2016年6月3日金曜日

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? 第6話 『告白したら成功確定だと思った?』

 オンラインゲーム上で結婚した主人公とヒロイン。ところがヒロインはオンラインゲーム内
 と現実世界を区別しない天然系少女だった。オンラインゲームをテーマにした学園ラブ
 コメディです。
 
 原作はWEB小説(のちにコミカライズ)↓
 http://dengekibunko.jp/title/netoge/

 公式サイトは↓
 http://netogenoyome.com/

--- 5行で読む この回のあらすじ ---

 ・亜子のことがリアル(現実)でも好きだと自覚した西村(ルシアン)

 ・リアルとゲームは別であると考える西村は、改めて亜子に現実で交際を申し込もうと考える。
 
 ・しかし時期は夏休み前。期末テストが待っており亜子の成績は最悪。告白どころではなかった。
   
 ・そこでゲーム内にて亜子にネトゲ部(+顧問)総出で勉強会をすることになり、その結果
  亜子は無事に期末テストを切り抜けた。
 
 ・期末テストが終わり、西村は1学期の最終日に亜子と公園へ行き夕暮れの中で「恋人になって
  くれ」と告白する。しかし、亜子はリアルとゲームの区別をつけていないので「すでに夫婦」に
  なっていると認識しているため、「格下げ宣告」ととらえて西村の告白を拒絶する。
  勇気を振り絞った西村の告白は「不成立」になってしまうのだった。
 
 
--- レビュー ---
 
 今回のお話は、「亜子への勉強会」と「亜子への西村のリアル(現実)での告白」の2つの
 テーマがうまく融合して1つのストーリーになっていました。
 
 本作の根本的なテーマである、「ネットゲームと現実の区別」についても西村(ルシアン)の
 「ネットと現実は別モノ」という考え方と、亜子の「ネットも現実の一部(同一)」という
 考え方が正面からすれ違う形になっていて脚本が凄く良い出来でした。
 
 また、劇中で女子高生の読む雑誌を「リアルオフライン、職業女子高生用まとめ攻略Wiki」と
 例えるセリフ。秀逸です。「リアルとネットを区別しない」亜子に必要性を説明するうえで、この
 セリフを超えるセリフないでしょう。
 
 そして後半。
 
 夕暮れの公園で亜子に告白する西村のシーン。表情の作画も芝居もシリアスでラブコメらしい
 シーンなのですが、このシーンに入る前にギャグ(マスターとシュバインのアドバイスが適当)
 があるので、シーンの落差をうまく使った緊張感のある構成になっていました。
 
 さらに、亜子が「嫌です」と告白を断ったところでエンディングに突入し、視聴者に「ここで
 来週へ引きか!」と思わせておきながらの、まさかのエンディング後のCパートで亜子が
 断った理由をあっさり描いて「告白不成立!」というギャグでオチをつける遊び心のある
 演出もちょっとした工夫ですが、とても面白く感じました。
  
  
--- 総括 ---
 
 次回は、ついに夏休み!そして合宿!というわけで、アニメお約束の水着回もしくはお風呂回と
 なるのでしょうか。
 
 すでに、亜子に関しては全裸まで描かれているので、男性視聴者へのサービス回として機能
 するのか…。おそらくは、マスターや茜、引率の猫姫さんのファンヘ向けたサービス回と
 なるのでしょう。
 
 マスターの説明では、基本的にアウトドアな合宿を行うようなのでネットゲームのシーンが
 少なくなることが予想され、相対的に増えたリアルのシーンを使って、今回の話で不成立に
 終わった西村の亜子への告白のリベンジもあるかも知れませんね!たのしみです!
 
 
--- 編集後記 ---
 
 「re ゼロから始める異世界生活」とこの「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」のレビュー
 が多いと感じている読者の方。正解です。
 
 実は、この2作、レギュラーレビュー対象なのですが実際の放映話数にレビューがかなり遅れて
 いてます。そのため、放映話数に追いつくべく掲載頻度を上げています。
 
 といいましても、さすがに1週間に3話は詰め込み過ぎなので、明日はDQX関連の記事を予定
 しています。週明け月曜日は毎月(6日)の活動レポートの日なので、ここからは数日、別の
 話題で記事をちゃんと掲載していきますので、アニメレビュー目的以外の読者の方、明日から
 はご安心ください(汗)
 
 では、明日もまた、よろしければ本サイトの閲覧よろしくお願いします!
  

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