2024年5月30日木曜日

月が導く異世界道中 第二幕 ~★第二十一夜(一部レビュー)

<あらすじ>(引用)

真は学園都市へ向けて旅立つ……はずだった。しかし女神によって、ヒューマンと魔族の戦いのド真ん中に転移させられた真。そこでヒューマン最強の冒険者・ソフィア=ブルガと上位竜の御剣に襲われる。魔族に味方するソフィアたちは、女神の使徒と見なした真に容赦ない攻撃をしかける。最大の危機に陥った真は、最後の力を振り絞り魔法を発動する——。

<レビュー>

学園編が終わり、魔族との闘いが物語の中心になってきました。あまり出番がなかった亜空の住人も再登場し、今までの小規模な戦闘から、都市をかけた対魔族との戦争のような大規模な争いにスケールが変化してきました。


他のアニメ(例えば転スラ)でも同じように、個人の戦いから群衆の戦争に変わってしまうと、スケールに比例して登場人物も増え、登場人物が増えれば一人一人の描写時間が減ってしまい、群像劇のような描かれ方になってしまう場合もあります。


群像劇は群像劇で良さがあり、戦争においても主人公を中心とした1対多の争いであれば、主人公の強さがより引き立てられる良さもあります。一番よくないのは、主人公を見せるタイプのシナリオで群像劇化してしまうパターンです。視聴者は主人公の活躍に期待しているのに、脇役のシーンばかりでは萎えてしまいますよね。


さて、本作はどうかというと、今のところ群像劇部分は少なめにしつつ、主人公パーティーを活躍させることで主人公を引き立てる方向で話が進んでいます。最新話では、ついに現実世界で知り合った別の国の勇者「音無響」との再会もあり、物語の中心は主人公のままブレずに進んでいると思います。


身バレを警戒した主人公は、とっさに変なヒーロースーツで姿を隠してしまうわけですが、今後の音無との再会の展開がどのような形になるのか楽しみでなりません。




2024年5月28日火曜日

休載のお知らせ

こんばんは!

本日は帰宅時間が不明の為、休載となります。

楽しみにして頂いた皆様、申し訳ございません。次回は木曜日に更新します。




2024年5月26日日曜日

軽い日記的なもの「畑にカルシウムをぶちまける!」

こんばんは!管理人の緑茶です。


はい。タイトル通りですがみなさまは植物にはお詳しい方もおられると思います。

野菜の栽培には「窒素・リン酸・カリウム」という肥料を買う時に袋にN-P-Kと書いてある謎の数字で記載されている栄養素が必要です。


それぞれ役割が違うのですが、実はこの他にも微量ですが必要な栄養素が他にもあります。

その一つがCa(カルシウム)です。人間もカルシウムを摂取すると骨が丈夫になるとかいいますが、植物の場合は細胞が丈夫になると言われています。


細胞が丈夫になると、病気などに強くなり安定して収穫が見込めるということで、今年はキュウリ、ゴーヤ、ナスと「うどんこ病」になりやすい植物が割と密集しているので、カルシウムの入った追肥をばらまいて来ました。


花壇の半分だけまいてみて、違いを見ようということになったので、そのうちまた続きを掲載しようと思います。


そして、本日の記事に違和感をもった人、するどいです!実は出そうとしていた記事をチャットGPTでネガティブチェックを行たところ「多くの人がネガティブな印象を持ちます」と分析されてしまったので、急遽差し替えました。ドラクエの記事はもう暫くおまちください。



2024年5月23日木曜日

転生貴族、鑑定スキルで成り上がる #7(単話レビュー)

<あらすじ>(引用)

戦場に行くことさえも許されなかったアルスは、なんとか自分も強くなろうともがいていた。しかし、父レイヴンとの別れの時は刻一刻と迫っていた。


<レビュー>

心打たれる素晴らしいシナリオ、演出、演技でした。1話冒頭の主人公アルスが領主を継承する場面へ続く演出なのですが、1話では未放送となっていたレイヴンの死に際のエピソードや、アルス以外の家臣の心情などもモノローグで語られており、レイヴンの功績と、それを継承するアルスの決意が際立つよい構成でした。


特に印象的な描写として、父レイヴンの表情、話し方が領主ではなく父親としての描写に変わっていた部分が挙げられます。今まで強面で口数も少ないレイヴンが、穏やかな表情で自分の出生の話などを息子のアルスに聞かせるシーンは、去り行く者が残る者に対して少しでも何かを伝えたいという意思が、画面全体から伝わってきて心に響きました。


また、ここまであまり描写されてこなかった、アルスが徴用した家臣と領主レイヴンとの接点も、表向きは家臣に厳しく接していたレイヴンが、実は思いやりを持って接していたことが描写され、その死を悲しむ家臣の心情の背景として非常に良く機能していたと思います。


本作は転生ものとしての表面的なエンターテインメントだけではなく、物語としてのシナリオ本体にも魅力があるのですが、この7話はその中でもトップを競うくらいに優秀なエピソードであったと思います。


良質な作品に触れ、とても感動しましたので単話レビューという形で皆様と共有できれば幸いです。



2024年5月21日火曜日

魔法科高校の劣等生 第3シーズン(一部レビュー)

<あらすじ>(引用)

2096年4月を迎え、二年生に進級した達也の身の回りには色々な変化があった。達也と美月は新設された魔法工学科に転科。幹比古は二科から一科へと転科した。新入生は七草家の双子である香澄・泉美と、新入生総代で七草家に対抗意識を持つ七宝琢磨と、一癖も二癖もある顔ぶればかりだった……。


<レビュー>

劣等生シリーズの3期目です。当初のテーマであった劣等生要素はなくなりましたが、差別や偏見といった根本的な問題は変わっていないため、違和感なく視聴できます。


主人公が進級したことで、新入生が登場し、敵対する者もいれば、達也に憧れる者もいて、新しい人間関係が作品に新鮮味を与えています。


卒業生も出番がなくなったわけではなく、主要なメンバーのうち数名は引き続きキーパーソンとして登場します。このようにキャラを捨てないシナリオ構成は好感が持てました。


学園もので主人公が進級してしまうと、どうしても人気先輩キャラが卒業という形で押し出されてしまい視聴者が寂しい思いをすることも多いのでよく配慮されていると思います。


この第3シーズンでは、再び九校戦が描かれます。前回の九校戦は競技にフォーカスをあてて選手の活躍と達也への称賛が描かれましたが、今回は九校戦の裏で進む兵器開発の話がメインになっており、九校戦の内容はほとんど語られません。


個人的には九校戦の中身にも興味があったので、この点は少し残念でした。しかし、その分国家権力とせめぎあう達也の有能さが際立ったシナリオや、友人が増えたことで感情が乏しい達也が仲間を守りたいと苦悩するシーンなどがあって、キャラの魅力という点では非常によい構成になっています。


人気シリーズ作品ということもあり、世界観・キャラ設定・作画など安定した作りこみになっていますので、是非ご興味があれば視聴をご検討ください!




2024年5月19日日曜日

DQX異界アスタルジア初見レビュー

こんばんは、管理人の緑茶です。


本日はDQXに新しく実装されました「異界アスタルジア」の初見レビューを掲載します。

かなり辛口なので、まだプレイされていない方はプレイ後に読んでいただいた方が良いと思います。


異界アスタルジアとは、Ver7の新コンテンツで今までシナリオに登場したNPCキャラクターと共に最深部のボスの討伐を目指すコンテンツです。NPCと親密度をあげれば新装備「こころ」が手に入ります。



異界アスタルジアの流れ


・7人のNPCから3人を選びパーティーを編成します。

・3層ある攻略エリアを踏破します。

・4層目にいるボスを倒すと週1回限定でアイテムがもらえます。

・限定アイテムを消費し、異界アスタルジアの外で使える新装備「こころ」をNPCからもらえます。


<レビュー>


・今までのメインシナリオで旅をしたNPCと再び旅ができる点は非常に良い点です。4層前でキャンプを行い、NPCと会話ができNPCの意外な一面や小話をきけるのも面白いと思います。


・パーティーメンバーは、だれを選んでも弱いです。行動間隔が異常に長いのと主だった技がチャージタイム技なので1回の戦闘が長引く傾向があります。ぶっちゃけ道中の敵のHPやボスのHPが多すぎです。10分の1で良いと思います。

(おそらく各キャラのチャージタイム技には、ボイスが付いているのでこれをプレーヤーに聞かせるために無駄に戦闘が長くなっています。制作側のエゴを感じる仕様でした)


・レベルを上げていけば快適になるのだと思いますが、いつもの「長期的計画だけを見て足元を見ない」スクエニの悪い癖が出ていて現時点ではただひたすらにテンポが悪いです。


・新装備「こころ」で得られる効果も同様で、「こころレベル1」では誤差みたいな性能なので急いでやる必要はありません。


・NPCとの会話は本当に「雑談」です。いわゆる乙女ゲーのように話題から思考や趣味を推察したり、行動を予測してプレーヤー側が攻略対象に対して積極的にアタックできるような情報源ではありません。この雑談に面白さを感じるのかどうかで評価は分かれると思いました。少なくとも万人向けではないですし、あまり興味のない攻略対象との雑談はスキップされてしまいそうです。


・攻略エリアでは、まれにメタキンエリアなどがあります。とても幸運なエリアではありますし、通常のメタキンよりも逃げにくいような気がしますが、仲間の行動間隔が遅すぎるのと会心率もさほど高くないので、プレーヤーが会心技を持っていないと倒すのに時間がかかってしまいます。最低限ばくれつけんを使えるようにしておくとよさそうです。

 

 

<初見の総評>


★★☆☆☆


王家の迷宮とアスフェルド学園を足して混ぜたようなコンテンツです。NPCとの会話は面白い試みですが会話の中身が虚無すぎて少し痛々しい感じでした。

開発者はボイスを使えばプレーヤーが満足すると思っているような節を感じます。最近のゲームはフリーゲームでさえボイスが付いていることもありますから、ボイスの中身が大切だと思います。


と、ここまで辛辣に書きましたが、ここまでなら「★4」くらいの楽しさはありました。下記要素が、それを大きく損なっています。


その要素は「テンポ」です。このコンテンツは恐ろしくテンポが悪いのです。王家の迷宮と同じ構成でありながら歩くスピードが遅いです。雑魚敵をスルーして次の階層へは行けません。雑魚敵のHPが高く仲間の行動間隔長いので戦闘に時間が奪われます。景観も普通のフィールドで特にギミックなどはありません。


「進めていけば面白くなるんだよ!」と開発者の声が聞こえてきそうな調整ですが、プレーヤーに進めてもらえる前提になっている部分がとても傲慢だと感じます。


2024年5月16日木曜日

転生貴族、鑑定スキルで成り上がる~6話(一部レビュー)

<あらすじ>(引用)


異世界に転生した主人公、アルス・ローベントは、小さな領地を有する弱小貴族の子としての生を受け入れることとなった。アルスには超人的な知力や武力は備わっていないが、他人の能力やステータスを見極めることができる“鑑定スキル”を授かっていた。この能力を駆使して、世に隠れた「秀才たち」を発見し、弱小領地を最強の領地に変え上げていく物語である。心温かいアルスと、個性豊かな才能ある者たちの出会いや成長を描いた、異世界統一への旅路が、今、幕を開ける。


<レビュー>


一度レビューした作品ですが、折り返し6話を迎えましたので、再度レビューします。


主人公が鑑定スキルを使用して、仲間を集める構成は1話から変わりませんが、6話まで視聴すると、その構成とは別に主人公アルスの成長を描いた作品であることが分かってきました。


鑑定スキルで優秀な人材を見つけても、その人物の環境や思想によって仲間にできないこともあります。また、鑑定スキルで見えている「数字的な評価」では判断できない人物の内面に触れることもあります。


また、当主である父親が病に倒れ、アルスが国政にも本格的に参画する流れがあり、武勲を誇り名声高い父親に恥じぬようにと得意ではない剣術の修行を強化し、軍を率いる強さの必要性を実感したりもしています。


この成長要素は非常に興味深く、最強スキルで無双するスタイルではなく、スキルに溺れず自己研鑽を行う過程で様々な成長を遂げるスタイルなので、それぞれの成長について視聴者としても納得感がありますし、努力を行う過程も描かれていることから共感もしやすい要素になっています。


ここ最近の最強スキル系作品はエンタメ要素が強く、主人公をここまで深堀して描くことは少ないので、気楽に視聴できる反面、視聴後にあまり残らず記憶から消えてしまう傾向があります。


本作は、主人公の努力を視聴者も感情移入して視聴しているので考えさせられることも多く、視聴後も次回への妄想が捗る良い作品なのでお勧めです。




2024年5月14日火曜日

軽い日記的なもの「夏野菜が始まりました!」

こんばんは!管理人の緑茶です。


毎年恒例の作業場の野菜作り(夏)が今年も始まりました。毎回、役員の方が趣味で作られているのですが、そこそこ広い元花壇を改造して作られた畑なので、想像以上に収穫ができます。


今では作業者の皆様の夏の楽しみ(食べる方)にもなっています。


今年はズッキーニ、キュウリ、ゴーヤ、ナス、ミニトマトが栽培されています。


ズッキーニは苗から、他は種から育てているので、ズッキーニだけ育ちが早く、すでに収穫が始まりました。10株あって、一株から大体4~5日に1本くらいのペースで収穫できているので、毎日1~2本位配給されています。


このズッキーニ。買えばお高い野菜ですが、収穫期が長く、上手に育てれば2か月位まで収穫を続けることが可能です。


つまり、1株から10本位は収穫できてしまうので、合計100本です。絶対に飽きると思います。それよりも恐ろしいのは長ナス15株です。


絶対に多いと思います。ナスは最盛期になるとほぼ毎日収穫することが可能です。毎日15個もナスが取れても、消費が追いつかないことは明白です。


ところが、食材の価格が高騰する昨今、この畑の野菜はとても好評で、ある同僚は「コメさえ買えば、一ヶ月間この畑の配給だけで生きていくことも可能だ」と絶賛しています。


毎日ナス(50円)とゴーヤ(50円)をもらったとして、30日で3,000円分の支給ですし、実際はプラスで他の野菜も不定期で支給されるので、食費5,000円分位は畑の恩恵を受けていることになります。


仮に10人もらう人がいれば、月あたり50,000円分も畑が生み出している計算になりますので、趣味程度の畑でも土の力は偉大であると改めて思いました。




2024年5月12日日曜日

活動レポート 2024年4月

 管理人の緑茶です。こんばんは!

 

 今回は先月の活動レポートとなります。


 【実績】

 

 作家関連のお仕事は・・・・0(ZERO!)

 

 今月も安定の0!(ZERO!)でした。

  


 【雑感】

 

新年度に入りました。今年も新人が入社しました。まだ研修中なので実業務はになっていませんが、新人が入ることで組織に新しい風が吹いて元からいた人々にも良い刺激を与えているようです。

 

『レビューの話題』------------------

 

前半はうまく言語化できました。後半はやや苦戦しました。苦戦の原因は分析能力にありそうで、面白いと思う部分が突出していない作品は自分自身が何がどう面白く感じているのか探り当てても正しく言語化できず、表面をさらったような薄味の記事になってしまいます。語彙を強化するとともに分析能力を身に着けていく必要性を感じました。

 

『DQXの話題』-------------------

 

近々超辛口のレビュー記事を掲載予定です。現在は悪口にならないように推敲を重ねていますので、もう暫くお待ちください。Ver7はとても面白いのですがもっと俯瞰的なDQX全体のレビュー記事のようなものです。 

  

『Youtubeの話題』-----------  


若者世代の流行を探りに10代のYoutuberを中心にチェックしていました。個々のチャンネルについて言及はしませんが同じ10代でもその精神的な成熟度の差がとても大きいと感じました。良し悪しを語る気はありませんが教育の大切さを感じました。

  

『その他の話題』-------------------


ド田舎に帰省して、山道を1kmほど歩きました。都会の舗装された道路のありがたみが痛感しました。1Kmなんて余裕だろうと思っていましたが、たどり着いた直後に体力が切れて爆睡してしまうほど消耗しました。巨大な昆虫に出会う都度、ビビリまくったせいもあると思いますが、舗装されていない道は僅かな勾配や凹凸があるので慎重に歩く必要があって普段使わない筋肉が使われたのだと思います。


今回の帰省にあたっては、休載などを頂戴し皆様にもご協力をいただきました。ありがとうございます。

 

-----

 

 以上で今回の活動レポートは終わりです。

 それでは長文お付き合いありがとうございました!

 今月も引き続き更新しますのでズズズイッとよろしくお願いします!!

                                                                                                                                                                    

2024年5月9日木曜日

この素晴らしい世界に祝福を!3(一部レビュー)

<あらすじ>

交通事故(!?)によりあっけなく人生の幕を閉じるはずだったゲームを愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)

ひょんなことから、女神・アクアを道連れに異世界転生することに。

王女アイリスが、カズマに懐いてしまった!?カズマが目を開けると、そこはなんと王都!

アイリスに乞われて滞在するうちに、王城でのセレブ生活に味を占め、これ幸いと居座ることを決めるカズマ。

<レビュー>

憎めない主人公カズマと女神・魔法使い・クルセイダーの4人が繰り広げるファンタジーギャグアニメです。


多少下ネタ要素も含みますが、全体的にギャグ色が強くポップな作風の為、あまり不快にはならないと思います。


さて3期のレビューですが、3期は2期との間に魔法使いであるめぐみんを主人公としたスピンオフ作品を挟んでの放送となりました。


スピンオフの方は個人的には楽しく視聴できたのですが、数字的には本編には届かなかったようです。

 

そんな経緯から3期はスピンオフに寄せた作風なのか、2期踏襲型なのか気になる作品でしたが、完全な2期の上位互換となっていました。

 

本作の特徴である唐突なシナリオの展開や、良く分からないラブコメ要素はそのままに、新キャラであるアイリス王女も登場し一層にぎやかに、なりつつも舞台を別の町にすることで、登場人物がみごとに取捨選択され面白さが一回りパワーアップしていると思います。


全体を通したシナリオはありますが、最新の放送だけ視聴しても楽しめる敷居の低い作品ですのでお勧めです!




2024年5月7日火曜日

転生したらスライムだった件3期(一部レビュー)

<あらすじ>

クレイマンを倒し、正式に魔王となったリムル。

魔王たちの宴ワルプルギスを経て、

リムルの支配地域はジュラの大森林全体に広がった。

真の敵と味方を見極め「人魔共栄圏」という理想を追い求める、リムルの新たな挑戦が始まる。

<レビュー>

スライムだったリムルが強敵を打倒す無双系のアニメでしたが、リムルが強くなるにつれ群像劇や建国系アニメの色が強くなってきました。

 

2期にもありましたが、ほとんど動きのない内政ターンを楽しめるかどうかが本作の視聴するポイントになると思います。純粋な無双系(格闘系)を期待していると話が複雑になってきているので純粋な勝敗ではなく駆け引きの要素が強くなってきているので少し直感的ではなくなっているかも知れません。

 

またリムル自身も作中で成長しているのですが、物語の目的そのものが「人魔共栄圏」という壮大なスケールになってきていることで視聴者のキャパシティを超えて共感がしにくい部分もありそうです。

 

裏を返せば考えながら視聴するシーンが増えて、物語の展開を想像する楽しみが増えたと言えると思います。もともと無双系アニメだったので視聴者層も年齢が子供よりも高めだとおもいますので、そういった層には一層の興味を引き出しそうな3期だと思います。


気になる方は是非3期1話からでもお試しいただくと雰囲気が伝わると思います!




2024年5月5日日曜日

Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ~4話(一部レビュー)

 <あらすじ>(引用)

商人として日々働いていたバナザは、突然クライロード魔法国という

見たことも聞いたこともない異世界に「勇者候補」として召喚される。

だが、Lv1の能力が一般市民並みだったことで勇者失格の烙印を押され、

さらには国の手違いで元の世界に戻れなくなってしまう……。


王都から辺境へ追放されたバナザが、なんとか生き延びるべく

森で襲い掛かってきたスライムを撃退、Lvを2に上げると

彼のステータスは見慣れない「∞」の記号に変わっていて─!?


これは、名前と姿を変えて異世界で生きることを選んだ「超越者」と、

敵対する人種族に恋した「魔族」との波乱万丈な新婚ストーリー。


<レビュー>

一般的には「追放系」と呼ばれるジャンルのアニメ作品です。本作はその追放系のテンプレート集のような作品で、よい意味で定番のシチュエーションをうまく活用し、視聴者が興味を持つような作品になっています。


最近の追放系は、個性を出すために基盤となる面白さを見失っている作品も多いので、基本に忠実な本作は追放系を見たことがない人に安心してお勧めできる作品です。


登場人物も最初に主人公を追放した「王様」や敵役として登場し、主人公の嫁になった「美少女」、同じ冒険者であり、主人公の強さを表現するためのモノサシになっている「騎士団のパーティー」など、記号化された分かりやすい配役となっています。


作画も標準的であり、書き込みは多くはありませんが崩れることもなく安定した印象ですし、声優の演技も役にハマっていて違和感がありません。話題性は少ないかもしれませんが、丁寧に作られた低予算アニメで、個人的にはもう少し注目して欲しい作品です。


最新話では魔王と遭遇し、「配下にならないか」とスカウトされた主人公でしたが、「俺は人間にも魔族にも加担しない」と最終的に別の土地へ引っ越すという平和的な選択をした後に、それを知った魔王が怒り、主人公を追放した王様の国への戦争を始めてしまうあたり、主人公の品性の高さや重要性、無能な国王の末路などを巧みに描き出していると思いました。


全体的にギャグも多く、ライトな作品ですので、連休明けの憂鬱な夜のお供に視聴してみてはいかがでしょうか?




2024年5月2日木曜日

【お知らせ】本日は休載日です。

おはようございます。

田舎の蟲の大きさにビビリまくっている緑茶です。


いやデカすぎ。想像の1.5倍位デカいと思います。

この巨体を維持できるということは、それだけの餌が供給されているわけで、植物、動物、昆虫などの生息数が都会とは段違いに多いのでしょう。


そう考えると都会がいかに「やせた土地」なのか考えさせられました。


4月下旬にお知らせしましたが、本日は休載日です。本更新はございませんが買い出しで電波の繋がる町まで降りてきたので呟き程度に掲載しておきます!