こんにちわ!管理人の緑茶です。
今回のレビューは、「これそれ」恒例の総括レビューです。
今期はレビュー対象4本+未(一部)レビュー3本が対象です。
総括レビューとは、各話レビューのまとめ的なレビューです。完結まで見て
全体としてどういうアニメだったのかを纏めて書こうというモノです。
通常のレビューで対象外にしていたものの視聴していたものも総括では
レビューします。
では、早速総括です。
【下ネタという概念が存在しない退屈な世界】(未レビュ)
下ネタというか不健全なもの全般を弾圧する世界で、不健全とは裏を返せば健全だと
反発する下ネタコメディーです。作品のテーマである「不健全を理由に性的表現を
すべて弾圧するのはおかしい」というものを作中だけではなく、作品自体でも表現した
チャレンジ精神溢れる作品でした。
テーマは深いものの、作品としては重くなりすぎずライトな仕上がりになっていました。
ただ性的な表現が多く、セリフも「ピー消し」されることが多い作品で見ているほうが
「この描写は平気なのか…」とドキドキハラハラしていました。
DVD版ではどこまで規制が解除されるのか怖いような楽しみなような、そんな
作品です。
イメージ的には昔のコロコロコミックやボンボンに載っていた、お下品コメディー
漫画を大人版に焼きなおしたようなイメージです。
下品でしたが、決して嫌な感じではなく楽しく視聴できる作品でした。
【GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり】(レビュ)
自衛隊が異世界と交戦し、後に交流を深めて行く異世界ファンタジーです。この話は
レビューに滅茶苦茶苦労しました。油断すると直ぐに自衛隊そのもののレビューに
なってしまうため毎回何度もレビューを見直した記憶があります。
お話的にはオーバーロードとは違った形で「俺最強」を表現した作品である一方で
国(お役所)と現場の狭間で働く自衛隊の難しい立ち位置をリアルに描いた作品でも
あります。
もっとCGを頻繁に使い自衛隊無双になるのかと思いましたが、終わってみれば
CGの使用頻度は適度に抑えられ、ファンタジーアニメらしい作品だった思います。
また、印象深いのは異世界の代表として登場した「ピニャ・コ・ラーダ(姫)」で
日本の技術を見る度に、思ったとおりのいいリアクション芝居をしてくれました。
作品的にはこちらも原作連載中です。すでに2期が来年(1月)冬アニメとして決定
しており、続きが待ち遠しい作品です。
【それが声優!】(レビュ)
声優の浅野真澄さん原作の声優お仕事アニメです。SHIROBAKOで製作視点では
見たことのある「声優」というお仕事について声優目線で描かれたお話で、業界に
興味がある人は参考になったのではないでしょうか。
原作はWEBの4コママンガで、どちらかというとストーリー重視ではなく4コマ
1話完結型の声優あるある漫画です。
そこからアニメ化にあたり、主人公である双葉を中心にイヤホンズというユニットが
成長して行く物語に強くブラッシュアップされています。
また、原作者が声優である強みを最大限に活用し、毎回豪華なゲストが本人役で登場
するとともに原作者も声優として脇役でしっかり参加し盛り上げてくれました。
普段は低~中予算ぽい作りのアニメですが、ライブの話などで動きが大切な場面には
驚くほどの工夫と演出でメリハリのある作品に仕上がってると思いました。
関連グッズの売れ行き次第で2期もあるようですが、是非2期も作ってほしい作品で
あります。
【食戟のソーマ】(レビュ)
定食屋の息子が、料理の世界で成長して行く料理アニメです。映像では直接伝えること
のできない「味」という感覚を様々な言葉や演出を使って表現しているので、非常に
参考になる作品です。
このアニメでは旨いもの食べると服が脱げるという技法を基本にしているのですが
味をみる相手が女とは限らず、男(おっさん)の場合も多々あってその場合でも背景を
キラキラさせて女性と同様に脱がせてみせる演出が楽しい作品でした。
また味を表現するための言葉の引き出しも多く、下調べも入念にされているようで
執筆する側としても勉強になりました。
お話としては、最初からこの話数で終わらせる気はないつくりで、完全な俺たたエンド
です。原作の連載も好調のようなので暫くしてアニメ化作業が追いつき次第、2期と
なるのでしょうか。
こちらも続きが気になるので早く続きが見たい作品です。
***以上 2015夏アニメ総括です***
良作ぞろいでした。秋アニメのレビューは来週からです。よろしければお付き合い
よろしくお願いいたします。
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