P.A.WORKSが手がけるアニメです。思春期のみ特殊能力を発揮する主人公たちの学園生活を
描いた作品。
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【あらすじ】
妹を死なさずに済んだ主人公の有宇は、この世界(妹が生きている世界)の兄と
対面する。対面した施設にてついに能力の正体が明らかになる。
Aパート>>
熊耳(ぷー)に連れられて施設を再び訪れた有宇は、兄から「危険な能力なのでこの施設で
能力が消えるまで過ごすように」と言い渡される。
渋々ながら妹共に施設で生活を始めた有宇だったが、そんな矢先に熊耳が外国の組織に
誘拐されてしまった。
誘拐された熊耳は拷問を受け、自分の知りうる能力者の全てを外国の組織に話してしまう。
Bパート>>
組織の人間が奈緒のマンションに忍び込み、奈緒を誘拐する。そして兄に連絡が入り
「人質の奈緒と熊耳の二人を有宇と交換しよう」と持ちかけられる。
苦渋の末、兄は有宇に危険を察知したら直ぐにタイムリープで過去に戻るように伝えると
有宇を組織が指定した廃墟へと送り出した。
廃墟にて組織の幹部と対面した有宇は彼らと交戦状態になる。能力を使い彼らを殲滅しよう
とした瞬間、謎の青年(少女?)によって片目を傷つけられてしまう。瞬時に危険を察知した
有宇だが、片目ではタイムリープを使うことが出来なかった。
やがて「崩壊」の能力が発動し、有宇もろとも廃墟は崩れてしまう。駆けつけた兄を待って
いたのは傷ついた有宇と奈緒、そして瀕死の熊耳だった。
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【感想】
妹生存ルートに入りました。日常回になるかと思いましたが、話は加速的にすすみ
外国の組織との交戦となりました。
Aパート>>
結果的に施設で暮らすことになった有宇ですが、科学者の配下で拘束されるか兄の配下で
拘束されるかなんですね。拘束されないルートがあればいいのですが…。
このパートでは熊耳への拷問のシーンの見せ方が非常に勉強になりました。昔、こういった
拷問のシーンをあつかった東京喰種(トーキョーグール)と言う作品がありました。
東京喰種では、拷問シーンにキチンとした尺を取って(放送できる限り)リアルな描写を
行うことでその「凄惨さ」を表現していました。
このシャーロットでは拷問シーンには殆ど尺をとらず、冒頭数分でカットし直ぐに事後に
場面を移しました。その代わりに、熊耳の痛々しい姿を描くことで視聴者にシーンを想像
させて「凄惨さ」を表現していました。
描写による表現と、想像による表現、どちらも見ごたえがある良い演出でした。
Bパート>>
タイムリープが使用可能な状態なので、すこし説明が多いパートとなりました。やはり
プロの作家の力を持ってしても、タイムリープが出来るのに危機的な状況に陥る説明は
なかなか簡単には表現しきれないようです。
具体的には、「こういう問題が起きました!」という問題提起に対して普通であれば
「こうしよう!」と解を示せばいいのですが、タイムリープがある場合はちゃんと
説明しないと十把一絡げ(じっぱひとがらげ)で「タイムリープすればいいのでは?」
となってしまいます。
そこで、「問題がおきました!」の後に「こういうわけでタイムリープでは解決しません」と
予防線を張る作業が必要になるわけです。必然的に説明が多くなり問題を提起した
本人(兄)が仲間の提案に御託を並べる否定的な人として映りやすくなってしまいます。
なかなか難しいものですね…
熊耳が死亡となりました。有宇の片目が負傷しているのでタイムリープでなかったことには
出来ないので、どう進めて行くのか今後が楽しみです。
総括>>
この後は、有宇が何とか回復し、タイムリープとなるのでしょうか。
それともこの熊耳死亡ルートで進むのでしょうか。
続きが気になりますね!
HPはこちらです。↓
http://ch.nicovideo.jp/charlotte-anime
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