2016年6月2日木曜日

ふらいんぐうぃっち(一部レビュー)

 青森県に横浜から引っ越してきた15歳の少女。彼女の名前は木幡真琴。実は魔女であります。
 魔女といっても火の玉を飛ばしたり、呪術をかけて住民に危害を加えたりする類ではなく
 魔法は極力使わない穏健派ののんびりとした少女です。この少女の新天地での日常を描く作品
 です。
 
 原作は別冊少年マガジンに連載中の漫画です。↓
  http://www.shonenmagazine.com/bmaga/flyingwitch

 TVアニメ版公式サイトは↓
 http://www.flyingwitch.jp/

--- 5行で読む この回のあらすじ ---

 ・木幡真琴は15歳にない、魔女のしきたりにたがって家を出て親戚の倉本家に居候となる。
 
 ・木幡真琴には姉がいて、姉は魔法の才能に優れていて世界を旅している。
 
 ・一方、真琴はまだまだ修行中で、普段もあまり魔法は使わない。
 
 ・ほうきで空を飛ぶことはできる。しかし、魔女であることが一目でバレてしまうので最近は
  自重している。
 
 ・一応、魔女であることは秘密にしなければならないが、バレてもとくにペナルティーがある
  訳でもないため、結構な数の関係者に魔女であることがバレている。
 
--- レビュー ---
 
 1話読み切り型の脚本です。全体的にのんびり穏やかな作風で、ストーリーに大きな山場の
 ようなものはく、魔女モノですが、田舎の女子高生の日常モノといった感じです。
 
 一応、1話目で真琴が引っ越してきて、徐々に登場人物も増えていき、それぞれの人物関係も
 描かれているのですが、7話現在でもあまり重要ではなく、どの話からみても分かりやすい
 1話完結型になっています。
 
 しかし、それぞれの話は特色が強くあり、第2話では突然「春の精霊」のようなモノが現れて
 騒動を起こしてみたり、4話では真琴の姉の魔法で半分猫姿にされた女性が現れたりする
 ファンタジー色のつよい脚本もあります。
 
 逆に5話目はなどは、真琴の飼い猫(魔女の宅急便でいうところのジジ)の散歩にひたすら
 ついていくだけという超日常系の脚本もあったります。
 
 ただ、どの話も深刻な状況になることはなく、1話で綺麗に(一部それでいいのかと思われる
 話数もありますが笑)まとまって終わります。
 
 そのため、少し落ち着いてアニメをボンヤリ見たいときなど、息抜きに見るにはとても向いて
 いる作品です。
 
  
--- 総括 ---
 
 どうも、魔法少女モノで「ふらいんぐういっち」というタイトルを聞くと、他作品の魔女アニメ
 「ウィッチクラフトワークス」のエンディングが曲が再生されてしまいます。
 
 あのエンディングは軽快なサウンドに乗って、魔女たちが拷問され続けるという衝撃的なエン
 ディングで、本編よりもインパクトが強かった思い出があります。
 
 この「ふらいんぐういっち」も「魔女」が「魔法」で大騒ぎするファンタジーかギャグアニメか
 と思っていましたが、魔女成分の非常に希薄な女子高生の日常系アニメでした。
 
 とてもやさしい雰囲気の作風で、「みなみ家」や「ゆるゆり」とは別路線ですので、一度どんな
 アニメか視聴してみては如何でしょうか!  

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