・・・全話レビューする気はないと書いておきながら10話目のレビューです。
学校で暮らす「学園生活部」を中心とした、日常系アニメ・・・を装った
ホラーアニメです。
Aパート>>
前回の晴天とは対照的に曇天の重い天気。
昨晩脱走した「太郎丸(犬)」が居ないとゆきが探している。さらに
天候も悪化してきたので、りーさんを除く全員で探すことに。
くるみはメインフロアをゆきとみーくんに任せ、自分は屋上や下の
フロアを探索する。
やがて、バリケードの隅に「太郎丸の足跡」を発見しバリケードを超えて
追跡する。
足跡は地下室へ続いており、くるみは単身で後を追った。地下の一室で
太郎丸を発見するものの、太郎丸はすでにゾンビ化しており戦闘となる。
太郎丸に情が移っているため、殺すことのできないくるみは太郎丸を
一室に閉じ込めて何とか窮地を脱す。
一息ついたとき、地下の奥からゾンビを気配を察したくるみは太郎丸の
敵を討とうと奥に進む。
だが、その先にいたゾンビは「めぐねえ」だった。
Bパート>>
「めぐねえ」との戦闘で負傷したくるみは、重傷を負いながらも部室に
帰還する。
りーはゾンビ化が進行するくるみをソファーに拘束し絶望する。
そのとき、みーくんが「緊急避難マニュアル」に非難区画には「薬」が
あることを発見する。
彼女達を取り巻く状況も悪化し、降雨により昇降口に集結したゾンビたちは
遂に校内に侵入しバリケードを破壊してしまう。
---
ついに太郎丸がゾンビ化しました。つづいてくるみも時間の問題という感じ
になってます。
Aパート>>
前回の感想で「犬は感染するのか?」というところに注目していましたが
感染すことがわかりました。
しかも従来までのゾンビ化(鈍重で固体の運動能力は生前を下回る)とは
一線を画す、ゾンビ化することで攻撃能力増すという結果でした。
作品としては、くるみがそこまでに至るフラグ的な演出が素晴らしく、FPSの
瀕死状態のときのような、視野が狭まるようなエフェクトがかかっていたり
単身でバリケードを越えてしまうような「絶対に駄目だろう」と視聴者に
おまわせる工夫が随所にありました。
Bパート>>
負傷して帰ってきたくるみ。これで、くるみが現地で死亡、ゾンビ化しそれを探しに
いったメンバーが各個撃破されるような最悪のシナリオは回避されました。
といっても目の前でゾンビ化されるのは、それはそれでメンバーへの精神的な
ダメージが大きいだろうと思います。もう、りーさん一人で背負いきれるのか
不安な感じなってきました。
状況も確実に悪化しており、もう全員で非難区画に行くしかない状況に追い
込まれている気がします。
唯一の希望は正気を取り戻しつつある、ゆきの動向でしょうか。
総括>>
犬のゾンビ化については、他の犬や猫はどうしたんだろう?という素朴な疑問を
感じます。あの身体能力でしかもバリケードなどの隙間を縫って移動することが
できるのなら最強だとおもうのですが。
もう一つは、今更になってマニュアルに「薬」の存在が記されていることに気が
付くシーン。それほど厚い本でもないのだから何で読んでないのかという疑問が。
物語の演出的に仕方がないのかも知れませんが、もし「なるほど!」と解が提示
されたとしたら、それは製作者の知恵として大いに評価できると思います。
あらすじ的には「全滅系バッドエンド」も見えてきました。作品として非常に
楽しめているので、それはそれでアリかなと思ってます。
「大逆転生還エンド」か「全滅系」か非常に気になります。
夢オチだけは避けてほしいところ(笑)
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