ニートの青年27歳が、見た目だけ高校生に若返る薬の実験台となる。実験内容は該当薬品を
使用した社会復帰プログラム「リライフ」。薬品の力で高校生に戻った主人公は2度目の
高校生活を始めることになった。
原作はWEB漫画 comico です。↓
http://www.comico.jp/articleList.nhn?titleNo=2
アニメ版公式サイトは↓
http://relife-anime.com/
--- 5行で読む この回のあらすじ ---
・前回の話からから場面が転換して、時間軸は新太がリライフ実験の被験者になる前に戻る。
・夜明はリライフ研究所で被験者1(新太の前の被験者)の状況報告を上司に行う。しかし
上司からは「被験者に介入し過ぎている」と注意を受け、それ以降は被験者と距離を保った
対応をとるようになる。
・やがて1年が過ぎ、結局なんの変化も無い被験者1。そのため、夜明は被験者1に
リライフ後の就職先も紹介できず、表情は苦悩に沈んでいた。そのとき、「海崎 新太」が
被験者2に決定。被験者1で失敗した夜明は、本来であれば後輩の杏が担当するハズだった
被験者2(海崎 新太)も担当することになった。
・夜。夜明は新太に接触し、リライフ研究の被験者に勧誘する。勧誘は見事に成功し被験者2
となった新太と共に高校3年生になることとなる。
・被験者1で大きな失敗をしてしまった夜明だが、新太の社交的で積極性の高い姿勢をみて
心機一転、立ち直るのであった。
--- レビュー ---
前回から更にリライフ研究について背景を掘り下げるお話になりました。
夜明了の視点で、新太に出会う前から新太とのリライフ実験を始めるまでの1年を30分に
凝縮した形です。
前回、前々回のような1シーンでのセリフ劇とは一転して夜明を中心にリライフ研究の内部
など色々なシーンが登場し、今までほとんど語られなかった「リライフ研究所」がどのよう
な組織なのか垣間見ることができる構成となりました。
また、登場人物の「小野屋 杏」についても、これまで「新太の同級生」という側面だけ
描かれていましたが、このお話で「リライフ研究に勤務する杏」という側面も描かれた
ことでキャラクターに随分厚みが付きました。
夜明&小野屋の設定強化が続きましたので、今後のお話では今までのような「観察者」だけ
ではなく、もう一歩踏み込んだ形でエピソードに絡んでくるのでしょうか。
その辺もワクワクしながら次回を楽しみにしたいと思います!
--- 総括 ---
さて、今回からシナリオが兵頭氏になりました。
その影響なのか、前回までは恐ろしいほど原作に忠実でしたが、今回から随分アニメ版なら
ではの解釈みたいな要素が増えました。
それが直接作品の良し悪しにはつながりませんが、原作先行視聴者にはアニメ版が少し新鮮
に見えるかも知れませんね。
後半は殆どが兵頭氏のシナリオになるようなので、原作との違いも楽しみにしたいと思い
ます。
ちなみに今回のエンディング曲は「ポルノグラフィチィ」の「サウダージ」でした。
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