本作の2期目となります。異世界と日本がGATE呼ばれる門で繋がり異世界の
軍隊(帝国軍)が侵略戦争を日本に仕掛ける。
しかし文明の差は歴然で自衛隊の圧勝により、異世界の軍隊は撤退を余儀なくされる
日本は反撃を好まず、異世界の統治国家にあたる「帝国」との講和を推進するの
だった。
【あらすじ】
皇帝不在の隙を突いて、長男ゾルザルが新政府を発足させる。完全にテューレの
傀儡になったゾルザルは無謀な反日思想で兵を煽る。
講和派の議員を軟禁し、どんなものでも罪人できるような恐怖政治を推進する
ゾルザルは「炎龍倒した」と名を馳せるレレイの暗殺を試みる。
その頃レレイは、魔法都市ロンデルにて姉(アルペジオ)に日本の話を聞かせていた。
姉は妹が自分の世界知らない世界を旅をして、大きく成長し、富も手に入れ、魅力
的な男性(この場合は伊丹)のそばにいることに、大きく劣等感を抱く。
レレイの話にプライドを砕かれたアルオペジオは、ついに怒りの沸点を超えてレレイ
に対して(第13回)姉妹ゲンカをけしかけるのであった。
壮大な魔法の衝突の末、姉妹の実力は拮抗しお互いの防御魔法が切れて姉妹ゲンカは
引き分けに終わる。
だが、疲労困憊で動けないレレイの前に、ゾルザルの刺客があらわれる。
間一髪のところでピニャ姫の武官に命を救われるが、レレイが狙われていることを
知った伊丹は、レレイと共に逃亡を決意する。
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【感想】
前回の感想で「実力の伴わないゾルザルがどうやって民衆の信任を得るのか」と
書いたのですが、正解は恐怖政治による弾圧で、そもそも信任など得ようとして
いない。でした。
演説すら自分で考えておらず、父親(皇帝)の粛清に怯えていた息子(ゾルザル)は
他人を粛清することで保身を図るようです。
さて、帝国の裏事情で視聴者のストレスがたまったところに、巧い具合に場面転換
でレレイ姉妹のケンカシーンとなりました。
このケンカのシーンが非常に良く出来たアニメーションで、カメラを何台も準備し
激しく動き回る姉妹を色々な角度で描写しております。
しかも、演出も非常に凝っていてスローや、付けPANなど戦いを魅せる演出が
惜しみなく投入されています。
もちろんCGをつかったアニメーションも、違和感なく融合されていてこのシーンに
かけた製作の熱量の高さを感じました。
総括>>
2期目のGATEは、帝国内紛編と炎龍編など2つのお話を同時に進行させることで
帝国内紛編のアクションシーンの少なさをカバーして、視聴者にうまく見せている
印象です。
アクションシーンのアニメーターの気合の具合はもちろんですが、内紛編のでも
キャラクターの芝居も結構力作なので、ちょっとじっくり見ると勉強になります。
しかし、あっという間に30分(1枠)終わってしまいますねー
最新話の動画はコチラ↓
http://ch.nicovideo.jp/gate-anime
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