2016年8月17日水曜日

Re:ゼロから始める異世界生活 第19話 『白鯨攻略戦』

 何の前触れもなく、中世風の異世界に転移してしまった主人公は、死ぬたびにある地点まで
 時間を遡り生き返ってしまうという能力を持っていた。周囲の人々に降りかかる不幸を回避
 するために、何度も「死に戻り」を繰り返し不幸の元凶を突き止めるミステリー要素の強い
 ファンタジー物語です。
 

 原作はWEB小説(のちにコミカライズ)↓
 http://re-zero.com/

 公式サイトは↓
 http://re-zero-anime.jp/

 原作小説は「小説家になろう」のサイトで読むことがきでます。
 

--- 5行で読む この回のあらすじ ---

 ・レムの言葉に勇気を貰ったスバル。前回の死に戻りの失敗を活かして、入念に根回しを
  行ったうえで「クルシュとエミリアとの対等な同盟の締結」交渉を行う。
 
 ・アナスタシアなどの協力もあり、無事に「白鯨の出現時間及び場所」をクルシュに提供
  する条件で同盟交渉は成立した。
 
 ・クルシュ陣営の従者「ヴィルヘルム・ヴァン・アストレア」は妻を「白鯨」に殺されており
  敵討ちのチャンスを与えてくれたスバルに深く感謝する。
 
 ・白鯨の出現時刻まで1日しかない。そのため徹夜で準備作業が行われる。そんな中
  ヴィルヘルムの呼びかけに応じた「老兵」も多数参戦。多くの実践経験を持つ彼らに
  よって討伐隊はさらに強化されるのであった。
  
 ・翌日、大樹の下で討伐隊は白鯨を待つ。出現時刻になるとスバルの携帯からアラームが
  鳴り、張りつめた空気の中を響き渡る。死に戻りで経験したとおりに出現した白鯨に
  スバルは臆することなく、レムと共に戦いを挑むのであった。
 
   
--- レビュー ---
 
 「白鯨編」でのエピソードの8話目です。
  
  今回はどうやら「正解ルート」のようです。クルシュ相手には「ウソはいけない」「感情
  的になってはいけない」「相応の納得できるメリットを提示しなくてはならない」といった
  ハードルを根回しと交渉術で乗り越えました。
  
  カルステン公爵家の当主という「地位」にある彼女に対して、「白鯨討伐」という「栄誉」
  は多少の「疑問・疑念」は見過ごせる位に良い条件だったようです。
  
  その後、ヴィルヘルムの過去が明らかになり、ヴィルヘルムの妻は先代の剣聖  
  「テレシア・ヴァン・アストレア」であることが明かされました。剣聖でも勝てない相手
  にスバルはどう勝利するのか、この先が楽しみです。
  
  主人公(スバル)の表情も18話とは大きく変わり、前向きで実直な良い表情に戻りました
  
  前回1話まるまる使ってスバルが立ち直るエピソードを放映しているので、視聴者としては
  違和感もなく、復活した「英雄」スバルの活躍に期待が膨らみます。
 
--- 総括 ---
   
  長かったスバルの「闇落ち」もやっと復活し、久しぶりにイイ笑顔のスバルを見ました。
  
  この白鯨編はスバルの喜怒哀楽が激しく入れ替わり、その上、同じ怒りでも表面的なモノ
  から心情のこもった深い怒りまであります。
  
  その都度、相応の表情をスバルが見せているので、原画を担当した方がとても苦労をして
  作られているのだろうと思います。
  
  小説のような文章では、「少し怒った」「怒った」「怒りに震えた」「激怒した」など
  読者の想像にある程度ゆだねて書くことができますが、アニメは映像として表現しなけれ
  ばならないので、都度そのシーンに対して最適な表情を描いていくのはとても大変だろうと
  思います。
  
  もっとも、小説を書く側は「ここの表現は絵に出来れば楽なのに~」と思うことも多々あり
  ますので、小説とアニメ(漫画)どっちが大変ということはなく、どちらも大変である
  ことには変わりがないのだと思います(笑)

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