2026年2月5日木曜日

幼馴染とはラブコメにならない(新)

<あらすじ>

高校1年生のえーゆーには悩みの種がある。幼馴染の「しお」と「あかり」が可愛すぎるのだ。

しかし、えーゆーは幼馴染の二人の気持ちが分からず、距離感に戸惑う。

だが一方、幼馴染の2人はえーゆーのことが……!?

<レビュー>

ギャグと叡智要素に比重を置いたラブコメ作品です。全話ではありませんが、過激なエピソードには「オンエア版」と「プチドキ版」が用意されています。「プチドキ版」はdアニメストアかAnimeFestaで視聴可能です。


過激バージョンがある作品ではありますが、オンエア版でもかなり攻めている印象です。1話の中に複数の短いエピソードを詰め込む形式で、どのエピソードも着地となる場面に向けて割り切って組み立てられているように感じました。そのため、多少のご都合主義も積極的に使って押し切るスタイルです。


誤解がないように補足すると、シナリオが雑というわけではありませんし、面白さがないわけでもありません。作品の軸が叡智寄りに置かれているというだけで、この手の作品としてはキャラクターや物語も比較的よく整っていると思います。叡智シーンに尺を割くぶん、他のパートはテンポよくエピソードが始まって着地し、次へ進む流れが繰り返されます。深みは強くありませんが、娯楽としての回転の良さはかなり優秀です。


登場人物も記号化がはっきりしていて、複数のヒロインがそれぞれ立っています。そのおかげで似た流れが続いても飽きにくく、ギャグと叡智を純粋に楽しめるのが強みだと感じました。特に第1話は「プチドキ版」がない構成になっているため、導入で拒否感を持たれにくいような工夫も見えます。


とはいえ、オンエア版でも下着描写などは普通に出てきますので、視聴環境には気をつけた方がよさそうです。


個人的には、この程度の表現は昭和のアニメだと夕方の子ども向け作品にも混ざっていた記憶があります。そうした空気を思い出して、どこか懐かしい気持ちになりました。


割り切ったテンポとキャラ立ちで押し切るタイプの作品なので、刺さる人には迷いなく刺さる一本だと思います。




0 件のコメント:

コメントを投稿