2016年6月21日火曜日

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? 第11話 『他人任せで勝てると思った?』

 オンラインゲーム上で結婚した主人公とヒロイン。ところがヒロインはオンラインゲーム内
 と現実世界を区別しない天然系少女だった。オンラインゲームをテーマにした学園ラブ
 コメディです。
 
 原作はWEB小説(のちにコミカライズ)↓
 
 http://dengekibunko.jp/title/netoge/

 公式サイトは↓

 http://netogenoyome.com/


--- 5行(+1)で読む この回のあらすじ ---

 ・攻城戦に勝利するために、サーバ最強の傭兵ギルド「ヴァレンシュタイン」と同盟を結ぶ
  アレイキャッツ(注:主人公らが所属しているギルドがアレイキャッツ)

 ・対人用に特化した装備をまとう彼らと、攻城戦の前に軽い戦略会議を開く。
  
 ・だが「ヴァレンシュタイン」からみると「アレイキャッツ」は対人戦初心者の集団で、
  打ち合わせというよりも、一方的に「ヴァレンシュタイン」側から指示をだされる
  形になってしまう。
 
 ・攻城戦が始まる。今回の目標は一番規模の小さい砦。亜子や奈々子はヴァレンシュタインの
  指示で囮にされ、主人公や茜も戦力とされなかった。しかし、ヴァレンシュタインの活躍
  によって砦は攻略され、殆ど達成感のないまま、アレイキャッツは砦を手に入れた。
 
 ・砦を手に入れた主人公らが、攻城戦の終了を待っていると、突然ヴァレンシュタインから
  同盟を破棄され、裏切ったヴァレンシュタインによって亜子を除き全員殺されてしまう。
  そして、砦はヴァレンシュタインのモノになった。
 
 ・他人任せにしたことを悔いたアレイキャッツのメンバーは、各々対人戦用の訓練や装備を
  整える。そして、主人公は「自分のできることはすべてやる」と自分の強化だけではなく
  いままで交流のあったギルドにも協力をもとめ、最後の攻城戦に挑むのであった。
                              
--- レビュー ---
 
  ついに次回最終回ということで、最後の盛り上がりとして攻城戦メインの展開となりまし
  た。
 
  ヴァレンシュタインに協力を求め、いわゆる対人ガチ勢にお世話になるのですが、この
  エピソードも結構ネトゲあるあるになっています。
 
  普段対人戦をしていないプレーヤーと対人戦メインのプレーヤーがパーティー(PT)を
  組むとどうしても対人戦メインのプレーヤーからの一方的な指示を仰ぐ形になってしまい
  普段対人戦をしていないプレーヤーからすると、「偉そうで感じ悪い」となってしまう
  ネトゲあるあるです。
 
  今回の「ヴァレンシュタイン」のバッツの描写も「裏切り」という分かりやすいラスボス
  的な描写はありましたが、随所でみせる表情は悪人ではなく、対人ガチ勢であるバッツが
  あまりにも攻城戦が楽勝だったので、悪ふざけをしたという程度の表情で描写されていま
  す。
  脚本的には次回の最終回に向けて「ヴァレンシュタイン」をラスボスにした、山場を作る
  エピソードになっていて、ラブコメ要素よりも最終回への布石を沢山盛り込んだ脚本に
  なっていたと思います。
  
  今回の盛り上げを最終回でどう活かすのか、次回の最終回への期待が高まる良い脚本だと
  思いました!
      
--- 総括 ---
 
  この話の次回予告で「次回最終回」と告知され、全13話だと勘違いしていた管理人は
  とても驚きました。
  
  そこからの怒涛の連続レビューによって、なんとか無事に最終回本放送前にレビューが
  追いつくことが出来ました。
  
  本当に、このアニメのファン以外の方、他の作品やDQX関連のレビューを楽しみにされて
  いる方にはご迷惑をおかけしました。(反省)
  
  さて、物語は攻城戦でのリベンジで締めくくりとなるようです。ただ、本作のテーマは
  「ネットとリアルの区別」にあるので、攻城戦のリベンジは恐らくAパートで終わり
  Bパートでリアルでの大団円をもって終わるのではないでしょうか。
  
  綺麗に完結して、2期への期待はない感じになってしまうのか、それとも2期への引きを
  残しつつ一旦の区切り的な最終回となるのか、楽しみにしたいと思います!
 
  できれば2期があるといいですね!
  

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