何の前触れもなく、中世風の異世界に転移してしまった主人公は、死ぬたびにある地点まで
時間を遡り生き返ってしまうという能力を持っていた。周囲の人々に降りかかる不幸を回避
するために、何度も「死に戻り」を繰り返し不幸の元凶を突き止めるミステリー要素の強い
ファンタジー物語です。
原作はWEB小説(のちにコミカライズ)↓
http://re-zero.com/
公式サイトは↓
http://re-zero-anime.jp/
原作小説は「小説家になろう」のサイトで読むことがきでます。
--- 5行で読む この回のあらすじ ---
・レムの言葉に勇気を貰ったスバル。前回の死に戻りの失敗を活かして、入念に根回しを
行ったうえで「クルシュとエミリアとの対等な同盟の締結」交渉を行う。
・アナスタシアなどの協力もあり、無事に「白鯨の出現時間及び場所」をクルシュに提供
する条件で同盟交渉は成立した。
・クルシュ陣営の従者「ヴィルヘルム・ヴァン・アストレア」は妻を「白鯨」に殺されており
敵討ちのチャンスを与えてくれたスバルに深く感謝する。
・白鯨の出現時刻まで1日しかない。そのため徹夜で準備作業が行われる。そんな中
ヴィルヘルムの呼びかけに応じた「老兵」も多数参戦。多くの実践経験を持つ彼らに
よって討伐隊はさらに強化されるのであった。
・翌日、大樹の下で討伐隊は白鯨を待つ。出現時刻になるとスバルの携帯からアラームが
鳴り、張りつめた空気の中を響き渡る。死に戻りで経験したとおりに出現した白鯨に
スバルは臆することなく、レムと共に戦いを挑むのであった。
--- レビュー ---
「白鯨編」でのエピソードの8話目です。
今回はどうやら「正解ルート」のようです。クルシュ相手には「ウソはいけない」「感情
的になってはいけない」「相応の納得できるメリットを提示しなくてはならない」といった
ハードルを根回しと交渉術で乗り越えました。
カルステン公爵家の当主という「地位」にある彼女に対して、「白鯨討伐」という「栄誉」
は多少の「疑問・疑念」は見過ごせる位に良い条件だったようです。
その後、ヴィルヘルムの過去が明らかになり、ヴィルヘルムの妻は先代の剣聖
「テレシア・ヴァン・アストレア」であることが明かされました。剣聖でも勝てない相手
にスバルはどう勝利するのか、この先が楽しみです。
主人公(スバル)の表情も18話とは大きく変わり、前向きで実直な良い表情に戻りました
前回1話まるまる使ってスバルが立ち直るエピソードを放映しているので、視聴者としては
違和感もなく、復活した「英雄」スバルの活躍に期待が膨らみます。
--- 総括 ---
長かったスバルの「闇落ち」もやっと復活し、久しぶりにイイ笑顔のスバルを見ました。
この白鯨編はスバルの喜怒哀楽が激しく入れ替わり、その上、同じ怒りでも表面的なモノ
から心情のこもった深い怒りまであります。
その都度、相応の表情をスバルが見せているので、原画を担当した方がとても苦労をして
作られているのだろうと思います。
小説のような文章では、「少し怒った」「怒った」「怒りに震えた」「激怒した」など
読者の想像にある程度ゆだねて書くことができますが、アニメは映像として表現しなけれ
ばならないので、都度そのシーンに対して最適な表情を描いていくのはとても大変だろうと
思います。
もっとも、小説を書く側は「ここの表現は絵に出来れば楽なのに~」と思うことも多々あり
ますので、小説とアニメ(漫画)どっちが大変ということはなく、どちらも大変である
ことには変わりがないのだと思います(笑)
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