※(再)表記について
この表記があるレビューは、以前に移転前の「これそれ」で一度レビューしたものです。
移転前サイトのレビューが回復不能のようなので、改めて書き起こしたものになります。
SHIROBAKOは、架空のアニメーション製作会社「武蔵野アニメーション」を舞台にした
お仕事系アニメです。(製作はP.A.WORKS)
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順調だった「第三飛行少女隊」の製作作業だったが、原作の野亀先生から「なんか」キャラが
自分の絵と違うとリテイクを受けてしまう。
Aパート>>
キャラクターに関するところを、全てストップしようとする宮森に「あとから直せばいい」と
進めようとする平岡。
書き直したキャラクターも再び原作者から「かわいいと幼いは違う」「どんどん悪くなります」
などとリテイクを連発される。
悩んだキャラクターデザインの井口は公園で一人悩んでいる。そこへ宮森が駆け付けるが
糸口は見つからない。
キャラクターデザイン以外の作業だけでも進めようとする、宮森と木下監督。
「戦闘機のCG」や「美術」の打ち合わせなどを進めて行く。
Bパート>>
悩み続ける井口、気分転換に屋上に行くとアニメータの絵麻が体操をしていた。
一緒に体を動かして気分転換をする。
一方会議室では小笠原が製作陣に「サポートが足りない」とげきを飛ばし
井口を気晴らしに、バッティングセンターに連れ出した。
その帰り道、ファミレスにて小笠原は自分の新人時代の苦労話を井口らに聞かせる
会社に戻った小笠原は原作者のいう「かわいさ」とは「中性的なものではないか」と
アドバイスをおくる。
苦闘の末に、井口がなんとか作り出した出来修正案を持って担当編集に直接交渉に臨む渡辺。
ついに原作者からOKの返事をもらう。
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キャラクターデザインに注目した回となりました。Bパートでは放映当時話題になった
エンゼル体操なる謎の体操が出てきます。
Aパート>>
頑張れと言うだけで助力しない製作サイドと、自分の殻が破れないアニメーターが
悪い感じにかみ合ってしまっている様が上手く描画されています。
伏線として平岡の「現場主義」も盛り込まれています。
ただ、第三者的に聞いていると平岡のいうことも一理あるような気がしました。
パート後半は木下監督の「あなたが主役です」連発と「悲しすぎるエピソード」連発で
重苦しい雰囲気だった物語を少しだけ和やかにしてくれました。
Bパート>>
きましたエンゼル体操。ものっすごいキレキレでキャラが動きます。このシーンを
見たときに、アニメーター気合入っているなと思っていましたが、同感の人が多かった
らしく、放映後このシーンのみを抽出した映像などが動画サイトにアップされるなど
好評を得ました。
やはり「魂がこもってる」部分は多くの人が感じ取るのではないでしょうか。
コスプレのくだりを経て井口の渾身のキャラクターデザインを編集者に直接もちこむ
渡辺のシーン。「太陽にほえろ」調のBGMにのせてタクシーをドリフトさせまくる。
現実離れしていますが、ココもまた物語の心情に乗せた心地よい演出でした。
最後はSIROBAKOらしく、ちゃんとしたハッピーエンド。何か毎回毎回引きで終わる
アニメが多い中、ちゃんと物語の起承転結をつけるのが好印象でした。
総括>>
見直してみるとSHIROBAKOは、やはり物語りも作画もしっかりしているなぁと
つくづく思います。
見始めるととまらないSHIROBAKO。気がつけばレビューがどんどん増えいて行く(笑)
あと8話、合間を見つけてレビューできればと思いますので、よかったら読んで下さいm(_ _)m
動画は↓で見ることが出来ます。
http://ch.nicovideo.jp/shirobako-anime
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