2016年3月31日木曜日

僕だけがいない街 (一部レビュ) (終)

再上映(リバイバル)という特殊能力を持った売れない漫画家が、その力で時間を
遡り29歳の知識を持ったまま小学生時代に戻ってしまうSFアニメです。

この作品は脚本が重要で視聴前にネタバレてしまうと面白みが半減してしまうアニメですので
お話が一区切り付いたところで、一部レビューにします。
  
  
作品公式は↓
http://bokumachi-anime.com/

視聴は有料のみのようです↓(違ったらすみません)
http://fod.fujitv.co.jp/s/genre/anime/ser5352/
 
 
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【あらすじ】9話~最終話
 
 過去に戻るリバイバルという能力を持っている藤沼 悟(さとる)は、連続殺人事件を
 未然に防ぐ為に、被害者の一人である雛月 加代(ひなづき かよ)に接近し、見事に
 加世を救うことに成功する。
 
 悟は加代に続き、杉田・中西を救うため、行動を開始する。
 
 だが、連続殺人の犯人に計略にかかり、悟は凍る川に車ごと沈められてしまうのだった。
 
 一命を取り留めた悟は、意識不明のまま15年もの間眠り続け、病室で目を覚ます。
 
 悟が眠っている間に、友達は皆就職し自立していた。加代は1児の母になっていた。
 
 加代の子供に触れたとき、忘れていた15年前の記憶が蘇る。
 
 悟は一人決心する。この戦いに「ちゃんと幕を引いてやる」と。
 
 その決心は、母親や親友には直ぐに見破られ、犯人は「必ず悟を殺しに来る」と迎え撃つ
 準備をするのであった。
 
 病院の屋上で再び対峙する悟と犯人。悟は犯人を刺激しないように注意しながらも
 言葉巧みに煽りたて、殺人未遂を実行させ見事に犯人を牢獄へ送ったのだった。
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【感想】
 
 脚本が重要な作品で、レビューに多くのネタバレを含むので、せめて犯人名前は伏せました。
 
 全話視聴完了時点のレビューです。
 
 悟の活躍により、「異常な衝動」を持っていた犯人は、その衝動から解放され逮捕と
 なりました。
 
 この「僕だけがいない街」で管理人が心から素敵なお話だと思う部分は
 結局、誰も死ぬこともなく、また大きく傷ついた人も出なかった。ことです。 
 その中には、主人公である悟や、殺されるはずだった3人、そして犯人も含まれていて
 とても気持ちよく視聴を終えることが出来た作品でした。
 
 加代なんて子供まで作って、相手が小学生時代の仲間であった「杉田 ヒロミ」なんて
 サプライズまでありました。
 
 加代が杉田とくっついてしまい、悟はまたニートルートに逆戻りかと思えば、漫画家と
 して大成し、2006年に出会うはずだった片桐愛梨と運命的な出会いをするなど、悟も
 幸せな未来が用意されていました。
 
 みんながハッピーになる世界。こういうお話は大好きです。
   
                   
総括>>
  
 以前少しだけ触れましたが、本作品のタイトル「僕だけがいない街」についてですが
 加代が書いた作文「私だけがいない街」が原文になっているわけではなく、「僕」が
 「眠っている間に、みんなが僕の為に貴重な人生を使ってくれた、この僕だけがいない街
  が僕にとって最高の宝物だ」と結んでしました。
 
 なるほどですよね。ここまでちゃんと考えてタイトルを決めた作者の熱意には敬服します。 
 
 
 WIKIに激しいネタバレがあります。WIKIを見ないことをお勧めします。
 
 登場人物の相関図が見たい場合は↓のアニメ公式をお勧めします。
 http://bokumachi-anime.com/character/
 

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