2016年3月22日火曜日

GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 23話 「空挺降下」

 本作の2期目となります。異世界と日本がGATE呼ばれる門で繋がり異世界の
 軍隊(帝国軍)が侵略戦争を日本に仕掛ける。

 しかし文明の差は歴然で自衛隊の圧勝により、異世界の軍隊は撤退を余儀なくされる
 日本は反撃を好まず、異世界の統治国家にあたる「帝国」との講和を推進するの
 だった。 
 
 
【あらすじ】 
 
 恐怖政治の続く帝都。講和派の議員達は捕らえられ、抵抗するものは容赦のない処罰が
 与えられていた。
 
 日本人の外交官が駐留している、翡翠宮にも帝国軍が攻め込み、帝国軍とピニャ姫率いる
 バラ騎士団(翡翠宮警護部隊)が交戦状態になっている。
 
 事態を重く捕らえた日本政府は、ついに自衛隊に「講和派議員および日本人の救出」を
 自衛隊に命令したのだった。
 
 ずっと命令を待っていた自衛隊は即座に行動を開始、陸上部隊が防空施設を破壊。
 
 そして暗殺部隊が南門の守備兵を静かに葬る。音のない「戦争」は恐るべきスピードと
 圧倒的な軍事力で帝都を襲う。
 
 帝都の空をまもる竜騎兵は戦闘機で瞬殺。
 
 制空権を確保すると、空挺降下が始まり帝都の空には褐色の落下傘が大量に降り注ぎ
 その光景でゾルザルは初めて「帝都が襲われている」事に気が付く。
 
 だが、防衛の命令を出しても既に防空施設も竜騎兵も南門の守備兵もおらず、完全に
 なすすべのない状態。
 
 そこにゾルザルひいては帝国の滅亡を企てるテューレが、ゾルザルに「逃げては行けない」
 「守備兵を翡翠宮へ」などと、ゾルザルお抱えの無能な武官ですら「無理です」と
 答えるようなメチャクチャな作戦を提案する。
 
 自衛隊の電撃作戦は見事に成功。多少の負傷者を出したものの、講和派議員と日本人を
 救出し帝都から脱出したのだった。
 
 ただ一人、ピニャ姫は宮殿の地下牢に閉じ込められてたため、救出できず。
 
 ピニャの救出は伊丹に託された。
 
  
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【感想】
  
 ついにきました「ヘイト回収」です。
 
 前回、前々回とヘイト稼ぎの為、「多少キレモノ」っぽくなっていたゾルザル殿下は
 完全にテューレに依存した駄目殿下に戻っていました(笑)
 
 以前の「皇帝の脅威に怯える長兄」の時は「無能を装わなければ父である皇帝に滅ぼ
 される」と悟って無能を演じていたゾルザル殿下の方がかなり賢かった気がします。
 
 今のゾルザル殿下は自分で判断することを放棄した抜け殻のような状態で表現さており
 テューレによる洗脳が非常にうまくいっていることがわかる演出になっていました。
 
 一方自衛隊の活躍の場面ですが、帝都内での派手な戦闘は発生せず。
 
 静かに、すばやく、正確に任務をこなす自衛隊の姿が英雄のように描かれていて
 囚われていた住民からも「助けてくれてありがとう」と礼を言われるなど
 非常に胸のスカッとする内容でした。
 
 イタリカ戦のような一方的なオーバーキルではなく、あくまでも救出が目的とされた
 作戦です。

 セオリーどおり被害を減らすように「仕官を狙え」などと指示しているあたりも
 自衛隊らしく攻めていながらも、守っているような演出でとても格好の良いシーンでした。
 
  
総括>>
  
 前回の総括で「防空意識のない帝都軍」と書きましたが、何か防空施設があったようです。
 速攻で自衛隊が破壊してしまったので、どのような施設なのかわかりません。
 
 おそらく想定された敵は「敵の竜騎兵(飛竜に乗った兵)」程度だと思われるので
 それほど強力なものではないのかも知れません。
 
 それでも、降下部隊の脅威にはなるようで即爆破。駆けつけた南門の守備兵も即殺と
 本気になったら恐ろしいものです。
 
 次回ついに最終回、1期同様に「伊丹なら」でしめくくるようです。
 
 3期へ続くのか!ピニャを救って一段落となるのか、その辺も含めて楽しみにしたいと
 思います!!
 
 
 最新話の動画はコチラ↓
 http://ch.nicovideo.jp/gate-anime

ぼそっとコラム>>
 
 竜騎兵がりゆき兵に聞こえて仕方がない(笑) *すいません、わからない方はスルーで*
  

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