30年ぶりのルパン3世のTVシリーズです。世界の大泥棒ルパンの末裔
ルパン3世の物語です。何とTVシリーズ第1回1話目は1971年の作品です。
本シリーズの公式サイトはコチラ↓
http://lupin-new-season.jp/
作品総合公式は↓
http://www.lupin-3rd.net/
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11話
【あらすじ】
Aパート>>
前回のラストに眺めていた恋人と思われる写真。その写真を横に何かを調べているレベッカ。
しかし思ったような収穫が無く、あきらめかけた時にふと何かに気がつく。
すぐに地図をみて、現地赴くレベッカだった。そこは小汚い小屋で車が一台と待っていた。
レベッカが中を調べようと入り口に近づいたときに、小屋の中からMI6(イギリス諜報部)の
メンバーと思わしき人物と鉢合わせし、MI6に身柄を拘束されてしまう。
ルパンはレベッカの執事に、拘束されてしまったレベッカの救出を依頼される。だが、彼女が
拘束されている場所は超高レベルのセキュリティに守られている。それも13人ものMI6の
凄腕のエージェントに警備されていた。
Bパート>>
ルパンは警備のほころびを作るために、意図的に予告状を出す。その予告状の効果は
てきめんで警備に一段と緊張感がはびこる。やがて、警備に当たっていたMI6のニクスに
本部から極秘の指示が入る。
「昨日のうちにルパンの一味がMi6潜入した。他のメンバーに化けている可能性がある。
他の誰も信用なら無い状況になったので、ひとりでレベッカをつれて大使館へ移動しろ」
この極秘任務をうけたニクスは、同僚(ニクスから見ると同僚に化けたルパンかもしれない)を
なぎ払い、無事にレベッカを大使館まで連れてきた。
だが、この極秘任務こそルパンの罠であり、本部とエージェントの通信網を盗んで本部になり
すまして、偽の指示を出したのだ。
無事にレベッカを保護したルパンだったが、駆けつけたMI6に包囲されてしまう。窮地に
現われたのはレベッカの執事だった。執事はニクスの自宅に爆薬を仕掛けた。それを理由に
ニクスに手を引くようにと脅迫したのだ。
家族を人質にされたニクスは豹変する。通信が回復したMI6の本部はこの事態を最優先事項
として、ニクスの拘束を命令する。激しい内部争いになるMI6。その隙を突いてルパンはレベッカ
を連れてアジトへ逃げたのだった。
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【感想】
Aパート>>
レベッカの過去が徐々に明らかになってきました。彼女が愛した男性は、日本人で天才的な
学者 だった。しかし、彼は遺書も書かずに自殺してしまった。その真相を知るためにレベッカは様々な騒動を起こしていたのだ。
ルパンと等しい身体能力と頭脳を持つレベッカでも、MI6を2人相手にするのは難しく容易に
拘束されてしまった。
劇画調の作画なので拷問のシーンがかなりグロくなりそうで怖かったのですが、拷問器具で
表現 するに留めておき、レベッカ自身はかすり傷程度の描写でした。
他作品の「シャーロット」にも似たようなシーンがありましたが、ルパンはさらにライトな表現です。
物語に置ける拷問の意味 からすればこの程度が適切な表現だったと思います。
Bパート>>
厳重な警備をどう掻い潜るのかと思いました。しかしルパンはルパンらしく、正攻法ではなく
邪道で状況を回避します。銭形も登場しますが、こちらはミスリードで銭形に化けたルパンかと
視聴者に思わせるためのフェイクです。ただ、もしかすると後半への伏線にもなっていのかも
知れません。
無類の強さでレベッカを大使館まで連れて行くニクス。この時点で同僚のMI6エージェントの
なかでも桁違いに強いようです。奥の手のエコーロケーションを使うまでも無く、同僚達を次々に
倒して回避し任務を遂行しました。
ルパンにレベッカを奪われた後、家族に危険が及んでいると知ったニクスは激変します。
人というより野獣のようでした。もしくは映画マトリクスにでてくる「ネオ」のようでした。
MI6エージェント12人がかりで拘束できないということは、ニクスにはエコーロケーション
の他にも何か秘められた能力があるのでしょう。
総括>>
レベッカの過去が明らかになるにつれ、レベッカはルパンシリーズの新レギュラーというよりは
この2015シリーズのみのレギュラーキャラクターという色が強くなってしまい、レベッカ
好きの管理人(緑茶)としては寂しいところです。
物語はルパン2015初の前後編モノです。ただ、この1話だけでも起承転結はちゃんと出来て
おり、脚本のクオリティの高さを感じます。
後半はどうなるのでしょうか。次回も楽しみです。
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