2016年3月4日金曜日

僕だけがいない街 (一部レビュ) 2回目

再上映(リバイバル)という特殊能力を持った売れない漫画家が、その力で時間を
遡り29歳の知識を持ったまま小学生時代に戻ってしまうSFアニメです。

この作品は脚本が重要で視聴前にネタバレてしまうと面白みが半減してしまうアニメですので
お話が一区切り付いたところで、一部レビューにします。
 

  
作品公式は↓
http://bokumachi-anime.com/

視聴は有料のみのようです↓(違ったらすみません)
http://fod.fujitv.co.jp/s/genre/anime/ser5352/
 
 
---
 
【あらすじ】1話~9話
 
 過去に戻るリバイバルという能力を持っている藤沼 悟(さとる)は、連続殺人事件を
 未然に防ぐ為に、被害者の一人である雛月 加代(ひなづき かよ)に接近し、加代が
 一人にならないよう行動を共にする。
 
 加代は母親から虐待を受けており、殺人の件を抜きにしても保護が必要な状況である
 ことから、悟は教師や自分の母親、友人と協力して加代の母親から加代を引き離し
 殺人の舞台なるはずだった町から転校させることに成功する。
 
 加代が転校し、一人目の被害者を救出した悟は、次の犠牲者になるはずの「杉田 広美」と
 「中西 彩」の救出に着手した。
 
 「杉田 広美」はもともと悟の友人であるため、比較的容易に行動を共に出来たのだが
 「中西 彩」は学校すら違うため、悟は接触に苦労するのであった。
 
 悟は加代に続き、杉田・中西を救うことが出来るのだろうか。 
---
 
【感想】
 
 脚本が重要な作品で、レビューに多くのネタバレを含むので、全話レビューは
 しない方針です。(今後の内容次第ではレビューに含むかも知れません)
 
 9話視聴時点のレビューです。
 
 失敗しながらも、ついに悟は加代の救出に成功しました。
 
 この手の作品の怖いところは、「いろいろ手は尽くしたけど結局未来は変えられなかった」
 というバットエンドが付きまとうところにあります。
  
 しかし、本作品は違うようで、トライアル・アンド・エラーが許される世界のようです。
 
 つまり「トライアル=挑戦してみる」「アンド=そして」「エラー=失敗する」と
 またトライアル前に戻って違うルートを模索できるという構成です。
 
 そのため、必ず「エラーの発生しない」正解ルートに辿り着くことができるため、安心して
 視聴することができるアニメのようです。
 
 別作品でCharlotte(シャーロット)のレビューでも書きましたが、タイムリープという
 能力を題材にすると、シナリオがとても複雑になり、緻密な確認が必要になるのですが
 この作品は、その部分も、シナリオ内での不整合を起こすことなく、うまく書き上げて
 いるのが凄いところです。
 
                  
総括>>
  
 物語の性質上、動き回る動画は少ないアニメですが、背景や原画はとても丁寧で綺麗な
 作品です。また、声優の芝居も見事に役にハマっているので視聴していると作品の世界感に
 簡単に引きこまれてしまいます。 
 
 対象年齢が高めのアニメですが、決して後ろ向きなアニメではないので興味がある方は
 一見の価値アリだと思います!

 WIKIに激しいネタバレがあります。WIKIを見ないことをお勧めします。
 
 登場人物の相関図が見たい場合は↓のアニメ公式をお勧めします。
 http://bokumachi-anime.com/character/
 
 
   
  
  

0 件のコメント:

コメントを投稿