本作の2期目となります。異世界と日本がGATE呼ばれる門で繋がり異世界の
軍隊(帝国軍)が侵略戦争を日本に仕掛ける。
しかし文明の差は歴然で自衛隊の圧勝により、異世界の軍隊は撤退を余儀なくされる
日本は反撃を好まず、異世界の統治国家にあたる「帝国」との講和を推進するの
だった。
【あらすじ】
実権を握った皇太子ゾルザルは、抵抗勢力をつぶす為に講和派の議員を次々と捕縛し
恐怖による支配を強化する。
講和派の重鎮である、カーゼル氏も捕縛の手を逃れる為にテュエリ家に身を隠していた。
(テュエリ家とは、以前ピニャの開催したパーティーで日本の菅原外交官が接触した
シェリーという娘の家である)
しかし、追ってはテュエリ家に及びカーゼル氏とシェリーは隠し通路を使って脱出。
屋敷はカーゼル氏の脱出の時間稼ぎを狙う、シェリーの両親の手によって焼け落ち
両親も命を失ってしまう。
追っ手を逃れ、町へ逃げ延び、深夜になると「翡翠宮(ひすいきゅう)」というピニャが
守護する日本の大使館がある場所に辿り着く。
だが、そこにいる(菅原を含む)自衛隊は本国から、「今は手出しを行なってはならない」
と厳命されているため、面会すら拒絶。
面会を求め時間を消費している間に、追っ手に追いつかれ絶体絶命の状況になってしまう
必死に助けを求め、面識のある菅原の名を呼び、「せめて姿だけでも」とすがるシェリーの
姿に心を打たれた菅原は、厳命を破り「シェリーは自分の婚約者である。彼女が16歳に
なるのを待って結婚する。だから開放しろ」と救出してしまう。
帝国の反逆者として追われているシェリーを助けたことで、追っ手との衝突が発生するが
その間にピニャ配下の「翡翠宮を守る部隊」が助けに入り、交戦状態となるのであった。
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【感想】
1話まるまるシェリー大活躍のお話でした。幼いながら度胸と機転が利くようで、一緒に
逃亡する講和派の重鎮であるカーゼル氏を導いたり、カーゼル氏の為に民家へ行き住民と
交渉し、食料を調達してくるなど非常に有能でした。
翡翠宮でも、12歳という年齢のせいもあって殆ど相手にされていなかった菅原の心を
動かして実際に「婚約者としての地位」さえ手に入れて保護を受け入れてもらうなど
大活躍を見せました。
以前シェリーが登場した際に、菅原はピニャに「12歳だから相手にしないというのは
こちら(異世界)では通用しない」と言われていました。
この異世界では、12歳というのは既に「結婚を考えてよいお年頃」のようなので、日本
でいうと18歳くらいの感覚なのかも知れません。
現実でも、医療レベルの低い(=平均寿命の短い)頃の日本は今よりずっと結婚の平均年齢が
低く、平成17年時点で女性の結婚平均初婚年齢が28歳に対して、昭和22年時点では
22歳だったらしいです。
日本よりも「家系」を大事にしている世の中らしいので、世継ぎを残すことは大きな使命
であり、その為、基本的に早熟になるのでしょうか。
言われてみれば、帝国の代表として日本と交渉をすすめていたピニャ皇女ですら19歳で
すから、シェリーの妙に大人びた行動も納得です。
総括>>
最後に菅原が啖呵を切ってシェリーを救出するシーンですが、自衛官としては駄目なんで
しょうが、そこはアニメとして「人として優先すべき感情」が前面に出て大変気持ちの
良いシーンでした。
やはり、物語は物語としてああいう救いのようなシーンがあるのが、管理人は大好きです。
次回は、翡翠宮の交戦となにか他のエピソードが展開されるのでしょうか、GATE2期
もかなり佳境に入ってきていて次回が非常に楽しみです!!
最新話の動画はコチラ↓
http://ch.nicovideo.jp/gate-anime
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