2015年9月22日火曜日

食戟のソーマ 23話「華開く個の競演」

少年ジャンプで連載中の料理アニメです。下町の定食屋の息子
幸平 創真(ゆきひら そうま)の活躍が描かれています。
 
【あらすじ】
Aパート>>
 
 舞台は変わってAブロックに。審査員のなつめが0点を
 連発している張り詰めた会場。審査は進みアリスの付人である
 黒木場の伊勢海老カレーの審査になる。
 
 最高級のコニャックを巧みに使用した伊勢海老カレーは初めて点数が
 つく。93点という高得点をたたき出す。
 
 その後、得意の肉を生かした水戸と、納豆をカレーに入れるという
 発想力の強い榊が86点で同点2位となる。
  
 
Bパート>>
 
 このパートは今まで主人公の影に隠れて目立つことの無かった
 丸井氏の審査となる。
 
 目立った特技がなさそうな彼に会場は落胆の声にあふれるが
 白をベースにした色使いと素朴で味わい深い料理を披露し
 88点と水戸・榊よりも高得点を叩きだす。
 
 審査も大詰めとなり、主人公の創真と香りのスペシャリストである
 葉山との一騎打ちとなる。 
 
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【感想】 
 
カレー勝負編に第5話です。
 
引き続き、主人公以外の料理がクローズアップされた回となりました。
 
 
Aパート>>
 
  まずお話の作り方ですが、こういうA/Bブロックに分ける方式は
  いいですね。1ブロック制だとどうしてもパターン化してしまい

  1)主人公が先行で高得点をたたき出し、他者が追い抜けず悔やむ構図
  2)主人公が最後に出して今まで絶対的だった強者を追い負かす構図
 
  だいたいこのどちらかで、あとは1)に追加要素でライバルが登場し、主人公の
  得点を追い抜く。くらいの演出がプラスされるくらいでしょうか。
 
  その点本作のように、ブロックに分かれていると、先が読めないBブロック(主人公不在)と
  先が読めているもののBブロックで、ある程度の料理は出尽くしているので
  どういう料理が出てくるのか期待が持てるAブロックとい形で違う側面で
  楽しむことが出来ます。
 
 
Bパート>>
 
  丸井の料理は麺料理であるため、審査員が無我夢中で食べている様子を
  表現するのに、効果音を効果的に使ってきました。夜のハラ減り状態で麺を
  すする音を使うなんて卑怯すぎる(笑)
  
  丸井の料理ってカレー要素が殆ど無かった気もしなくもないですが、おそらく
  スパイスを最適に使用しているのでOKというところでしょうか。
 
  
総括>>

  審査員のリアクション芸とホメ語録に注目して見ていましたが、表現半端ないですね。
  まず、納豆の糸を口からフォークに引かせてみたり、口の周りに食べかすが付いている
  ような描写を使って「一心不乱に食べている感」を絵的に表現しつつ。
 
  強烈な伊勢海老カレーの旨味で恍惚としている女性審査員に対して
  「これチョイ足ししてみなよ。さっきより痺れるぜ…」みたいな中二病のようなセリフで
  攻め立ててみたりと
 
  あの手、この手を駆使して「この料理は旨いんだぞ!」と表現する作画の渾身の仕事に
  素直に感服でした。
 
  語録としては「しびれちゃう!」とか(食べ過ぎないようにと注意されて)「そんなこと
  言われても止まらないのよ!」とか「年若くして自由自在に煙を操るその技術!」など
 
  作者の引き出しの多さに驚きますが、これって主人公の分のホメ言葉残ってるので
  しょうか(笑)
 
  管理人(緑茶)予想では「今までのどの料理と比べても別格に旨い!」という、孫悟空の
  「いままでのヤツより格段につええ!」的な比較をもちいたホメ言葉がくると思ってます。  
 
 
 アニメ版のリンクはコチラ↓
 http://shokugekinosoma.com/

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