少年ジャンプで連載中の料理アニメです。下町の定食屋の息子
幸平 創真(ゆきひら そうま)の活躍が描かれています。
【あらすじ】
Aパート>>
舞台は変わってAブロックに。審査員のなつめが0点を
連発している張り詰めた会場。審査は進みアリスの付人である
黒木場の伊勢海老カレーの審査になる。
最高級のコニャックを巧みに使用した伊勢海老カレーは初めて点数が
つく。93点という高得点をたたき出す。
その後、得意の肉を生かした水戸と、納豆をカレーに入れるという
発想力の強い榊が86点で同点2位となる。
Bパート>>
このパートは今まで主人公の影に隠れて目立つことの無かった
丸井氏の審査となる。
目立った特技がなさそうな彼に会場は落胆の声にあふれるが
白をベースにした色使いと素朴で味わい深い料理を披露し
88点と水戸・榊よりも高得点を叩きだす。
審査も大詰めとなり、主人公の創真と香りのスペシャリストである
葉山との一騎打ちとなる。
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【感想】
カレー勝負編に第5話です。
引き続き、主人公以外の料理がクローズアップされた回となりました。
Aパート>>
まずお話の作り方ですが、こういうA/Bブロックに分ける方式は
いいですね。1ブロック制だとどうしてもパターン化してしまい
1)主人公が先行で高得点をたたき出し、他者が追い抜けず悔やむ構図
2)主人公が最後に出して今まで絶対的だった強者を追い負かす構図
だいたいこのどちらかで、あとは1)に追加要素でライバルが登場し、主人公の
得点を追い抜く。くらいの演出がプラスされるくらいでしょうか。
その点本作のように、ブロックに分かれていると、先が読めないBブロック(主人公不在)と
先が読めているもののBブロックで、ある程度の料理は出尽くしているので
どういう料理が出てくるのか期待が持てるAブロックとい形で違う側面で
楽しむことが出来ます。
Bパート>>
丸井の料理は麺料理であるため、審査員が無我夢中で食べている様子を
表現するのに、効果音を効果的に使ってきました。夜のハラ減り状態で麺を
すする音を使うなんて卑怯すぎる(笑)
丸井の料理ってカレー要素が殆ど無かった気もしなくもないですが、おそらく
スパイスを最適に使用しているのでOKというところでしょうか。
総括>>
審査員のリアクション芸とホメ語録に注目して見ていましたが、表現半端ないですね。
まず、納豆の糸を口からフォークに引かせてみたり、口の周りに食べかすが付いている
ような描写を使って「一心不乱に食べている感」を絵的に表現しつつ。
強烈な伊勢海老カレーの旨味で恍惚としている女性審査員に対して
「これチョイ足ししてみなよ。さっきより痺れるぜ…」みたいな中二病のようなセリフで
攻め立ててみたりと
あの手、この手を駆使して「この料理は旨いんだぞ!」と表現する作画の渾身の仕事に
素直に感服でした。
語録としては「しびれちゃう!」とか(食べ過ぎないようにと注意されて)「そんなこと
言われても止まらないのよ!」とか「年若くして自由自在に煙を操るその技術!」など
作者の引き出しの多さに驚きますが、これって主人公の分のホメ言葉残ってるので
しょうか(笑)
管理人(緑茶)予想では「今までのどの料理と比べても別格に旨い!」という、孫悟空の
「いままでのヤツより格段につええ!」的な比較をもちいたホメ言葉がくると思ってます。
アニメ版のリンクはコチラ↓
http://shokugekinosoma.com/
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