2015年9月13日日曜日

GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 11話 「来訪者」

 
【あらすじ】 
 
 日本から帰還し、異世界に戻ってきた伊丹たち。姫は講和を進めるために
 帝都へと戻っていた。
 
Aパート>>
 
 日常に戻る異世界の住人達。自衛隊の基地の周りには異世界の人々が集まり
 はじめ小さな町を形成していた。
 
 講和のためにいち早く帝都に戻った姫は、外務省から派遣された菅原をつれて
 帝都元老院の「主戦派」の切り崩しに着手する。
 
 基地に残った伊丹とロゥリィは酒場にて、黒川からテュカの様子がおかしいと
 相談を受けていた。
 
 そこへダークエルフが現れ、酒を飲むロゥリィを見ると「この店は子供に酒を
 飲ませるのか」と騒動になる。
 
Bパート>>
 
 伊丹は騒動を嫌い、ダークエルフの隙をみて脱出。ロゥリィも息を合わせて
 酒場から姿を消した。
 
 酒場に取り残されたダークエルフは、実は伊丹たちに炎龍退治を依頼するため
 遠方から訪れた旅人であったが、この一件でこの日は依頼することが出来なかった。
 
 翌日、講和に使用する貨物を護衛し帝都へ向かう伊丹。
 それにすれ違う形でダークエルフは特地の自衛隊機地に向かうのであった。
 
  
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【感想】
  
 異世界編2スタートです。状況は大分変わり帝都側は講和に動き始めました。
 また、ダークエルフが登場しました。物語のキーになるのでしょうか。
 
  
Aパート>>
 
 姫が姫らしく帝都のために身を粉にして働いている姿が丁寧に描写されていました。
 
 無理を按じた部下に「大丈夫ですか?」と聞かれたときに
 「大丈夫じゃないと言ったら変わってくれるのか?・・・ならば頑張るしかないだろう」
 と返したセリフが印象深く残りました。
 
 なるほど、異世界のような中世的な社会では「職業選択の自由」なんてものは殆どなく
 人は皆、生まれて持った使命を果たすべく頑張るしかない世の中だったんですね。
 
 そう考えると今はなんていい時代なのでしょうか。
 
 またこのパートでは姫の政治的な手腕が描かれ、日本に捕縛された兵士を政治的カード
 として上手に使い、「主戦派」といわれる抵抗勢力の切り崩しを進める有能な姿も
 判りやすく描かれており好感がもてました。
   
 
Bパート>>
   
 ダークエルフと騒動になるロゥリィ。今まで登場した異世界の住人は、ロゥリィと言えば
 神であり恐怖の対象として広く認知されていましたが、ロゥリィのことを知らない異世界人も
 いるようですね。
 
 そして、見た目で年齢を判断してしまうのですが、自分もダークエルフで長寿であろうに
 村に若いけど200歳とか居なかったのでしょうか(笑)
 
 そもそも子供という定義が違うのかも知れませんね。
 
 Aパートをてんこ盛りにした影響か、Bパートは時間がかなり短めとなりました。 
     
 
総括>>
  
 もはやBパートの扱いは安定して「次回への引き」ですね(笑)今回のように時間を短く
 配分するのであれば、こういう演出もアリだと思いました。
 
 次回はついに伊丹が帝都に入る模様。どんな騒動がおこるのか楽しみです。 
 
 
 最新話の動画はコチラ↓
 http://ch.nicovideo.jp/gate-anime

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