声優あさのますみさん原作の声優お仕事系アニメです。
原作はコチラ↓
http://hajime-mashite.com/
アニメは↓
http://soregaseiyu.com/
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10話
【あらすじ】
中学生であり声優でもある「りん」にスポットをあてて、学生生活と声優活動の
両立をテーマにしています。
Aパート>>
学校の面談にて「声優を続けるのならば出席日数のゆるい学校に進学を考える
ように」と付属の高校ではなく(芸能科?)のある学校へ進学をするように
進められる。
りんは親友の「さよ」と離れ離れになることに不安を感じるとともに
普通の学生時代を過ごせていない自分にも「これでいいのか」と進路に悩む。
そんな中、人気声優の神谷との共演の仕事が入る。
Bパート>>
りんが神谷と共演する役は、15歳で神谷の妹という設定だった。監督からリアルな15歳の
感じで演じてくれと言われまた迷いが生じる。
昼休憩中に台本を読み直しているところに、神谷もスタジオに戻ってくる。
神谷もまた仕事に対して不安を持っており、同時に誇りをもって取り組んでいるという話を聞き
自分も声優の仕事を頑張ってみようと決意する。
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【感想】
中学生という若さで仕事を持つという特殊な環境を描いた回となりました。学生らしい交友関係と
学生らしからぬ職場関係の間で悩む「りん」の心情が判り易く伝わりました。
Aパート>>
学生時代を「仕事」で浪費してしまうことで「一般的な学生生活を体験できない」という恐怖と
自分は「自分の意思で仕事を選んだわけではない」ので、この仕事を続けたいのかという
不安が、これまで優等生として描かれていた「りん」の一面として表現されました。
描かれてみればもっともな悩みで、きっと子役はみんな似たような悩みを持つのかも
しれません。
そして今週の原作者登場シーンはこのAパートの学校の先生役でした。このへんは
キャリアというか色んな役をちゃんと違いをもって演じられるあたり、さすが熟練のプロという
感じです。
Bパート>>
定番のゲストパート。今回は声優の神谷浩史さんです。「ノラガミの夜トの声」の人ですね。
一応書いておきますが、北斗の拳のケンシロウは「神谷明(かみや あきら)」さんで別人です。
Bパートの構成はもはやお決まりの「主人公悩む(Aパート)」→「ベテラン登場」→
「アドバイス」→「主人公立ち直る」の「それが声優定番コース」です(笑)
こういう構成繰り返し演出もこの作品のように、主軸が視聴者を驚かせることではなく
普通は見ることの出来ない裏舞台を見せる(視聴者の知的好奇心を補うもの)であれば
安心して舞台裏に集中することが出来ていいなと感じました。
総括>>
特にAパートでは「りん」の親友「さよ」がヤンデレではないかと勝手に心配してました(笑)
さよのような熱烈なファンは芸能人からするとどうなんでしょうね。
ファンでいてくれるうちはイイと思うのですが、いざファンから離れてしまったときに
「ああ!あの人が来ない!」と逆に大ダメージをもらうような気がするので難しいところでは
ないのでしょうか。
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