ほぼ女子しか出てこない、ゆるい百合がテーマの日常系アニメです。百合要素よりも
ギャグ要素がつよい話もあります。3期になって百合成分が増量中です。
本作品は、ゆるゆりシリーズの3期となります。
作品総合公式は↓
http://ch.nicovideo.jp/3hai
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10話
【あらすじ】
Aパート>>
親戚のまりの家の雪かきをしている結衣。そこにあかりが通りかかる。ちなつや京子も
あつまって、みんなでまりの希望するかまくらを作ることになった。
ある程度かまくらができたところで、まりが寒がっていることに気がついた結衣等は
かまくらをあきらめて、屋内に入ることにした。
結衣とまりは風呂へ、ちなつはコンビニへ、あかりはトイレに行ってしまい、一人だけ居間に
一足先に来た京子だった。しかし期待していたコタツが動かず、遅れてきたあかりに抱きついて
暖をとっていたが、やがてあかりも体が冷えてしまい、二人で凍えることになった。
やがてちなつが、コンビニから戻ってくると今度は,ちなつに抱きついて暖を取る京子と
あかり。そこへ結衣が戻ってきてアサッリコタツを直すのだった。
Bパート>>
コタツで暖まる娯楽部のメンバー。体が温まった京子はアイスが食べたいといい始め
コンビニへ行くと言って部屋を出て行った。京子がいなくなり静かになった居間で、残った
メンバーがウトウトしていると、結衣が随分長い間、京子が戻っていないことに気がつく。
外に出てみると、京子は何と一人でかまくらを完成させていたのだ。大喜びするまりと
それを見たごらく部のメンバーから褒められて上機嫌の京子だったが、雪の中で動きまわった
結果として風邪を引いてしまう。
次の日、京子は学校を休み結衣が一人でいると、陸上部から声を掛けられる。これまでも
度々結衣は陸上部に入部しないかと誘われていたのだが、この日は顧問の先生まで加わって
強く勧誘されたものの回答は保留とした。
翌日、この話を聞いた京子は即お断りしなかった事に腹を立て、一足先に帰宅してしまう。
仕方なく結衣はあかりとちなつに相談し、うまいこと陸上部の誘いを断ることに成功した。
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【感想】
Aパート>>
ひさしぶりのごらく部メイン回となりました。脚本もギャグを連発するようなものではなくて
すこし日常を意識した、落ち着いた感じの物語になっていました。3期特有の百合成分やエロ
成分も控えめになっており、落ちついたゆるゆりといった面持ちです。
シーンも雪の日のシーンにほぼ集中していて、いつものゆるゆりよりも時間がゆっくり流れ
るような演出でした。その分、各キャラのキャラらしさや、ごらく部の仲の良さみたいなものが
丁寧に書かれているパートです。
また、久しぶりに京子やあかりの小さい頃の回想もありました。昔から仲が良かったという
描写ですが、個人的には、こういうキャラクターの関係を強調する回想は、アニメのキャラクター
に対して、これまでの人生が吹き込まれていくようでとても楽しいシーンです。
Bパート>>
前半は引き続き雪の日のエピソードです。体が温まった京子がまりのために頑張るという
エピソードを通して、いつもはハプニングメーカの京子だが、やさしくてイイ良い所もあり
ますよと言わんばかりで、残り2話に向けてレギュラーキャラの地盤をガッチリかためて行く
ようなそんなエピソードでした。
後半は、結衣と京子の関係を百合的ではなく友情的に表現したストーリーで、端的に書いて
しまえば、京子は結衣が陸上部に誘われた事を知って、ごらく部の日常が失われてしまう危機を
感じて怒った。というものですが、こちらもゆるゆりにしては珍しくストーリーにちゃんと
尺を使って表現しているので、日常系らしい何と言うか微笑ましいエピソードになりました。
むしろ尺をきちんと使いすぎて、若干ですが最終回のようなムードすら漂っていたように
思えます。(笑)
総括>>
気がつけばもう10話。最終回を除けば通常回は次で最後なんですね。毎週楽しみにしてた
アニメだけに、かなり寂しいものです。
しかしこの3期でかなり脇役の地固めは出来ているので、残り2話、そしてスピンオフなど
に期待が高まります!
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