声優あさのますみさん原作の声優お仕事系アニメです。
原作はコチラ↓
http://hajime-mashite.com/
アニメは↓
http://soregaseiyu.com/
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9話
今回は今までと視点が変わり、声優目線ではなくマネージャー目線で物足りが
描かれています。その為、時系列もこれまでとは違っています。
Aパート>>
時間的には1話時点くらいまで戻ります。そして回想。学生時代に裏方の経験をし
表舞台の生徒に感謝された、マネージャがその仕事をしようとした原点のような
エピソードです。
場面は入社直後のマネージャにかわります。勝手がわからず担当の双葉とも
どう接していいのか判らない。
そんな時に、双葉がCDドラマで演じていた役をアニメ化にともない変更される
エピソードをマネージャ視点で振り返ります。
このエピソードを通して双葉は双葉なりに頑張っているんだという事だけは感じ取ります。
Bパート>>
時間は大分追いついてCDの発売イベントの時の裏話や、大御所の日高のりことの出会いが
描かれる。
日高との競演で緊張した双葉は、初めての役と言うのも会ってうまく演技が出来ない。
収録後、落ち込んでいる双葉に「よかった。まわりも喜んでた」と嘘をついてしまう。
その事を先輩マネージャに注意されるものの、頑張っている双葉に何か仕事を取ってこようと
奮闘する紺野。
その甲斐があって双葉の仕事は徐々に増えて行くのであった。
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マネージャー物語です。超簡略版SHIROBAKO風でした。普段は双葉(声優)視点なので
なにを考えているか良くわからないマネージャーも、こんな風なんだなと思い知らされる
エピソードです。
Aパート>>
今までの「それが声優」の物語をマネージャ視点で再構築して駆け抜けたパートでした。
双葉視点だと挙動不審なイメージが強い、紺野マネージャですが彼女は彼女なりに
苦労しているのですね。
マネージャはそもそも裏方なので、脇役色が強くイマイチ人となりが判りづらかったのですが
この回でかなり把握でしました。
Bパート>>
定番のゲストパート。今回は声優の大御所日高のりこさんです。「タッチの南ちゃんの声」の
人ですね。
そして実はもう一人、原作者の「あさのますみ」が声優「浅野真澄」としてタクシーの運転手役を
やっています。さすが浅野。アニメーションの私物化が凄まじいです(笑)
浅野さんが荒鷲と呼ばれていた時代から知っていますが、ラジオといいアニメといい露出に
努力を惜しまぬその姿勢は感銘を受けます。
でも、自分のラジオの最終回にて後番組のスタッフに対して「それが声優」の宣伝のために
浅野を後番組のゲストに呼ぶと誓約書まで書かせるのは如何なもの・・・これも演出ですね。
話がずれましたが、Bパートを通して「声優」と「マネージャ」は二人三脚で成長して行くものだと
感じさせられました。
総括>>
どうしても原作者の顔がチラチラ見えてしまうアニメですが、それだけにリアルというか
普段表側から見ることが出来ない世界をチラ見させてもらっているような気持ちになります。
今回はマネージャ中心だったので声優中心とは又違った、お仕事の世界を堪能できました。
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