30年ぶりのルパン3世のTVシリーズです。世界の大泥棒ルパンの末裔
ルパン3世の物語です。何とTVシリーズ第1回1話目は1971年の作品です。
本シリーズの公式サイトはコチラ↓
http://lupin-new-season.jp/
作品総合公式は↓
http://www.lupin-3rd.net/
最新話は有料ですが↓(1話目は無料です)
http://ch.nicovideo.jp/lupin-new-season
第2クールに突入です。
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21話
【あらすじ】
特に狙った財宝もなく、日常を過していたルパンの元に、日本にいる峰不二子から
助けて欲しいと連絡が入る。
電話の向こう側には、不二子の他に変声器をつかった謎の人物がいるようである。
変声器の人物は、「不二子を預かった。助けたければ平賀源内が愛したというカラクリ
人形を盗み出して持って来い」という。
ルパンはカラクリ人形のある屋敷に、銭型に変装し簡単に潜入してカラクリ人形を盗み出す。
人形を持参して不二子を迎えにいったルパンの前には、不二子と五エ門の姿が。
どうやら、不二子と五エ門が賭けをしたようで、ルパンは賭けのダシにされたようだった。
だが、ルパンはすぐに五エ門がニセモノであることを見抜く。偽五エ門の正体は
明智ホームズ耕助という日本の探偵。
すぐに脱出を試みるルパンだったが、待ち伏せていたホームズと日本警察の包囲によって
捕まってしまう。だがその騒動で、不二子だけは隙を見て逃げ延びることが出来た。
ホームズは「不二子はルパンに取り入ることしか出来ない無能な女である」と決めつけて
追跡すら行なわなかった。
それを知った不二子は次元と結託。ルパンの回収にきた銭形を「ニセモノ銭形」と思わせる
心理操作をホームズに仕掛ける。
ホームズは見事に疑心暗鬼に陥り、「本物の銭型を”不二子の変装”」「”不二子の変装
した銭形”を本物の銭形」だと勘違いし、結果的に不二子によるルパン救出作戦の手伝いを
させられてしまう。
プライドを踏みにじられたホームズは、防衛線を張って不二子とルパンの再逮捕を試みるが
不二子の運転術と度胸によって、防衛線が突破されて二人を取り逃がしてしまうのであった。
落胆するホームズに本物の銭型は言う「我々の敗因は峰不二子を甘く見すぎた所です」と。
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【感想】
ダ・ヴィンチ編は一休み。日常回ですが、不二子メインの物語となりました。
やはりルパンに対抗できる、日本の名探偵は「体は子供、頭脳は大人」のコナン君くらい
なのでしょう。
お話の内容も「ルパンvsコナン」のようなルパン主観ではなく、不二子を中心とした
不二子の実力と魅力を表現する物語になっており、普段はルパンの影で目立ちませんが
彼女もまた「一流の泥棒」であることが再認識される内容でした。
また今回は、舞台が日本ということで普段のイタリアとは雰囲気がガラリと変わった新鮮な
世界観になっていました。
現在のリアルな日本というよりも、「時代は少し前」でしかも「外人が想像しているような
やや誇張が過ぎる間違った日本」が描かれており、雰囲気的には「千と千尋の神隠し」に
登場する「湯屋」に近い形になっていました。
前回のお話でカリオストロの名曲を使ったりと、ルパン3世2015は時々ジブリ作品の
リスペクトを組み込んできて、リスペクトに気が付かなくても普通に楽しめますが
気がつくと「一層楽しめる」というコアな視聴者へ向けての工夫が感じられて好感が
もてます。
物語としては、不二子の圧勝で、キャラとして中々よくたっていた3名
・明智ホームズ耕助
・大林ワトソン芳雄
・華崎マユ
は頑張りましたが、完敗という結果に終わりました。
ただ、この3人は不二子の引き立て役としては十分に活躍したと思います。
総括>>
今回の背景と動画はいつにもまして、物凄く丁寧で綺麗です。もともと背景は絵画のような
雰囲気がつよく、シンプルなのですがとても美しいルパン2015ですが、日本が舞台と
言うことで、今回はさらに色味が派手になり、美術として際立っていました。
ふと調べてみると、それもそのはず、今回の作品は「作画監督」が4人「原画」が19人
「第2原画」が5人と実に力の入った回だったようです。
巷の評判も上々のルパン2015です。コレだけの力作なので是非、未視聴のかたがおりま
したら1度視聴されることを、大いにお勧めします!!
※ニコニコ動画のリンクを追記しました。(本記事の上部にリンクしました)
1話目のみ無料で以降のお話は有料となりますが、見逃し放送がある方はコチラをご利用
されては如何でしょうか!
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