない」などの理由で時間が結構
 実際の時間とはブレブレになってしまうのです。
 
 いかに進歩しても所詮は機械。人間の曖昧さまで計算に入れるのは困難なようでした。
 
 しかし、最近さらに進歩したようで、時間に誤差が生じると前後の患者の順番をコントロール
 して「短い診察時間の患者を先に」や「過去の実績で時間通りに来ない患者は誤差を予測」
 するような動きに変わったようで、時間のブレが大幅に減少しました。
 
 よくよく考えてみれば、鉄道のスケジュールのアルゴリズムに似ているのかも知れません。
 
 鉄道も事故や乗客の乗降時間の影響でダイヤ(スケジュール)が乱れることは日常茶飯事です。
 しかし、日本の鉄道は恐ろしく正確でよほどの大事故(先日の脱線のような)でないかぎり
 時間通りにやってきます。
 
 時間にとても厳しい日本人だからこそ、こういった技術の進歩は格段に速く進んでいくので
 しょう。
---
 
 そんなことを考えていたら、小説のネタが浮かびました。 
 
 遠い未来。あまりに時間を厳守することに拘った人類は、自身の行動を機械にスケジュール
   させてそのスケジュールに沿って秒単位で行動しなければいけない社会になる。
 
 スケジュールを守れなければ犯罪とされ、日本人は効率的で生産性の高い日常を送るため
 日々機械に従うしかなかった。
 
 どうでしょう。すこし面白そうな小説になりそうな予感がします。
  
 ただ、実際そんな世界があったら怖いですよね…
 
  
 

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