2015年9月20日日曜日

Charlotte(シャーロット) 第12話「約束」

P.A.WORKSが手がけるアニメです。思春期のみ特殊能力を発揮する主人公たちの学園生活を
描いた作品。

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【あらすじ】
 
 廃墟での一件を経て、主人公の有宇は病院のベットの上で目を覚ます。
 熊耳の悲報をきかされ遂に有宇は決意をするのであった。
 
 Aパート>>
 
 入院中に兄の仲間や生徒会のメンバーがお見舞いに来てくれる。片目は傷ついたままで
 視力が戻ることはないと言う。
 
 熊耳の死を知った有宇は兄のいる屋上へ足を運ぶ。親友を失った兄はかつて妹を失った
 時の有宇のように全ての意欲を失っていた。
 
 Bパート>>
 
 暫くして体力も戻ってきた有宇は再び兄の元へ向かった。兄は無気力ながらに現在自分たちが
 おかれている状況を有宇に伝える。
 
 「海外で能力者たちが一斉に立ち上がった。直ぐに日本も巻き込まれる。自分達もどうな
  るかわからない」と。
 
 答えが見つからないまま自分の病室に戻った有宇の前に、奈緒がお見舞いに訪れていた。
  
 もう誰も失いないたくないが、どうしていいのか判らないと悩む有宇に奈緒は一つの
 答えとして「あなたが能力者全員から能力を略奪すればいい」と告げる。
 
 有宇は決心する。とても難しいことだが(好意のある奈緒を含め)もう誰も失わないためには
 自分が行動するしかないと。
 
 こうして退院した有宇は直ぐに旅たつのだった。
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【感想】
 
 熊耳死亡ルートのままで物語りは進むようです。懸念されていた「タイムリープ」の能力は
 片目ロストという形であっさり使用不可となりました。
 
 Aパート>>
 
 入院している有宇の元に仲間や生徒会のメンバーが見舞いに来てくれます。そして食べ物と
 いうアイテムを通じて有宇が経験してきた思い出を振り返るイイ演出でした。
 
 しかもBパートに向けて、死亡しているものの柚咲の能力で現世に留まっている柚咲の姉
 美砂に最後の親孝行をキチンとさせる描写もあって製作陣のキャラクターへの愛を感じました。
 
 そして放心状態の兄も「有宇が一度経験している」というバックボーンがあるので少ない会話の
 お芝居でも兄と有宇の心理描写が汲み取れるイイ伏線になっていました。
 
 
 Bパート>>
 
 ついに有宇が他人のために自発的に行動を開始しました。
 
 また今まであやふやに表現されていた、奈緒への恋心も有宇の口から奈緒に告げられて
 有宇がどうして「自分がやらなければ」と強く決意しているのか、その動機が判り易く描写さ
 れているなと思いました。
 
 管理人がこのパートで心に残ったのは、このシーンの奈緒のお芝居です。
 
 自分が言い出した無謀な策に、自分への好意をもって協力してくれる有宇への尊敬のような
 さびしいような、なんともいえない表情を見せます。
 
 きっと奈緒自身も有宇を送り出していいのか、自分は有宇に好意を持っているのか判らないの
 だろうと感じさせる絶妙な表情でした。
 
  
総括>>
 
  次回は旅立った有宇のお話なのでしょうか。有宇の作戦は成功するのか。奈緒との恋の
  行方はどうなるのでしょうか!
 
  続きが気になりますね!
 
   
 
  HPはこちらです。↓
  http://ch.nicovideo.jp/charlotte-anime

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