2019年10月16日水曜日

食パン専門店って稼げるのか検証!

こんばんわ!
管理人の緑茶です。

さて、よく街角に個人経営っぽいパン屋さんが
ありますね。

多分、パンが好きで趣味を仕事にしているのだと
思います。

そんなパン屋って、稼いでいけるのか疑問に
思いませんか?

という訳で今回は
「パン屋って稼げるのか検証!」を
お送りしたいと思います。
 
調べてみると結構同じ企画の記事が多いのですが
大体みなさま結論は同じでした。
 
<他の記事の結論>
好立地と看板メニューがあれば稼げる。

これです。私は同じ結論にしても面白くないので
立地とか無視します。看板メニューも無視して
食パン専門店にしてみました。
 
それでは、食パンの原価を早速計算してみようと
思います。


食パンの原価

小麦粉   250g = 44円
バター    10g = 20円
砂糖     15g =  3円
スキムミルク  6g =  6円
塩       4g =  1円
ドライイースト 3g = 10円
電気代430w×2h = 21円
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原価合計         84円
電気代込み       105円 
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これに人件費を乗せていきます。
 
1時間にパンを20斤作れるとします。
時給は860円です。


860÷20=1斤当たり人件費43円です。

次に店舗の家賃を乗せていきます。

家賃は月額100,000円とします。
食パン専門店なので店舗は若干狭い想定です。
 
月額を日額に直すと5000円になります。
 
パン屋の営業時間は10時間とします。

この時1時間当たりの家賃は500円です。

1時間にパンは20斤作れる想定なので
1斤あたりの家賃は25円になります。
(細かい計算は無視でいいです。1斤で
 25円分家賃を稼がないといけないとだけ
 読み取ってください)
 
という訳で・・・


電気代込み原価に、人件費+家賃を乗せます

105円+43円+25円=173円が込々原価と
なります。
 
食パンを仮に1斤200円で販売したとして、それが
余らず全部売れたと仮定します。

1斤の粗利は200円ー173円=27円です。

一日で200個売れる想定です。(結構な売れ行きですね)

一日の粗利=27円×200個=5400円
ひと月(20日営業)の粗利=5400円×20日=108,000円
 
ひと月の稼ぎは10万8千円となりました。
あれ?結構稼げますね。誤解を生みそうなので補足します。
 
1日に200個の食パンを売るには、300人~400人くらいの
来客が必要です。
 
1時間に30人~40人の集客力です。これは「ちょい人気店」
クラスのお店になります。
 
一時間に10人程度の集客では速攻で赤字に転落するので
安易にパン屋を目指さない方がよさそうです。

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<編集後記>
 
食パンは粗利が少ないので菓子パン、総菜パンのような
原価のわりに高く販売できるパンを売らないと厳しそうですね。

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