※(再)表記について
この表記があるレビューは、以前に移転前の「これそれ」で一度レビューしたものです。
移転前サイトのレビューが回復不能のようなので、改めて書き起こしたものになります。
SHIROBAKOは、架空のアニメーション製作会社「武蔵野アニメーション」を舞台にした
お仕事系アニメです。(製作はP.A.WORKS)
最近SHIROBAKOばっかりレビューしている気がします(汗)
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原作者からのリテイクという難関を乗り越えた武蔵野アニメーションのメンバー。
一息つくまもなく再び編集の茶沢から試練が…突然PVを作るように依頼が入る。
Aパート>>
突然の茶沢から電話でPVの依頼がある。締め切りがとても短くザワつく製作陣。
出来てるカット適当に繋げてしまえと中途採用の平岡。
ちゃんと見せたいと言う、新人製作の佐藤と安藤。
渡辺はちゃんと作る方針を選択するのだった。
しかし、想定外の作業の追加で混乱する新人製作の2人。経験がないのでトンチンカンな依頼や
全体を考えないスケジュールのゴリ押しをしてしまう。
Bパート>>
場面は変わってデパートのイベント会場。
ウメブーというゆるきゃらの声を担当していた声優の坂木。
ゆるきゃらの中に入るアクターが熱を出して欠席と言うことを知り、自ら中に入り声をあてながら
アクションもすることになった。
日が変わり朝礼のシーン、平岡は参加せず遅れて出社する。
その為に「目の処理の変更」や「社用車が使用できない」という伝達事項を知らなかった。
宮森にちゃんと朝礼に出るようにと注意される平岡。「明日は出ます」と悪態をつく。
夕方、新人の佐藤から連絡がある。原画回収に向かった帰りに道に迷ったとのこと。
佐藤の「私どこにいるのでしょうか」というセリフでタイトル回収。
安藤からも連絡があり、電車を寝過ごして遅くなるとのこと。
ミスをして遅く帰社した新人2人に怒ることなく、ちゃんと諭す宮森。
やがてPVは何とか完成し、会社の屋上で宴会をしつつ出来立てのPVをみて
感激する一同だった。
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PV製作というイベントを通して、新人2人と平岡の人柄を描いた回となりました。
普通にPV製作だけで話をつくらず、新人達にフォーカスをあてて掘り下げてくるあたり
SHIROBAKOの脚本は本当に良くできています。
Aパート>>
日常回かと思いましたが、開始3分で暗雲立ち込める感じに。PV作成と言う唐突な出来事に
新人の安藤、佐藤、中途の平岡、それぞれの思いが表現されていました。
ここでも平岡の「現場主義」的な意見は却下されますが、現実的にはどうなんでしょうね。
PVをちゃんと作って本編のクオリティーを下げるのか、PVはそれなりにしておいて
本編のクオリティーを維持するのか。
アニメでは「両方」という最善の選択となるのですが、「どちらか」しか選べなければ
平岡の方が正しい気がします。
Bパート>>
このパートはPV製作という過程ではなく、携わる新人達の性格や人物像などが表現される
パートでした。
この頃から、平岡も少しずつ「武蔵野アニメーション流」に一定の理解を示すように
なってきました。
また一番成長の遅い(と感じる)声優坂木もちゃんと成長してると見せる場面もありました。
この辺の心理描写や各キャラクターの成長を、時間をとって丁寧に表現してくれるので
SHIROBAKOは大量のキャラクターが登場する割りに、誰がどんな人物で
どんなセクションなのか判らなくなりませんでした。
総括>>
タイトルは書きませんが、たまにありますよね、ネタに困ったら新キャラを出して
使い捨てていくスタイル。
当然、使い捨てなのでキャラを掘り下げたりせず、キャラクタ同士の辻褄もあやふやです。
そういうスタイルも一概に悪いとは思いませんが、管理人はSHIROBAKOのように
キャラクターはその世界の住人としてキチンと描かれる作風の方が好きです。
あと7話、合間を見つけてレビューできればと思いますので、よかったら読んで下さいm(_ _)m
動画は↓で見ることが出来ます。
http://ch.nicovideo.jp/shirobako-anime
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