はい!緑茶です。
本日「全国小学生統一テスト」が行われました。甥っ子も参加したようで、帰りに私のところへ立ち寄ってくれました。
問題も持ち帰れるようで、少し見せてもらいましたが難しいです。簡単そうに見えてよく考えているのが見え隠れする面白い問題でした。
しかし国語は少し気になる部分があって、一般の本から引用する形で文章を掲載し、読ませた後に問いに答える形式なのですが、文章が古い。古すぎる。そんな気がしてしまいました。
如何にも眠たくなるどうでもよい内容。回りくどい表現。今どきの小学生が大人になるころには、こんな面倒な文章は書かないし読まないだろうな。と思いました。
昭和の国語がそのまんま令和版になった感じです。
「〇〇さんは、〇〇について考察し〇〇と〇〇を調査し〇〇の活動について〇〇を〇〇と知り、その知識から〇〇さんは〇〇について〇〇の生体に興味を抱き〇〇することにしました」
こんな文章が数ページに渡って続くのです。〇〇さんが〇〇に興味を持ったエピソードなんて微塵も興味がありませんし、そもそも「〇〇さんは、〇〇について考察し調査したことで、その生態に興味をもって〇〇しました」でほぼ伝わります。
たしかに細かい表現は大切です。ですが、つねに娯楽に溢れ時間が足りていない今の小学生が将来こんな長文を書いていたら要点をまとめる能力が足りないと思われてしまいそうです。
折角のテストならば、将来を見据えた使える国語にすればいいのにな。と思いました。
あと、問題が詰まらないのも相変わらずです。なぜ、勉強に興味を持つような問題を作らないのか。謎ですね。
正直、ワンピースを小説化して出題するとか子供が「やりたいな!読みたいな!」と思う題材を選ぶべきだろうと思います。
こりゃ、勉強が嫌いになるわけだ。そう思ったエピソードでした。
最後になりますが、色々書きましたが、出題者を非難する意図はありません。きっといろいろな制約の中で考えると現実的には、あれがベストなのでしょう。文章はともかく、接続詞や漢字力を試す問題はよくできていましたし、長文を読むという目的を明確に感じました。
***************
編集後記
問題文の例ですが、甥っ子の年齢が推測できてしまうので、雰囲気を残してすべて修正しました。
0 件のコメント:
コメントを投稿