こんばんわ緑茶です。昨日、10月の活動レポートにてキャラクターメイキングの
話題を掲載したところ、なんとコピーを持っていた読者様がいらっしゃいました!!
なんでこんなものをとは思いますが、メールで頂いたので実際の緑茶による緑茶流
キャラクターメイクをご紹介したいと思います。
このキャラクターはオリジナル短編小説の主人公です。小説のあらすじは、ある夏休みに
妹が兄に夏休みの宿題になっている読書感想文を手伝って欲しいとお願いします。
兄は手伝ってくれるのですが、兄が読んでいる有名な文学作品を題材に読書感想文を
書いたために幼い妹は理解することが出来ず、トンデモ感想文が出来上がった。
そんなお話です。⇒その妹のキャラメイクです。
-以下 キャラクターメイク-
私は何もない白い空間に今まさに生を受けた。創造主たる神様(緑茶様)の創造により
無から生み出されたのだ。
名前は・・・あれ?神様!私名前がありません!天に向かって大きな声で訴える。まるで
えさを求めるひな鳥のようだ。暫くの後、四角い箱が天から降ってきた。
リボンがかけてあり、マジックで上面に「名前」と書かれている。私は直ぐに自分の名前
が記されているものだと気がつき、喜んで箱を開ける。中身は紙が1枚。
「鈴木 ハル」
私の名前はハル!そうハルだった。年齢は…あれ?そもそも性別は?神様!基本的な
スペックがありません。また私は天に向かって声を荒げる。
また箱が落ちてくる。
「15歳 女 公立山野上中学 家族、父、母、兄」
おお、情報の多さに声が漏れる。その瞬間に私はセーラー服をまとい、一般的な女学生に
なった。声も少し高くなり先ほどまでの中性的な声ではなくなった。
やったあ!女子中学生だ!でも15歳って事は中3かー。神様ー私の進路ってどうします
かー。とにかく決めて貰わないと何も出来ない私。
そして箱…
「公立山の西小学校卒、公立山野上中学在籍、公立山ノ下高校進学予定、1浪の末、山の奥
短期大学進学予定」
い、一浪確定…、神様。希望がないので未来の設定は結構です。人柄みたいな設定を
お願いします!
箱。
「友人少数。近所ではいい子で評判。中学2年春まで無遅刻無欠席(寝坊で断念)。
乗り物に酔いやすい。犬派。最近まで1000円弱という表現は1000円以上だと
勘違いしていた(正確には1000円未満を指す)」
ちょっと…私主人公ですよね?平凡すぎじゃないすか神様!小説の主人公らしい魅力的な
設定とかありませんかー。私は少し泣きそうになりながら天に訴える。
長所と描かれた箱が降ってきた。
「長所・声がかわいい。視力が両目とも2.0。年齢の割にはスタイルが良い。八重歯」
おお!すごい前向きだ!声もなんかチョットかわいくなった!しかも背景真っ白だけど
よく見える!八重歯もかわいいかも!喜々とした私だが、とあることに気が付いてしまう。
か、神様。この作品は小説ですよね。声とか、視力とか、スタイルとか八重歯とか
読者に伝わりますでしょうか・・・。もっと小説的なプロフィール的な設定が欲しいです。
「容姿普通 成績残念 身長156cm 体重50kg」
容姿普通…いや、成績残念って何?おばかってこと?なにか適当すぎませんか!神様!
前編はここまでです。
・・・どんどん適当な設定を追加されていくハルの結末は、月曜日の後編で明らかに・・・
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