青森県に横浜から引っ越してきた15歳の少女。彼女の名前は木幡真琴。実は魔女であります。
魔女といっても火の玉を飛ばしたり、呪術をかけて住民に危害を加えたりする類ではなく
魔法は極力使わない穏健派ののんびりとした少女です。この少女の新天地での日常を描く作品
です。
原作は別冊少年マガジンに連載中の漫画です。↓
http://www.shonenmagazine.com/bmaga/flyingwitch
TVアニメ版公式サイトは↓
http://www.flyingwitch.jp/
--- 5行で読む この回のあらすじ ---
・木幡真琴は15歳にない、魔女のしきたりにたがって家を出て親戚の倉本家に居候となる。
・木幡真琴には姉がいて、姉は魔法の才能に優れていて世界を旅している。
・一方、真琴はまだまだ修行中で、普段もあまり魔法は使わない。
・ほうきで空を飛ぶことはできる。しかし、魔女であることが一目でバレてしまうので最近は
自重している。
・一応、魔女であることは秘密にしなければならないが、バレてもとくにペナルティーがある
訳でもないため、結構な数の関係者に魔女であることがバレている。
--- レビュー ---
1話読み切り型の脚本です。全体的にのんびり穏やかな作風で、ストーリーに大きな山場の
ようなものはく、魔女モノですが、田舎の女子高生の日常モノといった感じです。
一応、1話目で真琴が引っ越してきて、徐々に登場人物も増えていき、それぞれの人物関係も
描かれているのですが、7話現在でもあまり重要ではなく、どの話からみても分かりやすい
1話完結型になっています。
しかし、それぞれの話は特色が強くあり、第2話では突然「春の精霊」のようなモノが現れて
騒動を起こしてみたり、4話では真琴の姉の魔法で半分猫姿にされた女性が現れたりする
ファンタジー色のつよい脚本もあります。
逆に5話目はなどは、真琴の飼い猫(魔女の宅急便でいうところのジジ)の散歩にひたすら
ついていくだけという超日常系の脚本もあったります。
ただ、どの話も深刻な状況になることはなく、1話で綺麗に(一部それでいいのかと思われる
話数もありますが笑)まとまって終わります。
そのため、少し落ち着いてアニメをボンヤリ見たいときなど、息抜きに見るにはとても向いて
いる作品です。
--- 総括 ---
どうも、魔法少女モノで「ふらいんぐういっち」というタイトルを聞くと、他作品の魔女アニメ
「ウィッチクラフトワークス」のエンディングが曲が再生されてしまいます。
あのエンディングは軽快なサウンドに乗って、魔女たちが拷問され続けるという衝撃的なエン
ディングで、本編よりもインパクトが強かった思い出があります。
この「ふらいんぐういっち」も「魔女」が「魔法」で大騒ぎするファンタジーかギャグアニメか
と思っていましたが、魔女成分の非常に希薄な女子高生の日常系アニメでした。
とてもやさしい雰囲気の作風で、「みなみ家」や「ゆるゆり」とは別路線ですので、一度どんな
アニメか視聴してみては如何でしょうか!
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