2015年12月21日月曜日

ノラガミ ARAGOTO 第11話「黄泉返り」

無名の神様「夜ト神」がメジャーな神様になることを目指して様々騒動を巻き起こす、ファンタジー
アニメです。本サイトでのレビューは8話からですので、それ以前のお話や登場人物に関しては
Wikiや、公式、当サイトの11/28の記事「ノラガミ ARAGOTO ~レビュー前の予備知識~」を
参考にして下さい。
 
本作品は、ノラガミシリーズの2期となります。
 
視聴はコチラ↓1話目のみ無料のようです。(ニコニコ動画)
http://ch.nicovideo.jp/noragami-anime2
最新話の無料放送は↓(YAHOO/GYAO!)
http://gyao.yahoo.co.jp/special/noragami/
公式はコチラ↓
http://noragami-anime.net/index.php
 
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11話
【あらすじ】
 
 Aパート>>
  
  黄泉に風穴をあけて脱出を試みる夜トと恵比寿。その頃、人間界ではひよりと夜トの神器で
 ある雪音が、風穴を見つけ現場へ急いでいた。
  
  そこに突然現われる陸巴(くぐは)。陸巴は元は毘沙門の神器であったが、神よりも神器の
 方が優れているという持論を持って離反。離反の際には毘沙門の配下の(力の弱い)神器を
 大量に殺めており、その戦いで夜トに破れて行方が分からなくなっていた。
 
  夜トへの復讐のためか、ひよりと雪音を襲う陸巴だが、「雪音は夜トの唯一無二である」と
 ひよりに力づけられた雪音によって撃退される。
 
 Bパート>>
    
  風穴付近では、毘沙門が恵比寿の介護を行なっていた。瀕死の恵比寿は黄泉に残してきた
 夜ト神の救出を恵比寿に懇願する。
  
  その現場に、陸巴を退けたひよりと雪音も合流。おくれて小福(貧乏神)と大黒(小福の
 神器)も到着する。
  
  毘沙門は小福と大黒の力を借りて再び風穴を開く。そして夜トの助けになりたいひよりと    
 雪音を残し、自身の少数の神器だけ連れて毘沙門は風穴に飛び込んだ。
   
  黄泉では夜トが囚われ危機に瀕していた。希望を失いかけていた夜トの元に駆けつけた
 毘沙門は夜トを勇気付けイザナギとの戦闘に突入した。
           
 
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【感想】
 
 Aパート>>
  
  陸巴の再登場となりましたが、毘沙門編の「裏ボス感」は既になく「負け犬感」漂うイイ感じの
 「よく喋る小物」で一生懸命に持論を展開して、説明が終わったら雪音に一撃でKOされました。
 倒されるの際の「コイツ急に強く…」は相手が成長したことを示す良いセリフです。
 結果的に修行による雪音の成長を表現する上で、ちょうど良い物差しになりました。   
  
  陸巴のそのさまは、まさに没落者といった様相でした。恵比寿編は最終的に夜トと雪音の
 力で毘沙門が勝利したものの、首謀者不明、実行者(陸巴)は逃亡して行方不明。毘沙門の
 多数の神器が妖(あやかし)に食われて死亡という後味でしたので、ちゃんと再登場して
 (陸巴が自分より格下だと見下していた)雪音に瞬殺されるのは視聴者へのうれしい配慮だと
 思いました。
 
  
 Bパート>>
  
  場面は風穴周辺と黄泉になるBパート。風穴周辺には夜トの仲間たちが続々と集結して
    きます。
 ノラガミの1期で張った「小福は貧乏神で風穴あけることが出来る」をここに来て回収となり
 ました。
  
  神の世界でも実力者である恵比寿と同等の力を持っている、やはり小福と大黒も実力のある
 神様と神器のようです。
  (ただ実際の恵比寿の場合は、イザナギの道具を使い中から無理やりこじ開けたのであって
 苦もなく自分の神器だけで風穴をあけることが出来る小福は、その点において恵比寿以上の
 実力があるといえます。)
  
  黄泉の世界に突入した毘沙門は戦闘仕様で格好良く、いつもの露出多め系の戦闘服ではなく
 ガチガチのプレートメイルを着込んだ装いでした。他作品ですがFateのセイバーのような
 イメージでした。
  
  戦闘の演出は派手すぎず、物語を進めながらも戦っている緊張感は表現するいいさじ加減で    
 非常に好感が持てました。毘沙門のメイン武器が鞭なので作画は大変だったと思います…
 
  
総括>>
  
  最後の最後で恵比寿が「ひより」なら夜トを助けられるといいました。次回はひよりも黄泉へ
 行くのでしょうか。生身の人間がいけるのでしょうか…
 
  クライマックスに向けて盛り上がって来ましたね!wikiによると次回の作画監督の人数が
 8人とかメチャクチャ多いので、どのような仕上がりになるのかも楽しみです!

 ※遂に最新話にレビューが追いつきました!

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