2015年12月5日土曜日

ノラガミ ARAGOTO 第8話「禍津神」

無名の神様「夜ト神」がメジャーな神様になることを目指して様々騒動を巻き起こす、ファンタジー
アニメです。本サイトでのレビューは8話からですので、それ以前のお話や登場人物に関しては
Wikiや、公式、当サイトの11/28の記事「ノラガミ ARAGOTO ~レビュー前の予備知識~」を
参考にして下さい。
 
本作品は、ノラガミシリーズの2期となります。
 
視聴はコチラ↓1話目のみ無料のようです。(ニコニコ動画)
http://ch.nicovideo.jp/noragami-anime2
最新話の無料放送は↓(YAHOO/GYAO!)
http://gyao.yahoo.co.jp/special/noragami/
公式はコチラ↓
http://noragami-anime.net/index.php
 
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8話
【あらすじ】
 
 Aパート>>
  
  今までお社(神様を祭るもの。作品では神様が人に敬われる象徴のような建造物)を持って
 いなかった夜トだったが、毘沙門との和解(1期~2期7話)をきっかけに、ひよりから
 手の平サイズの置物だが、お社をプレゼントされ舞い上がる。
  
  神はお社を持つことで、神の住処として高天原と人間界を自由に行き来できるようになり
 更には高天原に自分の所有地を持つことが許される。
  
  浮かれる夜トだったが、その晩、昔共に汚れ仕事をこなして来た「ノラ(野良の神器)」から
 呼び出しがあり早朝に出かけていく夜トであった。 
     
  
 Bパート>>
  
  お社を持った夜トは、これを契機に汚れ仕事から足を洗おうと、ノラに対して決別の意志を
 示す。だが、ノラはこの申し出を拒否し、使役する妖(あやかし)で夜トを傷つけ、連れ去って
 しまうのだった。
 
  何日も夜トは戻らず、ひよりは夜トを探し続けるのだが、夜トはその間、ノラに脅され
 人間を殺すような(対象は極悪人)汚れた仕事をこなしていた。
  
  その頃、妖(あやかし)を神器として使役する実験を行なっていた恵比寿(七福神の一人)は
 妖に刺され床に伏せていた。見舞いに来る大黒・毘沙門だが恵比寿の容態が悪く、直ぐに追い
 帰らされてしまう。

  誰もいなくなった病室に、謎の人物が現われ「言の葉のありかがわかった」と告げていく
 その後、夜トのもとにも謎の人物「ととさま」が現われ、黄泉での仕事を完遂すれば
 元の場所に返してやると告げたのだった。  
         
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【感想】
 
 Aパート>>
  
  神様の世界の(一部おもしろ)ルールが情報解禁となったパートです。まず、お社が持てると
 高天原に住所が貰え、神として住民登録される。ちなみに夜トの土地は、わずか6.6平米の
 2年間の借地権である。
 
  住民登録には役所の許可が必要で、夜トは役所が閉まる寸前に何度もゴネに行き、無理やり
 登録許可をさせた模様。また、神の世界でもご近所付き合いがあり、引越しの挨拶で近所を
 回ったりもする。
  
  その他、公式グッズが販売可能になったりと、(とりあえず)一人前の神様として扱われる
 ようになるみたいです。
  
  管理人としては、こういう世界観の設定公開パートは想像力を掻き立てられるので非常に
 好んでおり、今回のAパートもとても楽しく視聴できました。
 
  こういう世界観の設定は一度公開してしまうと、後から訂正することが中々大変なので
 一番最初に公開する前に行なう、設定の詰めの作業がとても労力、時間を費やす作業なの
  です。

 そういう苦労する作業の「出来上がり」を見られるのが楽しいという一面もあります。    
   
 
 Bパート>>
  
  ノラガミ2期も後半へ向けて、伏線の増強となりました。時期的に大掛かりな伏線は、全13話
 いわゆる1クールものではこの、8話~9話位までに撒いておかないと「物語として」回収する
 のが中々大変になります。
  
  「物語として」と書いたのは、伏線の中には物語として回収しない伏線もあります。
 視聴者の想像にまかせて各々で楽しんでもらう「回収しない伏線」やキャラクター(もしくは
 ナレーション)が物語とは関係なく答えを言ってしまう「事務的な伏線回収」などが
 物語として回収しない伏線としてあります。
  
  もちろん、尺や脚本の都合で回収できない「放置されてしまった伏線」も物語ではありませんが
 放置だけはあまり歓迎された伏線の処理方法ではないと思っています。
  
  話がそれましたので、Bパートに戻ります。前回(7話)までで毘沙門との因縁が解消された
 夜トですが、後半に向けて新たな仕込みにはいりました。まず、神キャラクターから。
 
  恵比寿・謎の男・謎の男「とと様」・ひよりに近づく茶髪の男性の4人。謎の男が二人とも
 「とと様」であるかはまだ判明していません。恵比寿が妖を神器としたい理由も明確に判って
 いません。茶髪の男性もただのモブなのか意味を持つのかは今後判明すると思います。
  
  そして、夜トの過去と黄泉での仕事。仕事の内容も詳細には判っていません。
 
  このような感じで、大量の仕込みパートでした。回収は次回以降というところでしょう。
 
   
総括>>
  
  2期の折り返しとしては、とても視聴しやすい内容になっています。ここまで視聴していない
 方で、興味があるようであれば、この8話から見始めると入り込みやすいと思いまして
 レビューも8話からとさせていただきました。

  最新話に追いつくように、ちょいちょいノラガミのレビューを入れて行こうと思っていますので
 よろしければコレを機会に是非見てみて下さい。面白いお話ですよ! 
 
独り言>>
  SHIROBAKOの最終話レビュー忘れてないです。大丈夫です(笑)

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