ほぼ女子しか出てこない、ゆるい百合がテーマの日常系アニメです。百合要素よりも
ギャグ要素がつよい話もあります。3期になって百合成分が増量中です。
本作品は、ゆるゆりシリーズの3期となります。
作品総合公式は↓
http://ch.nicovideo.jp/3hai
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12話
【あらすじ】
Aパート>>
お花見を始めるごらく部と生徒会メンバー。京子の進行であかりと櫻子が漫才を披露して
場を盛り上げる。
その後、ちなつと綾乃とちとせが買ってきたパーティグッズのお披露目となるが、ちなつ
いわく「考えすぎちゃって冷静さを欠いていた」ということで、これまたゆるい感じになる。
だが買ってきた「桜アフロ」は意外にメンバーに好評であった。
つづいて櫻子がダーツ方式の占いボードを取り出して、メンバーに石を投げて見て欲しいと
薦めてくる。あかりが大吉をだして対抗心を出した櫻子が応戦し、石を強く投げたことで石が
跳ね返りちなつを直撃したことで占いは終了となる。
そのまま用意した杯(さかずき)を出して、みんなで(ジュースを)飲み交わしお花見は
幕を閉じたのだった。
Bパート>>
場面はごらく部の部室に変わる。ごらく部の4人が学校に泊り込んで京子の同人誌の手伝いを
する。原稿を進めながら、時には脱線して合作ロボット絵をつくったりしていると、あかりが
電池切れ(寝落ち)して早々に離脱してしまう。
3人になったごらく部だが、着実に作業は進む。そのうちにちなつも力尽き、京子と結衣の
2年生組みだけが残ってしまう。だが睡魔は京子にも襲い掛かり、謎の爆発音(作中には説明
がないが恐らくは宿直の教師が起こしたモノ)で目覚めたあかりと入れ替わりで京子もふとんへ
と入っていった。
結衣とあかりはごらく部創設の話をしながら頑張って作業を進めた結果、無事に原稿は仕上
がった。朝焼けを背に京子は日ごろのお礼をあかり達に伝えたのであった。
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【感想】
Aパート>>
お花見開始となりました。背景の桜と木々が凄く綺麗に描かれています。どのキャラも綺麗に
動き普段以上に気合を感じます。通常回なら止め絵もしくは止め口パク程度で済ませそうな
カットでも、キャラクターの体全体が動き迫力があります。
その凝り様は、まったくちなつが絡まないカットで、そもそもフレームからも切れている
ちなつが「料理を取る」という仕草(この動作もそのカットでは必要がない)で普通にカットイン
し、誰もそこに触れることもなくアウトしていくなどもありました。
こういうリアル感が大好物な管理人は製作側の熱を感じて非常に楽しめるパートとなりました。
やはりこのような一見無駄にみえる動画があると、そのキャラクターが本当に存在しているよう
な生活感を感じられて好印象です。
もちろん動画もですが、最初に書いたように背景がどのシーンも本当に綺麗です。
生徒会を含めたゆるゆり3期レギュラー陣全員集合はこのパートで最後となりました。もっと
準レギュラーを絡めて最後は派手に〆るのかと思っていましたが、予想外に絞ったメンバーで
尺もAパートのみに凝縮して丁寧に書かれたシナリオでした。
Bパート>>
先生は一瞬出てくるものの、元祖ゆるゆりレギュラーとなるごらく部4人だけのパートです。
しかも場所も部室。原点回帰のBパートとなりました。
Aパートが美術のパートだとすれば、こちらはシナリオのパートと言ったところでしょうか。
ごらく部の4人がワイワイと騒ぐ日常的なシーンも入れつつ、「寝落ち」という設定を活かして
メンバーをさらに絞る事で、よけいな茶々が入らない最終回らしい落ち着いた脚本に仕上がって
いました。
内容もごらく部創設の回想やあかりに対する結衣や京子の想い、そして今の楽しいごらく部に
幸せを感じる京子とシリアスよりの内容です。
人気シリーズの最終回最終パートとしては満点の内容だったと思います。日常系アニメらしく
派手に「終わり」を演出せず、それでも最終回として満足できるお話でした。
このBパートなら4期やOVAもまだまだ期待が出来て今期で撒いた準レギュラーのキャラの
掘り下げという「種」を回収できるかも知れません。
総括>>
あっという間に駆け抜けて行ってしまった「ゆるゆり3期」
楽しかったです。短いギャグをテンポよく入れてくる感じが大好きでした。主人公の持ち芸で
ある「あっかり~ん」が見れなかったのは残念ですが、もうそこに頼らなくてもお話を盛り上げ
られるキャラクターに各キャラが成長したということだと思います。
ゆるゆりに限らず秋アニメが続々終了となって参りました。1クール通しての総括は、通例
どおりまとめて掲載しようと思います。
4期も期待!(あるといいな)
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