2023年7月16日日曜日

おかしな転生(一部レビュー)

<あらすじ>

貧乏領地・モルテールン領の次期領主として期待される少年・ペイストリー。幼くして類まれな才能を発揮する彼の前世は、将来を約束された天才菓子職人だった!!

果たして、ペイストリーは幸せ溢れる領地を作れるのか!?

<レビュー>

パティシエが事故死したら、異世界に転生したというお話です。少し興味深いのは異世界が中世風なので、彼の得意とするお菓子作りの材料「砂糖」が貴重なところです。

 

転生ものは大抵の場合、転生者の長所が最も有効に活用できるご都合主義の環境に転生して、周囲を巻き込んで無双するパターンなのですが、本作は今のところ(2話時点)パティシエ要素で無双せず、生まれ持った魔法使いの才能を使って活躍している形です。

 

村が野党に襲われたところを、領主の息子として領民を指揮し数の劣勢を子供たち組み入れることで覆し善戦するなどパティシエではないですが、かなり有能な子供として描かれており普通に異世界転生ものとしての面白さも損なわない作風です。

 

作画も見やすく、セリフ回しも標準的な作品なので転生もの初心者でも楽しめる作品です。

 

この後、パティシエ要素がどのように絡んでくるのか楽しみです!




2023年7月13日木曜日

AIの遺電子 (一部レビュー)

<あらすじ>

21世紀に始まったAIの圧倒的な進歩は、

社会の発展に寄与する一方、高い知性を持つ機械を道具として使う是非を、人類に突きつけた。

そして22世紀後半。人々は「産業AI」とは別格の存在として、

人権を持った「ヒューマノイド」を当たり前に受け入れ、

共に暮らしている。

須堂光は、ヒューマノイドを治す新医科の医者として、

ヒトとAIの共存がもたらす「新たな病」に向き合っていく。

<レビュー>

生身の人間と、心を持つロボット「ヒューマノイド」が共存する世界を描いたSFアニメです。

人間同様に感情をもつロボットがロボットであるがゆえに、抱える悩みや、ロボットの複製(人格の複製)という闇にも触れています。

 

複製された人格は、犯罪者によって都合よく改造され実行犯として使い捨てられてしまいます。自分ではない自分が他人を苦しめることに複製元のヒューマノイドは苦しみます。


このようなシナリオで、鉄腕アトムで手塚治虫が書こうとしていた心を持つロボットの苦悩を現代的な視点であらためて書かれています。

 

考えさせられる点も多い作品で、SF的な世界観も面白いですがテーマとしても深く、この先が楽しみな作品です。派手な戦闘や超技術のようなSFではなく、SFを下地にしたシリアスなドラマ仕立てですので、一度視聴してみてください。


結構面白いと思います!



2023年7月11日火曜日

無職転生II 1話「失意の魔術師」

 <あらすじ>

母・ゼニスを探すために歩き出したルーデウス。しかし、エリスに姿を消された失意の底から抜け出せずにいた。北方大地に向かう馬車の中で冒険者パーティ“カウンターアロー”のサラとスザンヌに出会ったルーデウスは、冒険者ギルドにあったある依頼のためにカウンターアローに同行する。

<レビュー>

無職転生2期の本編1話になります。


まず、0話で不安だった作画ですが1話は問題なく超ハイクオリティの安定作画になっていました。

 

またシナリオも細かい設定を散りばめつつ、メインシナリオもどどんと進み、疲弊したルーデウスがたった1話で立ち直るところまでが描かれました。

 

ルーデウスが立ち直るためのヒロインとして、サラが登場します。どこかエリスの面影がある少女と旅を共にすることでエリスへの想いを断ち切って、元祖ヒロインであるロキシーへの想いを取り戻します。

 

しかし・・・


嫌なことがあって心がやみそうになると、腰のポーチにそっと手を入れて落ち着く描写が何度かあったのですが、てっきりエリスの髪が入っているのかと思っていましたが、まさかのロキシーのご神体でした。

 

まだまだ現役のご神体。相当丈夫な生地で作られているのかルーデウスが魔法で修復しているのかは謎ですが、耐久力と効果時間の長さに驚きました。

 

このちょっと想像の斜め上を突っ走る感覚は、無職転生1期でも感じました。この作品の魅力の一つだと思います。

 

2期からでも十分に楽しめる作品になっていますので、是非、この機会に視聴をお勧めします!



 

2023年7月9日日曜日

かぐや様は告らせたい-ファーストキッスは終わらない-(レビュー)

<レビュー>


かぐや様は告らせたいのアニメ版のその後を描いた作品です。ほぼアニメオリジナルなので、原作版とはことなります。

 

「お互いの気持ちを伝え合い、“奉心祭”で初めてのキスをした。」


会長とかぐやだったが、素直になれずお互いの好意を確認しながらも進展のない日々を過ごしているところから始まります。

 

かぐやは自分の中で好意とプライドが激しくぶつかり合って情緒不安定になってしまいます。そのかぐやに振り回された白銀会長は、なんとかかぐやを安定させようと試みますが、結局過労で倒れてしまいます。

 

このことがきっかけで、かぐやの中で白銀を大切に思う気持ちが強くなり、プライドを凌駕していくシナリオです。

 

恋愛要素を強く出したシナリオと、かぐやや白銀のプライドが高くなってしまった理由を描くことで純愛小説の様な噛み応えのある作品になっています。

 

もう互いの好意を確認しあった後の話でありながら、本作のテーマである「恋愛頭脳戦(かけひき)」の要素はしっかりのこしているあたりに作者の腕前が感じられます。

 

地上波で散々ラブコメを繰り広げた本作でしたが、まだキュンとするようなエピソードを残していた当たりも純粋に凄いと主作品でした。

 

アニメ版の真のエンディングともいえる本作ですが、現在はHuluなどの配信で視聴することが可能になっています。夏休みなどの余暇のお供に如何でしょうか。



2023年7月7日金曜日

休載のお知らせ

 本日は東京出張のため、休載となります。

ごめんなさい><

2023年7月4日火曜日

無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ #0「守護術師フィッツ」

<レビュー>


始まりました。無職転生の2期です。今回は導入部というか外伝的な#0話となっています。

 

ちょっと気になったのは作画ですね。凄く細かく動くことが前提のコンテなのに、それに追いついていない感じがありました。1話目にしてこの感じ。たまたまならばよいのですが、制作時間の問題だと作画に不安が残ります。

 

そんなレビューの書き始めですが、全体的には120点満点の出来だったと思います。あの作風でヌルヌル動かそうという気概は強く感じましたし、カットによっては本当に良く動いています。

 

また、主人公であるルーデウスが登場していないのに、とても魅力のある世界観。そして登場人物たち。このまま外伝として1クール書けそうな深みのあるシナリオでした。

 

1期ではヒロインかと思われながらも、早々にエリスにその座を奪われてしまったシルフィの物語でした。準ヒロインだったロキシーを選ばない人選はセンスがあると思いました。人気があるヒロインを多用せず、ヒロインの数を増やして人気のキャラクターを増加させる手法はビジネス的にもとてもよくできていると思います。

 

もちろんこの手法は、各ヒロインを差別化しそれぞれの魅力を存分に発揮できるシナリオと演出の技量が大前提なので、作者と制作陣のレベルの高さを感じずにはいられません。

 

次回からはルーデウスの物語になる模様です。今から楽しみです!



2023年7月2日日曜日

軽くない日記的なもの「老人勇者、消滅?!」

こんばんわ!管理人の緑茶です。


Nサークル(ゲーム同人サークル)の話題です。


昨日、定例オンラインミーティングがあったのですが、ニック氏から恐ろしい発言がありました。


ズバリ次の提案です。


「現在作成中、この冬リリース予定の老人勇者について、70%完成しているものの、一から作り直したい」


というものです。もちろんメンバー全員「意味が分からない」ということで、結論は来週に先送りになったのですが、すべてを捨てて作り直したいなんて尋常じゃない発言だと思い、その真意を聞きました。

 

ニック氏いわく、いまの老人勇者は面白くない。つまらなくもないが面白くもない。今までの他作品は完成させるということを優先してきたがアツマールも閉鎖して、気軽にアップできる環境ではなくなった。体験版も低調だった本作をこのまま開発することは難しいとのことでした。

 

今までのニック氏のパターンを考えると現状のままでのリリースはほぼ100%不可能になったと感じました。前提としてはニック氏が納得しないとNサークルとしてリリースできないというルールがあります。


そしてニック氏は、そう簡単に妥協をしません。どのくらい妥協しないかというとエンディング以外全部完成している作品のリリースを「エンディングが満足できない」という理由で1年くらいリリースを延期するくらいです。

 

どうなってしまうのかわかりませんが、体験版の老人勇者はもう日の目を見ることはないのかもしれませんが、逆にどのように変わっていくのか興味を持っていただけると幸いです。