何の前触れもなく、中世風の異世界に転移してしまった主人公と謎の美少女エミリアを中心に
異世界でのさまざまな騒動に巻き込まれるファンタジーアニメです。
原作はWEB小説(のちにコミカライズ)↓
http://re-zero.com/
公式サイトは↓
http://re-zero-anime.jp/
原作小説は「小説家になろう」のサイトで読むことがきでます。
--- 5行で読む この回のあらすじ ---
・死亡することである一定の時間を遡り、生き返ることができる主人公
・ロズワール邸で死に戻りを経験した主人公は原因を探すべく奔走するが2度目も殺害される。
・3度目の死に戻りを迎え、「使用人」ではなく「食客」として調査に専念する主人公。
・4日目の夜。前回は何者かに襲撃され死亡した経験を踏まえ、4日目の日中にロズワール邸を
出発し、山中からロズワール邸を見張り犯人を捉える作戦を決行する。
・しかし、犯人はロズワール邸ではなく山中にいる主人公を襲う。主人公が初めてみた犯人の
姿はなんとロズワール邸の使用人「レム」だった。
--- レビュー ---
「ロズワール邸」でのエピソードの3話目です。
前回は、1度目の死に戻り前と同じ行動をすることで、自分の死因を探ろうとする主人公で
したが、今回は全く違う立場をとって「自由に動けること」を最優先にして犯人の捜索に
集中するお話となりました。
視聴者にも犯人が誰であるか明かされていたないため、こういった「推理パート」は非常に
面白く見ることができます。視聴者も起きている事象が「伏線」なのか「ミスリード」なのか
「まったく関係のないダミー」なのか主人公と一緒に推理しているので先の展開がとても
きになるストーリー構成になっています。
「名探偵コナン」の大人向け版といった感じでしょうか。
今回の話の収穫としては
1:1度目の衰弱死は「呪術」によるものだと思われる。
2:衰弱死は「呪術」を使わず、マナ(生命力)を吸い出す技を使うことでも可能である。
3:双子の使用人「ラム」は、今回も主人公に親切に接している。
4:赤鬼と青鬼の童話について、「ラム」は「レム」に話さないでほしいと主人公に願う。
5:ロズワール邸を出て、山中から見張っていても犯人は主人公を狙う。
6:襲撃した犯人は「レム」だった。しかし動機が不明。また1度目の衰弱死との手口が
違いすぎることから、複数犯の可能性も残った。
次週は4度目の死に戻りエピソードです。間違いなく犯人の一人である「レム」と主人公が
どう接していくのか楽しみです。
--- 総括 ---
異世界モノですが、どんどん推理モノの要素が強くなっています。死に戻りという一種の
タイムリープをうまく使って、少しずつ真実に近づいていく感覚が新鮮な作品です。
今回で、「鎖ハンマー使い」の正体は、使用人の「レム」(髪の毛の青い方)だと分かり
ましたが、衰弱死の方は依然として不明ですし、そもそも「レム」がなぜ襲ってくるのかも
不明なまま終わりました。
演出的に「レムのシルエット」だけ出しておいて、次週犯人が明らかに!という手法ではなく
「犯人はレムでした!しかし、なぜ!」で引いて終わるのはWEBラノベ原作らしい演出だと
おもいました。
これは、あまりに次週が気になる展開で終わると、視聴者が我慢できずにネットで原作を
読んでしまうため、気にはなるけど原作を読まずに我慢して待ってもらえるギリギリのバランス
で終わる良いテクニックだと思います。
推理モノだけに、アニメ初視聴組へのネタバレを避ける工夫が感じられました。
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