無名の神様「夜ト神」がメジャーな神様になることを目指して様々騒動を巻き起こす、ファンタジー
アニメです。本サイトでのレビューは8話からですので、それ以前のお話や登場人物に関しては
Wikiや、公式、当サイトの11/28の記事「ノラガミ ARAGOTO ~レビュー前の予備知識~」を
参考にして下さい。
本作品は、ノラガミシリーズの2期となります。
視聴はコチラ↓1話目のみ無料のようです。(ニコニコ動画)
http://ch.nicovideo.jp/noragami-anime2
最新話の無料放送は↓(YAHOO/GYAO!)
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公式はコチラ↓
http://noragami-anime.net/index.php
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10話
【あらすじ】
Aパート>>
遊園地で青年にキスをされた「ひより」だが、深く悲しんでいた。自分自身でも判らないが
涙が出てくるのだった。そんなとき、高天原で修行の休息で人間界に戻ってきた雪音がひよりに
声をかける。
最初は雪音の声しか認識できない「ひより」だったが、やがて全てを思い出し雪音を強く
抱きしめるのだった。
その頃夜トはイザナミの追跡に苦戦。黄泉を出ようと恵比寿と退却するものの、恵比寿の
神器を身代わりにしながらの、ジリ賓の戦いだった。
Bパート>>
夜トは恵比寿の「人の世を少しでも良いモノにしたい」という神として純潔な願いに心を
打たれる。
決意した夜トは、恵比寿を先にいかせ自身がしんがり(追っ手を食い止める捨て駒)をかって
出た。ノラ(夜トが使っている神器)の力を攻撃ではなく防御に振り向けて時間稼ぎに徹する
夜トの協力もあり、恵比寿は黄泉との出口へとたどり着く。
だが、イザナミによって全ての出入り口は封鎖されており、追っ手に捕まってしまった。
あきらめかけていたイザナミを夜トが勇気付け、恵比寿は黄泉に風穴をあけることで脱出を
図るのだった。
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【感想】
Aパート>>
前回の後半で夜トのことを忘れかけたひよりですが、ギリギリのところで雪音が接触し夜トの
記憶を取り戻しました。作中で雪音が高天原に修行に出ていた期間が1ヶ月というセリフが
ありました。
ということは「ひより」の記憶は1月も持たないということなんですね。そういうことだと
夜トが毎日のようにひよりに会いに行った事が非常に理解できます。管理人が思っていた
「神が人から忘れられる速度」よりも作中では何倍も速かったようです。
そう言った意味で前回Bパートと今回のAパートでのエピソードを通して、視聴者によって
バラバラだった「記憶の喪失の速度感」が統一され、作者の狙いどおりになったと思います。
Bパート>>
「天」という存在がクローズアップされてきました。どうやら「天」とは「神」を束ねる存在
であり、いままでは恵比寿の代替わりの多さには目をつぶってきたのに今回は恵比寿の討伐を
行なうようです。
「天」「神」「神器」「妖」の関係が微妙に変わってきました。
「天」(の一部)は「神」を「神器を持たぬ神など無力」と見下した思想をもつ。
「神」は一枚岩ではなく「神」(の一部)は「天」と争ったことがある。
「神器」は神に仕えるものだが、代替わりした「幼い神」の親代わりにもなる。
「妖」は無秩序にあばられだけでは無く、「神」によって使役されえると飼いならすことが
可能であり、その場合は「神」の力にもなる。
まとめると、神が妖(あやかし)を使役できるようになると、神は今よりも力を増す。力を
増すと「天」は統率が取れなくなるので困る。その為、「天」は妖の使役に半ば成功した恵比寿を
討伐することにした。
こんなストーリーでしょうか。それぞれの立場があってなかなか面白い展開になってきました。
ノラガミもあと3話なのでこの関係がどう変わっていくのか、とても気になります!
総括>>
なんとか誤操作で消してしまった幻の10話の再レビューが終わりました。一度レビューを
書いている経験なのか、あらすじが物凄く簡潔に書くことが出来ました。
物語は最終回に向けて新事実が次々に判明してきました。8話あたりで張られた伏線も丁寧に
回収されてきています。あと3話だと思われますが、楽しみにして行きたいと思います!
最新話に追いつくように、ちょいちょいノラガミのレビューを入れて行こうと思っていますので
よろしければコレを機会に是非見てみて下さい。面白いお話ですよ!
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